JPH06194214A - 検査秤量装置 - Google Patents

検査秤量装置

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JPH06194214A
JPH06194214A JP5242207A JP24220793A JPH06194214A JP H06194214 A JPH06194214 A JP H06194214A JP 5242207 A JP5242207 A JP 5242207A JP 24220793 A JP24220793 A JP 24220793A JP H06194214 A JPH06194214 A JP H06194214A
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 秤量台の長さとコンベヤチェーンの速度の両
方を減少させながら所望の秤置時間を得ること。 【構成】 円形もしくは楕円形のふちの形状を有する物
品において使用する方法及び装置が開示される。その周
縁部に近接した個所のみにおいて前記ふちに下方側から
当接するようにされた1対の平行なコンベヤ要素を備え
たコンベヤは、1回に1個の物品を、秤量台又は秤装置
を横切って搬送する。秤量台又は秤装置の、コンベヤの
運動方向においての長さは、その秤量台についての所望
の秤置時間を達成するのに必要な最低値に選定されてい
る。秤量台の長さは、秤量すべき物品の直径に基本的に
等しくなるように選定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を秤量するための
垂直に偏位自在な秤量台(皿)又は秤装置を横切って1
回に1個ずつ容器を搬送するコンベヤを使用する形式の
高速秤量装置に関する。より詳細には、本発明は、秤量
台を横切って運動するように容器を搬送する間容器のふ
ち(底端部のふち取り突起footprints)にその下方側か
ら当接するようにした、1対の互に平行なコンベヤ要素
例えば無端チェーンを有するコンベヤを使用する、円形
もしくは楕円形のふちの形状をもった容器の秤量用の秤
量装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】秤量の目的のために検査秤量器に導入さ
れるべき物品が、円形もしくは楕円形のふち形状を備え
た容器である場合の、標準的な工業上の慣行は、端部同
士突合されて接触する状態で容器を上流側の操作部例え
ば充填部から導入し、次にタイミングウォームその他の
スペーサ装置を用いて、全体の装置の作動条件によって
必要とされる所定のコンベヤ搬送速度まで容器を加速
し、各々の秤量動作の間秤量台上に只1個の容器しか存
在しないようにコンベヤの長手方向に容器を適切に相互
から隔てることであった。
【0003】前記の形式の検査秤量装置においては、秤
置時間(settle time)、即ち、ある容器が秤量台上に
完全におかれてから、その秤量台を離れて移送され始め
るまでの時間(秤量台上の帯留時間)、を定めるため
に、次の式を用いることができる。 ピッチ=秤量台の長さ(フィート)+安全余裕 速度=ピッチ×容器の送り速度 秤置時間=(秤量台の長さ−容器の長さ)/(速度) 秤置時間をミリ秒で計算するための容認された近道の略
算法は、 t(ミリ秒)=5000×(wpl−pl)/v であり、ここに t=時間(ミリ秒) 5000=ft/in及びin/msの換算係数 wpl=秤量台の長さ(インチ) pl=容器の長さ(インチ) v=コンベヤ速度(fpm) 使用される秤量機構の形式は、各々の容器を秤量するた
めに供与されるべき所定の最小秤置時間を定め、秤量作
動の結果の精度は、秤置時間の長さがこの最小秤置時間
を超えて増大するにつれて増大する傾向をもつ。
【0004】秤量台の長さは、容器の送り速度、容器の
長さ及びコンベヤ速度を考慮しながら、試行錯誤によっ
て定めている。秤量台の長さは、これらの要因の増大に
伴って増大させる。隣接した容器の前縁の間の所定のピ
ッチ又は距離を得るために秤量台の長さと組合される安
全余裕は、秤量作動の間1個より多くの容器が秤量台上
に存在しないようにするために、コンベヤの通常の速度
範囲に対して2.54cm(1インチ)のオーダとする。
【0005】容器の長さは、容器が秤量台を横切って搬
送される期間中容器に最大の安定を与えるように容器を
構成する要件と、容器の大きさとによって定められる
(前記期間中容器は、秤量作動の際に容器の垂直方向の
運動を妨害する、側面に取付けされたガイドのような他
の手段によって安定化されるべきではない)。容器を最
も良く支持するために、コンベヤ要素のセンタ間の距離
の選択は、簡単な幾何学的構成によって、円形のふちを
もった容器について定め、この容器のふちを表わす円
に、互に直交する2本の直径を引き、次に、コンベヤ要
素のセンタを表わすように直径の両端を結ぶ2本の平行
な弦を引く。これらの引いた弦と平行で且つその内側に
あるふちに下方側から当接するコンベヤ要素の内側縁又
は対向縁によって画定される弦を、前記の秤置時間の式
を解くための容器の長さとして用いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の考察に従って構
成された検査秤量器は、食品処理産業において普通に当
面される容器の送り速度を取扱う上に、長年に亘り適当
であることが確められている。近年において、容器の送
り速度を高くすることのできる検査秤量器の要望は、秤
量台の長さ及びコンベヤ速度を増大させることにより対
処されていた。しかしコンベヤ速度を高めるにつれて、
コンベヤの騒音及び摩耗が増大し、特に高さの大な容器
の場合に、1回の秤量作動の間の容器の安定性が減少す
るなどの問題が増大した。
【0007】本発明の目的は、秤量台の長さとコンベヤ
チェーンの速度との両方を減少させながら、所望の秤置
時間が得られるように、検査秤量器を改良することに存
する。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は、秤量台に対する各々の物
品の有効長さを最小とするように、物品のふちに、その
外周の直ぐ近くのみにおいて下方側から当接するよう
に、コンベヤチェーンのコンベア要素が相互から隔てら
れるよう配設すると共に、該コンベア要素の運動方向に
測定して該物品の長さに基本的に対応する、同方向にお
いての長さを秤量台がもつことを特徴とする。
【0009】この構成により秤量台を超えて搬送される
物品の不安定性を少くするように秤量台の長さを減少さ
せるように、従来の検査秤量器の作動が改善される。こ
のように従来の検査秤量器を変更すると、実用化可能な
秤置時間が実質的に減少すると共に、従来に比べてコン
ベヤ速度が低減される。
【0010】また、本発明による改良された特性は、従
来の検査秤量器について必要とされるものに比べて安全
マージンを実質的に低減させることを可能とし、それに
よって、ある秤置時間に対して対応するコンベア速度が
更に低減される。
【0011】即ち、本発明によれば、秤量台の長さは、
秤量されるべき物品の直径に基本的に対応するように選
定され、好ましい態様によれば、コンベア要素間の中心
間の距離が基本的にふちの形状の直径の値に対応するよ
うに定められる。
【0012】本発明に従って実現されるコンベヤ速度の
低減は、非常に好ましい。他面では、本発明によれば、
任意のコンベヤ速度について、従来の検査秤量台に比べ
て検査秤量器の物品送り速度を大きくできる。
【0013】即ち、本発明の検査秤量装置は、物品の重
量を表わす信号を与えるように垂直に偏位されうる秤量
台と、該物品を秤量するために該秤量台を横切って一時
に1個ずつ該物品を搬送するように該秤量台と当接しつ
つこれを横切って移動するようにされた1対の平行な物
品支持コンベヤ要素を備えた物品コンベヤと、を有し、
円形もしくは楕円形のふちをもった物品を秤量するため
の検査秤量装置であって、該ふちに、その外周に近い個
所のみと下方から当接するように、該コンベヤ要素が相
互から隔てられたことと、該コンベヤ要素の運動方向に
測定して該物品の長さに基本的に対応する、該コンベヤ
要素の運動方向においての長さを該秤量台がもつことと
を特徴とする。
【0014】さらに、本発明の第1の秤量方法は、円形
もしくは楕円形の形状のふちをもった物品を秤量する秤
量方法において、該物品の重量を表わす信号を与えるよ
うに垂直に偏位されうる秤量台を含み、該秤量台上にお
かれた1つの前記物品を秤量するための所要の秤置時間
をもった、物品秤量手段を用意し、該物品を1回に1個
ずつ秤量するために該秤量台を横切って該秤量台に当接
した状態で移動し、該物品の該ふちと下方側から当接す
る、1対のコンベヤ要素を用意し、該ふちとその外周に
近接した個所のみにおいて下方側から当接するように、
該コンベヤ要素を相互から隔て、前記秤置時間を得るの
に必要な値よりも実質的に大きくない、前記コンベヤ要
素の走行方向のある長さを、前記秤量台に付与し、該物
品は、該秤量台の長さよりも約6.35mm(1/4インチ)超
過しない前記コンベヤ要素の運動方向に見て前方の該物
品の側面の間の一様な間隔で該コンベヤ要素上に配さ
れ、前記ふちは、該秤量台を横切る該コンベヤ要素の運
動方向に見たある長さをもち、該秤量台は、前記ある長
さより実質的に大きくない該コンベヤ要素との当接長さ
をもつことを特徴とする。
【0015】さらに本発明の第2の秤量方法は、円形も
しくは楕円形の形状のふちをもった物品を秤量する秤量
方法において、該物品の重量を表わす信号を与えるよう
に垂直に偏位されうる秤量台を含む物品秤量手段を用意
し、該物品を1回に1個ずつ秤量するために該秤量台を
横切って該秤量台と当接した状態で移動し、該物品の該
ふちと下方側から当接する、1対のコンベヤ要素を用意
し、該ふちとその外周に近接した個所のみにおいて下方
側から当接するように、該コンベヤ要素を相互から隔
て、該コンベヤ要素の運動方向においての該コンベヤ要
素の長さに実質的に等しい該運動方向においてのある長
さを該秤量台に付与することを特徴とする。
【0016】次に本発明の好ましい実施例を例示した図
面を参照して説明する。
【0017】
【実施例】最初に図1を参照して、円筒状の容器12を秤
量するようにした検査秤量器10を含む典型的な従来の技
術による検査秤量装置が図示されている。これらの容器
は、製品例えばスープをそれに充填するための充填器16
のような処理部所から一時に1回ずつ送入コンベヤ14に
よって供給される。秤量操作の後に、適正な重量をもつ
とされた容器12は、図示しない下流側の処理部所に、排
出コンベヤ18によって搬送される。図示しない適宜の排
出装置は、不適切な重量をもつとされた容器12をこれら
が下流側の処理部所に供給される前に分類し排出する目
的のために、検査秤量器10の排出口に隣接して通常配さ
れている。
【0018】典型的な検査秤量器10は、圧縮歪みゲージ
型変換器22(トランスジューサ)のような変位測定装置
によって、垂直変位のために支持された秤量パン即ち秤
量台20と、秤量台20を横切って1回に1個ずつ容器12を
搬送するためのコンベヤ機構24とを有し、測定装置はこ
れに応答し、各々の供与された容器12の重量を表わす出
力信号を生成させる。コンベヤ機構24は、いろいろの構
造としうるが、典型的には、図1に示したように、垂直
方向に固定された送入ガイド28、28、秤量台20及び垂直
方向に固定された排出ガイド30、30によって順に摺動自
在に支持された一般に水平のコンベア走行帯を備えた無
端コンベアチェーン26、26の形状の1対の被駆動平行コ
ンベア要素を備えていても良い。別の方法として、コン
ベアは、送入ガイド28、28、秤量台20及び排出ガイド3
0、30にそれぞれ組合された、別々の、コンベヤ入口区
画、秤量区画及び排出区画を備えていても良い。ここ
で、各々の区画のコンベヤチェーンは、同じ速度で整列
され駆動される。
【0019】更に、標準的な慣行に従って、タイミング
ウォーム又は他の適切なスペーサー装置32を、検査秤量
器10の入口端に近接して配置し、供給される容器12に、
端部同士接した状態で作用し、全体の装置の作動条件に
よって要求される所定のコンベア搬送速度まで容器12を
加速させると共に、秤量作動の間秤量台20上に只1つの
容器12が位置されているように、コンベヤチェーン26、
26の長さ方向に容器12を適切に相互から隔てるようにな
っている。
【0020】従来の技術による高速検査秤量装置の典型
的な作動パラメータを説明する目的のために、毎分600
個の標準サイズのふちの直径が7.62cm(3インチ)のス
ープ缶を秤量することが要求される場合において、次の
標準式 ピッチ=秤量台の長さ(ft)+安全余裕(マージン) 速度=ピッチ×容器の送り速度 t(ms)=5000×(wpl−pl)/v を用いてその数値を計算した次表1を最初に参照する。
ピッチの計算に際しては、1インチ(2.54cm)の標準安
全余裕を使用し、また各々の容器12の有効長さplは、
図4に示した標準構成法を用いて、5.715cm(2.25イン
チ)と定めた。図4において、秤量すべき容器12の円形
のふち(当接可能な下方支持面)を表わす、直径が7.62
cm(3インチ)の円38に、互に直交する直径36、36を引
き、次に、直径36、36の先端の間に、2本の互に平行な
弦40、40を引き、これが無端チェーン26、26の中心を表
わす。図4には、直径が7.62cm(3インチ)の缶と共
に、幅が0.95cm(3/8インチ)の無端チェーンを用いた
場合が図示されている。この構成において、無端チェー
ン26、26上にそれぞれの缶が正確に心立てされたと想定
して、缶の有効長さは、5.715cm(2.25インチ)であ
り、ふちに下方から係合する無端チェーン26、26の内側
縁又は対向縁によって画定された弦に対応している。こ
れらの弦又は内側縁は、引いた弦の内側に、これと平行
に位置される。
【0021】
【表1】
【0022】本発明によれば、検査秤量器101は、複数
対の互に平行な無端チェーン26a、26a、26b、26b、
26c、26cを備えた、別々に駆動されるも速度は同一
の、送入区画、秤量区画及び排出区画を備えているよう
に図示されている。チェーン26b、26bの中心間の間隔
は、チェーン26c、26cの中心間の間隔よりも大きく、
チェーン26b、26bの両端は、秤量すべき容器12のふち
に下側から当接するための途切れのない搬送支持面を形
成するように、チェーン26a、26a、26c、26cの近接
端を横切るように連絡している。
【0023】図2、3を参照して、チェーン26b、26b
の上方走行帯の上流側および下流側の先端は、垂直方向
に固定されたガイド42、42、44、44によってそれぞれ支
持され、中心部ないし中間部は、垂直方向に可動のガイ
ド42、42、44、44によって支持されている。ガイド46、
46は、横方向に延在するブラケット48によって互に連結
され、これらのブラケットによって、変換器22に結合さ
れている。ガイド46、46は、その長さ方向の寸法に等し
い長さをもった秤量台20を画定するために用いられる。
好ましくは、1対の平行な側面案内レール50、50は、チ
ェーン26a、26aの長さ方向に延長するように配されて
おり、秤量台20に向って搬送される間容器12を安定させ
るように、固定ガイド42、42の両端の中間において、好
ましくはガイド46、46の上流側の先端の近傍においてそ
の下流側の先端が終端するようになっている。
【0024】次に図5を参照して、チェーン26b、26b
の中心間の間隔は、好ましくは、秤量するべき容器12の
ふちの直径に基本的に対応しているので、これらのチェ
ーン12によって支持された容器の長さplは、前述した
従来の構成法によって慣行的に得られる図4に示したp
l値に比べて実質的に低減される。他面では、チェーン
26a、26a、26c、26cの間の中心間距離は、従来の構
成法に従って得られる通常の距離に可及的に近い値とす
ることが望ましい。直径が7.62cm(3インチ)で幅が0.
95cm(3/8インチ)のコンベヤチェーンを使用した場合
を図5に示す。秤量台20上を通る間チェーン26b、26b
によって容器12を支持するこの支持形態は、安定性の見
地からは明らかに望ましくないが、本発明に従って可能
となる、実質的に低減された秤量台の長さ及びコンベヤ
速度の作動条件の下に、容認可能であることが見出され
た。更に、本発明に従って得られる秤量台の長さの減少
によって、従来の検査秤量法に比べて必要とされる安全
マージンが実質的に減少され、その結果として、検査秤
量器の支えられた1組の行動要求について、必要とされ
るコンベヤ速度が実質的に低減されることも見出され
た。
【0025】本発明によれば、検査秤量器10′に送られ
るコンテナに実質的な加速を与えるために、慣用のタイ
ミングウォームを使用する必要はなくなる。しかし、秤
量作業の間に1個以上の容器が秤量台20上に存在するこ
とを防止すると共に、検査秤量器を通る容器12の送り速
度を最大とするために、容器12間に最適の間隔を保つこ
とがなお望ましい。容器12が端部同士突合された状態で
送入コンベヤ14によって送られるものとして、送入コン
ベヤ14よりも多少早い搬送速度でチェーン26a、26b、
26b、26b、26c、26cを駆動することによって、容器
12の適正な間隔が実現される。別の方法として、容器12
の適正な間隔を与える目的のために、図2に破線で示し
た適宜のタイミング装置54を、送入コンベヤ14の排出端
の近傍に配設しても良い。
【0026】本発明によって得られる利点の評価を容易
にするために、次表2を参照して説明する。この表の各
々の数値は、所要の送り速度は毎分標準サイズのスープ
缶600 個としながら、容器12の有効長さは3.175cm(1.2
5インチ)に、安全余裕は0.635cm(0.25インチ)に、そ
れぞれ減少させた、同様の場合について、表1の作成に
用いたものと同一の標準式を用いて計算したものであ
る。
【0027】
【表2】
【0028】表1、表2をプロットした図6において、
曲線t1、v1は、表1に示した秤置時間の数値及びコン
ベヤ速度をそれぞれ示し、また曲線t2、v2は、表2に
示した秤置時間及びコンベヤ速度をそれぞれ示す。本発
明を実施して得られる検査秤量作動条件の変化の意味
は、図6を参照することによって一層明らかとなろう。
ここで、前述した形式の検査秤量器について現用される
最も高感度の秤量装置においては、40ミリ秒〜45ミリ秒
の秤置時間を最小でも必要とし、また重量の測定精度を
最高にするには、秤置時間を増大させることが常に望ま
しい。毎分600缶の割合で、直径7.62cm(3インチ)の
スープ缶を十分高い精度で製造するのに、従来標準とさ
れた秤置時間65ミリ秒が必要とされるものと、比較のた
めに想定した場合、本発明によれば、10.16cm(4イン
チ)の長さの秤量台20及び64.77m/分(212.5fpm)の
コンベヤ速度が必要とされるのに対し、従来の技術によ
れば、20.32cm(8インチ)より大きな秤量台20の長さ
と、137.16m/分(450fpm)より高いコンベヤ速度が必
要となる。図6には、与えられた所要の秤置時間につい
て、従来の方式によって必要とされた値の半分より少な
い秤量台20の長さ及びコンベヤ速度で足りることが示さ
れている。この一般的なパターンは、秤量しようとする
容器の大きさ及び送り速度の増大と見合っている。
【0029】図7に示した本発明の好ましい実施例によ
れば、使用される秤量台20の長さは、秤量されるべき容
器12の直径にほぼ等しい値、好ましくはこれと等しい値
に減少されることによって、只1つの容器が秤量操作の
間秤量台によって支持されうることを可能とする。隣接
したコンテナの間の摩擦によって惹起されるわずかな秤
量上の不正確さが容認されるならば、秤量台20上を容器
20が端部同士突合せた状態で移動する間に容器20の秤量
を本発明のこの実施例について実現可能な検査秤量作動
条件の下で行いうることが、実験によって示された。し
かし、摩擦によって惹起される秤量上の不正確さを防止
するために、隣接する容器12の間のわずかな間隔又は安
全余裕を設けることが好ましいが、この安全余裕は、表
2について前述した本発明の実施例について述べたより
も実質的に小さくできる。
【0030】前記と同一の式、表1及び2の計算に用い
た容器の送り速度及び容器の大きさについての同一の作
動条件並びに表2の計算に用いたものと同一の作動条件
並びに表2の計算に用いたものと同一の容器12の有効長
さを用いて、しかし、秤量すべき容器12の推定されたふ
ち直径及び0.25cm(0.1インチ)の呼び安全余裕として
計算された、次表3を参照して説明する。
【0031】
【表3】
【0032】表3を参照して、本発明のこの好ましい実
施例によれば、容器12の送り速度及び直径の入力作動要
求が一度確立されれば、秤量台20の長さを含む検査秤量
器の全ての作動パラメータが確立される。表3の数値
は、図6に、t3、v3として示されている。
【0033】表3に示した56ミリ秒という秤置時間は、
表1、2の数値との比較のための参照として用いられた
秤置時間65ミリ秒よりも少ない。この65ミリ秒という数
値は、呼び応答時間40〜45ミリ秒をもつと考えられた秤
装置を用いて従来の検査秤量装置において容認可能な秤
量精度を得る上に必要と考えられていた。しかし、本発
明に従ってコンベヤ速度を減少させた場合、必要とされ
る秤置時間も減少し、その結果として、秤置時間56ミリ
秒は、容認されうる秤量精度を十分に供与することが、
予想に反して見出された。
【0034】ほぼ楕円形のふち形状をもった容器も、本
発明に従って秤量することができる。しかしふちの長軸
又は短軸、好ましくは短軸がコンベヤの走行方向と整列
された状態に保たれるように注意することが必要とな
る。
【0035】
【発明の効果】本発明の構成により、秤量台の長さ及び
コンベヤチェーン速度の両方を減少させながら、所望の
短い秤置時間が得られる。(請求項1、4、5)
【0036】また従来法よりも安全マージンを実質的に
低減させることを可能とし、それによって、ある秤置時
間に対し対応するコンベヤ速度がさらに低減される。
【0037】請求項2の構成(コンベヤ要素の中心間距
離=ふちの直径)によって、秤量台の長さを最小にで
き、対応してコンベヤ速度も実質時に低減できる。
【0038】請求項3の構成(物品の長さに等しいピッ
チで密に移送)によって、一層の秤置時間の短縮が可能
になる。
【0039】よって、本発明により、ふち付き容器の秤
量速度を実質的に増大させることができる。
【0040】本発明に従ってコンベヤ速度が実質的に低
減されることによって、高さの大きな容器の安全度が高
くなること、容器に充填される液体製品の動揺が減少す
ることによって、秤量作業中の容器の安定性が増すこ
と、検査秤量器のコンベヤの機械的騒音及び摩耗が低減
されること、容器の損傷が少く、秤量後の容器の仕分け
が容易になること、従来に比べて高速で容器を秤量しう
ること、などの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上流側の処理操作から受けた容器を秤量するた
めの検査秤量器を示す概略側面図である。
【図2】検査秤量器を示す概略上面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って切断して示す断面図で
ある。
【図4】チェーンセンタの変位を定める従来の方法を示
す説明図である。
【図5】チェーンセンタの変位を定める本発明の方法を
示す説明図である。
【図6】本発明による秤置時間とコンベヤ速度との関係
及び従来の技術による同様の関係を比較して示す線図で
ある。
【図7】図3と同様の断面図であり、本発明の好ましい
構成を示す図である。
【符号の説明】
10′…検査秤量装置 12 …容器 20 …秤量台 26 …無端コンベヤチェーン(物品支持コンベヤ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品の重量を表わす信号を与えるように垂
    直に偏位されうる秤量台と、 該物品を秤量するために該秤量台を横切って一時に1個
    ずつ該物品を搬送するように該秤量台と当接しつつこれ
    を横切って移動するようにされた1対の平行な物品支持
    コンベヤ要素を備えた物品コンベヤと、を有し、 円形もしくは楕円形のふちをもった物品を秤量するため
    の検査秤量装置であって、 該ふちに、その外周に近い個所のみと下方から当接する
    ように、該コンベヤ要素が相互から隔てられたことと、 該コンベヤ要素の運動方向に測定して該物品の長さに基
    本的に対応する、該コンベヤ要素の運動方向においての
    長さを該秤量台がもつこととを特徴とする検査秤量装
    置。
  2. 【請求項2】該コンベヤ要素の間の中心間の距離が基本
    的に該ふちの形状の直径の値に対応するようにした請求
    項第1項に記載の検査秤量装置。
  3. 【請求項3】前記秤量台を横切って搬送される前記物品
    がその長さに基本的に等しいピッチをもつようにした請
    求項第2項記載の検査秤量装置。
  4. 【請求項4】円形もしくは楕円形の形状のふちをもった
    物品を秤量する秤量方法において、 該物品の重量を表わす信号を与えるように垂直に偏位さ
    れうる秤量台を含み、該秤量台上におかれた1つの前記
    物品を秤量するための所要の秤置時間をもった、物品秤
    量手段を用意し、 該物品を1回に1個ずつ秤量するために該秤量台を横切
    って該秤量台に当接した状態で移動し、該物品の該ふち
    と下方側から当接する、1対のコンベヤ要素を用意し、 該ふちとその外周に近接した個所のみにおいて下方側か
    ら当接するように、該コンベヤ要素を相互から隔て、 前記秤置時間を得るのに必要な値よりも実質的に大きく
    ない、前記コンベヤ要素の走行方向のある長さを、前記
    秤量台に付与し、 該物品は、該秤量台の長さよりも約6.35mm(1/4イン
    チ)超過しない前記コンベヤ要素の運動方向に見て前方
    の該物品の側面の間の一様な間隔で該コンベヤ要素上に
    配され、 前記ふちは、該秤量台を横切る該コンベヤ要素の運動方
    向に見たある長さをもち、該秤量台は、前記ある長さよ
    り実質的に大きくない該コンベヤ要素との当接長さをも
    つことを特徴とする秤量方法。
  5. 【請求項5】円形もしくは楕円形の形状のふちをもった
    物品を秤量する秤量方法において、 該物品の重量を表わす信号を与えるように垂直に偏位さ
    れうる秤量台を含む物品秤量手段を用意し、 該物品を1回に1個ずつ秤量するために該秤量台を横切
    って該秤量台と当接した状態で移動し、該物品の該ふち
    と下方側から当接する、1対のコンベヤ要素を用意し、 該ふちとその外周に近接した個所のみにおいて下方側か
    ら当接するように、該コンベヤ要素を相互から隔て、 該コンベヤ要素の運動方向においての該コンベヤ要素の
    長さに実質的に等しい該運動方向においてのある長さを
    該秤量台に付与することを特徴とする秤量方法。
  6. 【請求項6】前記物品は、前記秤量台の長さよりも約0.
    254cm(0.1インチ)超過しない前記コンベヤ要素の運動
    方向に見て前方の該物品の側面の間の一様な間隔で該コ
    ンベヤ要素上に配される請求項第5項記載の秤量方法。
  7. 【請求項7】前記物品は、実質的に端部同士突合された
    関係で前記コンベヤ要素上に配される請求項第6項記載
    の秤量方法。
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