JP2551075B2 - オーバレイ構造プログラム実行方式 - Google Patents

オーバレイ構造プログラム実行方式

Info

Publication number
JP2551075B2
JP2551075B2 JP63010505A JP1050588A JP2551075B2 JP 2551075 B2 JP2551075 B2 JP 2551075B2 JP 63010505 A JP63010505 A JP 63010505A JP 1050588 A JP1050588 A JP 1050588A JP 2551075 B2 JP2551075 B2 JP 2551075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control block
file control
overlay structure
execution
structure program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63010505A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01185729A (ja
Inventor
伸子 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP63010505A priority Critical patent/JP2551075B2/ja
Publication of JPH01185729A publication Critical patent/JPH01185729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551075B2 publication Critical patent/JP2551075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータシステムにおけるオーバレイ構
造プログラムの実行方式に関し、特に外部記憶装置上に
既に作成されているオーバレイ構造プログラムのロード
モジュールの実行方式に関する。
〔従来の技術〕
オーバレイ構造プログラムの実行方式としては大別し
て、コンパイル,リンク,実行を一つのジョブ(或いは
アクティビティ)として行なう方式と、リンクまでと実
行とを別ジョブとして行なう方式つまり外部記憶装置上
に既に作成されているオーバレイ構造プログラムのロー
ドモジュールを実行する方式とがある。そして、前者の
方式では、プログラムの実行時に必要なファイルに対す
る各種制御情報たとえばファイル名,ファイルの状態,
バッファ情報等を含むファイル制御ブロックは、オーバ
レイ構造プログラムの実行開始前にそれまでの処理で既
に主記憶上にロードされており、実行後あらためてそれ
を主記憶上にロードする必要はない。しかし、後者の方
式では、実行開始時点ではファイル制御ブロックは未だ
主記憶上にロードされていないので、従来は、利用者プ
ログラムであるオーバレイ構造プログラムのメインルー
チン(いわゆるルートの部分)にファイル制御ブロック
のロードを行なう処理を利用者が設定し、利用者プログ
ラム自身でファイル制御ブロックの主記憶上へのロード
を制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、利用者がメインルーチンにそのような処理を
設定するのを忘れると、従来においては、ファイル制御
ブロックが主記憶上にロードされないことからそのオー
バレイ構造プログラムの実行ができなかった。前述した
ように、前者の方式ではそのような設定は不要であり、
実行方式によってプログラムの作成方法が異なるものと
なるので、上述のような設定忘れは起こり易い。
本発明の目的は、上述のような原因でオーバレイ構造
プログラムが実行できなくなることを防ぐことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、 外部記憶装置上に既にロードモジュールとして作成さ
れているオーバレイ構造プログラムの実行方式におい
て、 前記オーバレイ構造プログラムが実行時に使用するフ
ァイル制御ブロックが主記憶上にロードされているか否
かを判定するファイル制御ブロックロード判定手段と、 主記憶上にファイル制御ブロックをロードするファイル
制御ブロックロード手段とを設け、 前記オーバレイ構造プログラムの実行に先立って、前
記ファイル制御ブロックロード判定手段による判定を行
なわせ、前記ファイル制御ブロックが主記憶上にロード
されていないと判定されることにより、前記ファイル制
御ブロックロード手段により前記ファイル制御ブロック
を主記憶上にロードしてから前記オーバレイ構造プログ
ラムの実行を開始するようにしている。
〔作用〕
オーバレイ構造プログラムの実行に先立って、そのオ
ーバレイ構造プログラムが使用するファイル制御ブロッ
クが主記憶上にロードされているか否かがファイル制御
ブロックロード判定手段により判定され、ロードされて
いない場合、ファイル制御ブロックロード手段によって
ファイル制御ブロックが主記憶上にロードされてからオ
ーバレイ構造プログラムの実行が開始される。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明を適用したコンピュータシステムの一
例を示す構成図である。この実施例のコンピュータシス
テムは、オーバレイ構造プログラムのロードモジュール
LMおよびファイル制御ブロックFCBが記憶された外部記
憶装置1と、オーバレイ構造プログラムの実行を実記憶
方式を使用して行なう計算機2とで構成されている。計
算機2は、前処理部3と実行部6を含む。この前処理部
3は、プログラムの実行に先立って従来より必ず実行さ
れる部分であり、例えばそのプログラムが使用する主記
憶領域のクリア等を行なう。本実施例では、その前処理
部3に、ファイル制御ブロックロード判定手段4とファ
イル制御ブロックロード手段5とを設けている。
ファイル制御ブロックロード判定手段4は、外部記憶
装置1上に記憶されたオーバレイ構造プログラムのロー
ドモジュールLMの実行時に使用するファイル制御ブロッ
クFCBが主記憶上にロードされているか否かを判定する
手段であり、ファイル制御ブロックFCBが主記憶上にロ
ードされていると判定したときは実行部6にロードモジ
ュールLMの実行を指示し、ロードされていないと判定し
たときはファイル制御ブロックロード手段5を起動す
る。一般に、ロードモジュールLM中にはファイル制御ブ
ロックFCBが外部記憶装置1上のどの部分に格納されて
いるかを指示する情報が格納されたエリアと、主記憶上
のどの部分にロードすべきかを指示する情報を保持する
エリアがあるので、ファイル制御ブロックロード判定手
段4はその後者のエリアに保持されたロード先情報に従
って主記憶上の内容を読取り、この読取った情報に従っ
てファイル制御ブロックFCBがロードされているか否か
を判定することが可能である。
また、ファイル制御ブロックロード手段5は、ファイ
ル制御ブロックロード判定手段4によりファイル制御ブ
ロックFCBがロードされていないと判定されたとき、主
記憶上にファイル制御ブロックFCBをロードする手段で
あり、その後、実行部6にロードモジュールLMの実行を
指示する。
次に、このように構成された本実施例の動作を説明す
る。
計算機2は外部記憶装置1に記憶されたオーバレイ構
造プログラムのロードモジュールLMを実行するに先立っ
て、前処理部3の処理を実行する。
前処理部3では、先ずファイル制御ブロックロード判
定手段4により、ロードモジュールLMが実行時に使用す
るファイル制御ブロックFCBが主記憶上にロードされて
いるか否かを判定する。そして、ロードされていれば、
実行部6に対しロードモジュールLMの実行を指示する。
これに応答して実行部6は外部記憶装置1よりオーバレ
イ構造プログラムのロードモジュールLMの実行部分を主
記憶上にロードし、実行を開始する。
他方、ファイル制御ブロックFCBが主記憶上にロード
されていないと判定したとき、ファイル制御ブロックロ
ード判定手段4は、ファイル制御ブロックロード手段5
を起動する。これに応答してファイル制御ブロックロー
ド手段5は、外部記憶装置1からファイル制御ブロック
FCBを主記憶上にロードし、ロード完了後に実行部6に
実行指示を出す。これによって、実行部6は外部記憶装
置1よりオーバレイ構造プログラムのロードモジュール
LMの実行部分を主記憶上にロードし、実行を開始する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、オーバレイ構
造プログラムの実行に先立って、そのオーバレイ構造プ
ログラムが使用するファイル制御ブロックが主記憶上に
ロードされているか否かが判定され、ロードされていな
いと判定されたときはそれがロードされた後にオーバレ
イ構造プログラムの実行が開始されるものであり、外部
記憶装置上に既に作成されたオーバレイ構造プログラム
のロードモジュールを実行する際つまりリンクまでと実
行とを別ジョブとして実行する場合においても、利用者
はオーバレイ構造プログラム中にファイル制御ブロック
をロードする処理を設定しておく必要がなくなる。従っ
て、利用者ミスによりファイル制御ブロックがロードさ
れず、オーバレイ構造プログラムの実行ができなくなる
ということはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したコンピュータシステムの一例
を示す構成図である。 図において、 1……外部記憶装置、2……計算機 3……前処理部 4……ファイル制御ブロックロード判定手段 5……ファイル制御ブロックロード手段 6……実行部 LM……オーバレイ構造プログラムのロードモジュール FCB……ファイル制御ブロック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部記憶装置上に既にロードモジュールと
    して作成されているオーバレイ構造プログラムの実行方
    式において、 前記オーバレイ構造プログラムが実行時に使用するファ
    イル制御ブロックが主記憶上にロードされているか否か
    を判定するファイル制御ブロックロード判定手段と、 主記憶上にファイル制御ブロックをロードするファイル
    制御ブロックロード手段とを設け、 前記オーバレイ構造プログラムの実行に先立って、前記
    ファイル制御ブロックロード判定手段による判定を行な
    わせ、前記ファイル制御ブロックが主記憶上にロードさ
    れていないと判定されることにより、前記ファイル制御
    ブロックロード手段により前記ファイル制御ブロックを
    主記憶上にロードしてから前記オーバレイ構造プログラ
    ムの実行を開始するようにしたことを特徴とするオーバ
    レイ構造プログラム実行方式。
JP63010505A 1988-01-20 1988-01-20 オーバレイ構造プログラム実行方式 Expired - Lifetime JP2551075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63010505A JP2551075B2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20 オーバレイ構造プログラム実行方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63010505A JP2551075B2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20 オーバレイ構造プログラム実行方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01185729A JPH01185729A (ja) 1989-07-25
JP2551075B2 true JP2551075B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=11752065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63010505A Expired - Lifetime JP2551075B2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20 オーバレイ構造プログラム実行方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551075B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8171206B2 (en) * 2008-07-22 2012-05-01 Sandisk Technologies Inc. Avoidance of self eviction caused by dynamic memory allocation in a flash memory storage device

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
インターフェース.8[12](1982)CQ出版社P.178−209,241−249

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01185729A (ja) 1989-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2692609B2 (ja) マルチタスクのプログラムデバッグ方法とその装置
US5701493A (en) Exception handling method and apparatus in data processing systems
JPS60136833A (ja) オペレ−テイングシステムの切替え方式
JP2551075B2 (ja) オーバレイ構造プログラム実行方式
JPS62137627A (ja) メモリダンプ方式
JP2795676B2 (ja) プログラムトレース装置
JP3330767B2 (ja) 情報処理装置および情報処理装置におけるトレース取得方法
JPS62194559A (ja) 仮想記憶システムにおけるプログラムのメモリスケジユ−ル方式
JP2629051B2 (ja) ファイル編成情報獲得処理方式
JP2511544B2 (ja) システム定義変更方式
JP3263987B2 (ja) 自動iplの初期設定処理方法
JPH03282735A (ja) 並列処理システム
JPH0754470B2 (ja) 仮想計算機システムの制御方法
JP2668052B2 (ja) 複数種のプロッタ装置への出力制御方法
JPH01121932A (ja) プログラムローディング方式
JPS63121932A (ja) ジヨブステツプ分散型起動方式
JPS5941213B2 (ja) テストプログラムロ−ド方式
JPS61120225A (ja) 電子計算機システムのタスク起動方法
JPH01226042A (ja) プログラムの追跡処理方式
JPH0376497B2 (ja)
JPH0454548A (ja) 計算機システムのメモリチエック方式
JPS61255440A (ja) プログラム中断制御方式
JPH02266431A (ja) 情報処理装置
JPS6367631A (ja) プログラムロ−ド打ち切り方式
JPH02126319A (ja) 入力ジョブ管理方式