JP2551077Y2 - 車両用ドアロック制御装置 - Google Patents

車両用ドアロック制御装置

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JP2551077Y2
JP2551077Y2 JP9967591U JP9967591U JP2551077Y2 JP 2551077 Y2 JP2551077 Y2 JP 2551077Y2 JP 9967591 U JP9967591 U JP 9967591U JP 9967591 U JP9967591 U JP 9967591U JP 2551077 Y2 JP2551077 Y2 JP 2551077Y2
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JP
Japan
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door lock
resistor
pull
communication circuit
turned
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JP9967591U
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JPH0540558U (ja
Inventor
均 嶋村
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のドアロックモ
ータを介してドアロックの施錠を制御する車両用ドアロ
ック制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ドアロック制御装置として
は、例えば図2に示すようなものがある。図において、
1は多重通信の親局となるコントロールモジュールで、
このコントロールモジュール1は信号伝送線A,Bを介
してドアロック状態情報を受信すると共に、コントロー
ルモジュール1からのドアロック施錠指示情報を送信す
る。2は通信インターフェイス3を経たローカルエリア
ネットワーク用信号(以下LAN用信号と略記する)に
基づいて動作する多重通信の子局となる通信回路、4は
通信回路2からの出力により駆動するモータドライバ、
5はモータドライバ4によって動作するドアロックモー
タ、6はドアロックが施錠状態にあるときにオフとな
り、解錠状態にあるときにオンとなるドアロック検出ス
イッチで、このドアロック検出スイッチ6は一端が接地
されると共に、他端がプルアップ抵抗7を介して車載バ
ッテリ8によって駆動される電源回路9に接続されてい
る。10は入力保護抵抗、11はクロック発生回路であ
る。
【0003】次に動作について説明する。ドアロック検
出スイッチ6からのドアロック状態情報を示すドアロッ
ク検出信号は通信回路2に伝達される。このドアロック
状態情報は信号伝送線A,Bを介してコントロールモジ
ュール1に送信される。またこのコントロールモジュー
ル1からのドアロック施錠指示情報を通信回路2が受信
することによりモータドライバ4はドアロックモータ5
を駆動させてドアロックの施錠を制御する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用ドアロック制御装置にあっては、エン
ジンを止め、ドアロックしないで自動車から長時間離れ
た場合、暗電流がプルアップ抵抗7を通して流れっぱな
しとなる構成であったために、しかも暗電流は通常の動
作電流と同じだけ流れるので、いわゆるバッテリ上がり
を起こしやすいという問題点があった。
【0005】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、暗電流を減少させてバッテリ上
がりを防止するようにした車両用ドアロック制御装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る車両用ド
アロック制御装置は信号伝送線を介して他の通信回路に
ドアロック状態情報を送信すると共に、上記他の通信回
路からのドアロック施錠指示情報を受信してドアロック
モータを介してドアロックの施錠を制御する通信回路を
備え、上記ドアロックが施錠状態にあるときにオフで、
解錠状態にあるときにオンとなるドアロック検出スイッ
チの一端を接地すると共に、このドアロック検出スイッ
チの他端を第1のプルアップ抵抗を介して電源回路に接
続し、さらに上記通信回路から出力されるスリープ信号
によりイグニッションスイッチのオン・オフに同期して
オン・オフ駆動されるスイッチ素子と第2のプルアップ
抵抗との直列回路を上記第1のプルアップ抵抗に並列に
接続し、上記ドアロック状態情報を示すドアロック検出
信号を上記通信回路に出力するようにしたものである。
【0007】
【作用】この考案における車両用ドアロック制御装置は
ドアロックが施錠状態にあるときにオフで、解錠状態に
あるときにオンとなるドアロック検出スイッチよりのド
アロック状態情報を示すドアロック検出信号を通信回路
に出力すると共に、イグニッションオフ時でドアロック
がオン時はドアロック検出スイッチに流れる電流を減少
させて暗電流を減少させるようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、この考案を図面に基づいて詳細につい
て説明する。図1はこの考案の一実施例を示すブロック
構成図であって、図1おいて図2と同一または均等な構
成部分には同一符号を付して重複説明を省略する。まず
構成を説明すると、図において、12は第1のプルアッ
プ抵抗、13は第1のプルアップ抵抗12より抵抗値が
小さく設定された第2のプルアップ抵抗で、この第2の
プルアップ抵抗13は第1および第2のトランジスタ1
4,15によりコントロールされている。16はシュミ
ットナンド回路で、このシュミットナンド回路16は通
信回路2から出力されるスリープ信号によりイグニッシ
ョンスイッチのオン・オフに同期してオン・オフ駆動さ
れる。
【0009】次に動作について説明する。イグニッショ
ンスイッチオン時は第1および第2のトランジスタ1
4,15がオンとなるように通信回路2からスリープ信
号を出力する。そして、ドアロック検出スイッチ6がオ
ンの時は第2のプルアップ抵抗13からの電流と第1の
プルアップ抵抗12からの電流が流れることになる。
【0010】また、イグニッションスイッチオフ時は第
2トランジスタ15をオフすることによりドアロック検
出スイッチ6がオン時は第1のプルアップ抵抗12から
の電流しか流れなくなる。このようにイグニッションス
イッチのオン時にはドアロック検出スイッチ6には第1
のプルアップ抵抗12と第2のプルアップ抵抗13とを
流れる充分な電流が流れ、イグニッションスイッチのオ
フ時にはドアロック検出スイッチ6に第1のプルアップ
抵抗12を流れる必要最小限の電流が流れる。
【0011】そして、ドアロック検出スイッチ6からの
ドアロック状態情報を示すドアロック検出信号は通信回
路2に伝達され、さらにこのドアロック状態情報は信号
伝送線A,Bを介してコントロールモジュール1に送信
される。また、このコントロールモジュール1からのド
アロック施錠指示情報を通信回路2が受信することによ
りモータドライバ4はドアロックモータ5を駆動させて
ドアロックの施錠を制御する。
【0012】
【考案の効果】以上説明してきたようにこの考案によれ
ばその構成は信号伝送線を介して他の通信回路にドアロ
ック状態情報を送信すると共に、この他の通信回路から
のドアロック施錠指示情報を受信してドアロックモータ
を介してドアロックの施錠を制御する通信回路を備え、
かつ上記ドアロックが施錠状態にあるときにオフとな
り、解施状態にあるときにオンとなるドアロック検出ス
イッチの一端を接地する共に、このドアロック検出スイ
ッチの他端を第1のプルアップ抵抗を介して電源回路に
接続し、さらに上記通信回路から出力されるスリープ信
号によりイグニッションスイッチのオン・オフに同期し
てオン・オフ駆動されるスイッチ素子と第2のプルアッ
プ抵抗との直列回路を上記第1のプルアップ抵抗に並列
に接続し、上記ドアロック検出スイッチの他端からのド
アロック状態情報を示すドアロック検出信号を上記通信
回路に出力したことを特徴とする車両用ドアロック制御
装置としたため、暗電流を減少させることになり、よっ
てバッテリ上がりが防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による車両用ドアロック制
御装置を示すブロック構成図である。
【図2】従来の車両用ドアロック制御装置の一例を示す
ブロック構成図である。
【符号の説明】
2 通信回路 5 ドアロックモータ 6 ドアロック検出スイッチ 9 電源回路 12 第1のプルアップ抵抗 13 第2のプルアップ抵抗 14 第1のトランジスタ 15 第2のトランジスタ 16 シュミットナンド回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号伝送線を介して他の通信回路2にド
    アロック状態情報を送信すると共に、この他の通信回路
    からのドアロック施錠指示情報を受信してドアロックモ
    ータ5を介してドアロックの施錠を制御する通信回路を
    備えた車両用ドアロック制御装置において、上記ドアロ
    ックが施錠状態にあるときにオフとなり、解錠状態にあ
    るときにオンとなるドアロック状態情報を示すドアロッ
    ク検出信号を上記通信回路に出力するドアロック検出ス
    イッチ6の一端を接地すると共に、このドアロック検出
    スイッチの他端を第1のプルアップ抵抗12を介して電
    源回路9に接続し、さらに上記通信回路から出力される
    スリープ信号によりイグニッションスイッチのオン・オ
    フに同期してオン・オフ駆動されるスイッチ素子14,
    15,16と第2のプルアップ抵抗13との直列回路を
    上記第1のプルアップ抵抗に並列に接続したことを特徴
    とする車両用ドアロック制御装置。
JP9967591U 1991-11-08 1991-11-08 車両用ドアロック制御装置 Expired - Lifetime JP2551077Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0540558U JPH0540558U (ja) 1993-06-01
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