JP2551296Y2 - プレス機用製品重量計測装置 - Google Patents

プレス機用製品重量計測装置

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JP2551296Y2
JP2551296Y2 JP1991065497U JP6549791U JP2551296Y2 JP 2551296 Y2 JP2551296 Y2 JP 2551296Y2 JP 1991065497 U JP1991065497 U JP 1991065497U JP 6549791 U JP6549791 U JP 6549791U JP 2551296 Y2 JP2551296 Y2 JP 2551296Y2
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研二 平石
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプレス機用製品重量計測
装置に関し、特に鍛造プレス機から排出された鍛造製品
を自動計量(重量)し、この計量値を基に稼動中のプレ
ス機のダイハイトを自動調整できるようにした鍛造製品
重量自動計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に連続鍛造プレスの型打において
は、その作業開始から終了までの間に型打条件(素材の
打始め温度,金型温度,プレスフレームおよびダイホル
ダの温度上昇による伸び,金型の摩耗,金型潤滑剤の塗
布状態等)の変動による製品底厚,製品重量の変化が生
じるため、必要に応じてダイハイトの調整を行ってい
る。通常ダイハイトの調整はプレス機のスライドのスト
ロークや下死点の調整で行われ、従来からこの目的のス
ライド調整装置は種々提案されている(例えば実公昭5
9−25598号公報,実公昭62−4355号公報
等)。前記スライド調整装置を動作させる場合、型打さ
れた製品の重量あるいは製品厚みからスライド調整量を
演算するのが普通であるが、従来はプレス機から取り出
された製品を作業者が定期的にサンプリングし、秤にて
直接重量測定するか、または製品厚みをノギスやゲージ
等を使って測定し、その都度必要スライド調整量を算出
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のダイハ
イト調整においては、一定時間または個数ごとに製品を
検査する、いわゆるサンプリング方式であるため、不良
品の発生率が高く、サンプリングの頻度を高くすると稼
動効率が低下する不具合があった。
【0004】本考案は上述した従来の問題を解決するた
めになされたものであり、型打された製品の重量計測を
プレス機からの製品搬出途中で行い、この製品重量の検
出信号から当該プレス機の最適ダイハイト量の算出,ダ
イハイト調整をプレス機の動作中に自動かつ連続的に、
つまりオンラインにて行い、これによって製品の精度お
よび信頼性の向上を図り、かつ生産性の向上を図り得る
プレス機用製品重量計測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るプレス機用
製品重量計測装置は、プレス機本体の製品排出側に配置
されかつ複数本の隔置された搬送体を備えて装置入側の
基端部を支点に装置出側の先端部が上下動作するコンベ
ヤと、該コンベヤの中途部に設置されかつ前記複数本の
搬送体の間隙に挿入されるくし歯状の製品受台をもつ計
量機と、前記コンベヤの先端部に配置されたコンベヤ
下動駆動装置と、前記計量機の製品受台に隣接して製品
搬送方向先方に固定配置されかつ前記複数本の搬送体の
間隙に挿入されるくし歯状の製品ストッパとを有し、
記製品ストッパの前記計量機に対する隣接位置は、製品
が前記計量機の製品受台から製品搬送方向先方側の下方
へ転落するのを阻止する位置に定められており、前記製
品受台および前記製品ストッパの高さはそれぞれ、前記
コンベヤの搬送面の最下降位置よりも高く最上昇位置よ
りも低く設定されており、前記コンベヤ上に排出された
製品が該コンベヤの下降動作で前記計量機に担持され該
コンベヤの上昇動作で前記製品ストッパから外れて該コ
ンベヤにより搬出されるようにしたものである。
【0006】
【実施例】次に本考案を実施例について図面を参照して
説明する。図1は本考案の実施例によるプレス機用製品
重量計測装置の正面図であり、図2は図1の上面図であ
る。プレス機の製品排出側に隣接して製品搬送シュート
2が設けられ、該シュート2の下端近傍から後工程ライ
ンへの製品送出部まで大略水平にのびたチェインコンベ
ヤ3が設置されている。チェインコンベヤ3は、搬送シ
ュート2の下端(先方)近傍の基端側スプロケット9と
前記製品送出部近傍の先端側スプロケット10とチェイ
ンタイトナ11の中間スプロケットとの間に複数本のコ
ンベヤチェイン12がコンベヤ巾方向に平行に隔置して
無端状に掛け渡されて構成され、これらの基端側スプロ
ケット9,先端側スプロケット10および前記中間スプ
ロケットがコンベヤ3の側部を囲包するコンベヤフレー
ム13に軸支されている。後述の如く前記基端側スプロ
ケット9の下方位置でコンベヤフレーム13は、傾動用
支点ピン4によって基台15に枢着され該支点ピン4を
支点としてコンベヤ先端側が上下動し得るようになって
いる。前記製品送出部側のコンベヤフレーム13に取り
付けられたチェイン回動駆動用モータ5とコンベヤ3の
先端側スプロケット10の軸端が駆動チェインまたは駆
動ベルト14を介して連結され、これによって搬送体と
なるコンベヤチェイン12が一方向に回動し、該チェイ
ン上の製品が先端側スプロケット10の先方の製品送出
部21から後工程ラインへ搬送される。
【0007】図1および図4に示すようにチェインコン
ベヤ3の先端側において基台15とコンベヤフレーム1
3との間にコンベヤ上下駆動用ダブルシリンダ6が枢着
されている。このダブルシリンダ6は2体の片ロッドシ
リンダの各シリンダ端部を結合した形式のものであり、
該ダブルシリンダ6の作動によりコンベヤ3がコンベヤ
フレーム13に取り付けられたチェイン駆動用モータ5
と一体で基端側のスプロケット9の近傍のコンベヤフレ
ーム支点ピン4を支点にして上下動する。チェインコン
ベヤ3の長手方向中途位置で基台15上に制振装置16
を介して計量機7が設置されている。計量機7の上蓋を
構成する製品受台1は複数本のコンベヤチェインどおし
の間隔に対応した製品搬送方向に長いくし歯状の梁材で
構成され、これらの梁材がコンベヤチェインどおしの隙
間に互い違いに挿入されている。製品受台1の上面は、
コンベヤ3の搬送面が通常搬送位置にあるときはコンベ
ヤチェインの上側回動部の位置より若干下方にくるよう
な高さ位置となっており、コンベヤ3が最下降状態とな
ったときはコンベヤチェインの上側回動部は製品受台1
よりも下方へ下げられるようになっている。また図1お
よび図2に示されるように計量機7の製品受台1に隣接
して製品搬送方向の先方には基台15から突出したくし
歯状のストッパ8が同様にチェインどおしの隙間に互い
違いに挿入されている。製品ストッパ8は製品受台1上
の製品20のオーバランを阻止するように製品受台1よ
りも若干高く位置している。コンベヤ3は、最上昇位置
ではコンベヤチェインの上側回動部は該チェイン上の製
品が製品受台1および前記ストッパ8と接触しないよう
に該受台1および製品ストッパ8の位置より大きく上方
へ上がる構造となっている。その後引き続いてコンベヤ
3がチェイン駆動用モータ5により搬送駆動されること
により、製品は次工程へと搬出される。コンベヤフレー
ム13の上下動作の際の、あるいはコンベヤ3から製品
受台1への製品の移載時のコンベヤチェイン12の振れ
やゆるみ等はチェインタイトナ11によって吸収される
構造となっている。また製品受台1への製品の移載時の
計量機7にかかる衝撃、振動は計量機7を支持する制振
装置16により緩和される。なお本考案は上述の実施例
のようにコンベヤ3が一端を支点に他端が起伏動作する
形態のものに限定されず、前記コンベヤ全体がコンベヤ
フレーム13とともに平行に上下動作するように構成し
たものでもよい。さらに鍛造製品は熱間鍛造製品の他に
冷間鍛造製品もあり、その搬送体としては上述のチェイ
ン以外にゴム製Vベルトや金属製ベルトでもよい。
【0008】図5は本考案に係るプレス機用製品重量計
測装置を用いたダイハイト自動調整の動作フローを示し
た図である。このフロー図を参照して本実施例によるダ
イハイトの調整動作を説明すれば、まずプレス機で型打
された製品20は搬送シュート2からチェインコンベヤ
3上に移載されて計量機7の製品受台1上まで運ばれ
る。このとき製品20はストッパ8によってオーバラン
が防止される。さらに、コンベヤ3に設置された製品検
出器(図示せず)で製品20が検知され、その信号を受
けてダブルシリンダ6の1個のシリンダが作動され、コ
ンベヤ3が下降して製品20が製品受台1に直接載り、
該受台1を介して計量機7にて1個もしくは複数個の製
品重量が一度に計測される。計測値は制御装置のメモリ
に逐時蓄積される。計測後はダブルシリンダ6の上下2
個のシリンダが作動され、コンベヤ3が上昇し、コンベ
ヤチェイン12の製品搬送部(上側回動部)がストッパ
8よりも高くなり、該チェイン12上の製品20は計量
機7の製品受台1および製品ストッパ8から外れてコン
ベヤ3によって後工程ラインへ送り出される。プレス機
から連続して排出されてくる製品は上述のようにしてチ
ェインコンベヤ3の搬送途中で順次重量計測され、n個
の製品の平均重量値mが算出され、許容範囲を越えたと
きダイハイト調整量dh=(M−m)×Cが制御装置内
の演算部で算出され、ダイハイトの自動調整がなされ
る。ただしMは製品基準重量,Cは製品による定数であ
る。ダイハイト調整装置にはダイハイト寸法検出器、例
えばエンコーダが取り付けられており、これによって調
整後のダイハイトが検出されてフィードバック制御がな
される。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、製
品の搬出途中で全部の製品を逐次自動計測することがで
き、作業者の勘に頼る必要なしにシーケンサ等で必要ダ
イハイト調整量を算出してダイハイト調整を行うことに
より、製品の精度向上が図れる。型打された製品は製品
ストッパによって計量機の受台から一部分がオーバハン
グすることがなく、確実に計量機の受台上に載置される
ので、正確な重量測定ができる。このようなオンライン
での重量計測によりプレス機側に必要調整量をフィード
バック制御できるため、型打条件の変化に応じた調整が
タイムリーに行い得、また抜取検査でなく常時重量管理
が可能なため製品の不良品発生率が大巾に低減できる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるプレス機用製品重量計測
装置の正面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1のA−A線に沿った側部断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図5】本考案に係るプレス機用製品重量計測装置を用
いた場合のダイハイト自動調整の動作フローを示した図
である。
【符号の説明】
1 製品受台 2 製品搬送シュート 3 チェインコンベヤ 4 傾動用支点ピン 6 コンベヤ上下駆動用ダブルシリンダ 7 計量機 8 製品ストッパ 9 基端側スプロケット 10 先端側スプロケット 13 コンベヤフレーム 15 基台 20 製品

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機本体の製品排出側に配置されかつ
    複数本の隔置された搬送体を備えて装置入側の基端部を
    支点に装置出側の先端部が上下動作するコンベヤと、該
    コンベヤの中途部に設置されかつ前記複数本の搬送体の
    間隙に挿入されるくし歯状の製品受台をもつ計量機と、
    前記コンベヤの先端部に配置されたコンベヤ上下動駆動
    装置と、前記計量機の製品受台に隣接して製品搬送方向
    先方に固定配置されかつ前記複数本の搬送体の間隙に挿
    入されるくし歯状の製品ストッパとを有し、前記製品ス
    トッパの前記計量機に対する隣接位置は、製品が前記計
    量機の製品受台から製品搬送方向先方側の下方へ転落す
    るのを阻止する位置に定められており、前記製品受台お
    よび前記製品ストッパの高さはそれぞれ、前記コンベヤ
    の搬送面の最下降位置よりも高く最上昇位置よりも低く
    設定されていることを特徴とするプレス機用製品重量計
    測装置。
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