JP2547790Y2 - 携帯用小型噴霧器 - Google Patents
携帯用小型噴霧器Info
- Publication number
- JP2547790Y2 JP2547790Y2 JP5332691U JP5332691U JP2547790Y2 JP 2547790 Y2 JP2547790 Y2 JP 2547790Y2 JP 5332691 U JP5332691 U JP 5332691U JP 5332691 U JP5332691 U JP 5332691U JP 2547790 Y2 JP2547790 Y2 JP 2547790Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- groove
- concave groove
- spray nozzle
- sprayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、携帯用小型噴霧器に係
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、口紅容器のような携帯用の小型噴
霧器は周知である。この種の小型噴霧器は、噴霧器本体
にキャップを着脱自在に嵌合しており、その噴霧器本体
は、小さなびんの口部に、上端に突出しているステムを
押し下げることによりそのステムからびん内の液体を噴
出するポンプを備えた噴霧器基体を設け、また、そのス
テムに噴霧ヘッドを備えて、該噴霧ヘッドの押し下げ操
作により該噴霧ヘッドから噴霧を得るようになってい
る。
霧器は周知である。この種の小型噴霧器は、噴霧器本体
にキャップを着脱自在に嵌合しており、その噴霧器本体
は、小さなびんの口部に、上端に突出しているステムを
押し下げることによりそのステムからびん内の液体を噴
出するポンプを備えた噴霧器基体を設け、また、そのス
テムに噴霧ヘッドを備えて、該噴霧ヘッドの押し下げ操
作により該噴霧ヘッドから噴霧を得るようになってい
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のもので
は、使用の都度キャップを着脱しなければならず、甚だ
不便である。とはいえ、単にキャップを排したのでは、
携帯中、噴霧ヘッドに不意に外力が加わわって、液漏れ
や損傷を生じ、時には、噴霧ヘッドが外れたり、目詰ま
りを生じたりする。本考案は、斯る点を解決しようとす
るものである。
は、使用の都度キャップを着脱しなければならず、甚だ
不便である。とはいえ、単にキャップを排したのでは、
携帯中、噴霧ヘッドに不意に外力が加わわって、液漏れ
や損傷を生じ、時には、噴霧ヘッドが外れたり、目詰ま
りを生じたりする。本考案は、斯る点を解決しようとす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、噴霧器基体１
の上端に突出する押し下げ用ステム２に押下げヘッド３
を嵌着し、該押下げヘッドの上部に前面乃至上面で開口
して溝底が三段の段状をなす凹溝４を形成し、該凹溝の
中段部の溝底に前記ステム２と開通する小孔５を穿設
し、また、凹溝４内に前方へと倒伏する側面形状Ｔ字状
の噴霧ノズル６を起倒自在に内装し、該噴霧ノズルに
は、前端面に噴霧用のノズル孔７を設けるとともに、該
ノズル孔から前記小孔５へと開通する流路８を形成し、
前記凹溝４の溝底の中段前部乃至下段後部の適所に縦方
向のスリット９を穿設し、前記噴霧ノズル６の前部下面
に倒伏に伴いそのスリット９を介して噴霧器基体上部の
非可動の適所へと突き当てる板状のストッパ10を設けた
ことを特徴とする。
の上端に突出する押し下げ用ステム２に押下げヘッド３
を嵌着し、該押下げヘッドの上部に前面乃至上面で開口
して溝底が三段の段状をなす凹溝４を形成し、該凹溝の
中段部の溝底に前記ステム２と開通する小孔５を穿設
し、また、凹溝４内に前方へと倒伏する側面形状Ｔ字状
の噴霧ノズル６を起倒自在に内装し、該噴霧ノズルに
は、前端面に噴霧用のノズル孔７を設けるとともに、該
ノズル孔から前記小孔５へと開通する流路８を形成し、
前記凹溝４の溝底の中段前部乃至下段後部の適所に縦方
向のスリット９を穿設し、前記噴霧ノズル６の前部下面
に倒伏に伴いそのスリット９を介して噴霧器基体上部の
非可動の適所へと突き当てる板状のストッパ10を設けた
ことを特徴とする。
【０００５】
【作用】如上の構成であるから、噴霧ノズル６を前方へ
と倒伏させたときは（図１、図３及び図４）、ノズル孔
７が凹溝４内前段部に収納されると同時に、ストッパ10
がスリット９を介して噴霧器基体１上部の非可動の適所
へと突き当たり、押下げヘッド３が押し下げ不能とな
り、噴霧は得られない。次に、噴霧ノズル６を起立させ
た時は（図２）、そのノズル孔７が前方へと開孔すると
ともに、噴霧ノズル６内の流路８が小孔５に通じて、ス
テム２に連通し、かつ、ストッパ10が噴霧器基体上部の
非可動部分から離間する。したがって、押下げヘッド３
が押し下げ可能となり、これを押し下げれば、ステム２
が下降して、噴霧器基体１のポンプ11が働いて、その噴
霧器基体の小びん12に収容された液体が噴霧ノズル６へ
と加圧供給され、ノズル孔７から霧となって噴出する。
と倒伏させたときは（図１、図３及び図４）、ノズル孔
７が凹溝４内前段部に収納されると同時に、ストッパ10
がスリット９を介して噴霧器基体１上部の非可動の適所
へと突き当たり、押下げヘッド３が押し下げ不能とな
り、噴霧は得られない。次に、噴霧ノズル６を起立させ
た時は（図２）、そのノズル孔７が前方へと開孔すると
ともに、噴霧ノズル６内の流路８が小孔５に通じて、ス
テム２に連通し、かつ、ストッパ10が噴霧器基体上部の
非可動部分から離間する。したがって、押下げヘッド３
が押し下げ可能となり、これを押し下げれば、ステム２
が下降して、噴霧器基体１のポンプ11が働いて、その噴
霧器基体の小びん12に収容された液体が噴霧ノズル６へ
と加圧供給され、ノズル孔７から霧となって噴出する。
【０００６】
【実施例】図面は、全体として扁平に形成した本考案の
実施例を示している。図において、１は、噴霧器基体
で、小びん12の口部にポンプ11を着脱自在に螺着してお
り、その小びん12は、胴上部13をやや細く形成し、ま
た、ポンプ11は、縦筒型で、上端に押し下げ自在なステ
ム２を備えて、該ステムを押し下げることにより該ステ
ムからびん内の液体を噴出し得るようになっている。３
は、前記ステム２に嵌着した押下げヘッドで、頂壁14の
周縁部から下端部が前記小びん12の胴上部13に摺動自在
に嵌合する周壁15を垂設し、頂壁14の上面に前面乃至上
面で開口して溝底が三段の段状をなす凹溝４を形成し、
該凹溝の中段部の溝底に前記ステム２と開通する小孔５
を穿設し、その中段部の下面から小径の嵌合筒16を垂設
して、該嵌合筒を前記ステム16に嵌合している。また、
前記凹溝４の溝底の中段前部乃至下段後部の適所に縦方
向のスリット９を穿設している。６は、前記凹溝４内
に、前方へと倒伏するよう起倒自在に内装した側面形状
Ｔ字状の噴霧ノズル６で、該噴霧ノズルは、前面に噴霧
用のノズル孔７を有し、かつ、該ノズル孔から前記小孔
５へと開通する流路８を形成し、下端部両側を溝壁に枢
着し、下端面を円形にして凹溝中段部上面に摺動自在に
当接させることにより前記小孔５の開閉を得るようにし
ている。10は、前記噴霧ノズル６の前部下面に、倒伏に
伴いそのスリット９を介して噴霧器基体上部の非可動の
上部へと突き当てるよう一体に設けた板状のストッパ10
である。なお、以上の各部材は、それぞれ適宜合成樹脂
により成形したものを用いるとよい。
実施例を示している。図において、１は、噴霧器基体
で、小びん12の口部にポンプ11を着脱自在に螺着してお
り、その小びん12は、胴上部13をやや細く形成し、ま
た、ポンプ11は、縦筒型で、上端に押し下げ自在なステ
ム２を備えて、該ステムを押し下げることにより該ステ
ムからびん内の液体を噴出し得るようになっている。３
は、前記ステム２に嵌着した押下げヘッドで、頂壁14の
周縁部から下端部が前記小びん12の胴上部13に摺動自在
に嵌合する周壁15を垂設し、頂壁14の上面に前面乃至上
面で開口して溝底が三段の段状をなす凹溝４を形成し、
該凹溝の中段部の溝底に前記ステム２と開通する小孔５
を穿設し、その中段部の下面から小径の嵌合筒16を垂設
して、該嵌合筒を前記ステム16に嵌合している。また、
前記凹溝４の溝底の中段前部乃至下段後部の適所に縦方
向のスリット９を穿設している。６は、前記凹溝４内
に、前方へと倒伏するよう起倒自在に内装した側面形状
Ｔ字状の噴霧ノズル６で、該噴霧ノズルは、前面に噴霧
用のノズル孔７を有し、かつ、該ノズル孔から前記小孔
５へと開通する流路８を形成し、下端部両側を溝壁に枢
着し、下端面を円形にして凹溝中段部上面に摺動自在に
当接させることにより前記小孔５の開閉を得るようにし
ている。10は、前記噴霧ノズル６の前部下面に、倒伏に
伴いそのスリット９を介して噴霧器基体上部の非可動の
上部へと突き当てるよう一体に設けた板状のストッパ10
である。なお、以上の各部材は、それぞれ適宜合成樹脂
により成形したものを用いるとよい。
【０００７】
【考案の効果】本考案によれば、噴霧ノズル６を前方へ
と倒伏させることによりノズル孔７を凹溝４内前段部に
収納させることができ、この際、ストッパ10がスリット
９を介して噴霧器基体１上部の非可動の適所へと突き当
たるので、押下げヘッド３の押し下げを阻止することが
でき、また、噴霧ノズル６を起立させることによりその
ノズル孔７を前方へと開孔させるとともに、噴霧ノズル
６内の流路８を小孔５及びステム２に連通させ、かつ、
ストッパ10を噴霧器基体上部の非可動部分から離間させ
て、押下げヘッド３を押し下げ可能にできて、これを押
し下げることにより噴霧ノズル６のノズル孔７から噴霧
を得ることができ、したがって、キャップが不要とな
り、ワンタッチで操作できて甚だ便利であり、また、携
帯中、噴霧ヘッドに不意に外力が加わわって、液漏れや
損傷を生じたり、噴霧ヘッドが外れたり、ノズル孔に目
詰まりを生じたりするようなことはない。
と倒伏させることによりノズル孔７を凹溝４内前段部に
収納させることができ、この際、ストッパ10がスリット
９を介して噴霧器基体１上部の非可動の適所へと突き当
たるので、押下げヘッド３の押し下げを阻止することが
でき、また、噴霧ノズル６を起立させることによりその
ノズル孔７を前方へと開孔させるとともに、噴霧ノズル
６内の流路８を小孔５及びステム２に連通させ、かつ、
ストッパ10を噴霧器基体上部の非可動部分から離間させ
て、押下げヘッド３を押し下げ可能にできて、これを押
し下げることにより噴霧ノズル６のノズル孔７から噴霧
を得ることができ、したがって、キャップが不要とな
り、ワンタッチで操作できて甚だ便利であり、また、携
帯中、噴霧ヘッドに不意に外力が加わわって、液漏れや
損傷を生じたり、噴霧ヘッドが外れたり、ノズル孔に目
詰まりを生じたりするようなことはない。
【図１】本考案の実施例を示す非噴霧態勢における斜視
図である。
図である。
【図２】同例の噴霧態勢における斜視図である。
【図３】同例の非噴霧態勢における平面図である。
【図４】同例の非噴霧態勢における截断側面図である。
１ 噴霧器基体 ２ ステム ３ 押下げヘッド ４ 凹溝 ５ 小孔 ６ 噴霧ノズル ７ ノズル孔 ８ 流路 ９ スリット 10 ストッパ 11 ポンプ 12 小びん 13 胴上部 14 頂壁 15 周壁 16 嵌合筒
Claims (1)
- 【請求項１】噴霧器基体１の上端に突出する押し下げ用
ステム２に押下げヘッド３を嵌着し、該押下げヘッドの
上部に前面乃至上面で開口して溝底が三段の段状をなす
凹溝４を形成し、該凹溝の中段部の溝底に前記ステム２
と開通する小孔５を穿設し、また、凹溝４内に前方へと
倒伏する側面形状Ｔ字状の噴霧ノズル６を起倒自在に内
装し、該噴霧ノズルには、前端面に噴霧用のノズル孔７
を設けるとともに、該ノズル孔から前記小孔５へと開通
する流路８を形成し、前記凹溝４の溝底の中段前部乃至
下段後部の適所に縦方向のスリット９を穿設し、前記噴
霧ノズル６の前部下面に倒伏に伴いそのスリット９を介
して噴霧器基体上部の非可動の適所へと突き当てる板状
のストッパ10を設けたことを特徴とする携帯用小型噴霧
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5332691U JP2547790Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 携帯用小型噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5332691U JP2547790Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 携帯用小型噴霧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513562U JPH0513562U (ja) | 1993-02-23 |
| JP2547790Y2 true JP2547790Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=12939602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5332691U Expired - Lifetime JP2547790Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 携帯用小型噴霧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547790Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP5332691U patent/JP2547790Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0513562U (ja) | 1993-02-23 |
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