JP2550790B2 - 絶縁碍子の欠陥検出装置および欠陥検出方法 - Google Patents

絶縁碍子の欠陥検出装置および欠陥検出方法

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JP2550790B2
JP2550790B2 JP3052703A JP5270391A JP2550790B2 JP 2550790 B2 JP2550790 B2 JP 2550790B2 JP 3052703 A JP3052703 A JP 3052703A JP 5270391 A JP5270391 A JP 5270391A JP 2550790 B2 JP2550790 B2 JP 2550790B2
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electrode
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁碍子の欠陥検
出装置に関するものであり、特に内燃機関用スパークプ
ラグの絶縁碍子におけるピンホール等の欠陥を検出する
方法および欠陥検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、絶縁碍子の欠陥検出の例として、
内燃機関用スパークプラグの失火の原因となる絶縁碍子
のピンホールの検出方法がある。これは、中心電極とハ
ウジングとの間に電圧を印加した場合、絶縁碍子に欠陥
が形成されていなければ、正常に中心電極と接地電極と
の間で火花放電が生ずるが、仮に絶縁碍子に欠陥が形成
されていたならば、火花放電は中心電極とハウジングと
の間で絶縁碍子の欠陥を介して行われ、中心電極と接地
電極との間の火花放電は生じないため、絶縁碍子の欠陥
の検出は非常に重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り、絶縁碍子のピンホール等の欠陥を検出する方法とし
て容易であり、かつ確実に検出できる方法はいまだ見い
だされていない。そこで、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものあり、絶縁碍子の欠陥を容易でかつ確実
に検出できる方法および欠陥検出装置を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、我々は絶縁碍子
の欠陥検出の方法として鋭意研究した結果、絶縁碍子の
欠陥の有無によって火花放電の経路が相違することに着
目し、次のような検出方法および欠陥検出装置を見いだ
した。本発明では、中空部が内部に形成されるととも
に、該中空部の一端が開口された絶縁碍子を保持する保
持手段と、前記絶縁碍子の中空部に挿入された第1電極
と、該第1電極と放電可能の範囲内において、前記絶縁
碍子の周囲に設けられた第2電極と、前記第1および第
2電極間に電圧差を生じさせることによって、火花放電
を生じさせる放電手段と、前記第1および前記第2電極
間に電圧差を生じさせた時に生じる火花放電が、前記絶
縁碍子の前記中空部の開口を通過したかどうかを認識
し、該認識に対応した信号を出力する経路認識手段と、
該経路認識手段からの信号に従って、前記絶縁碍子の良
否を判別する判別手段と、からなる絶縁碍子の欠陥検出
装置を提供するものである。
【0005】また、軸方向に中空部が形成されるととも
に該中空部には中心電極が形成された絶縁碍子を保持す
る保持手段と、前記絶縁碍子の周囲において前記中心電
極と放電可能の範囲に設けられた電極と、前記絶縁碍子
の前記中心電極と前記電極との間において電圧差を与え
ることによって放電を生じせしめる放電手段と、前記中
心電極の先端部近傍に設けられており、前記放電手段に
電圧差を与えた時に生じる火花放電が前記中心電極の先
端と前記電極との間において生じているかどうかを認識
し、該認識に対応した信号を出力する経路認識手段と、
該認識経路手段からの信号に従って、前記絶縁碍子の良
否を判別する判別手段とからなる絶縁碍子の欠陥検出装
置を提供するものである。
【0006】さらに、軸方向に中空部が形成されるとと
もに該中空部には中心電極が形成され、前記中心電極と
対向する接地電極が形成されたハウジングによって把持
された絶縁碍子を有する内燃機関用スパークプラグを保
持する保持手段と、前記中心電極と前記ハウジングとの
間に、前記中心電極と前記接地電極との間で火花放電の
発生を生じさせる放電手段と、該放電手段に前記電圧差
を与えた時に、前記中心電極と前記接地電極との間にお
いて火花放電が生じるかどうかを認識し、該認識に対応
した信号を出力する経路認識手段と、該経路認識手段の
出力する前記信号に対応して前記内燃機関用スパークプ
ラグの良否を判別する判別手段とからなる絶縁碍子の欠
陥検出装置を提供するものである。
【0007】さらにまた、中空部が内部に形成されると
ともに、該中空部の一端が開口された絶縁碍子を保持
し、前記絶縁碍子の中空部に挿入された第1電極と前記
絶縁碍子の近傍に設けられた第2電極との間に火花放電
を生じさせ、前記第1および前記第2電極間に電圧差を
生じさせた時に生じる火花放電が、前記絶縁碍子の前記
中空部の開口を通過したかどうかを認識し、前記中空部
の開口を通過の有無によって、前記絶縁碍子の良否を判
別する絶縁碍子の欠陥検出方法を提供するものである。
【0008】また、軸方向に中空部が形成されるととも
に該中空部には中心電極が形成された絶縁碍子を保持
し、前記絶縁碍子の周囲において設けられた電極と前記
中心電極との間において火花放電が可能な電圧差を与
え、火花放電が前記中心電極の先端と前記電極との間に
おいて放電が生じているかどうかを認識し、この放電の
有無によって、前記絶縁碍子の良否を判別する絶縁碍子
の欠陥検出方法を提供するものてある。
【0009】さらに、軸方向に中空部が形成されるとと
もに該中空部には中心電極が形成された絶縁碍子を保持
し、前記絶縁碍子の周囲において設けられた電極と前記
中心電極との間において火花放電が可能な電圧差を与
え、火花放電が前記中心電極の先端と前記電極との間に
おいて放電が生じているかどうかを認識し、この放電の
有無によって、前記絶縁碍子の良否を判別する絶縁碍子
の欠陥検出方法を提供するものである。
【0010】
【作用】本発明では、保持手段によって絶縁碍子を保持
し、放電手段によってこの絶縁碍子の内部と外部との間
に火花放電を生じさせた場合において、この絶縁碍子に
欠陥が形成されていない場合には、生じる火花放電は絶
縁碍子の中空部の開口を通過するが、絶縁碍子に欠陥が
形成されている場合には、火花放電はこの欠陥内を通過
するため中空部の開口を通過しない。本発明はこの火花
放電の経路の相違に着目し、この経路の相違より得られ
る信号の相違を経路認識手段により認識するとともに、
この信号によって絶縁碍子の良否を判別手段によって判
別する。
【0011】また、絶縁碍子の中空部に形成された中心
電極と絶縁碍子の外部に設けた電極との間に放電手段に
よって火花放電を生じせしめた時、絶縁碍子に欠陥が形
成されていない場合には、中心電極の先端と外部に設け
られた電極との間に火花放電が生ずるが、絶縁碍子に欠
陥が形成されている場合には、中心電極と電極とはこの
欠陥を介して火花放電が生ずる。そのため、放電手段に
よって中心電極と電極との間に電圧差を与えた時に、こ
の中心電極の先端と電極との間に火花放電が生ずるかど
うかを経路認識手段で認識するのみによって、絶縁碍子
の欠陥を検出することができる。
【0012】さらにまた、内燃機関用スパークプラグの
絶縁碍子の欠陥を検出する場合において、放電手段によ
って、中心電極とハウジングとの間に電圧を与えた場合
に、このスパークプラグの中心電極と接地電極との間に
放電が生じたかどうかを経路認識手段によって認識し、
絶縁碍子の欠陥の有無を判別手段によって判別すること
ができる。
【0013】さらに本発明では、絶縁碍子の内部と外部
との間に火花放電を生じさせた場合において、この絶縁
碍子に欠陥が形成されていない場合には、生じる火花放
電は絶縁碍子の中空部の開口を通過するが、絶縁碍子に
欠陥が形成されている場合には、火花放電はこの欠陥内
を通過するため中空部の開口を通過しないことを利用し
て、絶縁碍子の良否を判別することができる。
【0014】また、絶縁碍子の中空部に形成された中心
電極と絶縁碍子の外部に設けた電極との間に火花放電を
生じせしめた時、絶縁碍子に欠陥が形成されていない場
合には、中心電極の先端と外部に設けられた電極との間
に火花放電が生ずるが、絶縁碍子に欠陥が形成されてい
る場合には、中心電極と電極とはこの欠陥を介して火花
放電が生ずることを利用して、絶縁碍子の欠陥を検出す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、スパークプラグの絶縁碍
子における欠陥であるピンホールの検出を行う絶縁碍子
の第1実施例の欠陥検出方法を示す全体図である。スパ
ークプラグの絶縁碍子の欠陥の一つであるピンホールを
検出する方法としては、図1の如く絶縁碍子1の中空部
1aの内部に第1電極3を挿入するとともに、この絶縁
碍子1の外部の放電可能な位置である絶縁碍子1の周囲
に第2電極5を取り付け、第1電極3および第2電極5
の間に高電圧発生装置10によって電圧差を生じさせる
ことによって、第1電極3と第2電極5との間で放電を
生じさせる。
【0016】このような構成とすることによって、ピン
ホールが形成されていない良好な絶縁碍子とピンホール
が形成されている不良な絶縁碍子とでは、図2(a)お
よび図2(b)に示すように、その生ずる火花放電の経
路が異なってくる。即ち、ピンホールが形成されていな
い良好な絶縁碍子においては、図2(a)の如く、火花
放電が絶縁碍子1の中空部1aの開口部である先端面1
bを通過する放電経路aを通る。それに対して、ピンホ
ールが形成されている不良な絶縁碍子においては、図2
(b)の如く、放電が絶縁碍子1に形成されている欠陥
であるピンホールを介する放電経路bを通ることとな
る。
【0017】このように、第1電極3と第2電極5との
間に放電可能な電圧差を生じさせた時に、火花放電が絶
縁碍子1の先端面を通過したかどうかによって、絶縁碍
子の欠陥を検出することができる。即ち、絶縁碍子1の
欠陥の検出を所定の火花経路である例えば絶縁碍子1の
先端面1bのような箇所における火花放電の有無のみに
よって、絶縁碍子1の欠陥を検出することができるの
で、容易にかつ確実に絶縁碍子1の欠陥を判断すること
ができるのである。
【0018】次に第2実施例について説明する。第1実
施例においては、放電経路が所定の放電経路を通過して
いるかどうかを目視で確認したが、第2実施例において
は、欠陥検出装置で行うことを特徴とするものである。
図3は、スパークプラグの絶縁碍子における欠陥である
ピンホールの検出を行う絶縁碍子の欠陥検出装置の第2
実施例を示す全体図である。
【0019】図3において、1は内燃機関用スパークプ
ラグの絶縁碍子であり、この絶縁碍子1の内部には、軸
方向に延び、一端が開口している中空部1aが形成され
ている。そして、この絶縁碍子1は、保持部である導電
性を有する保持体2に形成された円錐ガイド2aと中空
部1aに挿入され中空部1aの内径よりも若干大きめの
径を有するゴム製ラバー2bとによって、保持体2上に
常に一定位置となるように固定されている。また、絶縁
碍子1の近くには、絶縁体よりなる第2電極保持体4に
よって絶縁固定され、第1電極3との間において、放電
可能な第2電極5が設けられている。
【0020】保持体2は、回転装置6と接続されてい
る。この回転装置6には、モータ6aおよびこのモータ
6aに接続された歯車6b、6cが形成されており、モ
ータ6aを駆動させることによって、歯車6b、6cを
介して保持体2とともに絶縁碍子1を回転可能としてい
る。また、この保持体2には、接地されたブラシ7が常
に接触しており、このブラシ7の保持体2への接触によ
り第1電極3をアースさせている。
【0021】第2電極5には、放電手段である高電圧発
生装置10が接続されており、この高電圧発生装置10
により、絶縁碍子1を保持体2に固定した状態で、第2
電極5への高電圧の印加によって、アースされた第1電
極との間において火花放電可能な電圧を一定周波数で発
生させるものであり、電圧発生とともにこの電圧発生時
期と同期したタイミング信号を外部に出力する。
【0022】11は経路認識手段である集光装置であ
り、第1電極3および第2電極5とによって発生する火
花放電が絶縁碍子1の先端面1b上を通過した時の光を
捕らえるものであり、例えば多数の光ファイバーの集合
体より構成されている。図4にこの集光装置11の拡大
断面図を示す。この集合体11は、図4に示す如くシリ
コン系絶縁物11bによって、光ファイバーの集合体1
1cを形成するとともに、このシリコン系絶縁物11b
によって、集光装置11の先端面11aにおいて、リン
グ形状を成す絶縁碍子1の先端面1bの外径より小なる
外径Aを有するとともに、先端面1bの内径より大なる
内径Bを有するドーナツ形状と成し、このドーナツ形状
の部分のみより集光できるような構成となっている。こ
れはもし、集光装置11が絶縁碍子1の先端面1bの内
周からもまた光を集光してしまえば、絶縁碍子1に欠陥
が形成されており、火花放電がこの欠陥を通じて第1電
極と第2電極との間に生じてしまっても、絶縁碍子1内
に生じた火花放電の光をも集光装置11が認識してしま
い、絶縁碍子の欠陥を認識することが出来なくなるため
である。さらにまた、もし集光装置11が絶縁碍子1の
先端面1bの外周より大きければやはりまた、絶縁碍子
1の欠陥を介して生ずる第1電極3と第2電極5との間
に生ずる火花放電を認識してしまい絶縁碍子1の欠陥を
検出することが出来ないからである。
【0023】ここで、集光装置11の先端11aと絶縁
碍子1の先端面1bとの距離は、集光装置11の先端1
1aの内径および外径と、集光装置11の集光角によっ
て、決定されるものであり、集光できるドーナツ部分が
絶縁碍子1の先端面1bの形状より大きい集光部分に
は、上記理由により遮光皮膜11bが形成されている。
12は、経路認識手段の1つである光電変換装置であ
る。この光電変換装置12には、集光装置11より得ら
れた光信号を電気信号に変換する例えばSiフォトダイ
オード等よりなる図示しない光電変換素子が形成される
とともに、この光電変換素子によって得られた光信号に
対応した電気信号を増幅するやはり図示しない信号増幅
回路が形成されている。
【0024】13は、経路認識手段の1つである比較演
算装置である。この比較演算装置13は、例えば図示し
ない光電変換後のアナログ信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器とデジタルコンパレータからなり、高電
圧発生装置10から高電圧の発生と同時に発生するタイ
ミング信号をこの比較演算装置の作動信号として入力
し、このタイミング信号を入力した時点における光電変
換装置12から入力される電気信号とあらかじめ比較演
算装置13内に設定された電気信号の設定値とを比較す
る。そして、この光電変換装置12から入力される電気
信号が設定値よりも大であれば、次のタイミング信号入
力時にも同様の比較を行うが、この光電変換装置12か
ら入力される電気信号が設定値よりも小であった場合に
は、不良信号が出力されるようになっている。さらにま
た、この比較演算装置13には、高電圧発生装置10か
らのタイミング信号をカウントする図示しないカウンタ
等をも有しており、高電圧発生装置10からのタイミン
グ信号の入力回数をカウントしており、比較演算装置1
3内においてあらかじめ設定されたタイミング信号の入
力回数に到達した時には検査終了信号を出力する。
【0025】14は、検査結果を表示する判別手段であ
る表示器であり、比較演算装置13からの演算結果によ
って、絶縁碍子1のピンホール検査に対する合否を例え
ばランプ等によって表示するものである。つまり、比較
演算装置13からの信号が検査終了信号であれば表示器
により良の表示を、また比較演算装置13からの信号が
不良信号であれば不良の信号を行う。
【0026】次に、本実施例の絶縁碍子の欠陥検出装置
の作動を図5および図6を用いて詳細に説明する。開始
ステップであるスタート100で検査を開始すると、ス
テップ101で被検体保持体2があらかじめ設定された
回転数で被検体回転装置6により回転し、同時にステッ
プ102で高電圧発生装置10から電圧が針電極5に印
加され、針電極3および針電極5の間で絶縁碍子の沿面
にそって火花放電が発生する。
【0027】そして、この火花放電光の絶縁碍子1の先
端部1b上を通過した光のみを集光装置11の先端11
aより集光し、光電変換装置12に導きステップ103
で光電変換される。この時の充電変換による電気信号
は、例えば図6に示すように、欠陥のない場合の放電経
路すなわち放電光が絶縁碍子1の先端部1b上を通過す
れば図4のAのような電気信号を生ずるが、欠陥を有す
る不良品で欠陥を通して放電した場合、すなわち放電光
が絶縁碍子1の先端部1b上を通過しない場合は図6の
Bのように電気信号がAに比べて非常に微弱な信号とな
るかあるいは信号が観測されない。
【0028】判定ステップ104では高電圧発生装置1
0からのタイミング信号をトリガとして放電光が絶縁碍
子1の先端部1b上を通過したか否かを判定する。その
判定方法は、例えば図6に示すように放電光が絶縁碍子
1の先端1b上を通過した場合の信号レベルと通過しな
い場合の信号レベルとの間に判定値を設け、タイミング
信号のパルス立ち上がり時の光電変換後の信号のピーク
値が判定値より高いか低いかから判定する。判定値より
高ければ放電光が絶縁碍子1の先端部1b上を通過、す
なわち欠陥のない場合の放電経路であると判断し、次の
ステップ105へ進む。
【0029】判定ステップ105は設定回数の放電が終
了したかどうかを判定するステップで、最初は放電回数
N=1としてステップ102へもどり、ステップ104
まで実施した後、ステップ104での判定結果が高であ
ればステップ105でN=N+1の加算を行ない、ステ
ップ104での判定結果が高である限り放電回数Nが設
定値になるまでステップ102からステップ105まで
をくり返す。
【0030】ここで放電回数の設定値は絶縁碍子1の回
転数と高電圧放電の周波数で設定する。例えば設定の一
例として絶縁碍子1の回転数を60rpmとし、高電圧
放電周波数を100Hzとすると、絶縁碍子1が1回転
あたり100回放電する場合には、判定ステップ105
の放電回数設定値を100としておけばステップ104
での判定結果が高である限り絶縁碍子1が1回転した
後、すなわちステップ102からステップ105を10
0回繰り返した後に次のステップ106へ進み合格表示
を行なう。判定ステップ104において光電変換後の信
号が判定値より低ければ、放電光が絶縁碍子1の先端1
b上を通過しなかったすなわち欠陥ありと判断し、ステ
ップ107に進み不合格表示を行なう。ステップ10
6、ステップ107からステップ108へ進み、絶縁体
1の回転をストップし検査を終える。
【0031】図7は、本発明の第3実施例を示す絶縁碍
子の欠陥検出装置である。図7では、第2実施例と対応
する箇所には同一の符号を示した。第3実施例では、検
査する絶縁碍子1の中空部1には中心電極20があらか
じめ形成されている。そのため第2実施例の如く絶縁碍
子の中空部1a内に電極3を挿入する必要がなく、中心
電極20と抵抗体21を介して電気的に導通された端子
金具22よりアースをとっている。そして、絶縁碍子1
の外部に設けられた第2電極5に、高電圧発生装置10
により高電圧を印加することによって、この中心電極2
0と第2電極5との間に火花放電を生じせしめるように
構成した。
【0032】第3実施例においてもまた、集光装置11
の先端11aは絶縁碍子1の先端面1bに対応するドー
ナツ形状を成しており、また他の構成である例えば、経
路認識手段等は、第2実施例と同一の構成とした。次に
第3実施例の作用を説明する。第3実施例では、絶縁碍
子1の外部に設けられた第2電極5に対して高電圧発生
装置10により高電圧を印加した場合、絶縁碍子1に欠
陥が形成されていない場合には、火花放電は、第2電極
5と中心電極20の先端20aとの間において生ずる。
そのため、この火花放電の発生による光を集光装置11
が集光することができ、第2実施例の作用と同様の作用
によって図示しない経路認識装置により、絶縁碍子1が
良好であると判断する。
【0033】しかし、絶縁碍子1に例えばスルーホール
等の欠陥が形成されていた場合には、火花放電は絶縁碍
子1内のこの欠陥を介して中心電極と第2電極との間で
火花放電を行うことになり、絶縁碍子1の先端面1aに
対向して設けられた集光装置11には、火花放電による
光を十分に集光することができず、第2実施例の作用と
同様の作用によって図示しない経路認識手段によりこの
絶縁碍子1が不良であると判断することができる。
【0034】図8は、本発明の第4実施例を示す絶縁碍
子の欠陥検出装置である。図8では、第2実施例と対応
する箇所には同一の符号を示した。第4実施例では、検
査の対象品は、スパークプラグとして組み立てられたも
のである。第4実施例では、スパークプラグのハウジン
グ23よりアースをとるとともに、高電圧発生装置10
を端子金具22に接続した。
【0035】また、集光装置24は中心電極20とハン
ジング23と電気的に導通された接地電極25との間の
光を集光するように図のように設けられている。また他
の構成である例えば、経路認識手段等は、第2実施例と
同一の構成とした。次に第4実施例の作用を説明する。
【0036】第4実施例では、端子金具22に対して高
電圧発生装置10により高電圧を印加した場合、絶縁碍
子1に、例えばスルーホール等の欠陥が形成されていな
い場合には、火花放電は、端子金具22と電気的に導通
された中心電極20とハウジング23と電気的に導通さ
れた接地電極25との間において生じる。そのため、中
心電極20と接地電極25との間の光を集光する集光装
置24がこの火花放電の光を捕らえることができ、第1
実施例の作用と同様の作用によって図示しない経路認識
装置により、絶縁碍子1が良好であると判断することが
できる。
【0037】しかし、絶縁碍子1に例えばスルーホール
等の欠陥が形成されていた場合には、火花放電は中心電
極20と接地電極25との間で生じることなく、中心電
極20とハウジング23との間で直接生じてしまい集光
装置24は、十分な光を集光することができない。その
ため第1実施例の作用と同様の作用によって図示しない
経路認識手段によりこの絶縁碍子1が不良であると判断
することができる。
【0038】本発明は、上記絶縁碍子の内部と、絶縁碍
子の外部との間に放電を生じさせるとともに、生じた放
電が所定の放電経路を通過したかどうかを検出できれ
ば、上記実施例の構成に限定されるものではなく、例え
ば絶縁碍子の中空部内の針電極に高電圧を印加し、外部
の針電極を接地してもよい。また、比較演算装置13お
よび表示器14にはコンピュータを用いてもよく、その
場合は光電変換装置12の出力をA/D変換してコンピ
ュータに入力しプログラムで判定し表示することにな
る。さらに表示器14を用いずに被検体の合格不合格の
信号をライン制御に用いてもよい。
【0039】上記実施例においては検査する毎に被検体
回転装置を回転、停止させているが、これに限るもので
はなく回転させたままでもよい。また、上記実施例では
判定ステップ104において光電変換後の電気信号のピ
ーク値で判定しているが、実効値などを用いて判定して
もよい。上記実施例では判定ステップ105において検
査の終了を放電回数で規程しているが、被検体回転角や
時間などで被検体が1回転以上回転したところで検査を
終了させる方法を用いてもよい。
【0040】さらに、本実施例では経路検出手段とし
て、光ファイバーを用いたが、これに限るものではなく
カメラと画像計測用コンピュータを用いてもよい。この
場合には、放電手段による放電の時、カメラで特定部位
付近を撮影した画像をコンピュータに入力し、コンピュ
ータがあらかじめ設定されたプログラムに基づき判定す
る。
【0041】上記実施例においては、放電光を利用して
良品と不良品の放電路に違いを生ずる特定部位に放電が
存在するか否かを検出する例を示したが、放電時に生ず
る空間電位差、放電プロズマ温度など放電に伴う物理量
の変化を利用することによって検出できれば、放電光を
利用した方法に限るものではない。
【0042】
【発明の効果】以上に述べた本発明によると、製品を完
成する前においても欠陥の検出を行うことが可能とな
り、たとえ絶縁碍子の欠陥が検出された場合でもその絶
縁碍子のみを破棄すればよく検査を合理的にすすめるこ
とができる。また、電極間に放電を生じさせようとした
時に、所定の火花経路における火花放電の有無のみの判
断によって、絶縁碍子の欠陥の判断をすることができる
ために、容易かつ確実に絶縁碍子の欠陥を検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の欠陥検出方法を説明する
説明図。
【図2】絶縁碍子の欠陥の有無による放電経路の違いを
示す説明図。
【図3】本発明の第2実施例の欠陥検出装置を示す全体
図。
【図4】本発明の第2実施例の経路認識手段の先端部の
拡大図。
【図5】本発明の第2実施例の作動を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の第2実施例の作動を示すタイミングチ
ャート。
【図7】本発明の第3実施例の欠陥検出装置を示す全体
図。
【図8】本発明の第4実施例の欠陥検出装置を示す全体
図。
【符号の説明】
1 絶縁碍子 2 保持手段 3,5,10 放電手段 11,12,13,24 経路認識手段 14 判別手段 20 中心電極

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部が内部に形成されるとともに、該
    中空部の一端が開口された絶縁碍子を保持する保持手段
    と、 前記絶縁碍子の中空部に挿入された第1電極と、該第1電極と放電可能の範囲内において、前記絶縁碍子
    の周囲に設けられた第2電極と、 前記第1および第2電極間に電圧差を生じさせることに
    よって、火花放電を生じさせる放電手段と、 前記第1および前記第2電極間に電圧差を生じさせた時
    に生じる火花放電が、前記絶縁碍子の前記中空部の開口
    を通過したかどうかを認識し、該認識に対応した信号を
    出力する経路認識手段と、 該経路認識手段からの信号に従って、前記絶縁碍子の良
    否を判別する判別手段と、 からなることを特徴とする絶縁碍子の欠陥検出装置。
  2. 【請求項2】 前記経路認識手段は、前記放電手段によ
    って生じた放電の光を集光する集光手段と、 該光を入力し、該光の量に応じた電気信号を出力する光
    電変換手段と、 前記放電手段により放電を生じせしめた時に、前記光電
    変換手段からの前記電気信号を入力するとともに前記電
    気信号とあらかじめ設定された設定値との比較を行い、
    前記絶縁碍子の良否を判断する比較演算手段とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の絶縁碍子の欠陥検出装
    置。
  3. 【請求項3】 軸方向に中空部が形成されるとともに該
    中空部には中心電極が形成された絶縁碍子を保持する保
    持手段と、 前記絶縁碍子の周囲において前記中心電極と放電可能の
    範囲に設けられた電極と、 前記絶縁碍子の前記中心電極と前記電極との間において
    電圧差を与えることによって放電を生じせしめる放電手
    段と、前記中心電極の 先端部近傍に設けられており、前記放電
    手段に電圧差を与えた時に生じる火花放電が前記中心電
    極の先端と前記電極との間において生じているかどうか
    を認識し、該認識に対応した信号を出力する経路認識手
    段と、 該認識経路手段からの信号に従って、前記絶縁碍子の良
    否を判別する判別手段と、 からなることを特徴とする絶縁碍子の欠陥検出装置。
  4. 【請求項4】 軸方向に中空部が形成されるとともに該
    中空部には中心電極が形成され、前記中心電極と対向す
    る接地電極が形成されたハウジングによって把持された
    絶縁碍子を有する内燃機関用スパークプラグを保持する
    保持手段と、前記中心電極と前記ハウジングとの間に、
    前記中心電極と前記接地電極との間で火花放電の発生を
    生じさせる放電手段と、 該放電手段に前記電圧差を与えた時に、前記中心電極と
    前記接地電極との間において火花放電が生じるかどうか
    を認識し、該認識に対応した信号を出力する経路認識手
    段と、 該経路認識手段の出力する前記信号に対応して前記内燃
    機関用スパークプラグの良否を判別する判別手段と、 からなることを特徴とする絶縁碍子の欠陥検出装置。
  5. 【請求項5】 中空部が内部に形成されるとともに、該
    中空部の一端が開口された絶縁碍子を保持し、 前記絶縁碍子の中空部に挿入された第1電極と前記絶縁
    碍子の近傍に設けられた第2電極との間に火花放電を生
    じさせ、 前記第1および前記第2電極間に電圧差を生じさせた時
    に生じる火花放電が、前記絶縁碍子の前記中空部の開口
    を通過したかどうかを認識し、 前記中空部の開口を通過の有無によって、前記絶縁碍子
    の良否を判別することを特徴とする絶縁碍子の欠陥検出
    方法。
  6. 【請求項6】 軸方向に中空部が形成されるとともに該
    中空部には中心電極が形成された絶縁碍子を保持し、 前記絶縁碍子の周囲において設けられた電極と前記中心
    電極との間において火花放電が可能な電圧差を与え、 火花放電が前記中心電極の先端と前記電極との間におい
    て放電が生じているかどうかを認識し、 この放電の有無によって、前記絶縁碍子の良否を判別す
    ることを特徴とする絶縁碍子の欠陥検出方法。
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