JPH0512421U - プレス機用製品重量計測装置 - Google Patents

プレス機用製品重量計測装置

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JPH0512421U
JPH0512421U JP6549791U JP6549791U JPH0512421U JP H0512421 U JPH0512421 U JP H0512421U JP 6549791 U JP6549791 U JP 6549791U JP 6549791 U JP6549791 U JP 6549791U JP H0512421 U JPH0512421 U JP H0512421U
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stopper
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研二 平石
豊 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プレス機で型打された製品をプレス機から搬出
中に逐時正確かつ迅速に自動計量し、これをもとにダイ
ハイト調整をオンラインで自動的に行い、製品精度の向
上,生産性の向上を図る。 【構成】プレス機の製品搬出部に隣接して配置されかつ
上下動作するように支持された製品搬送用の複数本の隔
置された搬送体を持つコンベヤと、このコンベヤの中途
部に設置されかつ複数本の搬送体の間に挿入されるくし
歯状の製品受台を持つ計量機と、この計量機に隣接して
製品搬出方向先方に配置されかつ複数本の搬送体の間に
挿入されるくし歯状の製品ストッパとを有し、これらの
製品受台および製品ストッパの高さは最上昇時のコンベ
ヤの位置よりも低く設定されており、型打された製品の
搬送中にコンベヤの下降動作でコンベヤ上の製品が計量
機の製品受台上に担持されて重量計測され、コンベヤの
上昇動作で計量機および製品ストッパから外れて次工程
へと搬出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプレス機用製品重量計測装置に関し、特に鍛造プレス機から排出され た鍛造製品を自動計量(重量)し、この計量値を基に稼動中のプレス機のダイハ イトを自動調整できるようにした鍛造製品重量自動計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に連続鍛造プレスの型打においては、その作業開始から終了までの間に型 打条件(素材の打始め温度,金型温度,プレスフレームおよびダイホルダの温度 上昇による伸び,金型の摩耗,金型潤滑剤の塗布状態等)の変動による製品底厚 ,製品重量の変化が生じるため、必要に応じてダイハイトの調整を行っている。 通常ダイハイトの調整はプレス機のスライドのストロークや下死点の調整で行わ れ、従来からこの目的のスライド調整装置は種々提案されている(例えば実公昭 59−25598号公報,実公昭62−4355号公報等)。前記スライド調整 装置を動作させる場合、型打された製品の重量あるいは製品厚みからスライド調 整量を演算するのが普通であるが、従来はプレス機から取り出された製品を作業 者が定期的にサンプリングし、秤にて直接重量測定するか、または製品厚みをノ ギスやゲージ等を使って測定し、その都度必要スライド調整量を算出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のダイハイト調整においては、一定時間または個数ごとに製品を 検査する、いわゆるサンプリング方式であるため、不良品の発生率が高く、サン プリングの頻度を高くすると稼動効率が低下する不具合があった。
【0004】 本考案は上述した従来の問題を解決するためになされたものであり、型打され た製品の重量計測をプレス機からの製品搬出途中で行い、この製品重量の検出信 号から当該プレス機の最適ダイハイト量の算出,ダイハイト調整をプレス機の動 作中に自動かつ連続的に、つまりオンラインにて行い、これによって製品の精度 および信頼性の向上を図り、かつ生産性の向上を図り得るプレス機用製品重量計 測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るプレス機用製品重量計測装置は、プレス機本体の製品排出側に配 置されかつ複数本の隔置された搬送体を備えて上下動作するコンベヤと、該コン ベヤの中途部に設置されかつ前記複数本の搬送体の間隙に挿入されるくし歯状の 製品受台をもつ計量機と、前記コンベヤの上下動駆動装置と、前記計量機の製品 受台に隣接して製品搬送方向先方に配置されかつ前記複数本の搬送体の間隙に挿 入されるくし歯状の製品ストッパとを有し、前記製品受台および前記製品ストッ パの高さはそれぞれ、前記コンベヤの搬送面の最下降位置よりも高く最上昇位置 よりも低く設定されており、前記コンベヤ上に排出された製品が該コンベヤの下 降動作で前記計量機に担持され該コンベヤの上昇動作で前記製品ストッパから外 れて該コンベヤにより搬出されるようにしたものである。
【0006】
【実施例】
次に本考案を実施例について図面を参照して説明する。図1は本考案の実施例 によるプレス機用製品重量計測装置の正面図であり、図2は図1の上面図である 。プレス機の製品排出側に隣接して製品搬送シュート2が設けられ、該シュート 2の下端近傍から後工程ラインへの製品送出部まで大略水平にのびたチェインコ ンベヤ3が設置されている。チェインコンベヤ3は、搬送シュート2の下端(先 方)近傍の基端側スプロケット9と前記製品送出部近傍の先端側スプロケット1 0とチェインタイトナ11の中間スプロケットとの間に複数本のコンベヤチェイ ン12がコンベヤ巾方向に平行に隔置して無端状に掛け渡されて構成され、これ らの基端側スプロケット9,先端側スプロケット10および前記中間スプロケッ トがコンベヤ3の側部を囲包するコンベヤフレーム13に軸支されている。後述 の如く前記基端側スプロケット9の下方位置でコンベヤフレーム13は、傾動用 支点ピン4によって基台15に枢着され該支点ピン4を支点としてコンベヤ先端 側が上下動し得るようになっている。前記製品送出部側のコンベヤフレーム13 に取り付けられたチェイン回動駆動用モータ5とコンベヤ3の先端側スプロケッ ト10の軸端が駆動チェインまたは駆動ベルト14を介して連結され、これによ って搬送体となるコンベヤチェイン12が一方向に回動し、該チェイン上の製品 が先端側スプロケット10の先方の製品送出部21から後工程ラインへ搬送され る。
【0007】 図1および図4に示すようにチェインコンベヤ3の先端側において基台15と コンベヤフレーム13との間にコンベヤ上下駆動用ダブルシリンダ6が枢着され ている。このダブルシリンダ6は2体の片ロッドシリンダの各シリンダ端部を結 合した形式のものであり、該ダブルシリンダ6の作動によりコンベヤ3がコンベ ヤフレーム13に取り付けられたチェイン駆動用モータ5と一体で基端側のスプ ロケット9の近傍のコンベヤフレーム支点ピン4を支点にして上下動する。チェ インコンベヤ3の長手方向中途位置で基台15上に制振装置16を介して計量機 7が設置されている。計量機7の上蓋を構成する製品受台1は複数本のコンベヤ チェインどおしの間隔に対応した製品搬送方向に長いくし歯状の梁材で構成され 、これらの梁材がコンベヤチェインどおしの隙間に互い違いに挿入されている。 製品受台1の上面は、コンベヤ3の搬送面が通常搬送位置にあるときはコンベヤ チェインの上側回動部の位置より若干下方にくるような高さ位置となっており、 コンベヤ3が最下降状態となったときはコンベヤチェインの上側回動部は製品受 台1よりも下方へ下げられるようになっている。また図1および図2に示される ように計量機7の製品受台1に隣接して製品搬送方向の先方には基台15から突 出したくし歯状のストッパ8が同様にチェインどおしの隙間に互い違いに挿入さ れている。製品ストッパ8は製品受台1上の製品20のオーバランを阻止するよ うに製品受台1よりも若干高く位置している。コンベヤ3は、最上昇位置ではコ ンベヤチェインの上側回動部は該チェイン上の製品が製品受台1および前記スト ッパ8と接触しないように該受台1および製品ストッパ8の位置より大きく上方 へ上がる構造となっている。その後引き続いてコンベヤ3がチェイン駆動用モー タ5により搬送駆動されることにより、製品は次工程へと搬出される。コンベヤ フレーム13の上下動作の際の、あるいはコンベヤ3から製品受台1への製品の 移載時のコンベヤチェイン12の振れやゆるみ等はチェインタイトナ11によっ て吸収される構造となっている。また製品受台1への製品の移載時の計量機7に かかる衝撃、振動は計量機7を支持する制振装置16により緩和される。なお本 考案は上述の実施例のようにコンベヤ3が一端を支点に他端が起伏動作する形態 のものに限定されず、前記コンベヤ全体がコンベヤフレーム13とともに平行に 上下動作するように構成したものでもよい。さらに鍛造製品は熱間鍛造製品の他 に冷間鍛造製品もあり、その搬送体としては上述のチェイン以外にゴム製Vベル トや金属製ベルトでもよい。
【0008】 図5は本考案に係るプレス機用製品重量計測装置を用いたダイハイト自動調整 の動作フローを示した図である。このフロー図を参照して本実施例によるダイハ イトの調整動作を説明すれば、まずプレス機で型打された製品20は搬送シュー ト2からチェインコンベヤ3上に移載されて計量機7の製品受台1上まで運ばれ る。このとき製品20はストッパ8によってオーバランが防止される。さらに、 コンベヤ3に設置された製品検出器(図示せず)で製品20が検知され、その信 号を受けてダブルシリンダ6の1個のシリンダが作動され、コンベヤ3が下降し て製品20が製品受台1に直接載り、該受台1を介して計量機7にて1個もしく は複数個の製品重量が一度に計測される。計測値は制御装置のメモリに逐時蓄積 される。計測後はダブルシリンダ6の上下2個のシリンダが作動され、コンベヤ 3が上昇し、コンベヤチェイン12の製品搬送部(上側回動部)がストッパ8よ りも高くなり、該チェイン12上の製品20は計量機7の製品受台1および製品 ストッパ8から外れてコンベヤ3によって後工程ラインへ送り出される。プレス 機から連続して排出されてくる製品は上述のようにしてチェインコンベヤ3の搬 送途中で順次重量計測され、n個の製品の平均重量値mが算出され、許容範囲を 越えたときダイハイト調整量dh=(M−m)×Cが制御装置内の演算部で算出 され、ダイハイトの自動調整がなされる。ただしMは製品基準重量,Cは製品に よる定数である。ダイハイト調整装置にはダイハイト寸法検出器、例えばエンコ ーダが取り付けられており、これによって調整後のダイハイトが検出されてフィ ードバック制御がなされる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、製品の搬出途中で全部の製品を逐次自動 計測することができ、作業者の勘に頼る必要なしにシーケンサ等で必要ダイハイ ト調整量を算出してダイハイト調整を行うことにより、製品の精度向上が図れる 。型打された製品は製品ストッパによって計量機の受台から一部分がオーバハン グすることがなく、確実に計量機の受台上に載置されるので、正確な重量測定が できる。このようなオンラインでの重量計測によりプレス機側に必要調整量をフ ィードバック制御できるため、型打条件の変化に応じた調整がタイムリーに行い 得、また抜取検査でなく常時重量管理が可能なため製品の不良品発生率が大巾に 低減できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるプレス機用製品重量計測
装置の正面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1のA−A線に沿った側部断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図5】本考案に係るプレス機用製品重量計測装置を用
いた場合のダイハイト自動調整の動作フローを示した図
である。
【符号の説明】
1 製品受台 2 製品搬送シュート 3 チェインコンベヤ 4 傾動用支点ピン 6 コンベヤ上下駆動用ダブルシリンダ 7 計量機 8 製品ストッパ 9 基端側スプロケット 10 先端側スプロケット 13 コンベヤフレーム 15 基台 20 製品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機本体の製品排出側に配置されかつ
    複数本の隔置された搬送体を備えて上下動作するコンベ
    ヤと、該コンベヤの中途部に設置されかつ前記複数本の
    搬送体の間隙に挿入されるくし歯状の製品受台をもつ計
    量機と、前記コンベヤの上下動駆動装置と、前記計量機
    の製品受台に隣接して製品搬送方向先方に配置されかつ
    前記複数本の搬送体の間隙に挿入されるくし歯状の製品
    ストッパとを有し、前記製品受台および前記製品ストッ
    パの高さはそれぞれ、前記コンベヤの搬送面の最下降位
    置よりも高く最上昇位置よりも低く設定されていること
    を特徴とするプレス機用製品重量計測装置。
JP1991065497U 1991-07-24 1991-07-24 プレス機用製品重量計測装置 Expired - Fee Related JP2551296Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50161121A (ja) * 1974-06-17 1975-12-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50161121A (ja) * 1974-06-17 1975-12-26

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