JP2550613B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP2550613B2
JP2550613B2 JP62268882A JP26888287A JP2550613B2 JP 2550613 B2 JP2550613 B2 JP 2550613B2 JP 62268882 A JP62268882 A JP 62268882A JP 26888287 A JP26888287 A JP 26888287A JP 2550613 B2 JP2550613 B2 JP 2550613B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主にフルカラー複写機に用いられる転写装置
に関するものである。
(従来の技術) 誘電体スクリーンを表面に有する転写ドラムに転写シ
ートを静電吸着させ、感光ドラム上に作成されたトナー
像を複数回前記転写シート上に静電転写させる転写装置
は、特開昭62−90673号公報などによって知られてい
る。
このような転写装置におけるフルカラーコピー時に
は、一般にイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナ
ー、又はこれにブラックを加えた4色のトナーが感光ド
ラムより順次転写シート上に転写され、フルカラートナ
ー像が転写シート上に多重転写される。
ところで従来の転写装置においては、転写シートを転
写ドラムに巻付けるための吸着チャージャによる静電吸
着は1回だけ行われている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、その日の最初に複写機を用いる場合のよう
に、転写装置を長時間休止させた後に使用するとき、誘
電体スクリーンの帯電が不安定となり、その静電吸着力
が不足して、クランプミスによるジャムが生じたり、多
重転写時の色ずれが生ずる場合があった。特に、転写シ
ートとしてOHP用フィルムや厚手のペーパなどを用いる
ときや、湿度が低い場合にその傾向が大であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題を解決するために、転写シート保持
部材に転写シートを静電吸着させ、感光体上に作成され
たトナー像を複数回前記転写シート上に静電転写させる
転写装置において、転写装置の休止状況を判断する判断
手段を設け、且つこの判断手段によって転写装置が所定
の休止状況にあると判断されたとき、転写装置の本稼働
に先立って前記転写シート保持部材を1回転以上予備回
転させると共に静電吸着用の吸着チャージャを出力させ
るように制御する予備回転制御手段を設けたことを特徴
とする。
(作 用) 本発明によれば、転写装置が所定の休止状況にあると
判断手段によって判断されると、これに基いて予備回転
制御手段は転写シート保持部材を1回転以上予備回転さ
せると共にこの予備回転中に吸着チャージャを出力させ
るので、転写装置の本稼動に先立って1回以上の転写チ
ャージャによる転写シート保持部材の帯電がその全周に
わたって行われることになる。従って、本稼動時の静電
吸着行程における転写シートの転写ドラムへの巻付けは
正確且つ確実に行われ、クランプミスによるジャムの発
生や多重転写時の色ずれを防ぐことができる。
又本発明によれば、転写装置が連続的に使用されてい
る場合や休止時間が短い場合には、転写シート保持部材
の予備回転及びこれに伴う吸着チャージャの出力が行わ
れないので、これらに要する時間のロスがない。
(実施例) 第1図ないし第8図に示す本発明の実施例は、フルカ
ラー複写機の転写装置に係るものである。
第1図において、原稿ガラス18上に置かれた原稿は、
露光ランプ17、レンズアレイ15によりCCDラインセンサ1
6に露光され、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブ
ルー)3原色の色信号として読み取られる。このR、
G、Bの色信号は画像処理回路によって、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、若しくはこれら
にBk(ブラック)を加えた、3値又は4値の信号に変換
されると共に、レーザ光学系11に出力信号として伝えら
れる。本実施例の複写機は3色分画像メモリを有してお
らず、各色作像時にイメージリーダユニット14は毎回ス
キャンし、これに基き順次Y、M、C又はY、M、C、
Bkの信号がレーザ光学系11に伝えられる。
レーザ光学系11は、走査用ポリゴンミラー12、Fθレ
ンズ13、反射ミラー51などを備え、前記Y、M、Cまた
は前記Y、M、C、Bkの信号に基いた各色についての像
形成用レーザ光を感光ドラム1に向け照射して、露光を
行う。
感光ドラム1は矢印方向に回転駆動される。この感光
ドラム1の表面部は、導電体基板上に電荷発生層と電荷
輸送層が積層された有機感光体を備え、特にレーザ発光
波長780nm付近に高い感度を示すものが用いられてい
る。又本実施例では前記感光体を帯電チャージャ2でマ
イナス帯電している。
感光ドラム1の周囲には、ドラムクリーナ4、トナー
回収ロール5、イレーサランプ3、前記帯電チャージャ
2が配設されると共に、4種類の現像器が配されてい
る。第1の現像器6はイエロー色のトナーを、第2の現
像器7はマゼンタ色のトナーを、第3の現像器8はシア
ン色のトナーを、第4の現像器9はブラック色のトナー
を夫々供給するものであり、これらトナーはマイナスに
帯電されている。又トナー補給は、トナーホッハ10にス
トックされた各色のトナーを、補給信号に基き、適時、
各現像器6、7、8、9にパイプ(図示せず。)を介し
て移送することにより行われる。
普通紙、OHP用フィルムなどの転写シートは、給紙カ
セット19a、19bに積載状態で収容されており、給紙ロー
ラ52a、52bなどによって1枚づつ装置内部に向け給送さ
れる。そして先端がレジストローラ20に当接した時点
で、転写シートを一旦停止させることにより以後のタイ
ミングをとり、同時にスキュー補正を行っている。21は
このために用いるペーパセンサである。36は転写シート
を保持する転写ドラムで矢印方向に回転駆動される。こ
の転写ドラム36は第2図及び第3図に示すように、アル
ミニウム製のドラム枠体54とこのドラム枠体に支持され
て円筒状に張られた誘電体スクリーン55とから主構成さ
れる。誘電体スクリーン55は、50〜80メッシュのポリエ
ステル網が用いられ、その開口率は30〜70%程度であ
る。ポリエステル網に代えてナイロン網を用いることが
でき、又誘電体スクリーン55を70〜120μm厚みのポリ
エステルフィルムなどのフィルムで構成することも可能
である。前記ドラム枠体54は両側の円筒部50、50とこれ
らを連結する連結部56とからなり、この連結部56には前
記誘電体スクリーン55の両端部を固定するバンディング
プレート57が固着されると共に、複数の先端チャッキン
グ爪38、38……を備えている。この先端チャッキング3
8、38……は前記レジストローラ20によってタイミング
をとって送られてくる転写シートの先端部をチャッキン
グする。各先端チャッキング爪38の左右には、1対の分
離用押上爪58、58が配設され、転写ドラム36から転写シ
ートを分離するとき、前記先端チャッキング爪38の開放
動と連動して転写シートの先端部を押上げるように作用
する。
前記先端チャッキング爪38は、第3図に示すシート搬
入部Pにおいて、転写ドラム36の内側に配された第1ガ
イドレール59に乗り上げたとき開動作する。このとき、
分離用押上爪58、58は閉止状態を維持している。レジス
トローラ20より送り出され、転写シートガイド60に案内
されて前記シート搬入部Pに搬入された転写シートの先
端部は、開放状態にある先端チャッキング爪38と閉止状
態にある分離用押上爪58、58との間に挿入される。転写
ドラム36の回転に伴い、先端チャッキング爪38が前記第
1ガイドレール59を通過すると先端チャッキング爪38は
閉動作して、転写シートの先端部をチャッキングする。
前記先端チャッキング爪38及び前記分離用押上爪58、
58は、第3図に示すシート分離部Qにおいて、転写ドラ
ム36の内側に配された第2ガイドレール61に乗り上げた
とき開動作する。これによって、転写シートの先端部は
先端チャッキング爪38の開動作によりチャッキングが解
放され、次いで分離用押上爪58、58の押上げ動作により
積極的に転写ドラム36の表面より分離される。第4図及
び第5図はこの様子を詳細に示したもので、先端チャッ
キング爪38及び分離用押上爪58、58は共に図示しないト
ーションバネで閉方向に付勢され、これらの先端部がス
トッパー板部62に当接するように構成されている。前記
第2ガイドレール61は、第3図及び第4図の図面に直交
する方向にシフト動できるように構成され、そのための
ソレノイド63を有している(第3図)。又第2ガイドレ
ール61はその上面に、第1の分離用押上爪58、先端チャ
ッキング爪38、第2の分離用押上爪58の夫々に対応する
カム条64l、64m、64rを備え、第5図に仮想線で示す位
置に第2ガイドレール61がシフトしたとき、これらカム
条によって先端チャッキング爪38、次いで分離用押上爪
58、58が押上げられ、開動作する。前記第2ガイドレー
ル61は通常時は第5図に実線で示す位置に待機してお
り、このとき先端チャッキング爪38、分離用押上爪58、
58は閉状態を維持し、シート分離が必要なときのみ第5
図に仮想線で示す位置にシフトして、上述のように先端
チャッキング爪38等を開動作させるのである。
なお、第1ガイドレール59も第3図に示すソレノイド
65の働きによって、図面に直交する方向にシフト動し、
シート先端チャッキング時にのみ、前記チャッキング爪
38を開閉動作させる。第1ガイドレール59は前記第2ガ
イドレール61の中央のカム条64mに相当するカム条66の
みを備えている。
転写ドラム36を支持するフレーム22は、第1図に示す
ように枢軸41を中心に回動可能に装置本体に支持され、
且つスプリング40によって反時計方向に付勢されてい
る。これによって転写ドラム36は感光ドラム1側に配し
た位置決めローラ39に圧接し、感光ドラム1と転写ドラ
ム36との間隔を一定になるように保っている。この間隔
は0.05〜0.70mmの範囲で選択される。
転写ドラム36の内周側には、第1図及び第3図に示す
ように、吸着チャージャ24、転写チャージャ25、及び第
1除電チャージャ26が配設されている。転写ドラム36の
外周側には、吸着チャージャ24に対向してアース電極23
が、第1除電チャージャ26に対向して第2除電チャージ
ャ27が夫々配設されると共に、前記シート分離部Qに分
離爪28が配設されている。
前記吸着チャージャ24は、マイナス電荷のコロナ放電
を行って、転写ドラム36の誘電体スクリーン55をマイナ
ス帯電させ、先端部が先端チャッキング爪38によって転
写ドラム36にチャッキングされた状態で送られてくる転
写シートを誘電体スクリーン55に静電吸着させる。この
とき、アース電極23は第3図に示すソレノイド67の働き
によって転写シートに接触し、前記吸着チャージャ24に
よる転写シートへの影響を除き、転写シートの転写ドラ
ム36上への静電吸着を確実なものとしている。
前記転写チャージャ25は、感光ドラム1と転写ドラム
36とが最接近する転写部Sに配され、プラス電荷のコロ
ナ放電により、感光ドラム1上のトナー像を転写ドラム
36上の転写シートに静電転写させるものである。
前記第1除電チャージャ26及び第2除電チャージャ27
は共にAC出力により除電を行うもので、これら1組で除
電チャージャ68を構成する。第1除電チャージャ26は主
に誘電体スクリーン55の除電を行って、転写シートの静
電吸着力を減じる作用を営み、第2除電チャージャ27は
主に分離時の転写シート表面を除電すると共に、分離に
伴う放電の防止を行い、画像の飛び散りを防ぐ作用を営
む。
分離爪28によって転写ドラム36から分離された転写シ
ートは、コンベヤ29によって定着装置30に送られ、ここ
で熱定着された後、排紙トレー32に排出される。
なお第3図において、44は位置検知センサで転写ドラ
ム36の回転基準位置を検知するものであり、45は転写ド
ラム36の回転を支持する支持ローラである。
第6図ないし第8図は、転写装置の休止状況を判断す
る判断手段A及び転写装置が所定の休止状況にあると判
断されたとき転写ドラム36を予備回転させると共にこの
予備回転中に吸着チャージャ24を出力させる予備回転制
御手段Bについての制御ブロック図及びタイミングチャ
ートを示している。
前記判断手段A及び予備回転制御手段Bを備えた複写
機のCPU100には、第6図に示すように、操作パネル80の
メインスイッチ81、プリントスイッチ85などからの信号
が入力される。
他方、前記CPU100からは、転写ドラム36の駆動モータ
M、アース電極23を駆動するソレノイド67、前記吸着チ
ャージャ24、前記転写チャージャの夫々のドライバ回路
に制御信号が出力される。又CPU100には、種々の信号の
入力が行われると共に、イメージリーダユニット14、レ
ーザ光学系11、感光ドラム1、各現像器6、7、8、9
などにこれらを制御する信号が出力される。
前記判断手段Aは、メインスイッチ81がONされ、次い
でプリントスイッチ85がONされた状態のとき、すなわち
メインスイッチ81のON後の第1回目の複写動作に入ると
きは、転写装置が所定の休止状況にあると判断する。又
メインスイッチ81のON後の第1回目の複写動作に入ると
きでない場合であっても、前回の複写動作の終了後所定
時間が経過しているときは、転写装置が所定の休止状態
にあると判断する。
第7図は前記判断手段Aによって転写装置が所定の休
止状況にあると判断されたときのタイミングチャートを
示している。すなわち、このときは予備回転制御手段B
の制御下において、プリントスイッチ85がONされると、
これに続いて転写ドラム36が予備回転として1回転し、
これに伴って吸着チャージャ24の出力及びアース電極23
の転写シートへの接触が行われる。その後本稼動に移行
して第8図に示す通常時と同様に、吸着チャージャ24、
転写チャージャ25などの出力が所定タイミング下で行わ
れる。この予備回転中は操作パネル80の予備回転表示ラ
ンプ84が点灯し、予備回転中であることが表示される。
なお、転写ドラム36の予備回転時には、イメージリーダ
ユニット14、レーザ光学系11、感光ドラム1、各現像器
6、7、8、9、などがその作動を停止していることは
云うまでもない。
第8図は通常時、すなわち前記判断手段Aによって転
写装置が所定の休止状態にあるとは判断されなかったと
きのタイミングチャートを示し、通常の作像、転写等が
行われる。この通常時における4色現像によるフルカラ
ーコピー動作を説明する。プリントスイッチがONされる
と、第1色目の作像作業が開始されると共に、転写シー
トの転写ドラム36への供給が開始される。イメージリー
ダユニット14のスキャン、これに基くレーザ光学系11の
露光、この露光に基く感光ドラム1の潜像形成が行わ
れ、次いで第1の現像器6のイエロートナーの供給によ
って、感光ドラム1上にはイエロー色のトナー像が形成
される(この作像システムはN−P系、すなわちネガー
ポジ系である。)。このトナー像は転写ドラム36上の転
写シートに静電転写される。
次いで第2色目の作像作業が行われ、第2の現像器7
の作動により、マゼンタ色のトナー像が形成されると共
に、これが前記転写シートに転写される。同様にして、
第3色目及び第4色目の作像作業が行われ、第3の現像
器8及び第4の現像器9の作動により、シアン色のトナ
ー像及びブラック色のトナー像が順次形成され、これら
が順次転写シートに転写される。
他方、上記の作像動作に並行して、転写ドラム36によ
る転写シートの静電吸着、転写チャージャ25による静電
転写などが行われる。すなわち、プリントスイッチがON
されると、転写シートは転写ドラム36に向け供給され、
その先端部が先端チャッキング爪38によりチャッキング
される。次いで吸着チャージャ24の放電によって、誘電
体スクリーン55はマイナス帯電され、この静電吸着力に
より、転写シートは転写ドラム36上に吸着される。この
とき、アース電極23の接触によって転写シートの転写ド
ラム36への吸着効果が高められる。
転写ドラム36の回転によって前記転写部Sに送られた
転写シートに対し、転写チャージャ25のプラス電荷の放
電による第1色目のトナー像の転写が行われる。これに
より感光ドラム1上のイエロー色のトナー像が転写シー
トに静電転写される。このとき前記誘電体スクリーン55
はプラス帯電されることになり、この極性による静電吸
着力で転写シートを静電吸着することになる。
第2色目のトナー像の転写、第3色目のトナー像の転
写、第4色目のトナー像の転写も同様に行われる。この
結果、転写シート上には、イエロートナー像、マゼンタ
トナー像、シアントナー像及びブラックトナー像が重な
り合うようにして転写され、フルカラートナー像が形成
される。このような転写行程が終るとシート分離行程に
移行する。
この分離行程において、先端チャッキング爪38の開放
動と前記除電チャージャ68の除電作用により転写シート
は転写ドラム36から分離可能な状態となり、次いで分離
用押上爪58、58の押上げ作用と、分離爪28の分離作用と
によって、転写シートは転写ドラム36から分離され、コ
ンベヤ29に導かれる。
他方、転写装置が所定の休止状況にあると判断された
ときは、転写装置の本稼動の前に、転写ドラム36の予備
回転と吸着チャージャ24の出力によって、転写シートの
転写ドラム36への巻付けが正確且つ確実に行われ、クラ
ンプミスによるジャム発生や多量転写時の色ずれを防ぐ
ことができる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成する
ことができる。例えば転写ドラム36の予備回路を2回転
以上行い、これに伴う吸着チャージャ24の出力を2回以
上行うように構成することができる。又転写ドラム36の
予備回転中に、吸着チャージャ24のみならず転写チャー
ジャ25をも出力させることが可能である。更に、転写装
置が所定の休止状況にあるか否かの判断基準は上記実施
例で述べたものに限定されない。
(発明の効果) 本発明によれば、長期休止などの所定の休止状況にあ
る転写装置を使用する場合であっても、予備回転と吸着
チャージャの出力によって静電吸着性能を高め、転写シ
ートの転写シート保持部材への静電吸着を正確且つ確実
に行うことができるので、クランプミスによるジャム発
生や多重転写時の色ずれを防ぐことができると共に、転
写装置が所定の休止状況にない通常の場合に対しては、
従来の場合と同様の時間で処理でき、時間ロスを生じな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をフルカラー複写機に用いた実施例を示
す概略側面図、第2図は転写ドラムの斜視図、第3図は
要部の横断面図、第4図は先端チャッキング爪部の横断
面図、第5図はその縦断面図、第6図は制御ブロック
図、第7図は休止状況時のタイミングチャート、第8図
は通常時のタイミングチャートである。 1……感光ドラム 24……吸着チャージャ 36……転写ドラム 55……誘電体スクリーン A……判断手段 B……予備回転制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写シート保持部材に転写シートを静電吸
    着させ、感光体上に作成されたトナー像を複数回前記転
    写シート上に静電転写させる転写装置において、転写装
    置の休止状況を判断する判断手段を設け、且つこの判断
    手段によって転写装置が所定の休止状況にあると判断さ
    れたとき、転写装置の本稼働に先立って前記転写シート
    保持部材を1回転以上予備回転させると共に静電吸着用
    の吸着チャージャを出力させるように制御する予備回転
    制御手段を設けたことを特徴とする転写装置。
JP62268882A 1987-10-23 1987-10-23 転写装置 Expired - Fee Related JP2550613B2 (ja)

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