JP2551512Y2 - ジャーポット - Google Patents

ジャーポット

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JP2551512Y2
JP2551512Y2 JP5622291U JP5622291U JP2551512Y2 JP 2551512 Y2 JP2551512 Y2 JP 2551512Y2 JP 5622291 U JP5622291 U JP 5622291U JP 5622291 U JP5622291 U JP 5622291U JP 2551512 Y2 JP2551512 Y2 JP 2551512Y2
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JP
Japan
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time
timer
hot water
auxiliary heating
heating device
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JP5622291U
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JPH059422U (ja
Inventor
浩司 山内
敏夫 長坂
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容器中の湯を加熱し沸
騰させる主加熱装置と、この湯を所定の温度で保温する
補助加熱装置を有するジャーポットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のジャーポットにおいては、沸騰動
作から保温動作へ移行し、保温動作に入ると安全タイマ
ーが24時間の時間をカウント開始して、この間に例え
ば再沸騰動作などが行なわれると、安全タイマーはクリ
アされ、沸騰動作完了後再び保温動作に移行して再び安
全タイマーがリセットされ、そのまま保温動作が24時
間経過したとき、ヒータへの通電を停止させるものであ
った(例えば実公平3−928号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ジャー
ポットの湯を使用する頻度が少なかったり、保温したま
ま外出して24時間以上経過してから出湯する場合など
は、すでに通電は停止し湯温は低くなっており即座に湯
が得られないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題点を
解消するためになされたもので、補助加熱装置により湯
温を所定の温度に保温する保温状態の時間を計測する第
1のタイマー装置と、補助加熱装置のON時間を計測す
る第2のタイマー装置と、このON時間を記憶する記憶
装置と、第2のタイマー装置の測定時間と前記記憶装置
の記憶時間を比較し所定の時間以上の変化があった場合
に、前記第1のタイマー装置のタイマー時間をクリアす
る比較判定装置とを有し、第1のタイマー装置の時間が
クリアされることなく所定の時間を超えたとき保温状態
を停止し補助加熱装置への通電を停止する機能を設け
た。
【0005】
【作用】上記構成により、保温状態が安定しているとき
は補助加熱装置のON時間は一定のリズムを刻むが、例
えば出湯操作や蓋を開けるなどの人の操作があると、容
器内の湯温が下がり、補助加熱装置のON時間が長くな
って、保温状態の安定しているときのリズムに変化を生
じ、比較判定装置は、第1のタイマー装置のタイマー時
間をクリアする。すなわち、人の操作が加わったことを
比較判定装置は判定する。人の操作がなく保温時の補助
加熱装置のON時間のリズムが一定で、しかも第1のタ
イマー装置が保温状態を停止する時間を例えば48時間
とした場合、人の操作が全くなく48時間連続して保温
状態が継続したとき、自動的に保温状態を停止するの
で、湯の使用頻度の少ない家庭などには更に便利なもの
となる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図2を用い
て説明する。
【0007】図1において、1は制御装置、2は前記制
御装置1に接続された第1のタイマー装置、3はヒータ
装置で、主加熱装置3a、補助加熱装置3bで構成され
ている。4は補助加熱装置3bのON時間を計測する第
2のタイマー装置、5は記憶装置で、保温時の補助加熱
装置3bの以前に計測したON時間を記憶する。6は比
較判定装置で、第2のタイマー装置4と記憶装置5の両
者の内容を比較し、本実施例の場合記憶装置5による以
前のタイマー時間が、第2のタイマー装置4の時間より
も1.5倍以上変化した場合、出力するようにプログラ
ムされている。なお、制御装置1、第1のタイマー装置
2、第2のタイマー装置4、記憶装置5、比較判定装置
6はマイコン7内のプログラムにより構成されている。
8は容器内の湯温を検知する湯温検知装置、9は湯沸か
し状態、保温状態などを表示する表示装置である。
【0008】以上の構成からなる本実施例の作用を説明
する。
【0009】ジャーポットの容器内に水を入れて電源を
供給すると、制御装置1により主加熱装置3aへ通電し
湯沸かしを開始する。やがて湯が沸騰しはじめると、1
気圧の常圧状態での水の沸点が100℃であるため、容
器内の湯温の上昇が急激に減少する。湯温検知装置8に
より湯温を検知して湯温の上昇が所定の値よりも減少し
たとき、制御装置1は湯が沸騰していると判断し湯沸か
し状態から保温状態に切り替わる。
【0010】湯沸かし状態から保温状態に切り替わる際
に、制御装置1は第1のタイマー装置2のタイマー計測
を開始させる。また、第1のタイマー装置2のタイマー
時間が本実施例の場合6時間経過したとき保温状態が安
定したと見なし、補助加熱装置3bがONするとカウン
トを開始し、補助加熱装置3bがOFFするとカウント
を停止し、補助加熱装置3bのON時間として確定する
第2のタイマー装置4を動作させる。このタイマーカウ
ントは補助加熱装置3bがONするたびに繰り返し行な
われる。また第2のタイマー装置4のカウント開始から
の内容は記憶装置5に記憶され、この記憶内容と順次カ
ウントされる内容とは随時比較判定装置6により比較さ
れ、補助加熱装置3bのON時間が1.5倍以上変化し
た場合は第1のタイマー装置2をクリアする。このON
時間が1.5倍以上変化する場合とは、ジャーポットの
蓋を開けたり、出湯操作で湯を出湯させたとき、容器内
の上部空間に外気が侵入し湯温が僅かに下がり、補助加
熱装置3bの通電率が上がるためである。また1.5倍
という値は、前記出湯操作を検知できるよう実験的に定
めた値であり、ジャーポットの構造、補助加熱装置3b
の電力によって異なった値になる。なお、第1のタイマ
ー装置2は再度湯沸かしなど保温状態以外のモードにな
った場合もクリアされる。
【0011】保温状態が継続され、タイマー装置2のタ
イマー測定値が所定の時間になった場合は、保温状態を
停止しヒータ装置3への通電を停止する。本実施例の場
合、前記所定時間を48時間とした。つまり、保温状態
になって48時間の間に人の操作が全くない場合、電源
が入っていても保温状態を停止することになる。
【0012】第2のタイマー装置4の計測は、補助加熱
装置3bのON時間測定を、ONから次のONまたはO
FFから次のOFFの1サイクル時間を測定することに
換えることもできる。
【0013】なお、図示しないが水位検出手段を設けて
空焚き防止策を採用していることは言うまでもない。
【0014】
【考案の効果】以上本考案によれば、ジャーポットの湯
が保温状態にあるとき、記憶装置に補助加熱装置のON
時間のリズムを記憶させ、人の操作が加わればそのリズ
ムが変化することから比較判定装置によりタイマーをク
リアし、また人の操作が全くなくタイマーカウントが4
8時間経過したら、自動的に補助加熱装置への通電を停
止するようにしたので、湯の使用頻度の少ない家庭など
で保温のまま24時間以上外出したりして、24時間経
過後に出湯操作しても望みの湯が得られるので便利であ
り、しかも安心感を与えるジャーポットを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すジャーポットの制御内
容のブロック図である。
【図2】同じく温度特性図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 第1のタイマー装置 3 ヒータ装置 3a 主加熱装置 3b 補助加熱装置 4 第2のタイマー装置 5 記憶装置 6 比較判定装置 7 マイコン 8 湯温検知装置 9 表示装置

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の水を加熱し沸騰させる主加熱装
    置(3a)と、この湯を所定の温度で保温する補助加熱装置
    (3b)とを有するジャーポットにおいて、前記補助加熱装
    置(3b)により湯を所定の温度に保温する保温状態の時間
    を計測する第1のタイマー装置(2)と、補助加熱装置(3
    b)のON時間を計測する第2のタイマー装置(4)と、こ
    のON時間を記憶する記憶装置(5)と、第2のタイマー
    装置(4)の計測時間と記憶装置(5)の記憶時間を比較し所
    定の時間以上の変化があった場合に、前記第1のタイマ
    ー装置(2)のタイマー時間をクリアする比較判定装置(6)
    とを有し、第1のタイマー装置(2)のタイマー時間が所
    定の時間を超えたとき、保温状態を停止する機能を有す
    ることを特徴とするジャーポット。
  2. 【請求項2】 第2のタイマー装置(4)は、補助加熱装
    置(3b)がONしてから次にONする時間、またはOFF
    してから次にOFFする時間の1サイクルの時間を計測
    することを特徴とする請求項1記載のジャーポット。
  3. 【請求項3】 第1のタイマー装置(2)に設定される所
    定時間が48時間であることを特徴とする請求項1記載
    のジャーポット。
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JPH059422U JPH059422U (ja) 1993-02-09
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