JP2549100B2 - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

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JP2549100B2 JP61198229A JP19822986A JP2549100B2 JP 2549100 B2 JP2549100 B2 JP 2549100B2 JP 61198229 A JP61198229 A JP 61198229A JP 19822986 A JP19822986 A JP 19822986A JP 2549100 B2 JP2549100 B2 JP 2549100B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、デジタル画像形成装置に関し、より詳細に
は、デジタルカラープリンター、デジタルカラー複写機
の書き込み部に適用しうるデジタル画像形成装置に関す
るものである。
(従来技術) 従来、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)あ
るいは黒色のトナーを用いてカラー画像を得るプリンタ
ーなどでは、ドツト部に付着したトナーが、加熱・加圧
式の定着部によつて押し潰されて、拡げられて階調性あ
るいは解像度が低下することがある。
より詳細に説明すると、第9図(a)に未定着の転写
紙1上のトナー付着状態を示しており、左端の単色の場
合はY,M,Cのイナー2の内、いずれか1つが一層であつ
て、トナー付着量が0.6〜0.8ミリグラム/センチメート
であり、厚みが約1.5ミクロンである。中央の2次
色の場合はR(レツド),G(グリーン),B(ブルー)の
何れかの2層のトナー2を有し、付着量が1.2〜1.6ミリ
グラム/センチメートルであり、厚みが約30ミクロン
である。右端の黒色の場合は3層のトナー2からなり、
付着力が1.8〜2.4ミリグラム/センチメートルであ
り、厚みが約45ミクロンである。そして各色共に同じド
ツト径dで形成されている。しかしながら、前記トナー
層2を定着部にて加熱・加圧定着すると、第9図(b)
に示すようにドツト径が各々d1,d2,d3へと拡がつてしま
う。
上述の拡がりドツト径のデータを第10図に示した。こ
れは400ドツト/インチの場合の測定値であつて、ドツ
ト径が64ミクロン前後のデータである。未定着時では同
じドツト径であつても、定着するとトナー層の厚さが違
うため、色別によつてドツト径に差が生じることが分か
る。
ところで、デジタル画像形成処理において、例えば、
第11図に示すように、9階調を出す場合、1画素3を3
×3の9個のドツト4に分けて各階調毎にNo.1乃至No.9
の状態が選択されるようになるが、上述のようにドツト
径が定着によつて拡がり、しかも各色によつて拡がり径
が異なると、ドツト4の面積率による階調性が正確に得
られず、画質が低下するという問題が生じることにな
る。
そこでドツト部におけるトナー層のつぶれ防止のため
に、トナーの軟化温度を高くする方法が考えられるが、
この方法では階調性は改善されるが、画像に光沢がなく
見劣りする画像となる。またトナー径を微粉化する方法
も考えられるが、この場合、通常のトナー径が10〜15ミ
クロンであるのに対しトナー径を7ミクロン程度にしな
ければならず、このため現像部あるいはクリーニング部
でのトナー飛散が著しいという欠点がある。(目的) 本発明は、上述した従来技術の問題点を解消し、確実
に階調性及び解像度を向上させることができるデジタル
画像形成装置を提供することを目的とする。
(構成) 本発明は、上記の目的を達成させるため、複数色のト
ナーを用いた減色混合方式のデジタル画像形成装置にお
いて、感光体上に形成されるドツト径が単色時よりも単
色を2以上重ねたときの方が小さくなるようにしたこと
を特徴としたものである。
以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。
内1図は本発明が適用されるデジタルカラー複写機の
概略を示す概略図であり、原稿10の載置するコンタクト
ガラス11の下部には、原稿読み取り用の光学系12が配設
され、この光学系12の下部には、書き込み用光学系13が
感光体ドラム14に光ビーム15を入射するようになつてい
る。前記感光体ドラム14の周部には、公知のようにM
(マゼンタ),C(シアン),Y(イエロー)の各色のトナ
ーを内蔵する現像部16a,16b,16cと、転写ドラム17と、
クリーニング前除電部18と、クリーニング部19と、除
電、帯電部20とが配置されている。前記転写ドラム17内
の感光体ドラム14と接触する部分に転写部21が配され、
また転写ドラム17の下方にはチヤツク部22が設けられ、
転写紙カセツト23から給紙ローラ24にて搬送される転写
紙を転写ドラム17にくわえ込むようにしており、一方、
転写ドラム17の上方には分離爪25を設け、転写終了後の
転写紙を転写ドラム17より剥がし、定着ローラ対26を経
て、排紙トレー27へと排出できるようにしてある。
ところで、既述した第10図に示すように、未定着時と
定着時のトナーのドツト径の違いに基づけば、定着後に
64ミクロンのドツト径を得るためには、未定着の時点で
単色(YMC)の場合に61ミクロンのドツト径にし、2次
色(RGB)の場合に56ミクロンのドツト径にし、黒色の
場合に52ミクロンのドツト径にすれば良いと判断され
る。
すなわち第2図に示す制御ブロツク図のように、コピ
ー上のアドレスがY,M,Cの各色のデータが入つているメ
モリ28a,28b,28cに入力されるようになつており、各メ
モリ28a,28b,28c毎に照射時間変調回路29a,29b,29cが接
続され、この照射時間変調回路29a,29b,29cには各色に
対する残りの色のデータD0,D1が入る。すなわちY色に
対していえば、残りの色であるM色を出すか否かの信号
D0、C色を出すか否かの信号D1が前後変調回路29aに入
る。各色の変調回路29a,29b,29cにアンドゲート30a,30
b,30cを設け、各色の作像信号とのアンドをとり、オア
ゲート31を介して光学駆動手段の駆動信号を出力する。
光学駆動手段の駆動時間、すなわち感光体ドラム14の
照射時間は、ドツト部の色がYMCならばt1、RGBならば
t2、黒色ならばt3(t1>t2>t3)の各時間に限り、レー
ザなどの光源を出射する。このようにして単色時と2次
色時と黒とでドツト径を変えることが出来る。また書き
込み用光学系13にて液晶シヤツターアレーを用いる場合
は、上記各色によつて時間t1,t2,t3に基づくシヤツタの
開放時間を変えてやれば良い。
第3図の照射時間と残りの色のデータとの関係を示す
図のように、ある色に対してD0,D1データが無いと単色
であると判断されるから照射時間はt1となり、D0,D1
ータの何れか一方のみが出た時は2次色であると判断さ
れて照射時間はt2となり、さらにD0,D1の両データが出
た時は黒であると判断されて照射時間はt2となるように
制御される。
上述の作動を第4図(a),(b)のフローチヤート
にて説明する。第4図(a)はメインプログラムを示
し、待機中の状態(4−1)から、プリントスイツチを
オンすると(4−2)、各モータがオンとなり(4−
3)、各種情報が検出され(4−4)、プリント処理シ
ーケンスに入り(4−5)、次のステツプへ移る(4−
6)。
第4図(b)はプリント処理シーケンスにおける書き
込み用光学系13のレーザ出力のフローチヤートであり、
画像部の色が単色(YMC)であればレーザの照射時間をt
1とし(4−7)、画像部の色が2次色(RGB)であれば
レーザの照射時間をt2とし(4−8)、また画像部の色
が黒であるとレーザの照射時間をt3とする(4−9)。
そしてレーザ出力信号が出ていれば上述のようにして
定められた時間t1,t2,t3によつてレーザ照射がなされる
(4−10)。
さらに具体的に第5図のドツド4の変化を説明する図
によつて説明すると、まず感光体ドラム14のドツト4の
潜像は、光ビーム、すなわちレーザの照射時間、あるい
は液晶シヤツタアレーのシヤツタ開放時間を各色毎に上
述のように時間t1,t2,t3(第5図(b))とすることで
第5図(a)に示すようになる。この時間t1,t2,t3の長
さはドツト径を64ミクロン程度にする時には、第10図に
基づいて考察すると、 t1:t2:t3=1:0.92:0.85であると良い。そして、その潜
像上に画像が形成されて転写材へ転写され、この転写材
が定着された時点でドツト4は同一ドツト径dによる画
像となるのである〔第5図(d)参照〕。
また第5図(a),(b),(c),(d)において
レーザによる照射では、照射時間の変化が主走査方向で
あるが、液晶シヤツターアレーの時には副走査方向とな
る。
上記第1実施例ではYMCの3色トナーを使用するもの
にて説明したが、黒トナーを有し、黒色部をその黒トナ
ーで再現する装置の場合は、第6図の様な制御ブロツク
図となり、黒部の照射時間を単色時と同じt1時間にしな
くてはならない。
上述した第1実施例とは、黒色のデータが入つている
メモリ28dと、照射時間をt1と決定する設定回路40と、
アンドゲート30dとが加わるのみで同様の構成となり、
第6図において第1実施例にて説明した部材に対応する
部材には同一部号を付して詳細な説明は省略する。
また第7図に示した制御ブロツク図は第3実施例のも
のであり、この第3実施例は、YMCの3色のトナーと黒
トナーとで作像する場合の画像作成方法に係るものであ
り、この場合には黒と他色とを重ね合わせる場合があ
る。この第3実施例は、第1実施例が3色トナーの組み
合わせであるのが、4色トナーの組み合わせとなる(但
しYMCおよび黒の4色が重なることはない)。従つて、
黒色のデータが入つているメモリ28dと、このメモリ28d
に接続する照射時間変調回路29d、アンドゲート30dが第
1実施例の制御ブロツク図に追加されたものであり、各
色に対する残りの色データはD0,D1,D2の3種類となり、
第8図に示すように、単色の場合には前記データ信号が
無いため照射時間をt1とし、2次色の場合は何れか1つ
のデータ信号が出され照射時間をt2とし、3色が重ね合
わさる場合は2つのデータ信号が出されるので照射時間
をt3とするように定める。但し照射時間はt1>t2>t3
する。
この時間にて感光体ドラムへの照射をコントロールす
ることは第1実施例と同様であり、また第7図において
第1実施例にて説明した部材に対応する部材には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
尚、感光体ドラム14のドツトの潜像を形成するに上述
したレーザ、液晶シヤツターアレー手段以外にFLアレー
手段、LEDアレー手段も用いられる。
(効果) 以上説明したように、本発明は、トナーにより形成さ
れるドツト径を制御することになり、定着時のドツトの
拡径が大きくなり過ぎることを防ぎ、デジタル画像の階
調性および解像度を向上させることが出来るデジタル画
像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はデジタルカラー複写機の概略を示す概略図、第2図は
制御ブロツク図、第3図は照射時間とデータの有無との
関係を示す図、第4図(a),(b)はフローチヤー
ト、第5図(a),(b),(c),(d)はトナード
ツトの変化を説明する図、第6図は本発明の第2実施例
の制御ブロツク図、第7図は本発明の第3実施例の制御
ブロツク図、第8図は第3実施例の照射時間とデータの
有無との関係を示す図、第9図は従来例のトナードツト
の状態を示す図、第10図は各色におけるドツト径のデー
タを説明する図、第11図は9階調の画素のドツトの状態
を説明する図である。 4……ドツト、13……書き込み用光学系、14……感光
体、28a,28b,28c,28d……メモリ、29a,29b,29c,29d,40
……照射時間決定手段、30a,30b,30c,30d……アンドゲ
ート、31……オアゲート、d……ドツト径。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数色のトナーを用いた減色混合方式のデ
    ジタル画像形成装置において、感光体上に形成されるド
    ツト径が単色時よりも単色を2以上重ねたときの方が小
    さくなるようにしたことを特徴とするデジタル画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項記載において、
    前記ドツト径が単色時の径>2次色時の径>黒色時の径
    の関係にあるようにしたことを特徴とするデジタル画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(1)項記載において、
    前記ドツト径の切り換えが、感光体上のドツト部への露
    光時間で切り換えるようにしたことを特徴とするデジタ
    ル画像形成装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第(1)項記載において、
    黒色部の色再現を黒トナーで行う場合に、黒部ドツト径
    が単色部と同じ処理がなされることを特徴とするデジタ
    ル画像形成装置。
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JPS5479631A (en) * 1977-12-08 1979-06-25 Ricoh Co Ltd Color ink jet printer

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