JP2546295B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

Info

Publication number
JP2546295B2
JP2546295B2 JP62268881A JP26888187A JP2546295B2 JP 2546295 B2 JP2546295 B2 JP 2546295B2 JP 62268881 A JP62268881 A JP 62268881A JP 26888187 A JP26888187 A JP 26888187A JP 2546295 B2 JP2546295 B2 JP 2546295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
sheet
charger
drum
transfer sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62268881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109382A (ja
Inventor
一之 福井
忠次郎 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP62268881A priority Critical patent/JP2546295B2/ja
Publication of JPH01109382A publication Critical patent/JPH01109382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2546295B2 publication Critical patent/JP2546295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主にフルカラー複写機に用いられる転写装置
に関するものである。
(従来の技術) 誘導体スクリーンを表面に有する転写ドラムに転写シ
ートを静電吸着させ、感光ドラム上に作成されたトナー
像を、前記転写シート上に静電転写させた後、シート分
離部において転写シートを転写ドラムから分離させ、シ
ート搬出手段に移行させるように構成した転写装置は、
特開昭62−90673号公報などによって知られている。
第8図は従来のフルカラー複写機の転写装置における転
写シートの転写ドラムからの分離状態の1例を示してい
る。すなわち、転写チャージャaによって最終回の静電
転写が行なわれた転写シートbは、シート分離部Qにお
いて転写ドラムcから分離されて、シート搬出手段dに
移行する。このシート分離時には、シート分離部Qに配
された上下1対のチャージャからなる分離チャージャ
e、fがAC放電を行って、転写チャージャaによって誘
電体スクリーンjに与えられた帯電及び転写シートbに
与えられた帯電を除去して、転写シートbの転写ドラム
cからの分離を可能とする。又転写ドラムcの設けた先
端チャッキング爪iがシート分離部Qに達すると開放動
して、転写シートbの先端部を開放する。そして転写ド
ラムcの回転に伴って、転写シートbは分離爪gによっ
て転写ドラムcから剥離されてシート搬出手段dに導か
れるのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来の転写装置においては、先端チャッキン
グ爪iの開放動時に、これに伴って転写シートbの弾性
復元力により、その先端部が跳ね上り、第8図に仮想線
で示すように上側の分離チャージャeなどに干渉し、分
離ジャムなどの分離搬送不良が生じ易いという問題があ
った。この分離搬送不良は、OHPフィルムや厚手のペー
パなどのように腰の強い(弾性復元力が大きな)転写シ
ートbを用いる場合、及び転写ドラムcの径が小さい場
合に顕著にあらわれる。
このような問題の解決策として、転写チャージャaの
出力を増大して、誘電体スクリーンjの静電吸着力を増
し、転写シートbの先端部の跳ね上りを防ぐことが考え
られるが、この場合には各静電転写時においての転写シ
ートbを転写ドラムc側に静電吸引する力が強くなりす
ぎ、転写部Sにおいて、転写シートbが感光ドラムhに
接触することが困難になり、所謂白ヌケなどの転写不良
を生ずるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題を解決するために、シート保持部材
に転写シートを静電吸着させ、感光体上に作成されたト
ナー像を前記転写シート上に静電転写させた後、シート
分離部において転写シートをシート保持部材から分離さ
せ、シート搬出手段に移行させるように構成した転写装
置において、静電転写用の転写チャージャと同極性のサ
ブチャージャを、転写チャージャと前記シート分離部に
配した除電チャージャとの中間位置でシート保持部材の
内面側に位置するように配すると共に、前記サブチャー
ジャをシート分離時のみに出力させるように構成したこ
とを特徴とする。
(作 用) 本発明によれば、第7図に示すように、シート分離時
にサブチャージャ46が出力し、転写チャージャ25によっ
てシート保持部材である誘電体スクリーン55に与えられ
た帯電を強化して、その静電吸着力を増すので、先端チ
ャッキング爪38の開放時にも、転写シートbの先端部の
跳ね上りを防ぐことがきる。この結果、転写シートbの
先端部は円滑に分離爪28の位置まで導かれ、分離搬送不
良を防ぐことができる。
又転写チャージャ25の出力を適正出力に保つことがで
きるので、転写不良を防ぐことができる。なお、サブチ
ャージャ46はシート分離時にのみ出力するように構成さ
れているので、転写時に悪影響を及ぼさない。
(実施例) 第1図ないし第7図に示す本発明の実施例は、フルカ
ラー複写機の転写装置に係るものである。
第1図において、原稿ガラス18上に置かれた原稿は、
露光ランプ17、レンズアイ15によりCCDラインセンサ16
に露光され、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブル
ー)の3原色の色信号として読み取られる。このR、
G、Bの色信号は画像処理回路によって、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、若しくはこれら
にBk(ブラック)を加えた、3値又は4値の信号に変換
されると共に、レーザ光学系11に出力信号として伝えら
れる。本実施例の複写機は3色分画像メモリを有してお
らず、各色作像時にイメージリーダユニット14は毎回ス
キャンし、これに基づき順次Y、M、C又はY、M、
C、Bkの信号がレーザ光学系11に伝えられる。
レーザ光学系11は、走査用ポリゴンミラー12、Fθレ
ンズ13、反射ミラー51などを備え、前記Y、M、Cまた
は前記Y、M、C、Bkの信号に基いた各色についての像
形成用レーザ光を感光ドラム1に向けて照射して、露光
を行う。
感光ドラム1は矢印方向に回転駆動される。この感光
ドラム1の表面部は、導電体基板上に電荷発生層と電荷
輸送層が積層された有機感光体を備え、特にレーザ発光
波長780nm付近に高い感度を示すものが用いられてい
る。又本実施例では前記感光体を帯電チャージャ2でマ
イナス帯電している。
感光ドラム1の周囲には、ドラムクリーナ4、トナー
回収ロール5、イレーサランプ3、前記帯電チャージャ
2が配設されると共に、4種類の現像器が配されてい
る。第1の現像器6はイエロー色のトナーを、第2の現
像器7はマゼンタ色をトナーを、第3の現像器8はシア
ン色のトナーを、第4の現像器9はブラック色のトナー
を夫々供給するものであり、これらトナーはマイナスに
帯電されている。これら各現像器6、7、8、9は第6
図に示すようなタイミングで動作する。又トナー補給
は、トナーホッパ10にストックされた各色のトナーを、
補給信号に基き、適時、各現像器6、7、8、9にパイ
プ(図示せず)を介して移送するういことにより行なわ
れる。
普通紙、OHP用フィルムなどの転写シートは、給紙カ
セット19a、19bに積載状態で収容さており、給紙ローラ
52a、52bなどによって1枚づつ装置内部に向け給送され
る。そして先端がレジストローラ20に当接した時点で、
転写シートを一旦停止させることにより以後のタイミン
グをとり、同時にスキュー補正を行っている。21はこの
ために用いるペーパセンサである。36は転写シートを保
持する転写ドラムで矢印方向に回転駆動される。この転
写ドラム36は第2図及び第3図に示すように、アルミニ
ウム製のドラム枠体54とこのドラム枠体に支持されて円
筒状に張られた誘電体スクリーン55とから主構成され
る。誘電体スクリーン55は、50〜80メッシュのポリエス
テル網が用いられ、その開口率は30〜70%程度である。
ポリエステル網に代えてナイロン網を用いることがで
き、又誘電体スクリーン55を70〜120μm厚みのポリエ
ステルフィルムなどのフィルムで構成することも可能で
ある。前記ドラム枠体54は両側の円筒部50、50とこれら
を連結する連結部56とからなり、この連結部56には前記
誘電体スクリーン55の両端部を固定するバンディングプ
レート57が固着されると共に、複数の先端チャッキング
爪38、38……を備えている。この先端チャッキング38、
38……は前記レジストローラ20によってタイミングをと
って送られてくる転写シートの先端部をチャッキングす
る。各先端チャッキング爪38の左右には、1対の分離用
押上爪58、58が配設され、転写ドラム36から転写シート
を分離するとき、前記先端チャッキング爪38の開放動と
連動して転写シートの先端部を押上げるように作用す
る。
前記先端チャッキング爪38は、第3図に示すシート搬
入部Pにおいて、転写ドラム36の内側に配された第1ガ
イドレール59に乗り上げたとき開動作する。このとき、
分離用押上爪58、58は閉止状態を維持している。レジス
トローラ20より送り出され、転写シートガイド60に案内
されて前記シートが搬入部Pに搬入された転写シートの
先端部は、開放状態にある先端チャッキング爪38と閉止
状態にある分離用押上爪58、58との間に挿入される。転
写ドラム36の回転に伴い、先端チャッキング爪38が前記
第1ガイドレール59を通過すると先端チャッキング爪38
は閉動作して、転写シートの先端部をチャッキングす
る。
前記先端チャッキング爪38及び前記分離用押上爪58、
58は、第3図に示すシート分離部Qにおいて、転写ドラ
ム36の内側に配された第2ガイドレール61に乗り上げた
とき開動作する。これによって、転写シート先端部は先
端チャッキング爪38の開動作によりチャッキングが解放
され、次いで分離用押上爪58、58の押上げ動作により積
極的に転写ドラム36の表面より分離される。第4図及び
第5図はこの様子を詳細に示したもので、先端チャッキ
ング爪38及び分離用押上爪58、58は共に図示しないトー
ションバネで閉方向に付勢され、これらの先端部がスト
ッパー板部62に当接するように構成されている。前記第
2ガイドレール61は、第3図及び第4図の図面に直交す
る方向にシフト動できるように構成され、そのためのソ
レノイド63を有している(第3図)。又第2ガイドレー
ル61はその上面に、第1の分離用押上爪58、先端チャッ
キング爪38、第2の分離用押上爪58の夫々に対応するカ
ム条64l、64m、64rを備え、第5図に仮想線で示す位置
に第2ガイドレール61がシフトしたとき、これらカム条
によって先端チャッキング爪38、次いで分離用押上爪5
8、58が押上げられ、開動作する。前記第2ガイドレー
ル61は通常時は第5図に実線で示す位置に待機してお
り、このとき先端チャッキング爪38、分離用押上爪58、
58は閉状態を維持し、シート分離が必要なときのみ第5
図に仮想線で示す位置にシフトして、上述のように先端
チャッキング爪38等を開動作させるのである。
なお、第1ガイドレール59も第3図に示すソレノイド
65の働きによって、図面に直交する方向にシフト動し、
シート先端チャッキング時にのみ、前記チャッキング爪
38を開閉動作させる。第1ガイドレール59は前記第2ガ
イドレール61の中央のカム条64mに相当するカム条66の
みを備えている。
転写ドラム36を支持するフレーム22は、第1図に示す
ように枢軸41を中心に回動可能に装置本体に支持され、
且つスプリング40によって反時計方向に付勢されてい
る。これによって転写ドラム36は感光ドラム1側に配し
た位置決めローラ39に圧接し、感光ドラム1と転写ドラ
ム36との間隔を一定になるように保っている。この間隔
は0.05〜0.70mmの範囲で選択される。
転写ドラム36の内周側には、第1図及び第3図に示す
ように、吸着チャージャ24、転写チャージャ25、サブチ
ャージャ46及び第1除電チャージャ26が配設されてい
る。転写ドラム36の外周側には、吸着チャージャ24に対
向してアース電極23が、第1除電チャージャ26に対向し
て第2除電チャージャ27が夫々配設されると共に、前記
シート分離部Qに分離爪28が配設されている。
前記吸着チャージャ24は、マイナス電荷のコロナ放電
を行って、転写ドラム36の誘電体スクリーン55をマイナ
ス帯電させ、先端部が先端チャッキング爪38によって転
写ドラム36にチャッキングされた状態で送られてくる転
写シートを誘電体スクリーン55に静電吸着させる。この
とき、アース電極23は第3図に示すソレノイド67の働き
によって転写シートに接触し、前記吸着チャージャ24に
よる転写シートへの影響を除き、転写シートの転写ドラ
ム36飢へ静電吸着を確実なものとしている。このアース
電極23は第1回の静電転写に先立って、ただ1回だけ転
写シートに接触する。他方、吸着チャージャ24は第2回
以降の静電転写に対しても、これらに先立って毎回出力
する。なお、吸着チャージャ24を第1回静電転写に先立
って、ただ1回だけ出力するように構成することも可能
である。
前記転写チャージャ25は、感光ドラム1と転写ドラム
36とが最接近する転写部Sに配され、プラス電荷のコロ
ナ放電により、感光ドラム1上のトナー像を転写ドラム
36上の転写シートに静電転写させるものである。
前記第1除電チャージャ26及び第2除電チャージャ27
は共にAC出力により除電を行うもので、これら1組で除
電チャージャ68を構成する。第1除電チャージャ26は誘
電対スクリーン55の除電を行って、転写シートの静電吸
着力を減じる作用を営み、第2除電チャージャ27は主に
分離時の転写シート表面を除電すると共に、分離に伴う
放電の防止を行ない、画像の飛び散りを防ぐ作用を営
む。
前記サブチャージャ46転写チャージャ25と除電チャー
ジャ68との中間に位置し、転写チャージャ46と同極性の
チャージャ、すなわちプラス電荷のコロナ放電をシート
分離時にのみ行うものである。これにより前記誘電体ス
クリーン55のプラス帯電を強化し、転写シートの転写ド
ラム36側への静電吸着力を増大させることができるの
で、先端チャッキング爪38の開放後も、転写シートの先
端部を転写ドラム36に吸着させた状態で、前記分離爪28
に導き、分離ジャムが生じることを防止することができ
る。
これら各チャージャ24、25、46、68は第6図に示すよ
うなタイミングで動作する。
分離爪28によって転写ドラム36から分離された転写シ
ートは、コンベヤ29などのシート搬出手段48によって定
着装置30に送られ、ここで熱定着された後、排紙トレー
32に排出される。
なお第3図おいて、44は位置検出センサで転写ドラム
36の回転基準位置を検知するものであり、45は転写ドラ
ム36の回転を支持する支持ローラである。
次に第6図に示す、各現像器及び各チャージャのタイ
ミングチャートを参照しつつ、4色現像によるフルカラ
ーコピー動作を説明する。プリントスイッチがONされる
と、第1色目の作像作業が開始されると共に、転写シー
トの転写ドラム36への供給が開始される。イメージリー
ダユニット14のスキャン、これに基くレーザ光学系11の
露光、この露光に基く感光ドラム1上の潜像形成が行な
われ、次いで第1の現像器6のイエロートナーの供給に
よって、感光ドラム1上にはイエロー色のトナー像が形
成される(この作像システムはN−P系、すなわちネガ
ーポジ系である。)。このトナー像は転写ドラム36上に
転写シートに静電転写される。
次いで第6図に示すタイミングで、第2色目の作像作
業が行なわれ、第2の現像器7の作動により、マゼンタ
色のトナー像が形成されると共に、これが前記転写シー
トに転写される。同様にして、第3色目及び第4色目の
作像作業が行なわれ、第3の現像器8及び第4の現像器
9の作動により、シアン色のトナー像及びブラック色の
トナー像が順次形成され、これらが順次転写シートに転
写される。
他方、上記の作像動作に並行して、転写ドラム36によ
る転写シートの静電吸着、転写チャージャ25による静電
転写などが行なわれる。すなわち、プリントスイッチが
ONされると、転写シートは転写ドラム36に向け供給さ
れ、その先端部が先端チャッキング爪38によりチャッキ
ングされる。次いで吸着チャージャ24の放電によって、
誘電体スクリーン55はマイナス帯電され、この静電吸着
力により、転写シートは転写ドラム36上に吸着される。
このとき、アース電極23の接触によって転写シートの転
写ドラム36への吸着効果が高められる。
転写ドラム36の回転によって前記転写部Sに送られた
転写シートに対し、転写チャージャ25のプラス電荷の放
電による第1色目のトナー像の転写が行なわれる。これ
により感光ドラム1上のイエロー色のトナー像が転写シ
ートに静電転写される。このとき前記誘電体スクリーン
55はプラス帯電されることになり、この極性による静電
吸着力で転写シートを静電吸着することになる。
第2色目のトナー像の転写、第3色目のトナー像の転
写、第4色目のトナー像の転写も同様に行なわれる。こ
の結果、転写シート上には、イエロートナー像、マゼン
タトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像が重
なり合うようにして転写され、フルカラートナー像が形
成される。このような転写行程が終るとシート分離行程
に移行する。
このシート分離行程では、第7図に示すように、サブ
チャージャ46がプラス放電を行い、誘電体スクリーン55
のプラス帯電を強化して、転写シートの転写ドラム36へ
の吸着力を強化する。このシート分離行程では、先端チ
ャッキング爪38が開放状態となるので、転写シートは自
身の有する弾性復元力によって、その先端部が転写ドラ
ム36から浮き上ろうとする傾向がある。特に厚紙からな
る転写シートやOHPフィルムからなる転写シートのよう
に腰の強い転写シートではその傾向が大で、シート先端
部が第2除電チャージャ27などに当って、ジャムが生じ
るおそれがある。しかし本発明では、サブチャージャ46
の働きにより、転写シートの先端部を転写ドラム36に吸
着させて、前記浮上りを防ぎ、ジャム発生を防止するこ
とができる。
次いで転写シートが前記除電チャージャ68の位置に達
すると、その除電作用により転写シートは転写ドラム36
から分離可能な状態となり、分離用押上爪58、58の押上
げ作用と、分離爪28の剥離作用とによって、転写シート
の先端部は転写ドラム36から円滑に分離され、コンベヤ
29に導かれる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成する
ことができる。例えば、上記実施例において、吸着チャ
ージャ24がマイナス電荷の放電を、転写チャージャ25及
びサブチャージャ46がプラス電荷の放電を夫々行うもの
について述べたが、夫々が逆極性の電荷の放電を行うも
のに本発明を適用することが可能である。
(発明の効果) 本発明は、転写画像を良好な状態に維持しながら、転
写シートの分離搬送を確実に行うことができる転写装置
を提供することができる。特にOHPフィルムや厚手のペ
ーパなどのように腰の強い転写シートを用いる場合や、
シート保持部材の表面の曲率が大きい場合、すなわ従来
転写シートの分離搬送性に問題があった場合に、本発明
の転写装置を用いることによって上記問題点を解消でき
るという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をフルカラー複写機に用いた実施例を示
す概略側面図、第2図は転写ドラムの斜視図、第3図は
要部の横断面図、第4図は先端チャッキング爪部の横断
面図、第5図はその縦断面図、第6図は現像器及びチャ
ージャのタイミング図、第7図は本発明の作用を説明す
る要部の横断面図、第8図は従来例の作用を説明する要
部の横断面図である。 1……感光ドラム 25……転写チャージャ 36……転写ドラム 46……サブチャージャ 48……シート搬送手段 55……誘電体スクリーン 68……除電チャージャ Q……シート分離部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート保持部材に転写シートを静電吸着さ
    せ、感光体上に作成されたトナー像を前記転写シート上
    に静電転写させた後、シート分離部において転写シート
    をシート保持部材から分離させ、シート搬出手段に移行
    させるように構成した転写装置において、静電転写用の
    転写チャージャと同極性のサブチャージャを、転写チャ
    ージャと前記シート分離部に配した除電チャージャとの
    中間位置でシート保持部材の内面側に位置するように配
    すると共に、前記サブチャージャをシート分離時にのみ
    出力させるように構成したことを特徴とする転写装置。
JP62268881A 1987-10-23 1987-10-23 転写装置 Expired - Fee Related JP2546295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62268881A JP2546295B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62268881A JP2546295B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 転写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109382A JPH01109382A (ja) 1989-04-26
JP2546295B2 true JP2546295B2 (ja) 1996-10-23

Family

ID=17464557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62268881A Expired - Fee Related JP2546295B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 転写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2546295B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109382A (ja) 1989-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6868248B2 (en) Image formation apparatus and a method of controlling the image formation apparatus
US4063724A (en) Image transfer device
JPH01109384A (ja) 転写装置
JP2964545B2 (ja) 画像形成装置
US6546218B2 (en) Image forming apparatus
US6782227B2 (en) Transfer device for setting a suitable recording medium adsorbing bias, and an image-forming apparatus including the transfer device
JP2546295B2 (ja) 転写装置
JPH0689065A (ja) 画像形成装置
JP2550613B2 (ja) 転写装置
JPH01109383A (ja) 転写装置
JPS6230431B2 (ja)
JP2796802B2 (ja) 転写装置
JP3074949B2 (ja) 多色画像形成装置
JPH03167566A (ja) 画像形成装置
JP2705161B2 (ja) 転写ドラム駆動機構
JPH01109386A (ja) 転写装置
JP3587566B2 (ja) カラー電子写真装置
JPH03192273A (ja) 画像形成装置
JP3074034B2 (ja) 画像形成装置
JPS6027028B2 (ja) 転写装置
JPH0662240B2 (ja) シ−ト分離装置
JPH04110979A (ja) 画像形成装置
JP3352285B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3643099B2 (ja) 画像形成装置
JPH01282571A (ja) カラー電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees