JP2549046Y2 - サンルーフのヘッドライニング取付構造 - Google Patents

サンルーフのヘッドライニング取付構造

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JP2549046Y2
JP2549046Y2 JP1992053304U JP5330492U JP2549046Y2 JP 2549046 Y2 JP2549046 Y2 JP 2549046Y2 JP 1992053304 U JP1992053304 U JP 1992053304U JP 5330492 U JP5330492 U JP 5330492U JP 2549046 Y2 JP2549046 Y2 JP 2549046Y2
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JP
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head lining
roof
guide rail
rail member
sunroof
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Inventor
淳 高橋
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株式会社大井製作所
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、サンルーフのヘッド
ライニング取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーフ開口に開閉可能なリッドを
設けたサンルーフにおいて、車室内側は、天井を形成す
るヘッドライニングとなっている。
【0003】サンルーフ領域のヘッドライニングは、図
6、図7に示すように、ルーフ開口101に設けられた
開閉可能なリッド103を両端支持するガイドレール部
材105に対して面ファスナー107により結合支持さ
れている。
【0004】面ファスナー107は、ヘッドライニング
109側に設けられた合成樹脂製の多数の鉤状体111
と、ガイドレール部材105側に設けられた合成樹脂製
の多数の輪状体113から成り、輪状体113に対して
鉤状体111を強く押しつけることで結合状態が確保さ
れるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記した如くヘッドラ
イニング109は、ガイドレール部材105に対して面
ファスナー107により簡単に取付けることができる反
面、取付けが不安定となり易いこと。また、ヘッドライ
ニング107とガイドレール部材105との間に、面フ
ァスナー107が介在する分、間隙Dが形成され、間隙
D分天井が低く抑えられ車室内の圧迫感を招来するこ
と。また、面ファスナー107の結合作業時、見えない
ために中心軸線Wに対して正しく結合しにくく、左右に
づれてしまう虞れがあり、安定した取付け精度が得られ
にくいなどの問題があった。
【0006】そこで、この考案は、作業性を損なうこと
なく、しかも、取付箇所全体にわたり確実な取付状態と
組付精度の向上を図った新たなサンルーフのヘッドライ
ニング取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案は、天井開口を有するヘッドライニング
と、ルーフ開口を有するルーフパネルとの間に、前記ル
ーフ開口の左右にレール部を有するガイドレール部材を
設ける一方、ルーフ開口に、前記左右のレール部によっ
て両端支持され駆動手段により前後にスライドする開閉
可能なリッドを設けたサンルーフにおいて、前記ガイド
レール部材側に、前後方向に沿って一体に連続し合う係
合凹部を設け、ヘッドライニング側に、前記係合凹部と
係脱自在に結合し合う少なくとも一定の長さに連続し合
う係合凸部を設けてある。
【0008】
【作用】かかるヘッドライニング取付構造によれば、係
合凸部を、一体に連続し合う係合凹部に対向させ下から
強制的に押圧することで一部分となる押圧領域が嵌合し
合うようになるから、係合凹部に沿って順次、押圧すれ
ば、係合凹部に対して嵌合し合う確実な結合状態が容易
に得られるようになり、作業性を損なうこともない。ま
た、結合時において、連続し合う係合凹部が取付けの基
準線となり、中心軸線に対して左右にずれることのない
精度よい取付状態が得られる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図5の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
【0010】図中1は自動車のルーフパネルを示してお
り、ルーフパネル1の前方側にはルーフ開口3が設けら
れている。ルーフ開口3には、開閉可能なリッド5と、
ガイドレール部材7が設けられている。リッド5の外周
縁には、リッド5の全閉時においてルーフ開口縁1aと
弾接してシールを確保するウェザーストップ等のシール
部材9が装着されている。
【0011】ガイドレール部材7は、前記ルーフパネル
1と天井を形成するヘッドライニング11との間に位置
し、ルーフ開口3の前端側から左右の両サイドにわたっ
て配置され平面から見て逆U字状の形状となっている。
【0012】ガイドレール部材7は、フランジ部13と
樋部15とレール部17とを有し、フランジ部13はル
ーフインナパネル19に固定支持されている。樋部15
はルーフ開口3からの雨水を図外のドレンパイプへ誘導
するよう機能する。レール部17は可撓性のギヤードケ
ーブル25,25が配索される左右一対のケーブル案内
溝27を有し、ギヤードケーブル25は図外の手元スイ
ッチによって正転、逆転する駆動モータ21のギヤ23
と噛み合い、ギヤ23の回転でギヤードケーブル25,
25は図3矢印方向への移動が得られるようになってい
る。
【0013】また、ガイドレール部材7のレール部17
内には、前方の移動シュー(図示していない)と後方の
移動シュー29がそれぞれスライド自在に装着されてい
る。前方の移動シューは図示していないが、リッド5の
前端側を回動自在に支持するよう機能し、移動シューに
対してリッド5の前端側が直接枢支されている。
【0014】後方の移動シュー29は、リッド5の後端
側を上下動自在に支持するよう機能し、昇降機構31
と、前記ケーブル案内溝27内のギヤードケーブル25
と噛み合う固定子33がそれぞれ設けられ、固定子33
と噛み合うギヤードケーブル25が図3矢印方向に牽引
制御されることで後方の移動シュー29はレール部17
に沿ってスライド移動が可能となる。
【0015】昇降機構31は昇降アーム35の一端が、
後方の移動シュー29に設けられたガイド溝(図示して
いない)内にピンPを介して移動自在に枢支され、他端
がリッド5の裏面側に設けられたブラケット37にピン
P1を介して回動自在に枢支されている。
【0016】したがって、後方の移動シュー29が前後
にスライドすることでガイド溝を介してピンPが移動す
ることで昇降アーム35がピンP1を支点として上下に
回動することでリッドの後端側の上下動が一緒に得られ
るようになっている。
【0017】一方、ヘッドライニング11は、芯材39
と表皮41とから成り、前記ルーフ開口3の領域におい
て、天井開口43を有すると共に、結合手段44により
ガイドレール部材7に結合支持されている。
【0018】結合手段は、ガイドレール部材7側に設け
られた下向きに開口するU溝状の係合凹部45と、ヘッ
ドライニング11側に設けられたロッド状の係合凸部4
7とから成り、前記係合凹部45及び係合凸部47は前
後方向に向かって連続した形状となっている。
【0019】この場合、図5に示すように係合凸部47
は長手方向に沿って必ずしも連続する必要はなく所定の
間隔で設けるようにすることも可能である。
【0020】なお、図1において49はヘッドライニン
グ11の天井開口43を閉塞するシェードを示してお
り、前記リッド5と連繋機構(図示していない)を介し
て支持されている。
【0021】このように構成されたヘッドライニング取
付構造によれば、係合凸部47を、係合凹部45に対向
させ、下からヘッドライニング11を強制的に押圧すれ
ば、一部分となる押圧領域が嵌合し合うようになるか
ら、係合凹部45に沿って順次押圧していくことで、取
付箇所全体にわたり、容易に、かつ、確実に取付けられ
るようになる。この結合時において連続し合う係合凹部
45は取付けの基準線となり、中心軸線Wから左右にず
れることなく精度よい結合状態が得られる。また、ヘッ
ドライニング11とガイドレール部材7との間に形成さ
れる隙間がなくなり、ヘッドライニング11の位置を高
くできるようになる。
【0022】
【考案の効果】以上、説明したように、この考案によれ
ば、係合凹部は、連続し合う形状となるため、係合凸部
の位置合せが容易になると共に、係合凸部を押圧するこ
とで、結合状態が得られるから、順次押圧していくこと
で、取付箇所全体にわたり確実な取付けができる。した
がって、作業性を損なうことがなくなる。また、連続し
合う係合凹部は取付けの基準線となるため、中心軸線か
ら左右にずれることなく、精度よい結合状態が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のA−A線断面図。
【図2】係合凹部と係合凸部を示した切断面図。
【図3】この考案を実施した自動車の一部切断概要平面
図。
【図4】係合凸部をヘッドライニングに設けた一部分の
斜視図。
【図5】係合凸部の変形例を示した図4と同一の斜視
図。
【図6】従来例を示した図1と同様の断面図。
【図7】従来例を示した図2と同様の切断面図。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 3 ルーフ開口 5 リッド 7 ガイドレール部材 25 駆動手段 43 天井開口 45 係合凹部 47 係合凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井開口を有するヘッドライニングと、
    ルーフ開口を有するルーフパネルとの間に、前記ルーフ
    開口の左右にレール部を有するガイドレール部材を設け
    る一方、ルーフ開口に、前記左右のレール部によって両
    端支持され駆動手段により前後にスライドする開閉可能
    なリッドを設けたサンルーフにおいて、前記ガイドレー
    ル部材側に、前後方向に沿って一体に連続し合う係合凹
    部を設け、ヘッドライニング側に、前記係合凹部と係脱
    自在に結合し合う少なくとも一定の長さに連続し合う係
    合凸部を設けたことを特徴とするサンルーフのヘッドラ
    イニング取付構造。
JP1992053304U 1992-07-29 1992-07-29 サンルーフのヘッドライニング取付構造 Expired - Lifetime JP2549046Y2 (ja)

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JPH0613920U JPH0613920U (ja) 1994-02-22
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