JP2001082910A - 瓦の歪測定装置 - Google Patents

瓦の歪測定装置

Info

Publication number
JP2001082910A
JP2001082910A JP25838399A JP25838399A JP2001082910A JP 2001082910 A JP2001082910 A JP 2001082910A JP 25838399 A JP25838399 A JP 25838399A JP 25838399 A JP25838399 A JP 25838399A JP 2001082910 A JP2001082910 A JP 2001082910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
collar
roof
measuring
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25838399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3470263B2 (ja
Inventor
Katsuharu Suzuki
鈴木勝晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSERA MACHINE KENKYUSHO KK
Original Assignee
KOSERA MACHINE KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOSERA MACHINE KENKYUSHO KK filed Critical KOSERA MACHINE KENKYUSHO KK
Priority to JP25838399A priority Critical patent/JP3470263B2/ja
Publication of JP2001082910A publication Critical patent/JP2001082910A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3470263B2 publication Critical patent/JP3470263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置では、少なくとも2個のセンサを
必要とし、センサを含む電気制御回路が複雑化するほ
か、測定装置がコスト高になる点にある。 【解決手段】 瓦Wの裏面を支持するコンベア12が設
けられ、コンベア12に瓦の測定位置Aが設定されると
ともに、瓦Wをコンベア12から持ち上げる昇降手段2
0と瓦Wの位置決め手段が瓦の測定位置Aに備えられ、
該コンベア12の進行方向に瓦の測定位置Aへの進入を
検出するセンサ18を備えた瓦の歪測定装置10におい
て、瓦の測定位置Aの上方に昇降自在の測定ユニット8
8が設けられ、瓦Wの衿E側表面の両端付近に向けて一
対の測定子が測定ユニット88に設けられ、一方の測定
子を基準用の固定端子90とし、他方の測定子を変位セ
ンサ92とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、粘土瓦等の製造
工程において瓦の歪を迅速かつ正確に測定する瓦の歪測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、J形やS形瓦の場合では屋根
葺き時に瓦の桟側下端が衿側表面に当接するから、桟側
下端に対応する衿側表面の平行度を考慮する必要があ
る。そこで、従来の瓦の歪測定装置として、例えば特開
昭63−42412号公報に示されたものが知られてい
る。
【0003】この装置は、瓦の桟側を支持するコンベア
と衿側を支持するコンベアとを平行に、同方向、同速度
に走行自在に配置し、瓦の衿側表面の両端付近上方の2
個所に光学式の変位センサを設け、前記両コンベア間の
進行方向に瓦の測定位置への進入を検出するスイッチを
設けたものである。
【0004】この種の装置によれば、製造ラインにおい
て連続的に製造される瓦に対して、実際に瓦を屋根に葺
いたときに当接する部位の歪みを直接測定できるように
しているから、桟側下端に当接する部位つまり衿側表面
の平行度を測定することのできる有利性がある。
【0005】しかしながら、この種の装置においては、
測定する瓦の衿側表面の頭側と尻側の両端付近を夫々測
定するため、衿側表面の両端付近の上方に変位センサ1
個毎設ける必要があった。
【0006】そのために、変位センサを含む電気制御回
路が複雑化するほか、測定装置のコストを押し上げる原
因となっていた。
【0007】また、測定装置の製造時に電気制御回路の
配線作業やプログラム等の設定作業が煩雑になるととも
に、装置の保守管理の面でも煩雑な作業を回避すること
ができなかった。
【0008】また、瓦の桟側を支持するコンベアは、瓦
の桟側下端に亘って支持する構造であるため、瓦の桟側
下端が直線状となっている必要があった。例えば、瓦の
桟側下端に成形時の僅かなバリなどが発生していると、
基準になるべき桟側下端がコンベアに対して傾斜するこ
とになり、瓦の歪みが無く実質的に良品であっても、僅
かなバリのために不良品と判断する測定結果が生じるお
それがあった。
【0009】その上、瓦を搬送させつつ瓦の歪を測定す
るため、搬送時の振動やコンベアの撓みなどの影響を受
けると、測定時における瓦の姿勢が不安定となり、安定
した瓦の歪測定を行うことができないおそれがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、瓦の歪を測定するために、従来の装置で
は、少なくとも2個の変位センサを必要とし、変位セン
サを含む電気制御回路が複雑化するほか、測定装置のコ
スト高になる点にある。
【0011】また、桟側下端に対する衿側表面の平行度
を測定する装置にあっては、コンベアが桟側下端に亘っ
て当接するので、桟側下端が直線状に形成されているこ
とが必要であり、桟側下端に僅かなバリが生じている
と、正確な歪の測定ができないおそれがある点などであ
る。
【0012】この発明の目的は、実際に瓦を屋根に葺い
たときに当接する部位の歪みを直接かつ正確に測定する
とともに、歪を測定するための変位センサを1個とした
安価な瓦の歪測定装置の提供にある。
【0013】
【問題を解決するための手段および作用効果】上記の目
的を達成するため、請求項1記載の瓦の歪測定装置は、
瓦の裏面を支持するコンベアが設けられ、コンベアに瓦
の測定位置が設定されるとともに、瓦の昇降手段と瓦の
位置決め手段が瓦の測定位置に設けられ、かつ該コンベ
アに瓦の測定位置への搬入状況を検出するセンサが備え
られた瓦の歪測定装置において、一対の測定子を備えた
昇降自在な測定ユニットが瓦の測定位置の上方に設けら
れるとともに、一方の測定子を基準用の固定端子とし、
他方の測定子を変位センサとし、前記した測定ユニット
の一対の測定子が瓦の搬送方向に一致するように所定の
間隔を保って衿側表面に向けて配設されたことを特徴と
するものである。
【0014】また、請求項2記載の瓦の歪測定装置は、
請求項1記載の瓦の歪測定装置において、瓦の衿側裏面
の1個所と桟側下端における2個所との3点支持により
瓦をコンベア上で昇降させる昇降手段と、瓦の頭尻方向
の位置決めおよび桟衿方向の位置決めをする位置決め手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0015】請求項1記載の発明は、上記のとおりであ
るから、瓦は頭側をコンベアの後方側に向けてコンベア
により瓦の裏面が支持された状態で搬送されるが、瓦の
測定位置にほぼ達するとセンサにより瓦の進入が感知さ
れる。
【0016】次に、センサの感知により瓦の搬送が一旦
停止されるとともに、昇降手段が作動して瓦をコンベア
から上昇させる。昇降手段により瓦が上昇して測定ユニ
ットの一対の測定子に接近するが、瓦の衿側表面の一方
は基準用の固定端子に、他方は変位センサに接近する。
【0017】そして、瓦の上昇により固定端子が瓦の衿
側表面に当接するが、瓦がさらに上昇することにより、
測定ユニットも上昇する。このとき、測定ユニットの自
重が上昇する瓦に作用することにより瓦が測定ユニット
に押圧される状態となるため、瓦は妄動しない。
【0018】そして、瓦の上昇が停止され、固定端子が
瓦の衿側表面の一方に当接して状態で変位センサが衿側
表面の他方の高さを測定する。なお、この測定に先立っ
て予め測定位置に設けられた瓦の位置決め手段により測
定される瓦は測定に備えて正規の位置に位置決めされ
る。
【0019】このとき、瓦の衿側表面の歪を測定するに
際して、桟側下端における2箇所を歪測定の基準とする
ため、昇降手段は瓦の桟側下端が所定の姿勢となるよう
に瓦を上昇させる。
【0020】また、桟側下端に対する衿側表面の平行度
を固定端子と変位センサとの関係から把握するため、変
位センサに対する固定端子の位置は予め設定されてい
る。
【0021】したがって、固定端子が衿側表面の一方に
当接している状態で、変位センサにより瓦の衿側表面の
他方の高さを測定すると、瓦の桟側下端に対応する衿側
表面の平行度が求められる。
【0022】瓦の歪が測定された後、昇降手段により瓦
が降下され、コンベア上に復帰される。コンベア上に復
帰された瓦は一端停止されたコンベアが再び駆動される
ことにより、次工程へ搬送されるが、搬送後に歪が許容
範囲外にある瓦は製造ラインから取り除かれる。
【0023】請求項1記載の発明によれば、コンベアに
より搬送される瓦をコンベアの瓦の測定位置において、
瓦は昇降手段により持ち上げられるが、測定ユニットの
固定端子を瓦の衿側表面の一方に当接した状態とした
後、変位センサが衿側表面の他方を測定するので、1個
の変位センサのみにより瓦の桟側下端と桟側下端に対応
する衿側表面の平行度を測定することができる。
【0024】したがって、変位センサを含む電気制御回
路が簡略化され、測定装置のコストを低減できるほか、
測定装置の製造時に電気制御回路の配線作業やプログラ
ム等の設定作業が容易になるとともに、装置の操作・保
守管理の面でも煩雑な作業を回避することができる。
【0025】なお、測定ユニットが昇降自在であるか
ら、昇降手段により持ち上げられた瓦は自重により下方
に向かう測定ユニットにより押圧されるので、瓦を妄動
させることなく安定して歪の測定を実施できる。
【0026】また請求項2記載の発明は、上記のとおり
であるから、瓦の歪を測定する際、昇降手段は瓦の衿側
裏面の1個所と桟側下端における2個所との3点を支持
するので、瓦の姿勢が安定し、瓦が上下方向に妄動する
ことがない。
【0027】また、同時に位置決め手段により瓦の頭尻
方向および桟衿方向について位置決めができるので、瓦
が頭尻方向および桟衿方向に妄動することがない。
【0028】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と共通の作用効果を奏するほか、瓦の衿側裏面
の1個所と桟側下端における2個所との3点支持により
瓦をコンベアから持ち上げる昇降手段と、瓦の頭尻方向
および桟衿方向を位置決めする位置決め手段により、測
定時における瓦の姿勢をより確実に規制することができ
るので、瓦の歪の測定をより確実に正確に実施できる。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態に係る図面
を参照して説明する。図1はこの発明の実施の形態に係
る瓦の歪測定装置の正面図、図2は同装置の側面図(説
明の便宜上、瓦Wの谷V付近の測定子を図示せず)であ
り、図3は同装置の要部を示す平面図、図4は瓦の測定
時における同装置の要部正面図、図5は瓦の測定時にお
ける同装置の要部側面図(説明の便宜上、瓦Wの谷V付
近の測定子を図示せず)、図6は測定ユニットの要部斜
視図、図7および図8はJ形瓦における歪の測定の説明
図である。
【0030】一対のベルト14を備えたコンベア12が
裏面をベルト14に向け瓦Wを水平状態で搬送すること
ができるように設置されている。この実施の形態におけ
るコンベア12のベルト14は丸ベルトが採用されてお
り、一方のベルト14が瓦Wの山Mの裏面に当接し、他
方のベルト14が衿側付近の裏面に当接するようにベル
ト14の高さが異なっているものである(図1を参
照)。
【0031】そして、瓦Wが当接するベルト14の下面
に断面略V字状のベルト受承体16が備えられ、瓦Wの
搬送時にベルト14が上下や幅方向へ妄動しないように
図られている。
【0032】コンベア12の略中央よりやや前方寄り
に、瓦Wの測定位置Aが設定されている。瓦Wの測定位
置Aには搬送されてくる瓦Wの進入の有無を感知するた
めの光学式のセンサ18が設けられている。この実施の
形態ではセンサ18はコンベア12の傍らからコンベア
12の搬送面に向けて設けられている(図1、図3、図
4を参照)。
【0033】瓦Wの測定位置Aの下方には、瓦Wをコン
ベア12のベルト14上から持ち上げたり、持ち上げら
れた瓦Wをベルト14上に降ろしたりするための昇降手
段20が設けられている。この実施の形態における昇降
手段20は、コンベア12の測定位置Aからコンベア1
4の始端寄りにかけて延設された揺動杆22と、揺動杆
22の後端上に設けられた昇降台24から構成されてい
る。
【0034】揺動杆22はコンベア12の始端寄りに設
けられた支点軸26を介して上下に揺動自在に設けられ
ており、揺動杆22の揺動により昇降台24が昇降でき
るように図られている。
【0035】また、揺動杆22の略中央付近の下面に、
ローラ用支持体28が下方に向けて設けられ、ローラ用
支持体28の下端に転動自在のカムローラ30が装着さ
れている。
【0036】一方、コンベア12の下方に減速機32を
備えた駆動モータ34が設けられ、減速機32の回転軸
36に偏芯カム38が取り付けられている。そして、こ
の偏芯カム38の外周に揺動杆22のカムローラ30が
当接するように、偏芯カム38とカムローラ30が配設
されている(図2、図5を参照)。したがって、駆動モ
ータ34の作動により偏芯カム38が回転されると、偏
芯カム38の回転に伴いカムローラ30が偏芯カム38
に倣い、揺動杆22が上下方向に揺動される。
【0037】揺動杆22に設けられた昇降台24には、
瓦Wの裏面に当接して瓦を3点支持するための3個の支
持体40、42、44が設けられている(図4、図5を
参照)。これらの3個の支持体40、42、44は瓦W
の桟側下端Kを2個所で支持する桟側支持体40、42
と、瓦Wの衿側付近の裏面の1個所を支持する衿側支持
体44から構成されている。
【0038】桟側支持体40、42は、コンベア12上
における瓦Wの桟側下端Kの位置に対応するように昇降
台24に設けられている。
【0039】この実施の形態では、瓦Wをより正確かつ
点接触の状態で支持するために桟側支持体40、42は
2個の支持ローラ46を組み合わせたものが採用されて
いるが、この支持ローラ46の転動方向は搬送方向と平
行である。支持ローラ46が搬送方向と平行である理由
は、桟側下端Kは衿側表面の歪を測定する場合の基準と
するから、支持ローラ46と支持ローラ46との2点で
桟側下端Kを点接触の状態で支持することにより、基準
としての桟側下端Kの位置を確保するためである。
【0040】他方、瓦Wの衿側裏面を支持する衿側支持
体44は、コンベア12の一対のベルト14、14の間
であって衿側のベルト14付近に位置するように昇降台
24に取り付けられている。そして、衿側支持体44に
も支持ローラ48が採用されているが、衿側支持体44
の支持ローラ48は搬送方向に対して直角方向に向けら
れている(図3、図4を参照)。
【0041】この衿側支持体44の支持ローラ48が搬
送方向と直角方向となっている理由は、桟側支持体4
0、42の支持ローラ48により桟側下端Kが2点で支
持され、残る衿側の1点を無理のない状態で支持するた
めである。つまり、瓦Wの衿側の裏面は知られるように
一般的に衿側から谷にかけて断面が緩やかな円弧を描い
ているから、この円弧方向に対応させることにより、点
接触の状態で接触させ、瓦Wを確実に支持できるように
図られている。
【0042】したがって、これらの各支持体40、4
2、44の支持ローラ46、46、48により瓦Wを無
理のない自然な状態で3点支持することができる。な
お、この実施の形態においては昇降手段20の昇降のた
めに偏芯カム38を採用したが、例えば、クランク機構
や流体圧シリンダに置き換えてもよい。
【0043】次に、瓦の位置決め手段について説明す
る。瓦の位置決め手段は、衿側表面の歪を測定するに備
えて予め瓦の姿勢を制御することを目的とするもので、
瓦の頭尻方向の位置決めおよび桟衿方向の位置決めをす
るものである。瓦の頭尻方向の位置決めおよび桟衿方向
の位置決めをする瓦の位置決め手段は頭尻位置決め手段
と桟衿位置決め手段とから構成されているものと便宜上
説明する。
【0044】まず、頭尻位置決め手段を説明すると、昇
降台24の前方側に垂直部と垂直部に対して内側に向け
られた水平部とからなる制動片50が固定されている
(図2、図5を参照)。瓦Wがコンベア12の測定位置
Aに達して揺動杆22が上方へ傾斜したとき、瓦Wの頭
Hが制動片50に当接し、測定位置Aに瓦Wを停止させ
るためである。
【0045】一方、瓦Wの尻Bを押圧する押圧ローラ5
4を備えた尻側可動片52が昇降台24の後方寄りの揺
動杆22に備えられているが、瓦Wの尻Bに対応する位
置となっている。尻側可動片52は側面から見て略く字
状であって、尻側回動軸56を介して前後方向に回動自
在に設けられている。
【0046】そして、尻側可動片52の一端には押圧ロ
ーラ54が設けられ、他端は一定の範囲で昇降自在な尻
側連結杆58の一端に軸着されている。尻側連結杆58
は尻側連結杆58に装着された付勢手段60により下降
する方向に付勢されているほか、尻側案内手段62によ
り支持されている(図2を参照)。
【0047】このことから、揺動杆22が上方へ傾斜す
ると、尻側連結杆58が尻側可動片52の他端を下方に
向けて降下させることになり、尻側可動片52の一端の
押圧ロ−ラ54は瓦Wの尻B側に向け、尻側回動軸56
を支軸として回動することにより瓦Wの尻B側に接近
し、押圧ローラ54が瓦Wの尻Bに押圧し、頭Hに当接
する制動片50とともに支持体40、42、44上の瓦
Wの前後位置が位置決めされる(図5を参照)。
【0048】次に、桟衿位置決め手段について説明す
る。瓦Wの桟Sの2個所を押圧する2個の押圧ローラ6
6を備えた桟側可動片64が昇降台24に備えられてい
るが、瓦Wの桟Sに対応する位置となっている。桟側可
動片64は略L字状であって、桟側回動軸68を介して
瓦Wの幅方向に回動自在に設けられている。
【0049】また、桟側可動片64の一端は瓦Wの桟S
に沿うように張設されており、桟側可動片64の一端に
は一定の間隔を隔てて押圧ローラ66が2個設けられ、
瓦Wの桟Sの2個所を押圧することができるように図ら
れている。
【0050】一方、桟側可動片64の他端には一定の範
囲で昇降自在な桟側連結杆70の一端に軸着されている
(図4を参照)。桟側連結杆70は尻側連結杆58と同
様に、桟側連結杆70に装着された付勢手段72により
下降する方向に付勢されているほか、桟側案内手段74
により支持されている(図1を参照)。
【0051】瓦Wの衿Eを押圧する押圧ローラ78を備
えた衿側可動片76が昇降台24に備えられているが、
瓦Wの衿Eに対応する位置となっている。衿側可動片7
6は正面から見て左右対称な略L字状であって、衿側回
動軸80を介して瓦Wの幅方向に回動自在に設けられて
いる(図4を参照)。衿側可動片76の一端には押圧ロ
ーラ78が1個設けられ、瓦Wの衿Eのほぼ中心部を押
圧することができるように図られている。
【0052】一方、衿側可動片76の他端には一定の範
囲で昇降自在な衿側連結杆82の一端に軸着されてい
る。衿側連結杆82は尻側連結杆58および桟側連結杆
70と同様に、衿側連結杆82に装着された付勢手段8
4により下降する方向に付勢されているほか、衿側案内
手段86により支持されている(図1を参照)。
【0053】このことから、揺動杆22が上方へ傾斜す
ると、桟側連結杆70が桟側可動片64の他端を下方に
向けて降下させることになり、桟側可動片64の押圧ロ
−ラ66寄りの一端は桟側回動軸68を支軸として瓦W
の桟S側に向けて回動することにより、瓦Wの桟Sに接
近し、2個の押圧ローラ66が瓦Wの桟Sを押圧する。
【0054】他方、衿側連結杆82は衿側可動片76の
他端を下方に向けて降下することになり、衿側可動片7
6の押圧ロ−ラ78寄りの一端は衿側回動軸80を支軸
として瓦Wの衿E側に向けて回動することにより、瓦W
の衿Eに接近し、押圧ローラ78が瓦Wを押圧する。
【0055】このように、桟側可動片64の2個の押圧
ローラ66と衿側可動片76の押圧ローラ78により、
瓦Wの桟Sと衿Eがそれぞれ押圧され、瓦Wが3点支持
された状態で瓦Wの幅方向の位置が位置決めされ、位置
決めされた瓦Wの位置が規制される(図4を参照)。
【0056】したがって、瓦Wの桟衿方向の位置は昇降
台24に備えられた桟衿位置決め手段により確実に規制
され、また、昇降手段20に対して瓦Wの位置が変化し
ないほか、桟衿位置決め手段が昇降手段20に設けられ
ていることから、桟衿位置決め手段により瓦Wの位置を
位置決めしても桟衿位置決め手段に対する瓦Wの変位は
小さく、瓦Wが損傷することがない。
【0057】また、桟衿位置決め手段は3個の押圧ロー
ラ66、66、78を介して瓦Wの位置決めを行うの
で、桟衿方向の瓦Wの位置決めと測定後の瓦Wの姿勢の
規制を円滑に行うことができる。
【0058】なお、この実施の形態においては、位置決
め手段を昇降手段20に設けたが、昇降手段20に位置
決め手段を設けることに制限されるものではない。前記
したように歪の測定に備えて予め瓦Wの姿勢を制御する
ものであるから、昇降手段20と組み合わせすることな
く、測定位置Aであってコンベア12の傍らに独立に設
けてもよい。
【0059】次に、瓦Wの歪みを測定するための測定ユ
ニット88、測定子である固定端子90および変位セン
サ92、94、96について説明する。測定ユニット8
8は、後述する固定端子90と変位センサ92、94、
96を支持するものであり、瓦の測定位置Aの上方にお
いて昇降自在に設けられている。
【0060】この実施の形態における測定ユニット88
は、コンベア12の始端寄りの上方に支持されたユニッ
ト用揺動軸98、ユニット用揺動軸98に軸着され、か
つ瓦の測定位置Aまで延設されたユニット枠体100、
ユニット枠体100に設けられた測定子支持体102と
から構成されている(図2、図6を参照)。
【0061】したがって、瓦の測定位置Aにおいて、先
に説明した昇降手段20により瓦Wが持ち上げられる
と、持ち上げられる瓦Wが後述する固定端子90と変位
センサ92、94、96に当接しつつ測定ユニット88
を持ち上げるが、具体的にはユニット用揺動軸98を支
軸として、ユニット枠体100が上方に向けて傾斜さ
れ、測定子支持体102が上昇する。
【0062】なお、図示を省略したが、測定ユニット8
8が一定の高さより下降しないように、ストッパが設け
られている。
【0063】また、この実施の形態においては、ユニッ
ト枠体100をユニット枠体用揺動軸98からコンベア
12の始端側に向けて延長させ、延長端にバランスウエ
イト108が設けられている。バランスウエイト108
は、持ち上げられた瓦Wが測定ユニット88に当接しつ
つ測定ユニット88を持ち上げる際に、瓦Wに対する測
定ユニット88の荷重が必要以上の荷重とならないため
である。測定ユニット88から必要以上の荷重が瓦Wに
働くと瓦Wの姿勢が不安定になるからである。
【0064】この実施の形態では、バランスウエイト1
08がユニット枠体100に対して前後方向に摺動可能
となっており、バランスウエイト108をユニット枠体
100に対して適した位置に固定することができる。バ
ランスウエイト108の位置を調整することにより、瓦
Wに対する測定ユニット88の荷重を好ましい荷重に調
整することができ、測定時における瓦Wの妄動を確実に
図ることができる。
【0065】なお、バランスウエイト108を固定する
位置を設定しておき、重量の異なるバランスウエイト1
08を多数用意しておき、必要に応じて交換してもよ
い。
【0066】測定ユニット88の測定子支持体102に
は測定子である固定端子90と変位センサ92、94、
96が設けられており、この実施の形態においては、瓦
Wの表面において衿E付近と谷V付近の2個所について
瓦Wの歪が測定することができるように配設されてい
る。
【0067】4個の測定子の内、瓦Wの衿E付近の頭側
に対応するように設けられた測定子は、測定子支持体1
02に固定された基準用の固定端子90である(図4〜
図6を参照)。固定端子90は棒状であって、単に測定
子支持体102に固定されているもので、瓦Wの衿E付
近の頭寄りの高さを実際に測定するものではない。
【0068】一方、残りの3個の測定子は、接触した瓦
Wの表面の高さを測定する公知の変位センサ92、9
4、96であり、各変位センサ92、94、96の先端
は上下にする可動端106が備えられている(図6を参
照)。変位センサ92、94、96の可動端106は、
所定の範囲内で上下に移動するほか、変位センサ92、
94、96に設けられた発条体(図示せず)の付勢力に
より、常態において最下端に位置するように設けられて
いる。
【0069】そして、変位センサ92、94、96の
内、衿E付近の尻寄りに対応するように設けられた変位
センサ92は、先に説明した固定端子90との組み合わ
せにより、衿E付近の歪を測定することができるように
設けられている。すなわち、固定端子90の先端からの
延長水平線上から、可動端106の可動距離の半分に相
当する距離だけ変位センサ92の可動端106が下方に
向けて突出するように設けられている(図8を参照)。
【0070】この実施の形態においては衿付近と谷Vの
2個所を測定する構成としたが、衿付近の1箇所のみと
してもよく、また必要に応じて瓦の山M(桟峠)を測定
してもよい。したがって、変位センサをこの実施の形態
では、後記するよう3個の例を挙げたが、発明の目的に
記載したように少なくとも1個の変位センサにより衿側
表面のみの歪を測定することにより、この発明は目的を
達成できるものであることを明らかにする。また、測定
ユニット88を2個とし、互いに独立して昇降するよう
に設ければ、谷V付近の測定子を構成を、衿E付近の測
定子の構成と同様にすることができる。
【0071】なお、この実施の形態において変位センサ
92、94、96を接触式としたが、光学式など非接触
式の変位センサとしてもよい。
【0072】次にこの実施の形態に係る歪測定装置10
の作用を説明する。コンベア12の前方の別のコンベア
(図示せず)から、表面を上方に向けた瓦Wが水平状態
で搬送される。このとき、瓦Wの頭Hをコンベア12の
後方とし尻Bを前方とする。
【0073】搬送される瓦Wがコンベア12の測定位置
Aに達すると、瓦Wが測定位置Aに達したことを感知す
るセンサ18が反応する。センサ18からの信号に基づ
いて昇降手段20が上昇する。具体的には、センサ18
からの信号を受けた駆動モータ34が作動され、偏芯カ
ム38が回転するが、カムローラ30が偏芯カム38に
倣うため、揺動杆22は支点軸26を支軸とし上方へ傾
斜するように回動する。
【0074】そして、揺動杆22の前端には昇降台24
が取り付けられているので揺動杆22の回動に伴い、昇
降台24が上昇する。
【0075】コンベア12の測定位置に達した瓦Wは、
昇降台24の上昇とともに、まず瓦Wの頭Hが頭尻位置
決め手段により規制される。具体的には昇降台24に設
けられた制動片50が、昇降台24の上昇とともに瓦W
の頭Hに当接され、瓦Wの搬送は停止される。そして、
昇降台24がさらに上昇するため、瓦Wが支持体40、
42、44により3点支持される。
【0076】具体的には、昇降台24に設けられた桟側
支持体40、42により瓦Wの桟側下端Kが2個所で支
持され、衿側支持体44により瓦Wの衿側付近の裏面の
1個所が支持される。
【0077】次に、瓦Wの姿勢が昇降手段20に設けら
れた位置決め手段により規制される。具体的には昇降台
24に設けられた頭尻位置決め手段および桟衿位置決め
手段により行われる。揺動杆22が上方へ傾斜すると、
尻側連結杆58が尻側可動片52の他端を下方に向けて
降下することになり、尻側可動片52の一端は瓦Wの尻
Bに接近し、押圧ローラ54が瓦Wの尻Bに押圧し、頭
Hに当接する制動片50とともに支持体40、42、4
4上の瓦Wの前後位置が位置決めされる(図5を参
照)。
【0078】また、昇降台24の上昇により、瓦Wの前
後方向の位置決めとほぼ同時に、桟側連結杆70が桟側
可動片64の他端に向けて降下することになり、桟側可
動片64の一端は瓦Wの桟Sに接近し、2個の押圧ロー
ラ66が瓦Wの桟Sを押圧する。他方、衿側連結杆82
は衿側可動片76の他端を下方に向けて降下することに
なり、衿側可動片76の一端は瓦Wの衿Eに接近し、押
圧ローラ78が瓦Wの衿Eを押圧する。
【0079】このように、桟側可動片64の2個の押圧
ローラ66と衿側可動片76の2個の押圧ローラ78に
より、瓦Wの桟Sと衿Eがそれぞれ押圧され、瓦Wが3
点支持された状態で瓦Wの幅方向の位置が位置決めさ
れ、位置決めされた瓦Wの位置が規制される(図4を参
照)。
【0080】したがって、瓦Wが3点支持された後の昇
降台24の上昇に伴い、瓦Wの頭尻方向と桟衿方向の位
置決めが完了する。なお、この実施の形態では瓦Wの位
置決めを測定位置Aの昇降手段20に設けられた瓦の位
置決め手段により、瓦Wの上昇時に行うようにしたが、
昇降手段20と別に独立して測定位置Aに設け、歪測定
に先立ち瓦Wの上昇前に位置決めすることやコンベア1
2上で位置決めすることも予定されている。
【0081】そして、昇降台24はさらに上昇し、瓦W
はさらに持ち上げられるので、測定子に瓦Wが当接す
る。このとき、衿付近について歪がない瓦Wの場合で
は、固定端子90より下方に突出している可動端106
を有する変位センサ92に先に接触する。瓦Wは引き続
き上昇するので測定ユニット88の自重の一部が変位セ
ンサ92の可動端106に作用し、可動端106は変位
センサ92に対して上昇し、一方、固定端子90に瓦W
の表面が当接する。
【0082】固定端子90が瓦Wの表面に当接すること
により、測定ユニット88はユニット用揺動軸98と固
定端子90により支えられつつ、ユニット用揺動軸98
を介して測定ユニット88が上昇する。そしてこの状態
を維持し、昇降台24が最大に上昇した時点で変位セン
サ92が測定個所の高さを測定する。
【0083】なお、谷V付近に設けられた変位センサ9
4、96は、衿E付近の変位センサ92と同様に瓦Wに
当接し、昇降台24が最大に上昇した時点で測定する。
【0084】このとき、昇降台24の上昇により、各案
内手段62、74、86に対して各連結杆58、70、
82は下降するが、各連結杆58、70、82に設けら
れた付勢手段60、72、84の弾発力により、各押圧
ローラ54、66、78は瓦Wに対する押圧を維持して
いる。したがって、測定時においても瓦Wの姿勢が完全
に規制された状態にある。
【0085】変位センサ92、94、96により瓦Wの
歪みが測定されると、偏芯カム38の回転に伴い昇降台
24は下降しつつ、位置決め手段による瓦Wの姿勢の規
制が解除される。また、測定ユニット88もストッパに
より規制される位置まで下降される。
【0086】そして、さらなる昇降台24の下降により
瓦Wがコンベア12に復帰するとともに、瓦Wの頭Hが
制動片50から開放され、瓦Wはコンベア12により次
工程へ向けて搬送される。
【0087】なお、瓦Wの衿E付近に歪がある場合は、
図8における線分n’およびn”のように固定端子90
と変位センサ92に対して瓦Wが接触する。
【0088】なお、瓦Wの変位センサ92により瓦Wの
歪みを測定する目的は、測定した瓦Wの歪みによる良否
判別を行うためである。測定時において瓦Wの桟側下端
Kは支持ローラ46により2点で支持されており、2点
を結ぶ線分mを得ることができる。また、衿側に於ける
測定個所の2点を結ぶ線分nを得ることができる
【0089】したがって、支持ローラ46により支持さ
れた2点間を結ぶ線分mを基準とし、測定個所を結ぶ線
分nとの平行度を比較することにより、瓦Wの歪み判別
を判別することができる(図7、図8を参照)。
【0090】そして、予め良否判別となる基準の瓦Wの
測定値を記憶させておき、基準の瓦Wと測定した瓦Wの
衿側の高さの較差により、歪みによる瓦の良否判別を行
うことができる。比較の結果、所定の較差を越えた瓦W
は、瓦Wを葺いたときに相当の隙間が生じるため不良品
として扱うことになる。
【0091】この実施の形態の瓦の歪み測定装置10に
よれば、瓦の測定位置Aの上方に昇降自在の測定ユニッ
ト88が設けられ、瓦Wの衿E側表面の両端付近に向け
て一対の測定子が測定ユニット88に設けられ、一方の
測定子を基準用の固定端子90とし、他方の測定子を変
位センサ92としているから、衿E付近の歪の測定につ
いて、測定ユニット88の固定端子90が瓦Wの衿E付
近の表面の一方に当接した状態とした後、変位センサ9
2が衿E付近表面の他方を測定するので、1個の変位セ
ンサ92のみにより瓦Wの桟側下端と桟下端に対応する
衿E側表面の平行度を測定することができる。
【0092】なお、測定ユニット88を昇降自在とさせ
ているため、測定時に測定ユニット88により持ち上げ
られた瓦Wを押圧する状態となるため、瓦Wが妄動する
ことなく安定した測定が実施できる。
【0093】また、瓦Wの頭尻方向の位置は昇降台24
に備えられた頭尻位置決め手段によって確実に規制さ
れ、また、昇降手段20に対して瓦Wの位置が変化しな
いほか、頭尻位置決め手段が昇降手段20に設けられて
いることから、頭尻位置決め手段により瓦Wの位置を位
置決めしても頭尻位置決め手段に対する瓦Wの変位は小
さく、瓦Wが損傷することがない。
【0094】さらに、瓦Wの桟衿方向の位置は昇降台2
4に備えられた桟衿位置決め手段により確実に規制さ
れ、また、昇降手段20に対して瓦Wの位置が変化しな
いほか、桟衿位置決め手段が昇降手段20に設けられて
いることから、桟衿位置決め手段により瓦Wの位置を位
置決めしても桟衿位置決め手段に対する瓦Wの変位は小
さく、瓦Wが損傷することがない。
【0095】その上、桟衿位置決め手段は3個の押圧ロ
ーラ66、78を介して瓦Wの位置決めを行うので、桟
衿方向の瓦Wの位置決めと測定後の瓦Wの姿勢の規制を
円滑に行うことができる。
【0096】さらに、瓦Wを測定位置Aで一端停止させ
て瓦Wの歪みを測定するが、偏芯カム38の1回転の作
動(約1秒)により、コンベア12からの瓦Wの持ち上
げ、瓦Wの姿勢の位置決めおよび規制、変位センサ92
による測定、コンベア12への瓦Wの復帰を迅速かつほ
ぼ同時に行うことができ、瓦Wを搬送させながら測定す
る装置と処理能力を比較しても遜色がない。
【0097】なお、この実施の形態において、測定する
瓦WをJ形桟瓦としたが、J形桟瓦に替えてS形桟瓦と
しても、S形桟瓦の歪みを測定することができる。ま
た、F形桟瓦においては、F形桟瓦のオーバーラップ
部、アンダーラップ部が夫々J形桟瓦の桟、衿に相当す
るものとすれば、J形桟瓦と同様に歪みを測定すること
ができる。
【0098】また、必要に応じて瓦Wの山Mを押圧し
て、歪の測定時における瓦Wの浮き上がりを確実に防止
するための押圧ローラーを測定ユニット88に設けても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る瓦の歪測定装置の
正面図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】同装置の要部平面図である。
【図4】瓦の測定時における同装置の要部正面図であ
る。
【図5】瓦の測定時における同装置の要部側面図であ
る。
【図6】測定ユニットの要部斜視図である。
【図7】J形瓦における歪の測定の説明図である。
【図8】J形瓦における歪の測定の説明図である。
【符号の説明】
10 瓦の歪測定装置 12 コンベア 14 ベルト 16 ベルト受承体 18 センサ 20 昇降手段 22 揺動杆 24 昇降台 26 支点軸 28 ローラ用支持体 30 カムローラ 32 減速機 34 駆動モータ 36 回転軸 38 偏芯カム 40 支持体(桟側) 42 支持体(桟側) 44 支持体(衿側) 46 支持ローラ(桟側) 48 支持ローラ(衿側) 50 制動片 52 尻側可動片 54 押圧ローラ(尻側) 56 尻側回動軸 58 尻側連結杆 60 付勢手段 62 尻案内手段 64 桟側可動片 66 押圧ローラ(桟側) 68 桟側回動軸 70 桟側連結杆 72 付勢手段 74 桟側案内手段 76 衿側可動片 78 押圧ローラ(衿側) 80 衿側回動軸 82 衿側連結杆 84 付勢手段 86 衿側案内手段 88 測定ユニット 90 固定端子 92 変位センサ(衿、尻) 94 変位センサ(谷、頭) 96 変位センサ(谷、尻) 98 ユニット用揺動軸 100 ユニット枠体 102 測定子支持体 106 可動端 108 バランスウエイト W 瓦 H 頭 B 尻 S 桟 E 衿 V 谷 M 山 K 桟側下端 A 測定位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓦の裏面を支持するコンベアが設けら
    れ、コンベアに瓦の測定位置が設定されるとともに、瓦
    の昇降手段と瓦の位置決め手段が瓦の測定位置に設けら
    れ、かつ該コンベアに瓦の測定位置への進入を検出する
    センサが備えられた瓦の歪測定装置において、 一対の測定子を備えた昇降自在な測定ユニットが瓦の測
    定位置の上方に設けられるとともに、一方の測定子を基
    準用の固定端子とし、他方の測定子を変位センサとし、 前記した測定ユニットの一対の測定子が瓦の搬送方向に
    一致するように所定の間隔を保って衿側表面に向けて配
    設されたことを特徴とする瓦の歪測定装置。
  2. 【請求項2】 瓦の衿側裏面の1個所と桟側下端におけ
    る2個所との3点支持により瓦をコンベア上で昇降させ
    る昇降手段と、瓦の頭尻方向の位置決めおよび桟衿方向
    の位置決めをする位置決め手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の瓦の歪測定装置。
JP25838399A 1999-09-13 1999-09-13 瓦の歪測定装置 Expired - Fee Related JP3470263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25838399A JP3470263B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 瓦の歪測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25838399A JP3470263B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 瓦の歪測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082910A true JP2001082910A (ja) 2001-03-30
JP3470263B2 JP3470263B2 (ja) 2003-11-25

Family

ID=17319491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25838399A Expired - Fee Related JP3470263B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 瓦の歪測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3470263B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102589492A (zh) * 2012-01-16 2012-07-18 华南理工大学 一种大型曲面柔性检测装置
CN105571470A (zh) * 2015-12-30 2016-05-11 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 塔式太阳能热发电定日镜整体型面在线检测装置
CN108871145A (zh) * 2018-05-31 2018-11-23 中国冶集团有限公司 瓦屋面瓦件筛选工具及方法
CN110146047A (zh) * 2019-06-13 2019-08-20 横店集团英洛华电气有限公司 轴圆度检测装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102589492A (zh) * 2012-01-16 2012-07-18 华南理工大学 一种大型曲面柔性检测装置
CN105571470A (zh) * 2015-12-30 2016-05-11 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 塔式太阳能热发电定日镜整体型面在线检测装置
CN108871145A (zh) * 2018-05-31 2018-11-23 中国冶集团有限公司 瓦屋面瓦件筛选工具及方法
CN108871145B (zh) * 2018-05-31 2020-08-14 中国一冶集团有限公司 瓦屋面瓦件筛选工具及方法
CN110146047A (zh) * 2019-06-13 2019-08-20 横店集团英洛华电气有限公司 轴圆度检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3470263B2 (ja) 2003-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9506840B2 (en) Marking device for use with a tire testing machine
CN106829479B (zh) 立式玻璃检测输送台及其检测方法
JP2013061318A (ja) タイヤ搬送装置
JP2010069519A (ja) 枠付き上下鋳型の枠合せ装置
US6837490B2 (en) Paper feeding apparatus
JP2001082910A (ja) 瓦の歪測定装置
JPS5992315A (ja) 卵計量装置
JP2018140635A (ja) タイヤ搬送装置
JP3470261B2 (ja) 瓦の歪測定装置
JP3595978B2 (ja) 瓦の歪測定装置
JPH0233958Y2 (ja)
CN113557487A (zh) 输送车系统
JP5693838B2 (ja) 計量装置
JP2592715Y2 (ja) ガラス板の積み込み装置
JP5614161B2 (ja) 位置決め装置
JP2002214098A (ja) 木材のグレーディングマシン
JP4202530B2 (ja) タイヤのビード幅測定装置
JPH06185930A (ja) ワークの平面幅及び厚みの自動計測装置
JPS6132763Y2 (ja)
JPH0731145Y2 (ja) 移動式計量装置
JPH0429010A (ja) 瓦製品の自動歪み検査方法及びその装置
JP2000131475A (ja) 測定装置
JPH10206268A (ja) 輪軸動釣合測定機
JPH0530041Y2 (ja)
KR100397158B1 (ko) 음극선관용 유리제품의 중량 측정장치

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees