JP2547624B2 - 発券方法、券、テープおよび発券装置 - Google Patents

発券方法、券、テープおよび発券装置

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JP2547624B2 JP63220338A JP22033888A JP2547624B2 JP 2547624 B2 JP2547624 B2 JP 2547624B2 JP 63220338 A JP63220338 A JP 63220338A JP 22033888 A JP22033888 A JP 22033888A JP 2547624 B2 JP2547624 B2 JP 2547624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、色による識別を可能にする券を一枚毎に切
離して発行する発券方法と、この方法の実施に直接使用
する券、テープおよび発券装置に関するものである。
(発明の背景) 必要事項が印字された一定寸法の券を1枚ごとに発行
したり、テープから1枚毎に切離して発行する発券装置
が公知である。例えば共通事項を予め印刷した券に、券
ごとに決まる所定事項を印刷して発行するものや、一定
の間隔毎に予め券間隔を示すマークを付しておき、この
マークを基準にして所定位置に所定事項を印字し、さら
にテープを切断して券を1枚毎に発行するものである。
この場合券に色による識別マークを付しておけば券を
色によって直ちに識別でき、識別の間違いを減らし、視
認性を向上させることが可能になる。例えばスキー場の
リフト券を1日券と半日券とで色別けしたり、食堂で使
う食券を使用部門別や食品内容別などによって色別けし
ておくことが考えられる。
このためにそれぞれ異なる色を付した券やテープを複
数種用意しておくことが考えられるが、この場合には券
やテープの種類が増え発券機が大型化したり複雑になる
という問題が生じる。また単一種の券やテープを用い異
なる色を発行する度に印刷するように構成することも可
能ではあるが、この場合には多色印刷ができる印字手段
または印刷手段が必要になり、装置が複雑になるという
問題が生じる。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
複数類の券やテープを用意したり多色印字あるいは多色
印刷する手段を用意することが不要であり、簡単な構成
で色による識別が可能な券を発行できる発券方法を提供
することを第1の目的とする。
またこの方法の実施に直接使用する券、テープおよび
発券装置を提供することを他の目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの第1の目的は、所定寸法の券に所
定事項を印字して発行する発券方法において、各券には
所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異なる色とを予
め印刷しておき、制御装置の指令に基づいてこの券に所
定事項を印字するとともに不要な色の領域を塗りつぶし
て一枚毎に発行するようにしとことを特徴とする発券方
法により達成される。
また他の目的は; 所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異なる色とが
予め印刷された券; 所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異なる色とが
予め印刷された券が一定間隔で連続し、前記一定間隔を
識別するための識別マークが付されているテープ; 所定寸法の券に所定事項を印字して発行する発券装置
において、所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異な
る色とが予め印刷された多数の券と、制御装置の指令に
基づいて所定事項を印字すると共に不要な色の領域を塗
りつぶす印字手段とを備えることを特徴とする発券装
置; 所定寸法の券が連続するテープに所定事項を印字し、
このテープを券1枚毎に切離して発行する発行装置にお
いて、各券の所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異
なる色とが予め印刷されかつ送り位置を示す識別マーク
が付されたテープと、識別マークを検出する検出手段
と、制御装置の指令に基づいて所定事項を印字すると共
に不要な色の領域を塗りつぶす印字手段とを備えること
を特徴とする発券装置; により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の要部側面図、第2図はこ
れを用いたリフト券発券機の外観斜視図、第3図はリー
ルの斜視図、第4図は切離し前のテープの図、第5A,5B
図は発行された券の例を示す図である。
この実施例は、テープ状にした券を用いたものであ
り、発券機10はスキー場においてスキーリフトの1日券
と半日券とを発行するものである。例えば第2図の硬貨
投入口12または紙幣投入口14に硬貨あるいは紙幣を一定
額入れ、さらに1日券と半日券の選択ボタン16(16A、1
6B)を押せば、それぞれ第5A,第5B図に示すような色別
けされたリフト券18(18A、18B)が排出口20に排出され
るものである。選択ボタン16は発行枚数を指定できるよ
うにしてもよい。
第1図において22は投入額判別機であり、硬貨投入口
12や紙幣投入口14に投入された金額を判別して制御装置
24に金額を示す信号aを送出する。この判別機22には、
貨幣や紙幣の返却ボタンや、不良貨幣やお釣りを返却す
るための返却口を設けておくが、この返却口は後記する
券18の排出口20と兼用してもよい。1日券18Aと半日券1
8Bとの選別はランプ内蔵の選択スイッチ16により行わ
れ、制御装置24にはこの選択スイッチ16により選択され
た結果を示す信号bも入力される。
リフト券18は連続したテープ26として供給され、第3
図に示すようにリール28に巻付けられている。このリー
ル28に巻かれた状態のリフト券18は、第4図に示すよう
に所定の領域が青、赤、黄に予め色印刷がなされると共
に、共通事項「リフト券」も予め印刷され、さらに各リ
フト券18の仕切位置を示すための切欠き部30が両縁に形
成されている。
このリール28は、第1図に示すように発券装置10内に
装填され、テープ26は一対のガイドローラ32、34間に挟
まれて下方へ導かれ、さらにドライブローラ36とアイド
ラローラ38との間に挟まれて下方へ送られる。アイドラ
ローラ38は側面視略三角形の左右一対のレバー40(一方
のみ図示)によりフレームに揺動自在に保持され、その
自重によってドライブローラ36側に押圧されている。こ
のアイドラローラ38の回転はエンコーダ42で検出される
その信号cが制御装置24に送られる。ドライブローラ36
は減速ギヤを内蔵するギヤードモータ44により駆動され
る。
ローラ36、38の下方にはカッタ46が配設されている。
このカッタ46はローラ36、38間から出たテープ26の一側
に近接する固定刃48と、この固定刃48に対向して回動す
る回転刃50と、この回転刃50を回動・復帰させる電磁ソ
レノイド52とを備える。テープ26が両刃48、50の間に入
った状態で電磁ソレノイド52が励磁されると回転刃50が
第1図で時計方向に回動し、テープ26が裁断される。
54はテープ26の切欠き部30を検出するための光センサ
である。この光センサ54はローラ38の下方に位置し、切
欠き部30が通った時にリフト券18の送りの基準位置を検
出し、その信号dを制御装置24に出力する。
56は印字手段であって光センサ54の上方に配設されて
いる。この印字手段56は例えば黒色で所定の文字や数字
などを印字できると共に、一定領域をこの黒色で塗りつ
ぶすことができるものである。この印字手段56は、例え
ばテープ26に感熱用紙を用いたときにはサーマルヘッド
で形成でき、モータ44によって一定速度で送られるテー
プ26に対し所定の位置の発熱要素を選択的に発熱させる
ことにより、任意の文字、数字を黒く発色させ、また一
定領域を黒く塗りすぶすことができる。感熱用紙に変え
てプラスチックスのフィルムテープを用い、これをサー
マルヘッドにより変色させて一定領域を一定色に塗りつ
ぶすものでもよい。この印字手段56としては、サーマル
ヘッドの他に、ドットプリンタなど種々の方式のものが
使用可能である。この印字手段56が印字する文字、数
字、塗りつぶす領域等は制御装置24により制御される。
この発券装置10は次のように作動する。リフト券を求
める者は投入口12、14に硬貨や紙幣を入れ、その金額が
規定額に達すると購入可能な券に対応するランプ内蔵の
選択スイッチ16が点灯する。使用者は点灯したスイッチ
16を押せば制御装置24はモータ44を始動する。この時、
テープ26の基準位置が光センサ54で検出され、その後の
テープ26の送り量がエンコーダ42で監視される。スイッ
チ16による選択に従って印字手段56は第5A、5B図のよう
に印字を行う。すなわちスイッチ16Aを選択した時には
赤以外の色領域を黒で塗りつぶすと共に、「1日券」、
「88−2−24」など券の内容と日付等を示す所定事項を
印字する。スイッチ16Bを選択した時には、青以外の色
領域を黒で塗りつぶし、「半日券」、「88−2−24」の
印字を行う。そして券1枚分の距離が送られるとそのこ
とが光センサ54で検出され、モータ44が停止して送りが
停止すると共に、カッタ46が印字済みの1枚の券18をカ
ットし、これを排出口20に排出する。
第6図は食券へ適用した場合のテープ126を示す図、
第7A、7B、7C図はそれぞれ発行された食券の例を示す図
である。この実施例では、テープ126の食券18には、
青、赤、黄が予め印刷され、選択スイッチ(図示せず)
で「ラーメン」が指定されるとテープ126の1枚に「ラ
ーメン」の文字が印字されると共に、黄の領域を残して
他の色領域が黒く塗りつぶされる(第7A図)。選択スイ
ッチで「定食」、「アイス」が指定されると、それぞれ
「定食」「アイス」の文字が印字されると共に、赤、青
以外の領域がそれぞれ塗りつぶされる(第7B、7C図)。
以上の実施例ではテープ26、126の基準位置を識別す
るための識別マークとして切欠き部30を設け、これを検
出手段としての光センサ54で検出しているが、テープに
予め黒インク等で印刷した識別マークを検出してもよ
く、また油紙などの透光率の高い台紙に透光率の悪い券
を粘着しておき、透光率の変化から求めるようにしても
よい。このように種種の識別マークと検出手段とが可能
である。
以上の実施例は券18、118のテープ26、126を用いたも
のであるが、本発明はテープに代えて券が1枚毎に切り
離されたものにも適用できこれを包含する。すなわち、
予め共通事項と異なる色とが印刷された多数の券を積層
しておき、一枚毎に順に送って発行するものであっても
よい。
なお、印次手段56は文字や数字を印字せず、特定の色
領域を塗りつぶすだけのものであってもよい。
(発明の効果) 本発明は以上のように、予め共通事項と異なる色とを
所定の領域に印刷しておいた券を、制御装置の指令に基
いて、不要な色の領域を印字手段により塗りつぶすよう
にしたものであるから、単一種の券またはテープと、単
色の印字手段を用いるにもかかわらず複数色に区別され
た券を発行することができる。また本発明によれば、こ
の発券方法の実施に直接用いる券、テープおよび発券装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部側面図、第2図はこれ
を用いたリフト券発券機の外観斜視図、第3図はリール
の斜視図、第4図はテープの図、第5A,5B図は発行され
た券の例を示す図である。 また第6図は他の実施例のテープを示す図、第7A、7B、
7C図はそれぞれ異なる食券の例を示す図である。 10……発券装置、 16……選択スイッチ、 18……リフト券、 24……制御装置、 26、126……テープ、 30……識別マークとしての切欠き部、 54……検出手段、 56……印字手段、 118……食券。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定寸法の券に所定事項を印字して発行す
    る発券方法において、 各券には所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異なる
    色とを予め印刷しておき、制御装置の指令に基づいてこ
    の券に所定事項を印字するとともに不要な色の領域を塗
    りつぶして一枚毎に発行するようにしたことを特徴とす
    る発券方法。
  2. 【請求項2】所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異
    なる色とが予め印刷されていることを特徴とする請求項
    (1)記載の発券方法に用いる券。
  3. 【請求項3】所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異
    なる色とが予め印刷された券が一定間隔で連続し、前記
    一定間隔を識別するための識別マークが付されているこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の発券方法に用いるテ
    ープ。
  4. 【請求項4】所定寸法の券に所定事項を印字して発行す
    る発券装置において、 所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異なる色とが予
    め印刷された多数の券と制御装置の指令に基づいて所定
    事項を印字すると共に不要な色の領域を塗りつぶす印字
    手段とを備えることを特徴とする発券装置。
  5. 【請求項5】所定寸法の券が連続するテープに所定事項
    を印字し、このテープを券1枚毎に切離して発行する発
    券装置において、 各券の所定の異なる領域にそれぞれ共通事項と異なる色
    とが予め印刷されかつ送り位置を示す識別マークが付さ
    れたテープと、識別マークを検出する検出手段と、制御
    装置の指令に基づいて所定事項を印字すると共に不要な
    色の領域を塗りつぶす印字手段とを備えることを特徴と
    する発券装置。
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JPS5987587A (ja) * 1982-11-09 1984-05-21 凸版印刷株式会社 券類の発行方式
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