JP2548692B2 - 複数段の印刷管理用スケ−ルの濃度値判別方法 - Google Patents
複数段の印刷管理用スケ−ルの濃度値判別方法Info
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- JP2548692B2 JP2548692B2 JP59222763A JP22276384A JP2548692B2 JP 2548692 B2 JP2548692 B2 JP 2548692B2 JP 59222763 A JP59222763 A JP 59222763A JP 22276384 A JP22276384 A JP 22276384A JP 2548692 B2 JP2548692 B2 JP 2548692B2
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- density
- scale
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/0036—Devices for scanning or checking the printed matter for quality control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明は、校正印刷機上で印刷管理用データ検知装置
が、校正刷管理に必要なデータを得るために、複数段の
印刷管理用スケールを走査して得られた複数の濃度デー
タを処理する濃度値判別方法に関する。
が、校正刷管理に必要なデータを得るために、複数段の
印刷管理用スケールを走査して得られた複数の濃度デー
タを処理する濃度値判別方法に関する。
〈従来技術とその問題点〉 従来、同一出願人に係る昭和59年10月22日特許出願
「複数段の印刷管理用スケールの濃度値判別方法」によ
れば、第２図で示すように平台校正印刷機に付属されて
いる印刷管理用データ検知装置（３）が細かいピッチで
印刷用紙（１）上に印刷された複数段の印刷管理用スケ
ール（２）を測定し、得られた複数の濃度データを、記
憶領域（図示せず）に記憶させ、記憶させた印刷管理用
スケール（２）の前後の紙白部分濃度値と印刷管理用ス
ケール濃度値との端点を判断し、記憶領域の端点間を印
刷管理用スケール（２）の段数に応じて等分割すること
で、複数段の印刷管理用スケール（２）の個々のスケー
ルの中央付近の濃度値を推定している。
「複数段の印刷管理用スケールの濃度値判別方法」によ
れば、第２図で示すように平台校正印刷機に付属されて
いる印刷管理用データ検知装置（３）が細かいピッチで
印刷用紙（１）上に印刷された複数段の印刷管理用スケ
ール（２）を測定し、得られた複数の濃度データを、記
憶領域（図示せず）に記憶させ、記憶させた印刷管理用
スケール（２）の前後の紙白部分濃度値と印刷管理用ス
ケール濃度値との端点を判断し、記憶領域の端点間を印
刷管理用スケール（２）の段数に応じて等分割すること
で、複数段の印刷管理用スケール（２）の個々のスケー
ルの中央付近の濃度値を推定している。
しかし、この方法では、有色紙の場合、ベタ濃度が不
安定な場合、スケールの濃度が非常に低い場合など紙白
（８）とスケール部の濃度差が小さく、端点の決定が難
しいという欠点がある。また印刷管理用スケール（２）
の形が第３図のように、中間部分に濃度が低い部分が存
在したり、個々のスケール間隔が一定でない場合、前者
の場合は中間部分の濃度が低い部分と紙白（８）を誤認
する可能性があり、後者の場合、測定した濃度値を等分
割することでは個々のスケールの中心を推定することが
できないという欠点がある。
安定な場合、スケールの濃度が非常に低い場合など紙白
（８）とスケール部の濃度差が小さく、端点の決定が難
しいという欠点がある。また印刷管理用スケール（２）
の形が第３図のように、中間部分に濃度が低い部分が存
在したり、個々のスケール間隔が一定でない場合、前者
の場合は中間部分の濃度が低い部分と紙白（８）を誤認
する可能性があり、後者の場合、測定した濃度値を等分
割することでは個々のスケールの中心を推定することが
できないという欠点がある。
〈発明の目的〉 本発明は、上記問題点を解決すべく発明されたもので
あり、印刷管理用スケール（２）の形が第３図のよう
に、中間部分に濃度が低い部分が存在したり、スケール
の網点％が小さく濃度が低い場合、ベタ濃度が変動して
いる場合、有色紙の場合などでも正確に、個々のスケー
ルの中心部を推定し、スケールの濃度値を求める濃度値
判別方法を提供するものである。
あり、印刷管理用スケール（２）の形が第３図のよう
に、中間部分に濃度が低い部分が存在したり、スケール
の網点％が小さく濃度が低い場合、ベタ濃度が変動して
いる場合、有色紙の場合などでも正確に、個々のスケー
ルの中心部を推定し、スケールの濃度値を求める濃度値
判別方法を提供するものである。
〈発明の概要〉 本発明は、平台校正印刷機に設けられた印刷管理用デ
ータ検知装置が複数段（Ｎ段）の印刷管理用スケールを
走査することにより得られた反射濃度値から、複数段の
スケールの各濃度値を推定する濃度値判別方法におい
て、印刷管理用スケールを細かいピッチで測定を行い、
記憶領域に記憶した複数の濃度値を連続して、あるいは
ある間隔で濃度値間の差を求め、差の絶対値が大きい順
に、ただし、走査順が近接しているものは除いて（Ｎ＋
１）個を抽出し、走査順にならび、この（Ｎ＋１）個の
データ間の中心を個々のスケールの中心部と推定し、中
心付近の複数個の濃度値を平均して、スケールの濃度値
とする濃度値判別方法である。
ータ検知装置が複数段（Ｎ段）の印刷管理用スケールを
走査することにより得られた反射濃度値から、複数段の
スケールの各濃度値を推定する濃度値判別方法におい
て、印刷管理用スケールを細かいピッチで測定を行い、
記憶領域に記憶した複数の濃度値を連続して、あるいは
ある間隔で濃度値間の差を求め、差の絶対値が大きい順
に、ただし、走査順が近接しているものは除いて（Ｎ＋
１）個を抽出し、走査順にならび、この（Ｎ＋１）個の
データ間の中心を個々のスケールの中心部と推定し、中
心付近の複数個の濃度値を平均して、スケールの濃度値
とする濃度値判別方法である。
〈発明の実施例〉 以下、本発明の一実施例について説明する。第１図
は、本方法の流れ図を示している。まず、データ測定
（ステップ１）は、第２図で示すようにタイミング用セ
ンサー（５）がタイミングマーク（４）を通過している
間、一定の周期で、紙白（８）、印刷管理用スケール
（２）、紙白（８）と走査し、濃度を測定する。タイミ
ング用センサー（５）がタイミングマーク（４）を通過
後、測定は中止される。本実施例では、３段の印刷管理
用スケール（２）を使用しているが、印刷管理用スケー
ル（２）は目的により何段でもよい。測定されたデータ
はA/D変換され記憶領域（図示せず）に記憶される。こ
こで、印刷スピードにより、測定データ数は異なる。コ
ンピュータで処理するため、記憶領域中にあらかじめ濃
度データ数に十分な配列を作っておき、第４図に示すよ
うに、測定されたデータを配列Ａ（ｎ）に入れる。最後
の部分で濃度値が0.00となっているところは、測定区域
外であることを示している。次にデータ間の差を求める
（ステップ２）。差SA（ｎ）は、 SA（ｎ）＝Ａ（ｎ＋ｉ）−Ａ（ｎ） で求められる。Ａ（ｎ＋ｉ）＝0.00となるところでは、
差を求めない。本実施例の場合、１個おきにデータ間の
差を求めているので、ｉ＝２である。データ間隔は任意
であるが、間隔が狭いと処理の時間がかかり、広いと精
度が悪くなるので、全体のデータ数などから決定する方
が良い。次に、第５図に示すように差SA（ｎ）の絶対値
ABS（SA（ｎ））の大きい順にならべる（ステップ
３）。そして大きい順にSA（ｎ）を（スケール段数＋
１）個抽出する（ステップ４）。本実施例の場合、４個
である。ただし、走査順ｎがすでに抽出したSA（n0）の
走査順n0と±４の範囲内にあるSA（ｎ）は、除外する。
±４という値は、全体のデータ数、データ間隔ｉによっ
て決定されるものであり、±４に限定されるものではな
い。次に、抽出されたデータを走査順にならべ（ステッ
プ５）、各データの走査順をn1〜n4とする。そして、
（n1＋n2＋ｉ）/2、（n2＋n3＋ｉ）/2、（n3＋n4＋ｉ）
/2を個々のスケールの中心部と推定する。次に、中心部
とその前後の計３つの濃度値の平均をとり、該スケール
の濃度値とする（ステップ６）。ここで、全体のデータ
数などにより、平均する濃度値の個数は、任意である。
は、本方法の流れ図を示している。まず、データ測定
（ステップ１）は、第２図で示すようにタイミング用セ
ンサー（５）がタイミングマーク（４）を通過している
間、一定の周期で、紙白（８）、印刷管理用スケール
（２）、紙白（８）と走査し、濃度を測定する。タイミ
ング用センサー（５）がタイミングマーク（４）を通過
後、測定は中止される。本実施例では、３段の印刷管理
用スケール（２）を使用しているが、印刷管理用スケー
ル（２）は目的により何段でもよい。測定されたデータ
はA/D変換され記憶領域（図示せず）に記憶される。こ
こで、印刷スピードにより、測定データ数は異なる。コ
ンピュータで処理するため、記憶領域中にあらかじめ濃
度データ数に十分な配列を作っておき、第４図に示すよ
うに、測定されたデータを配列Ａ（ｎ）に入れる。最後
の部分で濃度値が0.00となっているところは、測定区域
外であることを示している。次にデータ間の差を求める
（ステップ２）。差SA（ｎ）は、 SA（ｎ）＝Ａ（ｎ＋ｉ）−Ａ（ｎ） で求められる。Ａ（ｎ＋ｉ）＝0.00となるところでは、
差を求めない。本実施例の場合、１個おきにデータ間の
差を求めているので、ｉ＝２である。データ間隔は任意
であるが、間隔が狭いと処理の時間がかかり、広いと精
度が悪くなるので、全体のデータ数などから決定する方
が良い。次に、第５図に示すように差SA（ｎ）の絶対値
ABS（SA（ｎ））の大きい順にならべる（ステップ
３）。そして大きい順にSA（ｎ）を（スケール段数＋
１）個抽出する（ステップ４）。本実施例の場合、４個
である。ただし、走査順ｎがすでに抽出したSA（n0）の
走査順n0と±４の範囲内にあるSA（ｎ）は、除外する。
±４という値は、全体のデータ数、データ間隔ｉによっ
て決定されるものであり、±４に限定されるものではな
い。次に、抽出されたデータを走査順にならべ（ステッ
プ５）、各データの走査順をn1〜n4とする。そして、
（n1＋n2＋ｉ）/2、（n2＋n3＋ｉ）/2、（n3＋n4＋ｉ）
/2を個々のスケールの中心部と推定する。次に、中心部
とその前後の計３つの濃度値の平均をとり、該スケール
の濃度値とする（ステップ６）。ここで、全体のデータ
数などにより、平均する濃度値の個数は、任意である。
本発明は、本実施例に限定されることなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。
趣旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。
＜発明の効果＞ 以上述べたように、本発明によれば、印刷管理用スケ
ールの端に位置する網％が小さく濃度が低い場合や有色
紙に印刷する場合の如く、スケールの端の決定が難しい
場合であっても、スケール段数に１を加算した個数の濃
度差を、絶対値が大きい順に抽出し、抽出された濃度情
報の差を前記走査順にならびかえ、入力順に並んだ濃度
情報における、抽出された濃度情報の差の対応する位置
を求め、それらの対応する位置と位置の間を中点とし
て、それらの中点を複数段のスケールの中点と推定し、
中点の周辺の複数個の濃度情報を平均して濃度情報を各
スケールを代表する濃度値とするため、各スケールの濃
度値が測定できるという効果がある。
ールの端に位置する網％が小さく濃度が低い場合や有色
紙に印刷する場合の如く、スケールの端の決定が難しい
場合であっても、スケール段数に１を加算した個数の濃
度差を、絶対値が大きい順に抽出し、抽出された濃度情
報の差を前記走査順にならびかえ、入力順に並んだ濃度
情報における、抽出された濃度情報の差の対応する位置
を求め、それらの対応する位置と位置の間を中点とし
て、それらの中点を複数段のスケールの中点と推定し、
中点の周辺の複数個の濃度情報を平均して濃度情報を各
スケールを代表する濃度値とするため、各スケールの濃
度値が測定できるという効果がある。
また、印刷管理用スケールの中間部分に濃度の低い部
分がある場合であっても同様に、スケール段数に１を加
算した個数の濃度差を、絶対値が大きい順に抽出し、抽
出された濃度情報の差を前記走査順にならびかえ、入力
順に並んだ濃度情報における、抽出された濃度情報の差
の対応する位置を求め、それらの対応する位置と位置の
間を中点として、それらの中点を複数段のスケールの中
点と推定し、中点の周辺の複数個の濃度情報を平均して
濃度情報を各スケールを代表する濃度値とするため、そ
の部分を紙白と誤認することが無く、各スケールの濃度
値が測定できるという効果がある。
分がある場合であっても同様に、スケール段数に１を加
算した個数の濃度差を、絶対値が大きい順に抽出し、抽
出された濃度情報の差を前記走査順にならびかえ、入力
順に並んだ濃度情報における、抽出された濃度情報の差
の対応する位置を求め、それらの対応する位置と位置の
間を中点として、それらの中点を複数段のスケールの中
点と推定し、中点の周辺の複数個の濃度情報を平均して
濃度情報を各スケールを代表する濃度値とするため、そ
の部分を紙白と誤認することが無く、各スケールの濃度
値が測定できるという効果がある。
第１図は、濃度値判別方法の流れ図、第２図は、校正印
刷機と印刷管理用スケール、タイミングマークを中心と
する説明図、第３図は、印刷管理用スケールの一例を示
す説明図、第４図は、本実施例の濃度値と濃度値間の差
の説明図、第５図は、本実施例において濃度値間の差か
ら、各スケールの中心部の走査順を求める方法の説明図
である。 （１）……印刷用紙 （２）……印刷管理用スケール （３）……印刷管理用データ検知装置 （４）……タイミングマーク （５）……タイミング用センサー （６）……架台、（７）……絵柄、（８）……紙白
刷機と印刷管理用スケール、タイミングマークを中心と
する説明図、第３図は、印刷管理用スケールの一例を示
す説明図、第４図は、本実施例の濃度値と濃度値間の差
の説明図、第５図は、本実施例において濃度値間の差か
ら、各スケールの中心部の走査順を求める方法の説明図
である。 （１）……印刷用紙 （２）……印刷管理用スケール （３）……印刷管理用データ検知装置 （４）……タイミングマーク （５）……タイミング用センサー （６）……架台、（７）……絵柄、（８）……紙白
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−739（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】平台校正印刷機の印刷品質を管理するため
に用いられる複数段の印刷管理用スケールの濃度情報を
取り扱う際、前記印刷管理用スケールを走査して得られ
た濃度情報を連続して記憶装置に入力し、入力された濃
度情報から必要とされる濃度情報を選別する複数段の印
刷管理用スケールの濃度値判別方法において、 前記連続して入力された濃度情報を入力順に記憶装置に
記憶し、 該記憶された濃度情報数と前記印刷管理用スケールのス
ケール段数から一定の間隔を設定し、 前記入力順に並んだ濃度情報から前記一定の間隔を持っ
た２つの濃度情報の差を順次計算し、 該計算された濃度情報の差を大きい順にならびかえ、 入力順序が近接した濃度情報を除外しつつ、前記スケー
ル段数に１を加算した個数の前記計算された濃度情報の
差を、絶対値が大きい順に抽出し、 該抽出された濃度情報の差を前記走査順にならびかえ、 前記入力順に並んだ濃度情報における、抽出された濃度
情報の差の対応する位置を求め、それらの対応する位置
と位置の間を中点として、それらの中点を複数段のスケ
ールの中点と推定し、中点の周辺の複数個の濃度情報を
平均して濃度情報を各スケールを代表する濃度値とする
ことを特徴とする複数段の印刷管理用スケールの濃度値
判別方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59222763A JP2548692B2 (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 複数段の印刷管理用スケ−ルの濃度値判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59222763A JP2548692B2 (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 複数段の印刷管理用スケ−ルの濃度値判別方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61100455A JPS61100455A (ja) | 1986-05-19 |
| JP2548692B2 true JP2548692B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=16787514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59222763A Expired - Lifetime JP2548692B2 (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 複数段の印刷管理用スケ−ルの濃度値判別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548692B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1762388A3 (en) | 2000-10-13 | 2012-08-29 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Printing press equipped with color chart measuring apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3265740D1 (en) * | 1981-04-03 | 1985-10-03 | Gretag Ag | Method and device for the colorimetric analysis of a printed colour test scale |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP59222763A patent/JP2548692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61100455A (ja) | 1986-05-19 |
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