JP2548051Y2 - 冷蔵庫の箱体 - Google Patents

冷蔵庫の箱体

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JP2548051Y2
JP2548051Y2 JP4225391U JP4225391U JP2548051Y2 JP 2548051 Y2 JP2548051 Y2 JP 2548051Y2 JP 4225391 U JP4225391 U JP 4225391U JP 4225391 U JP4225391 U JP 4225391U JP 2548051 Y2 JP2548051 Y2 JP 2548051Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom flange
tip
refrigerator
side plate
flange
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4225391U
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English (en)
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JPH053876U (ja
Inventor
憲行 須田
広繁 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は冷蔵庫の箱体に係わ
り、特に板金部品先端のシャープエッジの保護に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3ないし図5は例えば実開昭63−1
90888号公報に示された従来の冷蔵庫の箱体を示す
図であり、図において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵庫の
外郭を形成し、鋼板を略門形に形成した側板、3は側板
2の左右底部をそれぞれ内側に略L字状に折り曲げた底
部フランジ、3aはこの底部フランジ3の先端、4は略
L字状を成し一辺を側板2の背面下部に位置し、他辺を
底部フランジ3上に重合して取付く補強桁、5は側板2
の底部フランジ3を介して補強桁4にネジ6により取付
く前脚、7は前脚5と同様にネジ6により取付く後脚兼
用の圧縮機台板、8は箱体の背面を閉塞する後板、9は
側板2の低部フランジ3の先端3aに折り返して貼付さ
れるエッジ保護テープである。
【0003】次に動作について説明する。鋼板を成形し
た側板2の底部フランジ3の先端3aには予めエッジ保
護テープ9が折り返して貼付される。次いで、底部フラ
ンジ3上に補強桁4を配置し、前脚5と圧縮機台板7が
底部フランジ3を介してこの補強桁4にネジ6により取
付けられる。この時、前脚5と圧縮機台板7間の底部フ
ランジ3は機械的に固定されず、フランジ3の曲げ角度
のバラツキや、部品組立時の外力により生ずる歪等で底
部フランジ3の先端3aに浮き上がりが発生するが、予
めフランジ3の先端3aにはエッジ保護テープ9を貼付
してあるので、先端3aで手を怪我するなどの組立後の
危険性はなく、図5に示すように使用者が床掃除等で冷
蔵庫の下側に手を入れる際の安全を図っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫の箱体は
以上のように構成されているので、側板の底部フランジ
先端部にエッジ保護テープを折り返して貼付しなければ
ならず、工程数が多く、加工費が増加するとともに、エ
ッジ保護テープの貼り忘れによる不良が発生し、危険で
あるなどの問題点があった。
【0005】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、箱体の構成部品である補強桁に
エッジ保護テープと同様の機能を持たせ、エッジ保護テ
ープを廃止することができる冷蔵庫の箱体を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る冷蔵庫の
箱体は、側板の底部フランジの先端より内側の補強桁に
一体に形成され、かつ底部フランジ側は底部フランジの
先端が略接触する位置から立ち上がるとともに、頂部が
底部フランジ先端の浮き上がり寸法より下方に突出する
保護用の突出部を設けたものである。
【0007】
【作用】この考案における冷蔵庫の箱体は、補強桁の突
出部により冷蔵庫の下側に手を入れた際に、この突出部
に手が触れるだけで側板の底部フランジの先端に手が触
れることがなく、保護テープなどの部材を設けなくても
確実に手を切るなどの怪我の恐れがなくなる。
【0008】
【実施例】実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図
1、図2において、従来の技術と同一符号は同一、又は
相当部分を示す。2は冷蔵庫の外郭を形成する鋼板製の
側板、3は側板2左右の底部をそれぞれ内側に略L字状
に折り曲げた底部フランジ、3aはこの底部フランジ3
の先端、4は底部フランジ3上に取付く補強桁、5は側
板2の底部フランジ3を介して補強桁4にネジ6により
取付く前脚、7は図示しないが従来と同じく、前脚5と
同様に補強桁4に取付く後脚兼用の圧縮機台板、10は
前脚5と圧縮機台板7間の範囲の補強桁4に一体に形成
した保護用の突出部で、底部フランジ3の先端3aより
内側の下面に突出形成され、底部フランジ3側は底部フ
ランジ3の先端3aが略接触する位置から立ち上がると
ともに、その頂部は図1に示すように底部フランジ3先
端3aの浮き上がり寸法より下方に突出させている。
【0009】次に動作について説明する。底部フランジ
3内に補強桁4をセットして、前脚5と圧縮機台板7が
底部フランジ3を介して補強桁4にネジ6により取付け
られる。この時、従来と同様に底部フランジ3の先端3
a部分に浮き上がりが生ずるが、補強桁4に形成された
突出部10は、底部フランジ3の先端3aの浮き寸法よ
りも高く冷蔵庫の下面方向に突出する所定の寸法に設定
されているので、床掃除等で冷蔵庫の下側に手を入れた
際でもこの突出部10に手が先に当たるため、底部フラ
ンジ3の先端3aに手が触れることがなく、先端3aで
手を切るといった怪我の恐れが確実になくなる。また、
底部フランジ3の先端3aが略接触する位置から突出部
10を立ち上げているので、先端3aと突出部10の間
に手が入り怪我をすることが確実になく、さらに突出部
10をフランジ3先端3aの浮き上がり寸法より少し高
い程度に形成すれば先端3aに手が触れることがないた
め、突出部10をあまり高く形成する必要がなく、突出
部10は容易に加工形成できるものである。
【0010】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば底部フ
ランジの先端より内側の補強桁に一体に形成され、かつ
底部フランジ側は底部フランジの先端が略接触する位置
から立ち上がるとともに、頂部が底部フランジ先端の浮
き上がり寸法より下方に突出する保護用の突出部を設け
て構成したので、底部フランジの先端による怪我を防止
するエッジ保護テープなどの専用の部材を廃止すること
ができるので、工程数や加工費を底減することができ、
またエッジ保護テープが廃止されることからテープの貼
り忘れによる不良の流出の危険性もなくなり、確実に底
部フランジ先端による怪我の防止を行えるものが得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による冷蔵庫の箱体を示す
箱体下部を後方より見る要部断面図である。
【図2】この考案の一実施例による動作を説明する図1
に相当する断面図である。
【図3】従来の冷蔵庫の箱体を示す後方より見る斜視図
である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】従来のエッジ保護テープの作用を説明する図4
に相当する断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 2 側板 3 底部フランジ 3a 先端 4 補強桁 10 突出部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫の外郭を形成する側板と、この側
    板の底部を内側へ略L字状に折り曲げた底部フランジ
    と、この底部フランジ上に補強桁とを設けた冷蔵庫の箱
    体において、上記底部フランジの先端より内側の上記補
    強桁に一体に形成され、かつ底部フランジ側は底部フラ
    ンジの先端が略接触する位置から立ち上がるとともに、
    頂部が底部フランジ先端の浮き上がり寸法より下方に突
    出する保護用の突出部を設けたことを特徴とする冷蔵庫
    の箱体。
JP4225391U 1991-06-06 1991-06-06 冷蔵庫の箱体 Expired - Lifetime JP2548051Y2 (ja)

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JPH053876U JPH053876U (ja) 1993-01-22
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US11807981B2 (en) * 2018-07-30 2023-11-07 Lg Electronics Inc. Clothing treatment device
JP7113717B2 (ja) * 2018-10-12 2022-08-05 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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JPH053876U (ja) 1993-01-22

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