JP2548441B2 - 乗用型農作業車 - Google Patents

乗用型農作業車

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JP2548441B2
JP2548441B2 JP2223544A JP22354490A JP2548441B2 JP 2548441 B2 JP2548441 B2 JP 2548441B2 JP 2223544 A JP2223544 A JP 2223544A JP 22354490 A JP22354490 A JP 22354490A JP 2548441 B2 JP2548441 B2 JP 2548441B2
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真 山下
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗用走行車体の後部に、作業装置を着脱自
在に連結すると共に、左右一対の走行用車輪の左右夫々
に作用する一対のサイドブレーキと、左右に近接させて
設けた一対のブレーキぺダルとを各別に連係している乗
用型農作業車に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の乗用型農作業車としては、例えば特開
昭60−15282号公報に開示されたもののように、一対の
ブレーキペダルの一方に揺動自在に連結片を設け、他方
に、前記連結片を係脱自在に係止する係止部を設け、そ
の連結により、路上走行時等の高速走行時において、ブ
レーキペダルの一方に対する踏み込み操作により、両ブ
レーキペダルを同時操作して、片ブレーキによる不測な
旋回をもたらすことなく、安全かつ迅速に停止できるよ
うにしたものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来構造のものにおいては、サイ
ドブレーキ同士を連結する操作を人為的に行うものであ
ったため、圃場から路上へ移動した際等に、連結片を係
止部に係止させることを忘れてしまうことがあって、そ
りまま高速走行すると、片がわのブレーキペダルの踏み
込みで、車体が不当に旋回したり、横転したりするおそ
れがあると共に、その上、車体から作業装置を外して走
行するときには、車体における前後重量バランス不安定
となるため、横転する可能性もでてくるものであった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
作業装置を車体から取外した状態での走行時において
は、人為的な切換操作を行うことなく、一つのサイドペ
ダルの踏み込みで両サイドブレーキを確実に同時作動で
きる乗用型農作業車の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる乗用型農作業車は、上記目的を達成す
るために、冒記構造のものにおいて、前記一対のブレー
キペダル同士を連結する状態とその連結を解除する状態
とに切換可能な切換機構を備えると共に、前記作業装置
と乗用走行車体との連結の解除に連動して、前記一対の
ブレーキペダル同士を連結する自動連結手段を備えてい
ることを特徴構成とする。
かかる特徴構成による作用効果は、次の通りである。
〔作 用〕
即ち、路上走行等、高速走行する場合のように、作業
装置を乗用走行車体から取外して走行するときには、自
動連結手段によって、作業装置と乗用走行車体との連結
の解除に連動して、一対のブレーキペダル同士が連結さ
れる。
〔発明の効果〕
従って、作業装置を乗用走行車体から取外しての走行
においては、一対のブレーキペダル同士を人為的に連結
しなくても良く、自動的にその連結がなされるので、連
結忘れがなくなり、よって、路上等での高速走行で不当
に旋回したり、転倒したりする等の不具合の発生を未然
に回避できると共に、作業装置を取外して重量バランス
が不安定な車体であっても走行時における転倒等を防止
することもできるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に、乗用型農作業車の一例としての乗用型田植
機を示している。
この乗用型田植機は、操縦部(1)及び夫々一対の前
後車輪(2),(3)を備えた乗用走行車体(4)の後
部に、油圧シリンダ(5)で昇降駆動可能なリンク機構
(6)を連設し、このリンク機構(6)の後端に、多数
条植付用の苗のせ台(7)及び植付機構(8)を備えた
作業装置としての苗植付装置(9)を着脱自在に連結し
て構成している。
前記リンク機構(6)と苗植付装置(9)との連結構
造について詳述すると、第2図及び第3図に示すよう
に、前記リンク機構(6)の後端に位置する縦姿勢の縦
リンク(6A)の下端部に横向き支点ピン(10)を貫通支
承すると共に、この支点ピン(10)の左右両突出端にロ
アリンク(6B),(6B)を相対揺動可能に連結し、縦リ
ンク(6A)の上端部の左右中央箇所には後方上方に向け
て突出する吊下げフック(11)を設けている。一方、苗
植付装置(9)がわの連結部としてのブラケット(12)
の下端部に軸芯を前後方向に一致させた筒ボス(13)を
固着すると共に、この筒ボス(13)に対して、植付伝動
ケース(14)から突設した支軸(15)を相対回動自在に
遊嵌して、苗植付装置(9)を左右にローリング作動可
能に構成している。前記ブラケット(12)の上部の左右
中央箇所には、前記吊下げフック(11)と係合可能な係
合孔(16)が設けられ、この係合孔(16)は、上方がわ
を吊下げフック(11)の横幅とほぼ等幅に形成し、下方
がわを横方向での末広がり状に形成している。よって、
苗植付装置(9)をリンク機構(6)に連結するために
係合孔(16)に吊下げフック(11)を差し込む際には、
係合孔(16)の幅広部分で余裕をもって差し込み、次い
でリンク機構(6)を上昇作動させることにより、吊下
げフック(11)を係合孔(16)の上端所定位置に係合さ
せることができる。さらに、この係合状態で縦リンク
(6A)とブラケット(12)とを固定保持するロック機構
(A)を設けている。このロック機構(A)は、ブラケ
ット(12)の下端部の左右の横側面に左右に夫々突出す
るロックピン(30),(30)を設け、他方、縦リンク
(6A)の下端部で左右に突設した支軸ピン(31),(3
1)の左右突出端部に、ブラケット(12)がわのロック
ピン(30),(30)に対し上方から係合保持可能なフッ
ク(32),(32)を相対回動可能に取付けていると共
に、フック(32),(32)と一体にトグルスイッチ状に
揺動操作できる手動レバー(33),(33)を設けて構成
している。吊下げフック(11)と係合孔(16)とを係合
させた後、手動レバー(33),(33)を操作してフック
(32),(32)をロックピン(30),(30)に係合保持
させることで、縦リンク(6A)にブラケット(12)が固
定保持される。
そして、乗用走行車体(4)の前部に搭載したエンジ
ン(17)からの動力は、第1図に示すように、ベルト式
無段変速装置(18)及びギヤミッション(19)を介して
前車輪(2)、後車輪(3)及び苗植付装置(9)に伝
達するようにしている。
次に、後車輪(3)に対する伝動構造及びサイドブレ
ーキ等の操向構造について説明する。
第1図に示すように、左右一対の後車輪(3),
(3)を、後輪駆動用ケース(20)に支承していると共
に、ギヤミッション(8)から動力を後輪駆動用ケース
(20)内に入力ベベルギヤ(20A)に伝道する伝動軸を
設けている。後輪駆動用ケース片(20)内には、第1図
に示すように、左右の後車輪(3),(3)の駆動を可
動クラッチ片(22a),(22a)の摺動によって各別に断
続する操向クラッチ(22),(22)、及び、左右の後車
輪(3),(3)に対して各別作用するサイドブレーキ
としての多板式操向ブレーキ(23),(23)を設けてい
ると共に、左右の操向ブレーキ(23),(23)夫々の操
作片(23a),(23a)と、操向クラッチ(22),(22)
夫々の可動クラッチ片(22a),(22a)とをスリーブ
(24),(24)を介して連動連結している。
操縦部(1)には、左右に並設した状態で一対のブレ
ーキペダル(25),(25)を設けると共に、これらブレ
ーキペダル(25),(25)の夫々を、左右の前記スリー
ブ(24),(24)に各別にワイヤ連結し、もって、左右
のブレーキペダル(25),(25)に対する選択的な踏込
操作によって、左右の後車輪(3),(3)の一方の駆
動を停止させ、操縦部(1)の操向用ハンドル(26)に
よる操向操作との協働により枕地等での急旋回を良好に
行えるように構成している。尚、ブレーキペダル(2
5),(25)夫々の一段目の踏み込み操作で操向クラッ
チ(22),(22)が切り操作され、ブレーキペダル(2
5),(25)を更に踏み込むことで操向ブレーキ(2
3),(23)を働かせて、後車輪(3),(3)の回転
を迅速に停止できるように構成している。
第1図に示すように、左がわのブレーキペダル(25)
の踏み込み面の裏がわに、連結アーム(27)を揺動自在
に枢支していると共に、右がわのブレーキペダル(25)
の踏み込み面の裏がわに、この右がわのブレーキペダル
(25)がわに揺動させた前記連結アーム(27)が係合さ
れる係合部(28)を設けている。連結アーム(27)を係
合部(28)に係合させることで、左右のブレーキペダル
(25),(25)同士が連結状態となり、一方のブレーキ
ペダル(25)を踏み込んでも他方のブレーキペダル(2
5)を共に踏み込まれるので、前記操向クラッチ(2
2),(22)及び操向ブレーキ(23),(23)の左右夫
々が同時操作されるようになっている。ここで、連結ア
ーム(27)と係合部(28)とは切換機構(29)を構成し
ている。
そして、第1図に示すように、前記連結アーム(27)
と、前記手動レバー(33)の一方とをプシュプルワイヤ
(34)で連係していると共に、その手動レバー(33)の
縦リンク(6A)とブラケット(12)との連結を解除する
がわへの操作に連動して、連結アーム(27)を係合部
(28)に係合するように、又、その手動レバー(33)の
縦リンク(6A)とブラケット(12)とを連結するがわへ
の操作に連動して、連結アーム(27)を係合部(28)と
の係合を解除するように設定している。ここで、手動レ
バー(33)とプシュルワイヤ(34)とは、自動連結手段
(35)を構成している。
尚、苗植付装置(9)を走行車体(4)に連結した状
態での走行においても左右一対の操向ブレーキ(23)を
一つのブレーキペダル(25)の踏込み操作で共に作動で
きるようにするため、第1図中に示すように、手動操作
によって左右のブレーキペダル(25),(25)を一体に
連結できる揺動自在な連結アーム(36a)とその係合部
(36b)とを夫々左右のブレーキペダル(25),(25)
の踏み込み面の裏がわに設けている。
〔別実施例〕
本発明は、次のように実施しても良い。
自動連結手段を、作業装置と乗用走行車との連結状
態を検知する検知手段と、この検知手段での連結状態検
出結果に基づいて、両ブレーキペダルを共に連動するよ
うに、一方のブレーキペダルに備えた連結アームを、他
方のブレーキペダルに備えた係合部に係合させるアクチ
ュエータとで構成すること。
上記における検知手段は、リミットスイッチ、近
接スイッチ等を利用すること。
上記におけるアクチュエータとして、電動シリン
ダを利用すると共に、連結アームをスライド移動して、
係合部との係合及び係合解除がなされるようにするこ
と。
農用トラクタ等、各種乗用型農作業車に適用可能で
ある。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る乗用型農作業車の実施例を示し、第
1図は乗用型田植機の走行用伝動構造を示す概略平面
図、第2図は作業装置の着脱構造と検知手段とを示す側
面図、第3図は作業装置の着脱構造と検知手段とを示す
背面図、第4図は乗用型田植機を示す全体側面図であ
る。 (3)……走行用車輪、(4)……乗用走行車体、 (9)……作業装置、(23)……サイドブレーキ、 (25)……ブレーキペダル、(29)……切換機構、 (35)……自動連結手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗用走行車体(4)の後部に、作業装置
    (9)を着脱自在に連結すると共に、、左右一対の走行
    用車輪(3),(3)の左右夫々に作用する一対のサイ
    ドブレーキ(23),(23)と、左右に近接させて設けた
    一対のブレーキベダル(25),(25)とを各別に連係し
    ている乗用型農作業車であって、前記一対のブレーキベ
    ダル(25),(25)同士を連結する状態とその連結を解
    除する状態とに切換可能な切換機構(29)を備えると共
    に、前記作業装置(9)と乗用走行車体(4)との連結
    の解除に連動して、前記一対のブレーキペダル(25),
    (25)同士を連結する自動連結手段(35)を備えている
    ことを特徴とする乗用型農作業車。
JP2223544A 1990-08-23 1990-08-23 乗用型農作業車 Expired - Lifetime JP2548441B2 (ja)

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