JP3648000B2 - 発券装置 - Google Patents
発券装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3648000B2 JP3648000B2 JP31104496A JP31104496A JP3648000B2 JP 3648000 B2 JP3648000 B2 JP 3648000B2 JP 31104496 A JP31104496 A JP 31104496A JP 31104496 A JP31104496 A JP 31104496A JP 3648000 B2 JP3648000 B2 JP 3648000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- ticket
- loading
- loaded
- issuing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール紙を券寸法に切断するとともに視認情報を印刷して券として発行する発券装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発券装置は、例えば、乗車券、入場券および食券等の発行に用いられている。この発券装置では、例えば実開平5−17770号公報に記載されているように、同一種類のロール紙を装填する第1および第2のロール紙装填部が上下に配置され、これらロール紙装填部の下方に単一の発券処理部が配置されている。
【0003】
そして、まず、第1のロール紙装填部から送出されるロール紙が発券処理部に案内され、所定長さに切断、視認情報の印刷などの発券処理が施されて券として発行される。なお、印刷方法としては、サーマル印刷が一般的である。
【0004】
また、第1のロール紙装填部に装填されたロール紙の残量が所定量以下になると、第2のロール紙装填部から送出されるロール紙が発券処理部に案内され、上述の発券処理が施されて券として発行される。
【0005】
このように一方のロール紙を使い終わると他方のロール紙を使って券を発行することにより、ロール紙切れを少くできるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発券装置を乗車券や入場券の発行に利用する場合、目的地、サービスの種類等の細かい設定は別にして、大人用と小人用の2種類の券が発行される。一般に大人料金と小人料金には大きく差があることが多く、発行者側としては、不正使用を防止するためにも、大人用券と小人用券とは一目見て違いが分かることが望ましい。同様に、発券装置を食券の発行に利用する場合でも、調理場の担当に応じて、例えばメン類とごはん類とに種類分けされて一目見て違いが分かる券が発行されると便利である。
【0007】
しかしながら、従来の発券装置では、2個のロール紙装填部を有し、2巻のロール紙を装填することができるものの、一方のロール紙を使い終わると他方のロール紙を使ってロール紙切れを少くする利用方法専用のため、両方のロール紙装填部には同じ種類のロール紙が装填され、発行される券は基本的に1種類である。2種類の券を種類分けして発行しようとした場合、印刷内容によって区別するしかない。ところが、サーマル印刷等の印刷では黒色のl色だけであり、それほど大きな違いは表現できない。なお、多色刷りすれば種類の違いが分かりやすくなるが、多色刷りを行なうようにすると、装置コストおよび発券コストが高くなる問題がある。
【0008】
また、同じ種類の券を複数発行するまとめ買いの機能を有している発券装置もあるが、従来の発券装置では、2個のロール紙装填部を有し、2巻のロール紙を装填することができるものの、一方のロール紙を使い終わると他方のロール紙を使ってロール紙切れを少くする利用方法専用のため、まとめ買いが指示された場合、一方のロール紙のみを使って指示された枚数分の券を順次発行するので、指示された枚数分の券が発行し終わるまでの待ち時間が長くかかる問題がある。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数のロール紙を用いていずれかのロール紙を使い終わると他のロール紙を使ってロール紙切れを少くする利用方法が可能でありながら、複数種類のロール紙を用いて複数種類の券を発行する利用方法も可能とした発券装置を提供することを第1の目的とする。
【0010】
さらに、複数のロール紙を用いていずれかのロール紙を使い終わると他のロール紙を使ってロール紙切れを少くする利用方法が可能でありながら、複数のロール紙を用いて複数の券を短時間に発行する利用方法も可能とした発券装置を提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発券装置は、それぞれにロール紙が装填される複数の装填部と、これらの装填部に装填された各ロール紙の残量を検知する残量検知手段と、前記各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出する送出手段と、前記各装填部から送出される各ロール紙に情報を記録する記録部と、前記各装填部から送出される各ロール紙を券寸法に切断する切断部と、前記各装填部のいずれかに装填されたロール紙を送出させて券として発行するとともに送出中のロール紙の残量が所定量以下になったことが前記残量検知手段によって検知されれば他の装填部に装填されたロール紙を送出させて券として発行する連続処理モード、および各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出させて券として発行する並行処理モードを有する制御手段と、前記連続処理モードと並行処理モードのいずれかを選択するモード設定手段とを具備しているものである。
【0012】
モード設定手段により連続処理モードに設定される場合には、複数の装填部に同じ種類のロール紙が装填される。そして、発券動作時には、いずれかの装填部に装填されたロール紙が送出手段によって送出され、このロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。この送出中のロール紙の残量が所定以下になったことが残量検知手段によって検知されると、次の発券動作時に、他の装填部に装填されたロール紙が送出手段によって送出され、このロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。
【0013】
また、モード設定手段により並行処理モードに設定される場合には、各装填部に例えば色違い、模様違い等の異なる複数種類のロール紙が装填され、複数通りの券種類に対応するロール紙が使用される。そして、ある券種類の発行時には、対応する装填部に装填されたロール紙が送出手段によって送出され、このロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。
【0014】
請求項2記載の発券装置は、それぞれにロール紙が装填される複数の装填部と、これらの装填部に装填された各ロール紙の残量を検知する残量検知手段と、前記各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出する送出手段と、前記各装填部から送出される各ロール紙に情報を記録する記録部と、前記各装填部から送出される各ロール紙を券寸法に切断する切断部と、券の複数発行を指示する複数発行指示手段と、前記各装填部のいずれかに装填されたロール紙を送出させて券として発行するとともに送出中のロール紙の残量が所定量以下になったことが前記残量検知手段によって検知されれば他の装填部に装填されたロール紙を送出させて券として発行しかつ前記複数発行指示手段によって複数発行が指示されたときに前記各装填部に装填されたロール紙を並行に送出させて券として発行する連続処理モード、および各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出させて券として発行する並行処理モードを有する制御手段と、前記連続処理モードと並行処理モードのいずれかを選択するモード設定手段とを具備しているものである。
【0015】
モード設定手段により連続処理モードに設定される場合には、複数の装填部に同じ種類のロール紙が装填される。そして、発券動作時には、いずれかの装填部に装填されたロール紙が送出手段によって送出され、そのロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。この送出中のロール紙の残量が所定以下になったことが残量検知手段によって検知されると、次の発券動作時に、他の装填部に装填されたロール紙が送出手段によって送出され、このロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。また、複数発行指示手段によって複数発行(例えばまとめ買い)が指示されると、複数の装填部に装填されたロール紙が送出手段によって並行に送出され、各ロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。
また、モード設定手段により並行処理モードに設定される場合には、各装填部に例えば色違い、模様違い等の異なる複数種類のロール紙が装填され、複数通りの券種類に対応するロール紙が使用される。そして、ある券種類の発行時には、対応する装填部に装填されたロール紙が送出手段によって送出され、このロール紙に記録および切断の処理が施されて券として発行される。
【0016】
なお、請求項1および請求項2において、ロール紙の切断と印刷の順序はいずれが先でもよい。また、記録としては、インクによる印刷、サーマル印刷、磁気記録を含む。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の発券装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1は発券装置の側面視の断面図、図2は発券装置の一部を切り欠いた正面図、図3は発券装置を有する券売機の正面図、図4は発券装置を有する券売機の内部構造を示す扉体を開放した状態の正面図、図5(a) は発券装置の印刷機構の一部を切り欠いた正面図、図5(b) は発券装置の印刷機構の側面図、図5(c) は発券装置の印刷機構の側面視の断面図、図6は発券装置を有する券売機の構成を示すブロック図である。
【0019】
図3において、券売機1は、前面が開口される箱形の券売機本体2、およびこの券売機本体2の前面に開閉可能に取り付けられる扉体3を有し、券売機本体2の下部には脚部4が取り付けられている。
【0020】
扉体3の前面左側には、広告部5、硬貨投入口6、返却ボタン7、複数個(5個×10段)の選択ボタン8、券および硬貨の取出口9、釣り投出ボタン10が配置されている。扉体3の前面右側には、販売中・販売中止、投入金額、釣り貨幣切れなどを表示する各種の操作表示部11、複数発行指示手段としてのまとめ買いボタン12、紙幣投入口13、紙幣返却口14が配置されている。
【0021】
各選択ボタン8は、選択内容を表示する表示部15と選択操作する押動部16を有する。押動部16には販売可否に応じて例えば可であれば○、否であれば×を表示する図示しない表示機構が内蔵されている。
【0022】
図4において、券売機本体2の内部には、硬貨処理装置21、発券装置22、係員用印字部23、電源装置24等が配置されている。硬貨処理装置21は、硬貨投入口6に投入された硬貨を識別する識別部25、硬貨を金種別に収納するとともに1枚ずつ投出する金種別収納投出部26、金種別収納投出部26から投出された硬貨を取出口9あるいは下方の回収金箱27に振り分ける硬貨振分部28からなる。金種別収納投出部26は、識別部25によって識別された硬貨を受け入れるとともに、釣銭用として硬貨を外部から補充することもできる。下方に配置される複数個の回収金箱27は券売機本体2に対してそれぞれ着脱可能となっている。また、発券装置22は、詳細を後述するが、下方に位置するロール紙装填部に装填されるロール紙を繰り出し、上方に位置する発券処理部において切断・印刷処理を施し、できあがった券を取出口9へ投出する機能を有する。また、係員用印字部23は、係員により例えば売上金額などのデータを印字可能とする。電源装置24は、券売機1の各電気機器に動作電源を供給する。
【0023】
扉体3の裏面には、選択ボタン8の基板31、操作表示部11の基板32、紙幣処理装置33、係員用操作部34等が配置されている。紙幣処理装置33は、紙幣投入口13に投入される紙幣(千円紙幣、5千円紙幣、1万円紙幣)を識別して収納するとともに、返却指令あるいは釣り投出指令に応じてこの紙幣あるいは予め収納していた紙幣(千円紙幣)を紙幣返却口14へ投出する機能を有する。係員用操作部34は、係員が操作し、各選択ボタン8の価格や、券への印刷内容の各種設定、後述する並行処理モードと連続処理モードのモード選択、売上の集計処理等を行なう。
【0024】
図1および図2において、発券装置22は、機体41を有し、この機体41の下部および一側部に配置されたスライドレール42,43を介して券売機本体2に取り付けられており、券売機本体2から引き出してメンテナンスを行なうことができるようになっている。
【0025】
機体41の下部には、左右幅方向中央の仕切板44によって左右に仕切られて、それぞれにロール状に巻回されたロール紙45が装填される第1および第2の装填部46a ,46b が形成されている。ロール紙45には、例えば感熱紙が用いられる。
【0026】
各装填部46a ,46b の側面は開口されており、その開口部を通じてロール紙45が装填される。仕切板44には各装填部46a ,46b の中心部に水平に突出する取付軸47が取り付けられ、この取付軸47に各ロール紙45の中心円筒部が回転自在に係合される。取付軸47にはロール紙45の中心円筒部の内側に弾性的に当接してロール紙45の惰性回転を抑制する押え部48が形成されている。取付軸47の先端には、取付軸47に装填されたロール紙45を抜け止めする押え板49が着脱可能に取り付けられている。
【0027】
仕切板44の第1の装填部46a に臨む取付軸47の上方位置、および第2の装填部46b に臨む取付軸47の下方位置には、第1および第2の残量検知手段50a ,50b の一部を構成して、ロール紙45の有無を検知する有無検知センサ51a ,51b が配置されている。これら有無検知センサ51a ,51b は、投光部52と受光部53を有し、ロール紙45が十分にある場合には投光部52から発せられた光がロール紙45によって反射されて受光部53に達して、ロール紙有りと判断し、また、ロール紙45の外周が有無検知センサ51a ,51b が配置された位置より内側に達すると、受光部53が光を受けなくなり、ロール紙無しと判断する。
【0028】
各装填部46a ,46b の上面後方位置には、各装填部46a ,46b に装填された各ロール紙45の先端側が挿入される挿入口54がそれぞれ形成されている。
【0029】
また、発券装置22の機体41の上部には、各装填部46a ,46b から送り出されるロール紙45に切断・印刷処理を施して券として発行する第1および第2の発券処理部61a ,61b が配置される。なお、図1において、第1の発券処理部61a の構成を示し、第2の発券処理部61b の構成を図示しないが、第2の発券処理部61b も第1の発券処理部61a と同様の構成であり、第1の発券処理部61a の各構成の説明をもって、第2の発券処理部61b の各構成の説明を省略する。
【0030】
機体41の上部には上部カバー62が開閉可能に取り付けられており、この上部カバー62の開放によって各発券処理部61a ,61b のメンテナンスを行なうことができるようになっている。上部カバー62は、上面後部の蝶番63によって機体41に開閉可能に支持されるとともに、前面下部の係止手段64によって機体41に着脱可能に係止される。上部カバー62の前面には、発券用開口部65が形成されるとともに、その上方に開閉操作用の把手66が配置される。発券用開口部65は、券売機本体2に扉体3が閉じられた状態で、扉体3の取出口9の裏側に位置され、発券用開口部65を通じて発行される券が取出口9に投出される。
【0031】
第1および第2の発券処理部61a ,61b は、機体41の左右幅方向に2列並行に配設される第1および第2の発券搬送路71a ,71b を有している。この各発券搬送路71a ,71b は、挿入口54から上方に向けて延設された上昇搬送路部72、前方に向きを変える変換搬送部73、前方へ向けてほぼ水平に延設された送出搬送路部74、斜め下方の発券用開口部65に向かう投出搬送部75を有している。
【0032】
各発券搬送路71a ,71b には、上流側すなわち挿入口54側から順に、第1および第2の残量検知手段50a ,50b の一部を構成する有無検知センサ76a ,76b 、第1および第2の送出手段77a ,77b の一部を構成するロール紙引込搬送部78a ,78b 、ロール紙45にミシン目を入れるミシン目カッタ部79a ,79b 、第1および第2の送出手段77a ,77b の一部を構成するロール紙送出搬送部80a ,80b 、所定の視認情報を印刷する記録部としての印刷部81a ,81b 、ロール紙45を券の大きさに切断する切断部82a ,82b 、できあがった券を投出する投出部83が形成される。また、各発券搬送路71a ,71b の途中にはロール紙45を挟持搬送する図示しない搬送ローラが配置されている。
【0033】
有無検知センサ76a ,76b 、ロール紙引込搬送部78a ,78b 、ミシン目カッタ部79a ,79b 、ロール紙送出搬送部80a ,80b 、印刷部81a ,81b 、切断部82a ,82b は各発券搬送路71a ,71b に別々に配置され、投出部83は各発券搬送路71a ,71b に共通に配置されている。
【0034】
各有無検知センサ76a ,76b は、各発券搬送路71a ,71b 内に突出する突出位置と各発券搬送路71a ,71b から退避した退避位置との間を揺動可能に支持される検知レバー85を有し、検知レバー85が突出位置にあるときにはロール紙無しと判断し、退避位置にあるときにはロール紙有りと判断する。ロール紙無しの場合には、対応する選択ボタン8が選択不可となる。十分な量を有するロール紙45が各装填部46a ,46b に装填されていて各装填部46a ,46b の有無検知センサ51a ,51b がロール紙有りを検知していても、ロール紙45の先端が各発券搬送路71a ,71b に送り込まれていない場合には、こちらの有無検知センサ76a ,76b がロール紙無しを検知し、対応する選択ボタン8が選択不可となる。
【0035】
各ロール紙引込搬送部78a ,78b は、引込搬送ローラ86およびこの引込搬送ローラ86に対向配置される従動ローラ87を有している。そして、各ロール紙引込搬送部78a ,78b は、専用の印刷用兼搬送駆動モータ88a ,88b によってそれぞれ独立して駆動される。
【0036】
各ミシン目カッタ部79a ,79b は、各発券搬送路71a ,71b の幅方向に断続的に形成される刃89、および刃89を駆動するミシン目カッタ部用のロータリーソレノイド90a ,90b を有している。通常、ロータリーソレノイド90a ,90b は非励磁状態にあって、刃89が各発券搬送路71a ,71b から退避してロール紙45の通過を許容する退避位置にある。また、ミシン目を付ける指示に基づいて、ロータリーソレノイド90a ,90b が励磁され、刃89が各発券搬送路71a ,71b 内の切断位置に進入してロール紙45にミシン目を付ける。そして、各ミシン目カッタ部79a ,79b は、専用のロータリーソレノイド90a ,90b によってそれぞれ独立して駆動される。
【0037】
各ロール紙送出搬送部80a ,80b は、送出搬送路部74の通路板91、および通路板91に対向配置される下流側搬送ローラ92を有している。そして、各ロール紙送出搬送部80a ,80b は、専用の搬送駆動モータ93a ,93b によってそれぞれ独立して駆動される。
【0038】
各印刷部81a ,81b は、図5に示すように、両発券搬送路71a ,71b の搬送幅方向全体にわたって配置される印刷ヘッド94、および各発券搬送路71a ,71b に対応して配置されるプラテンローラ95a ,95b を有している。印刷へッド94は、例えばサーマル印刷を行なうサーマルヘッドで、両発券搬送路71a ,71b の搬送幅方向全体にわたって印刷機能を有し、プラテンローラ95a ,95b に対して垂直な方向に揺動可能に支持されている。各プラテンローラ95a ,95b は、例えばゴム製で、円筒状のローラ部96の周囲に設けられており、ローラ部96を介して1本の支軸97上にそれぞれ回転自在に配置されている。各プラテンローラ95a ,95b のローラ部96の外端部にはプーリ部98がそれぞれ形成され、この各プーリ部98と各印刷部用兼搬送駆動モータ88a ,88b の駆動軸に取り付けられたプーリ99とに駆動伝達ベルト100 が張設されている。そして、各プラテンローラ95a ,95b は、専用の印刷部用兼搬送駆動モータ88a ,88b によってそれぞれ独立して駆動される。ロール紙45に印刷する視認情報としては、発券月日・時分、サービスの種類等がある。
【0039】
印刷部用兼搬送駆動モータ88a ,88b からは、プーリ99に張設された駆動伝達ベルト101 を介して、各ロール紙引込搬送部78a ,78b の引込搬送ローラ86にも駆動力がそれぞれ伝達される。
【0040】
各切断部82a ,82b は、各発券搬送路71a ,71b の幅方向全体に形成される刃102 、および刃102 を駆動する切断部用のロータリーソレノイド103a,103bを有している。通常、ロータリーソレノイド103a,103bは非励磁状態にあって、刃102 が各発券搬送路71a ,71b から退避してロール紙45の通過を許容する退避位置にある。また、切断指示に基づいて、ロータリーソレノイド103a,103bが励磁され、刃102 が各発券搬送路71a ,71b 内の切断位置に移動してロール紙45を切断する。そして、各切断部82a ,82b は、専用のロータリーソレノイド103a,103bによってそれぞれ独立して駆動される。
【0041】
投出部83は、両発券搬送路71a ,71b の下面に沿って配置される駆動ローラ104 および従動ローラ105 、両発券搬送路71a ,71b の上面にローラ104 ,105 に対向して配置される投出ベルト106 を有している。駆動ローラ104 は、投出駆動モータ107 によって駆動される。投出ベルト106 は、上流側のプーリ108 と後流側のプーリ109 とに張設され、後流側のプーリ109 を軸に上流側のプーリ108 が揺動可能に支持されるとともに、その上流側のプーリ108 には投出ソレノイド110 に接続される。そして、投出ベルト106 は、待機時すなわち投出ソレノイド110 の非励磁状態において、投出ベルト106 の外周面が駆動ローラ104 および従動ローラ105 から離れる開放位置に位置され、また、投出時に、投出ソレノイド110 が励磁されると、投出ベルト106 の外周面が駆動ローラ104 および従動ローラ105 に当接される挟持位置に移動される。また、投出部83内のローラ104 ,105 間には有無検知センサ111a,111bが配置され、この有無検知センサ111a,111bによりロール紙45すなわち券の有無を検知する。なお、投出駆動モータ107 および投出ソレノイド110 は、第1および第2の発券搬送路71a ,71b に共通になっている。
【0042】
図6において、121 は券売機1全体を制御する制御手段としての制御部で、この制御部121 には、選択ボタン8、まとめ買いボタン12、釣り投出ボタン10、硬貨処理装置21、紙幣処理装置33、操作表示部11、係員用操作部34、係員用印字部23、発券装置22、電源装置24がそれぞれ接続されている。係員用操作部34では、表示部122 、テンキー123 、モード設定手段としてのモード設定キー124 がそれぞれ接続されている。発券装置22では、第1の発券処理部61a 、第2の発券処理部61b 、投出駆動モータ107 、投出ソレノイド110 がそれぞれ接続されている。第1の発券処理部61a では、印刷用兼搬送駆動モータ88a 、搬送駆動モータ93a 、ミシン目カッタ部用のロータリーソレノイド90a 、切断部用のロータリーソレノイド103a、印刷ヘッド94、第1の残留検知手段50a の有無検知センサ51a および有無検知センサ76a がそれぞれ接続されている。第2の発券処理部61b では、図6には省略するが、第1の発券処理部61a と同様の各構成が接続されている。
【0043】
そして、制御部121 は、各装填部46a ,46b の一方に装填されたロール紙45を送出させて券として発行するとともに一方に装填されたロール紙45の残量が所定量以下になったことが対応する残量検知手段50a ,50b によって検知されれば他方に装填されたロール紙45を送出させて券として発行する連続処理モード、および各装填部46a ,46b に装填された各ロール紙45をそれぞれ送出させて券として発行する並行処理モードの機能を有し、係員用操作部34のモード設定キー124 によっていずれかを選択可能としている。また、連続処理モードにおいて、まとめ買いボタン12によって複数発行が指示されたときに各装填部46a ,46b に装填された両方のロール紙45を送出させて券として発行する機能を有している。
【0044】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0045】
まず、券売機1の発券装置22が並行処理モードに設定される場合について説明する。なお、券売機1としては、例えば、スポーツ施設の利用券を発売するものとする。
【0046】
係員用操作部34のモード設定キー124 によって、並行処理モードに設定される。
【0047】
各選択ボタン8の表示部15には、例えばプール、体育館、ジム等の選択内容が表示され、選択ボタン8が押下されると対応する利用券が発行される。また、同じ選択内容に対して大人用の利用券を発行する大人用の選択ボタン8と小人用の利用券を発行する小人用の選択ボタン8が上下に配置され、全体としては奇数段目(1、3、5、7、9段目)に大人用の選択ボタン8が、偶数段目(2、4、6、8、10段目)に小人用の選択ボタン8が配置される。
【0048】
発券装置22の第1の装填部46a には大人用を示す例えば白いロール紙45が装填され、第2の装填部46b には小人用を示す例えばピンク色のロール紙45が装填される。ロール紙45の装填時には、発券装置22を券売機本体2から前方に引き出し、機体41の両側面の開口部を通じて作業を行なう。各ロール紙45の中心円筒部が取付軸47に挿入され、取付軸47の先端に押え板49が取り付けられる。そして、各ロール紙45の先端は挿入口54から各発券搬送路71a ,71b に案内される。
【0049】
そして、硬貨投入口6に硬貨が投入されるか、紙幣投入口13に紙幣が投入されると、投入金額以下の選択ボタン8が販売可能状態となる。大人用の選択ボタン8が押下されると、第1の発券処理部61a に発券が指示される。投入された硬貨は硬貨処理装置21によって処理され、紙幣は紙幣処理装置33によって処理される。
【0050】
第1の発券搬送路71a に対応する搬送駆動モータ93a および印刷用兼搬送駆動モータ88a が駆動され、第1の装填部46a から第1の発券搬送路71a に案内されているロール紙45が搬送される。
【0051】
ロール紙45の搬送途中において、所定のタイミングで搬送が停止され、ミシン目カッタ部79a のロータリーソレノイド90a が励磁されてロール紙45にミシン目が入れられる。なお、ミシン目は必要時のみに入れられ、ミシン目を入れるか入れないかは係員用操作部34によって任意に設定できる。
【0052】
ミシン目が入れられた後、ロール紙45が再び搬送されて印刷部81a の印刷位置に達すると、印刷へッド94が作動され、搬送に連動して、選択内容、月日、発券時刻、終了(予定)時刻等の所定事項が印刷される。
【0053】
ロール紙45が切断部82a の切断位置に達すると、切断部82a のロータリーソレノイド103aが励磁され、ロール紙45が所定の利用券の寸法に切断される。切断後、ロール紙45は若干逆送りされ、ロール紙45の先端が印刷部81a の近傍位置で次の発券動作に待機される。
【0054】
切断動作中に投出駆動モータ107 の駆動が開始され、駆動ローラ104 が回転されている。そして、切断後、投出ソレノイド110 が励磁されることにより、駆動ローラ104 、従動ローラ105 および投出ベルト106 の作用によって利用券が発券用開口部65から投出される。利用券は券売機1の取出口9に案内され、利用者によって取り出される。予め投出駆動モータ107 を駆動しているため、切断後の素早い投出が可能となる。
【0055】
また、まとめ買いボタン12が押下されて、まとめ買いが指定されていた場合には、上述の発券動作が指定された回数繰り返えされ、指定された枚数が発行される。
【0056】
また、発行された利用券の金額を投入金額から差し引いた金額(残額)が、最低販売額(最も安い利用券の価格)より多い場合には、購入可能な選択ボタン8が選択可能な状態で待機される。その購入可能な選択ボタン8が押下されると、利用券が発券される。
【0057】
また、利用者によって釣り投出ボタン10を押下するか、選択ボタン8が押下されない状態が所定時間(例えば10秒程度)以上継続すると、残額が釣りとして返却される。残額が最低販売額より少ない場合には、すぐに残額が釣りとして返却される。残額のうち、硬貨は硬貨処理装置21から繰り出されて取出口9に案内され、紙幣は紙幣処理装置33から繰り出されて紙幣返却口14に返却されて保持され、利用者によって取り出される。
【0058】
また、小人用の選択ボタン8が押下されると、第2の発券処理部61b に発券が支持され、上述の第1の発券処理部61a と同様にして、第2の装填部46b に装填されたピンク色のロール紙45から利用券が発券される。
【0059】
このようにして発券される大人用利用券と小人用利用券は、紙自身の色が異なっており、その違いは一目瞭然である。従って、チェック時に見誤ることもなく、不正を防止できる。
【0060】
次に、券売機1の発券装置22が連続処理モードに設定される場合について説明する。
【0061】
係員用操作部34のモード設定キー124 によって、連続処理モードに設定される。また、各選択ボタン8の設定、配置は特に制限はない。
【0062】
発券装置22の各装填部46a ,46b には同じ種類のロール紙45が装填され、各ロール紙45の先端は挿入口54から各発券搬送路71a ,71b に案内される。
【0063】
そして、貨幣が投入され、選択ボタン8が押下されると、一方、例えば第1の発券処理部61a によって第1の装填部46a のロール紙45から券が発券される。なお、発券処理に伴う個々の動作は、上述した並行処理モードと同様である。
【0064】
第1の装填部46a に配置されたロール紙45の有無検知センサ51a がロール紙無しを検知すると、次の発券動作からは、他方の第2の発券処理部61b によって第2の装填部46b に装填されたロール紙46から券が発券される。なお、例えば、ロール紙45が途中で切れた場合には、第1の発券搬送路71a の有無検知センサ76a がロール紙無しを検知し、第1の発券処理部61a からの発券処理を停止させる。
【0065】
また、装填部46a ,46b の両方にロール紙45が装填されている状態で、まとめ買いボタン12が押下されて、まとめ買いが指示されると、両方の発券処理部61a ,61b が並行して作動され、券が2枚ずつ同時に並行して発券される。これにより、まとめ買い時の待ち時間の短縮が図られる。なお、奇数枚数の発券が指示された場合には、最後に発券処理部61a ,61b の一方だけが作動される。一方のロール紙45が切れていた場合にも、一方のみで対処する。
【0066】
以上のように、2本のロール紙45を同軸上に装填し、各ロール紙45をそれぞれ送出して券を発行できるため、一方のロール紙45を使い終わると他方のロール紙45を使って券を発行することによりロール紙切れを少なくするという連続処理モードと、種類が異なるロール紙45を装填してそれぞれから券を発行することにより2種類の券を発行するという並行処理モードとを任意に設定でき、利便性を向上できる。さらに、まとめ買いボタン12によって券の複数発行が指示された場合、両方のロール紙45を送出して券を並行に発行でき、複数の券を短時間に発行できる。
【0067】
なお、前記実施の形態では、2本のロール紙45を装填して券を発行するようにしていたが、3本以上の複数本を装填して券を発行することもでき、前記実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0068】
なお、記録部による記録としては、サーマル印刷に限らず、インクによる印刷、磁気記録なども含む。
【0069】
【発明の効果】
請求項1記載の発券装置によれば、複数のロール紙を装填し、各ロール紙をそれぞれ送出して券を発行できるため、いずれかのロール紙を使い終わると他のロール紙を使って券を発行することによりロール紙切れを少なくするという連続処理モードと、種類が異なるロール紙を装填してそれぞれから券を発行することにより複数種類の券を発行するという並行処理モードとを任意に設定でき、利便性を向上できる。
【0070】
請求項2記載の発券装置によれば、複数のロール紙を装填し、各ロール紙をそれぞれ送出して券を発行できるため、いずれかのロール紙を使い終わると他のロール紙を使って券を発行することによりロール紙切れを少なくするという連続処理モードと、種類が異なるロール紙を装填してそれぞれから券を発行することにより複数種類の券を発行するという並行処理モードとを任意に設定でき、利便性を向上でき、また、複数発行指示手段によって券の複数発行が指示された場合に、各ロール紙を並行に送出して券を発行でき、複数の券を短時間に発行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す発券装置の側面視の断面図である。
【図2】同上発券装置の一部を切り欠いた正面図である。
【図3】同上発券装置を有する券売機の正面図である。
【図4】同上発券装置を有する券売機の内部構造を示す扉体を開放した状態の正面図である。
【図5】同上発券装置の印刷機構を示し、(a) は一部を切り欠いた正面図、(b) は側面図、(c) は側面視の断面図である。
【図6】同上発券装置を有する券売機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 複数発行指示手段としてのまとめ買いボタン
22 発券装置
45 ロール紙
46a ,46b 装填部
50a ,50b 残量検知手段
77a ,77b 送出手段
81a ,81b 記録部としての印刷部
82a ,82b 切断部
121 制御手段としての制御部
124 モード設定手段としてのモード設定キー
Claims (2)
- それぞれにロール紙が装填される複数の装填部と、
これらの装填部に装填された各ロール紙の残量を検知する残量検知手段と、
前記各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出する送出手段と、
前記各装填部から送出される各ロール紙に情報を記録する記録部と、
前記各装填部から送出される各ロール紙を券寸法に切断する切断部と、
前記各装填部のいずれかに装填されたロール紙を送出させて券として発行するとともに送出中のロール紙の残量が所定量以下になったことが前記残量検知手段によって検知されれば他の装填部に装填されたロール紙を送出させて券として発行する連続処理モード、および各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出させて券として発行する並行処理モードを有する制御手段と、
前記連続処理モードと並行処理モードのいずれかを選択するモード設定手段と
を具備していることを特徴とする発券装置。 - それぞれにロール紙が装填される複数の装填部と、
これらの装填部に装填された各ロール紙の残量を検知する残量検知手段と、
前記各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出する送出手段と、
前記各装填部から送出される各ロール紙に情報を記録する記録部と、
前記各装填部から送出される各ロール紙を券寸法に切断する切断部と、
券の複数発行を指示する複数発行指示手段と、
前記各装填部のいずれかに装填されたロール紙を送出させて券として発行するとともに送出中のロール紙の残量が所定量以下になったことが前記残量検知手段によって検知されれば他の装填部に装填されたロール紙を送出させて券として発行しかつ前記複数発行指示手段によって複数発行が指示されたときに前記各装填部に装填されたロール紙を並行に送出させて券として発行する連続処理モード、および各装填部に装填された各ロール紙をそれぞれ送出させて券として発行する並行処理モードを有する制御手段と、
前記連続処理モードと並行処理モードのいずれかを選択するモード設定手段と
を具備していることを特徴とする発券装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31104496A JP3648000B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 発券装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31104496A JP3648000B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 発券装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154245A JPH10154245A (ja) | 1998-06-09 |
JP3648000B2 true JP3648000B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=18012443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31104496A Expired - Fee Related JP3648000B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 発券装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3648000B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5359432B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2013-12-04 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 発券機 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP31104496A patent/JP3648000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10154245A (ja) | 1998-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69904963T2 (de) | Kouponausgabevorrichtung für spielautomaten | |
US7841459B2 (en) | Paper sheet handling apparatus | |
JPS6012466A (ja) | 連続紙の裂断装置 | |
JPH08153143A (ja) | 媒体発行装置及び該装置を用いた自動取引装置 | |
EP1542174B1 (en) | Coin changing machine | |
JP3648000B2 (ja) | 発券装置 | |
JP2000155864A (ja) | シ―ト分配機構 | |
JP3266444B2 (ja) | 卓上型硬貨計数分類機 | |
JP3495849B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JPH11259695A (ja) | 発券装置 | |
JPH0755652Y2 (ja) | 紙幣識別装置 | |
JP2001187645A (ja) | カード繰出装置 | |
JP2589162B2 (ja) | 袋自動発売機 | |
JPH0816893A (ja) | 紙幣識別装置 | |
JP2020057233A (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理システム | |
JP4671252B2 (ja) | 紙幣鑑別装置及び紙幣鑑別法 | |
JP2004199626A (ja) | 硬貨入出金装置 | |
JP2003109075A (ja) | 自動販売機 | |
JPH06314376A (ja) | 自動釣銭払出機能を備えた電子式キャッシュレジスタ | |
JPH0632916Y2 (ja) | カード発行装置 | |
JPH03147089A (ja) | 自動券売機の券放出装置 | |
JPH07200926A (ja) | 自動券売機 | |
JPH0798775A (ja) | 自動券売機 | |
JP2020057234A (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理システム | |
JP2020057235A (ja) | 貨幣処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |