JP2547561Y2 - 液体注出容器 - Google Patents

液体注出容器

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JP2547561Y2
JP2547561Y2 JP9778491U JP9778491U JP2547561Y2 JP 2547561 Y2 JP2547561 Y2 JP 2547561Y2 JP 9778491 U JP9778491 U JP 9778491U JP 9778491 U JP9778491 U JP 9778491U JP 2547561 Y2 JP2547561 Y2 JP 2547561Y2
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cap
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dome
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茂雄 飯塚
岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、特に便器洗浄用等として
使用すると便利な、液体注出容器に係る。
【0002】
【従来の技術】便器洗浄用の液体注出容器として、頂壁
上面からノズルを側方へ突出するノズル付きキャップ
を、弾性圧搾可能な胴部を有する容器体口頸部に嵌合さ
せ、そのノズル先端を便器内面等に向けた状態から容器
体胴部を圧搾することで、該容器体内洗浄液を便器に付
着させて洗浄することが行われており、そのノズル先端
にはそのノズル孔先端密閉のために口蓋を着脱自在に嵌
合させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来容器は、便器
内面への洗浄液付着の際に、該便器内へ容器上部を差込
むこととなるため、特にノズルは便器内壁面に近接させ
て液体注出するから不潔感が強くなり、従ってそのノズ
ルに口蓋を嵌合させることには抵抗感が生ずる。
【0004】本案はノズル先端に直接小さな口蓋を嵌合
させるのではなく、ノズル付き容器の口頸部に外キャッ
プを着脱自在に螺合させ、該外キャップ取外し状態で液
体注出するよう設けると共に、液体注出後外キャップを
螺合させると、該外キャップの頂壁の中央部から垂設し
た押下げ棒がノズルを押下げ下降させてこのときノズル
孔と容器体内との通路が密閉されるよう設けたものであ
り、このようにして容器の上部、特にノズルに触れるこ
となく、ノズルを密閉可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】弾性圧搾可能に設けた胴
部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立し、該口頸
部の下半は外キャップ嵌合用の大径雄ねじ筒4aに、かつ
口頸部上半は内キャップ嵌合用の小径雄ねじ筒4bに、そ
れぞれ形成した容器体1と、上記小径雄ねじ筒の上端面
を閉塞する第1頂壁7外周から小径雄ねじ筒4b外面へ螺
合させた第1周壁6を垂設すると共に、上記第1頂壁中
央部を隆起させてドーム状部8となし、かつ該ドーム状
部下端に近接する第1頂壁部分に液体透孔9,9を穿設
し、更に第1頂壁の外周部からは短筒10を起立する内キ
ャップ5と、上記短筒10に嵌着させた第2周壁13を、凸
球面状に上方突出する弾性変形可能な第2頂壁14外周か
ら垂下すると共に、該第2頂壁中央部を隆起して上端面
閉塞の剛性筒部15となし、かつ該筒部外周面の一部から
ノズル16を突出するノズル付き部材12と、上記内キャッ
プ5およびノズル付き部材12を内部に挿入させて、第3
頂壁19外周から垂下する第3周壁20下部を上記大径雄ね
じ筒4a外面へ螺合させると共に上記第2頂壁14の弾性に
抗し剛性筒部15を押下げて該筒部の下端内面を上記ドー
ム状部8の上部で密閉させた押下げ棒21を、第3頂壁19
中央部から垂下する外キャップ18とからなり、上記第2
頂壁14は、外キャップ18の取外しにより弾性復元してド
ーム状部8と剛性筒部15下端との間に液体流出用間隙が
形成可能に設けた。
【0006】
【作用】図1が示す状態で、ノズル孔に連通する剛性筒
部15下端をドーム状部8の上部が密閉するが、該図示状
態から外キャップ18を螺脱すると、図2が示すように上
記剛性筒部15を有する第2頂壁14が弾性復元することで
ノズル付きの剛性筒部15が上昇し、そのためその剛性筒
部下端とドーム状部8上面との間に液体流出用間隙が出
来て容器体胴部の弾性圧搾で注出できる。使用後は再び
外キャップ18を螺合することで該外キャップの第3頂壁
19から垂下する押下げ棒21が剛性筒部15を押下げ下降さ
せてその筒部下端を密閉する。
【0007】
【実施例】1は容器体で、弾性圧搾可能に設けた胴部2
上端から肩部3を介して口頸部4を起立する。その口頸
部は、下半を外キャップ螺合用の大径雄ねじ筒4aに、か
つ上半を内キャップ螺合用の小径雄ねじ筒4bに、それぞ
れ形成している。
【0008】上記小径雄ねじ筒4b外面へは、内キャップ
5の第1周壁6を螺合させる。該内キャップは小径雄ね
じ筒上端面を閉塞する第1頂壁7外周から第1周壁6を
垂下し、かつ第1頂壁中央部を隆起させてドーム状部8
としている。又そのドーム状部8下端に近接する第1頂
壁部分には液体透孔9,9を穿設しており、更に第1頂
壁外周部からは係合突条を周設する短筒10を起立する。
そのほか図示例のように小径雄ねじ筒4b内面へ嵌合させ
る筒部11を第1頂壁7下面から垂設してもよい。
【0009】上記短筒10外面へはノズル付き部材12の第
2周壁13を嵌合させる。該ノズル付き部材は、凸球面状
に上方突出する、弾性変形可能な第2頂壁14外周から第
2周壁13を垂下し、かつ第2頂壁中央部を隆起して上端
面閉塞の剛性筒部15となし、更にその剛性筒部の上部前
面からノズル16を上前方へ突出する。剛性筒部15は、既
述ドーム状部8上方に、その筒部下端とドーム状部外面
との間に流路としての間隙を隔てて形成してあり、又そ
の間隙は、剛性筒部15上端面押下げにより上記第2頂壁
14が弾性変形して剛性筒部が下降し、このときドーム状
部8の上部外面が剛性筒部下端面を密閉するよう設け
る。
【0010】18は外キャップで、第3頂壁19外周から第
3周壁20を垂下し、又第3頂壁の中央部からは押下げ棒
21を垂下する。上記第3周壁20下部は大径雄ねじ筒4a外
面へ螺合させることが出来、該螺合により外キャップを
締付けた際、既述のように押下げ棒21が剛性筒部15を第
2頂壁14の弾性に抗し押下げることでドーム状部8上部
が剛性筒部15下端面を閉塞するよう設ける。
【0011】上記各部材はそれぞれ合成樹脂材で一体成
形している。
【0012】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、外キャッ
プ18の着脱によりノズル付きの剛性筒部15が下降および
上昇してその筒部下端面が形成するノズルへの流路を閉
塞したり開くよう設けたから、その流路開閉操作が容易
であると共に、液体注出の際は必ず外キャップを外すこ
ととなるから、液体注出の際にノズルが汚れる等して
も、外しておいた外キャップ装着によりノズルへの流路
を密閉するため、手を汚すおそれが全くなく、又ノズル
付き部材12の第2頂壁14は凸球面状に上方突出する弾性
変形可能な頂壁として、その中央部を隆起してノズル付
きの剛性筒部15としたから、該筒部押下げにより、上記
第2頂壁14を弾性変形させてその剛性筒部15下端面をそ
の筒部下方のドーム状部8の上部で密閉させたり、又上
記押下げ解放により、第2頂壁14を弾性復元させてその
ドーム状部と剛性筒部下端面との間の液体流出用間隙を
開いたりさせることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案容器の縦断面図である。
【図2】外キャップ取外し状態で示す、本案キャップの
縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器体 5 内キャップ 12 ノズル付き部材 18 外キャップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性圧搾可能に設けた胴部2上端から肩
    部3を介して口頸部4を起立し、該口頸部の下半は外キ
    ャップ嵌合用の大径雄ねじ筒4aに、かつ口頸部上半は内
    キャップ嵌合用の小径雄ねじ筒4bに、それぞれ形成した
    容器体1と、上記小径雄ねじ筒の上端面を閉塞する第1
    頂壁7外周から小径雄ねじ筒4b外面へ螺合させた第1周
    壁6を垂設すると共に、上記第1頂壁中央部を隆起させ
    てドーム状部8となし、かつ該ドーム状部下端に近接す
    る第1頂壁部分に液体透孔9,9を穿設し、更に第1頂
    壁の外周部からは短筒10を起立する内キャップ5と、上
    記短筒10に嵌着させた第2周壁13を、凸球面状に上方突
    出する弾性変形可能な第2頂壁14外周から垂下すると共
    に、該第2頂壁中央部を隆起して上端面閉塞の剛性筒部
    15となし、かつ該筒部外周面の一部からノズル16を突出
    するノズル付き部材12と、上記内キャップ5およびノズ
    ル付き部材12を内部に挿入させて、第3頂壁19外周から
    垂下する第3周壁20下部を上記大径雄ねじ筒4a外面へ螺
    合させると共に上記第2頂壁14の弾性に抗し剛性筒部15
    を押下げて該筒部の下端内面を上記ドーム状部8の上部
    で密閉させた押下げ棒21を、第3頂壁19中央部から垂下
    する外キャップ18とからなり、上記第2頂壁14は、外キ
    ャップ18の取外しにより弾性復元してドーム状部8と剛
    性筒部15下端との間に液体流出用間隙が形成可能に設け
    たことを特徴とする、液体注出容器。
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