JP2547285Y2 - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
- Publication number
- JP2547285Y2 JP2547285Y2 JP1991058192U JP5819291U JP2547285Y2 JP 2547285 Y2 JP2547285 Y2 JP 2547285Y2 JP 1991058192 U JP1991058192 U JP 1991058192U JP 5819291 U JP5819291 U JP 5819291U JP 2547285 Y2 JP2547285 Y2 JP 2547285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- click
- case
- main body
- fitting
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気かみそり、殊に外刃
とこの外刃内面に摺接する内刃及び内刃を駆動するモー
タを備えた可動ケースと、電源を内蔵した本体ケースと
から構成されて本体ケースに対して可動ケースが回動自
在とされている電気かみそりに関するものである。
とこの外刃内面に摺接する内刃及び内刃を駆動するモー
タを備えた可動ケースと、電源を内蔵した本体ケースと
から構成されて本体ケースに対して可動ケースが回動自
在とされている電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気かみそりとしては、特公昭
62−2552号公報に示されたものがあるが、電池電
源が本体ケース内に、内刃を駆動するモータが可動ケー
ス内にあるために、本体ケースと可動ケースとの連結部
に上記両者を電気的に接続するための部材を設けなくて
はならない。また本体ケースに対する可動ケースの回動
について、クリックが生じるようにしておかなくては、
可動ケースがふらついて使用が困難となるが、このよう
なクリック発生部材も本体ケースと可動ケースとの連結
部に設けておかなくてはならない。
62−2552号公報に示されたものがあるが、電池電
源が本体ケース内に、内刃を駆動するモータが可動ケー
ス内にあるために、本体ケースと可動ケースとの連結部
に上記両者を電気的に接続するための部材を設けなくて
はならない。また本体ケースに対する可動ケースの回動
について、クリックが生じるようにしておかなくては、
可動ケースがふらついて使用が困難となるが、このよう
なクリック発生部材も本体ケースと可動ケースとの連結
部に設けておかなくてはならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このために、上記公報
に示されたものでは、本体ケースと可動ケースとの連結
部に、支軸と導電板とモータ接触金具といった電気的接
続部材並びにクリック付与のためのクリック凹部を備え
た回転板を可動ケース側に組み込んでおり、このために
組み立て性の点で難がある上に、電気的接触の信頼性に
も問題が生じるものとなっていた。本考案はこのような
点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは
本体ケースと可動ケースとの間の電気的接続及び本体ケ
ースに対する可動ケースの回動に対するクリックの付与
を少ない部品で確実に行うことができる電気かみそりを
提供するにある。
に示されたものでは、本体ケースと可動ケースとの連結
部に、支軸と導電板とモータ接触金具といった電気的接
続部材並びにクリック付与のためのクリック凹部を備え
た回転板を可動ケース側に組み込んでおり、このために
組み立て性の点で難がある上に、電気的接触の信頼性に
も問題が生じるものとなっていた。本考案はこのような
点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは
本体ケースと可動ケースとの間の電気的接続及び本体ケ
ースに対する可動ケースの回動に対するクリックの付与
を少ない部品で確実に行うことができる電気かみそりを
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、モー
タを備えた可動ケースと、電源を内蔵した本体ケースと
から構成されて本体ケースに対して可動ケースが回動自
在とされている電気かみそりにおいて、可動ケースと本
体ケースとを回動自在としている軸支部の外周に、板金
による絞り加工で筒状部が設けられるとともに該筒状部
の外周面に可動ケースの回動の複数位置でクリックを付
与するための複数のクリック凹部が形成され且つモータ
接触金具が一体に形成された通電金具を配置し、通電金
具の外周面に接してクリック凹部との間でクリックを付
与するクリックばねを上記通電金具との本体ケース側の
電気的接触部材としていることに特徴を有している。
タを備えた可動ケースと、電源を内蔵した本体ケースと
から構成されて本体ケースに対して可動ケースが回動自
在とされている電気かみそりにおいて、可動ケースと本
体ケースとを回動自在としている軸支部の外周に、板金
による絞り加工で筒状部が設けられるとともに該筒状部
の外周面に可動ケースの回動の複数位置でクリックを付
与するための複数のクリック凹部が形成され且つモータ
接触金具が一体に形成された通電金具を配置し、通電金
具の外周面に接してクリック凹部との間でクリックを付
与するクリックばねを上記通電金具との本体ケース側の
電気的接触部材としていることに特徴を有している。
【0005】本考案によれば、通電金具が板金による絞
り加工でクリック凹部が形成されたものとなっている上
に、このクリック凹部との間でクリックを付与するクリ
ックばねが通電金具との電気的接触部材であり、更に通
電金具にモータ接触金具が一体に形成されていることか
ら、本体ケースと可動ケースとの連結部には通電金具と
クリックばねとを配置するだけでよいものである。
り加工でクリック凹部が形成されたものとなっている上
に、このクリック凹部との間でクリックを付与するクリ
ックばねが通電金具との電気的接触部材であり、更に通
電金具にモータ接触金具が一体に形成されていることか
ら、本体ケースと可動ケースとの連結部には通電金具と
クリックばねとを配置するだけでよいものである。
【0006】
【実施例】以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図中1は本体ケース、2は可動ケースであり、本
体ケース1から突設された一対のアーム10,10の先
端間に、軸3によって可動ケース2が回動自在に取り付
けられたものとなっている。
ると、図中1は本体ケース、2は可動ケースであり、本
体ケース1から突設された一対のアーム10,10の先
端間に、軸3によって可動ケース2が回動自在に取り付
けられたものとなっている。
【0007】ここにおける可動ケース2は、図3に示す
ように、モータハウジング21と、このモータハウジン
グ21に被せられるモータケース22、外刃を備えた外
刃フレーム26とを備えたもので、モータハウジング2
1は図6に示すように、内周面にモータ固定突起23
を、外周面に係止突起24を備えたものとして形成され
ており、内刃が出力軸に取り付けられるモータ20は上
記モータ固定突起23によってモータハウジング21の
内部に圧入固定され、モータハウジング22はその内周
面に形成された突起25を上記係止突起24に係止させ
ることによって取り付けられるものとなっている。
ように、モータハウジング21と、このモータハウジン
グ21に被せられるモータケース22、外刃を備えた外
刃フレーム26とを備えたもので、モータハウジング2
1は図6に示すように、内周面にモータ固定突起23
を、外周面に係止突起24を備えたものとして形成され
ており、内刃が出力軸に取り付けられるモータ20は上
記モータ固定突起23によってモータハウジング21の
内部に圧入固定され、モータハウジング22はその内周
面に形成された突起25を上記係止突起24に係止させ
ることによって取り付けられるものとなっている。
【0008】そして前記軸3は本体ケース1のアーム1
0を貫通するとともに先端をモータケース22に係止さ
せることで、本体ケース1に対して可動ケース2を回動
自在としているわけであるが、可動ケース2における軸
3が挿通される部分の外面には、異形の外形を備えた環
状リブ27が形成されており、この環状リブ27の外周
に通電金具5が取り付けられている。 この通電金具5
は、図7に示すように、板金による絞り加工によって筒
状部が設けられるとともに該筒状部の外周面に複数個の
クリック凹部50が形成され、さらに先端がモータ端子
29と接触することになるモータ接触金具51を一体に
備えたもので、上記環状リブ27に被せられた時、環状
リブ27の外形が通電金具5の形状と同じものとなって
いるために、通電金具5は回り止めされた状態で可動ケ
ース2に取り付けられる。
0を貫通するとともに先端をモータケース22に係止さ
せることで、本体ケース1に対して可動ケース2を回動
自在としているわけであるが、可動ケース2における軸
3が挿通される部分の外面には、異形の外形を備えた環
状リブ27が形成されており、この環状リブ27の外周
に通電金具5が取り付けられている。 この通電金具5
は、図7に示すように、板金による絞り加工によって筒
状部が設けられるとともに該筒状部の外周面に複数個の
クリック凹部50が形成され、さらに先端がモータ端子
29と接触することになるモータ接触金具51を一体に
備えたもので、上記環状リブ27に被せられた時、環状
リブ27の外形が通電金具5の形状と同じものとなって
いるために、通電金具5は回り止めされた状態で可動ケ
ース2に取り付けられる。
【0009】一方、本体ケース1はその内部に電池収納
部を備えたもので、そのアーム10内には夫々クリック
ばね6,6を備えている。これらクリックばね6,6
は、通電金具5のクリック凹部50との係合によって、
本体ケース1に対する可動ケース2の回動に対してクリ
ックを付与するとともに、通電金具2との接触により、
本体ケース1内の電池と可動ケース2内のモータ20と
を電気的に接続するものであり、一方のクリックばね6
はその他端に電池接触片66が一体に形成されたものと
なっており、他方のクリックばね6は図4に示すように
その他端にスイッチ金具7が接触したものとなってい
る。
部を備えたもので、そのアーム10内には夫々クリック
ばね6,6を備えている。これらクリックばね6,6
は、通電金具5のクリック凹部50との係合によって、
本体ケース1に対する可動ケース2の回動に対してクリ
ックを付与するとともに、通電金具2との接触により、
本体ケース1内の電池と可動ケース2内のモータ20と
を電気的に接続するものであり、一方のクリックばね6
はその他端に電池接触片66が一体に形成されたものと
なっており、他方のクリックばね6は図4に示すように
その他端にスイッチ金具7が接触したものとなってい
る。
【0010】このスイッチ金具7は、電池接触金具8か
ら延出された接点片80との間でスイッチを構成する接
点ばね70を一体に備えたもので、本体ケース1の前面
に配されたスイッチハンドル18のスライド操作に伴っ
て接点片80に接点ばね70を接触させる。図8に示す
通電金具5は、モータ接触金具51の延出位置を中央と
することで左右対象とし、可動ケース2の左右に配され
る一対の通電金具5,5として、同じものを使用できる
ようにした例を示している。
ら延出された接点片80との間でスイッチを構成する接
点ばね70を一体に備えたもので、本体ケース1の前面
に配されたスイッチハンドル18のスライド操作に伴っ
て接点片80に接点ばね70を接触させる。図8に示す
通電金具5は、モータ接触金具51の延出位置を中央と
することで左右対象とし、可動ケース2の左右に配され
る一対の通電金具5,5として、同じものを使用できる
ようにした例を示している。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案においては、通電金
具が板金による絞り加工で筒状部の外周面にクリック凹
部が形成されたものとなっている上に、このクリック凹
部との間でクリックを付与するクリックばねが通電金具
との電気的接触部材であり、更に通電金具にモータ接触
金具が一体に形成されていることから、本体ケースと可
動ケースとの連結部には通電金具とクリックばねとを配
置するだけで両者の間の電気的接続と本体ケースに対す
る可動ケースの回動についてのクリックの付与とを行え
るものであり、また通電金具に対するクリック凹部の形
成を絞り加工で行っていることから、確実なクリックを
得られるクリック凹部を通電金具に形成することがで
き、電気的接続の信頼性も高いものを得ることができ
る。
具が板金による絞り加工で筒状部の外周面にクリック凹
部が形成されたものとなっている上に、このクリック凹
部との間でクリックを付与するクリックばねが通電金具
との電気的接触部材であり、更に通電金具にモータ接触
金具が一体に形成されていることから、本体ケースと可
動ケースとの連結部には通電金具とクリックばねとを配
置するだけで両者の間の電気的接続と本体ケースに対す
る可動ケースの回動についてのクリックの付与とを行え
るものであり、また通電金具に対するクリック凹部の形
成を絞り加工で行っていることから、確実なクリックを
得られるクリック凹部を通電金具に形成することがで
き、電気的接続の信頼性も高いものを得ることができ
る。
【図1】(a) は側面図、(b) は横断面図である。
【図2】(a)(b)は共に斜視図である。
【図3】(a) は可動ケースの水平断面図、(b) は縦断面
図である。
図である。
【図4】クリックばねとスイッチ金具の斜視図である。
【図5】破断正面図である。
【図6】モータハウジングの斜視図である。
【図7】通電金具の斜視図である。
【図8】通電金具の他例の斜視図である。
1 本体ケース 2 可動ケース 5 通電金具 6 クリックばね 50 クリック凹部 51 モータ接触金具
Claims (1)
- 【請求項1】 モータを備えた可動ケースと、電源を内
蔵した本体ケースとから構成されて本体ケースに対して
可動ケースが回動自在とされている電気かみそりにおい
て、可動ケースと本体ケースとを回動自在としている軸
支部の外周に、板金による絞り加工で筒状部が設けられ
るとともに該筒状部の外周面に可動ケースの回動の複数
位置でクリックを付与するための複数のクリック凹部が
形成され且つモータ接触金具が一体に形成された通電金
具を配置し、通電金具の外周面に接してクリック凹部と
の間でクリックを付与するクリックばねを上記通電金具
との本体ケース側の電気的接触部材としている電気かみ
そり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058192U JP2547285Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058192U JP2547285Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059469U JPH059469U (ja) | 1993-02-09 |
JP2547285Y2 true JP2547285Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13077159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991058192U Expired - Lifetime JP2547285Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547285Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3144916A1 (de) * | 1981-11-12 | 1983-05-19 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Polyoxymethylenfibride, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
JPS622552A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体検査装置および半導体検査方法 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP1991058192U patent/JP2547285Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059469U (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970422 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |