JP2547282B2 - エレベータかご - Google Patents
エレベータかごInfo
- Publication number
- JP2547282B2 JP2547282B2 JP3032967A JP3296791A JP2547282B2 JP 2547282 B2 JP2547282 B2 JP 2547282B2 JP 3032967 A JP3032967 A JP 3032967A JP 3296791 A JP3296791 A JP 3296791A JP 2547282 B2 JP2547282 B2 JP 2547282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- landing
- gap
- hoistway
- elevator car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、乗場が設けられた昇
降路を昇降するエレベータかごに関する。
降路を昇降するエレベータかごに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、例えば実開昭５０−１７９６０
号公報に示されたものに類似した従来のエレベータかご
で、図において、１は乗場２が設けられた昇降路、３は
乗場２の相互間の凹所を覆って設けられたフェッシャプ
レート、４は昇降路１を昇降するかごで、４ａは乗場２
と対向する出入口、４ｂは出入口４ａを開閉する引き
戸、４ｃはかご４の乗場２寄り上縁部に設けられて引き
戸４ｂを開閉するドアー装置からなる上部機器、５は昇
降路１内の空気流、６は乗場２とかご４の間に発生する
乱流である。
号公報に示されたものに類似した従来のエレベータかご
で、図において、１は乗場２が設けられた昇降路、３は
乗場２の相互間の凹所を覆って設けられたフェッシャプ
レート、４は昇降路１を昇降するかごで、４ａは乗場２
と対向する出入口、４ｂは出入口４ａを開閉する引き
戸、４ｃはかご４の乗場２寄り上縁部に設けられて引き
戸４ｂを開閉するドアー装置からなる上部機器、５は昇
降路１内の空気流、６は乗場２とかご４の間に発生する
乱流である。
【０００３】従来のエレベータかごは上記のように構成
され、昇降路１をかご４が昇降し、指定された乗場３に
対向して停止して、引き戸４ｂ等を開閉するようになっ
ている。
され、昇降路１をかご４が昇降し、指定された乗場３に
対向して停止して、引き戸４ｂ等を開閉するようになっ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータかごでは、昇降路１とかご４との隙間、例えば
図２に示す隙間Ａが狭くなり、一方ではかご４の昇降速
度が増すことによって乱流６が発生する。また、乗場２
とかご４との対向部の機器、それらの構成によって形成
される凹凸によって乱流６が助長される。そして、乱流
６によって騒音が発生し、また引き戸４ｂが加振され
て、かご１内の乗客に不快感を与えるという問題点があ
った。
レベータかごでは、昇降路１とかご４との隙間、例えば
図２に示す隙間Ａが狭くなり、一方ではかご４の昇降速
度が増すことによって乱流６が発生する。また、乗場２
とかご４との対向部の機器、それらの構成によって形成
される凹凸によって乱流６が助長される。そして、乱流
６によって騒音が発生し、また引き戸４ｂが加振され
て、かご１内の乗客に不快感を与えるという問題点があ
った。
【０００５】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、かごの昇降による乗場とかごの
隙間の乱流が少ないエレベータかごを得ることを目的と
する。
になされたものであり、かごの昇降による乗場とかごの
隙間の乱流が少ないエレベータかごを得ることを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タかごにおいては、かごの乗場寄りの上縁部に、かごの
上部機器を覆い、この上部機器と昇降路の乗場側の壁面
部との隙間よりも少ない隙間を形成できる隙間調整可能
な整風板が設けられる。
タかごにおいては、かごの乗場寄りの上縁部に、かごの
上部機器を覆い、この上部機器と昇降路の乗場側の壁面
部との隙間よりも少ない隙間を形成できる隙間調整可能
な整風板が設けられる。
【０００７】
【作用】上記のように構成されたエレベータかごの整風
板を最適な位置に調整して取付けることによって、乗場
とかご上縁部の隙間が少なくなり、この隙間へ流入する
空気量が減少する。
板を最適な位置に調整して取付けることによって、乗場
とかご上縁部の隙間が少なくなり、この隙間へ流入する
空気量が減少する。
【０００８】
【実施例】実施例１． 図１はこの発明の一実施例を示す図であり、図中、図２
と同符号は相当部分を示し、７はかご４に支持された整
風板で、帯状をなし上部機器４ｃの上側を覆い、かつか
ご４の間口の全長にわたって設けられている。７ｂは整
風板７の調整片であり、一側が整風板７に重合され他側
は下方へ屈折されている。８は整風板７及び調整片７ａ
の図１における左右方向に長手が配置された長穴に挿通
されたボルト、９はボルト８の挿通端にねじ込まれたナ
ットである。
と同符号は相当部分を示し、７はかご４に支持された整
風板で、帯状をなし上部機器４ｃの上側を覆い、かつか
ご４の間口の全長にわたって設けられている。７ｂは整
風板７の調整片であり、一側が整風板７に重合され他側
は下方へ屈折されている。８は整風板７及び調整片７ａ
の図１における左右方向に長手が配置された長穴に挿通
されたボルト、９はボルト８の挿通端にねじ込まれたナ
ットである。
【０００９】上記のように構成されたエレベータかごに
おいては、かご４に調整片７ａを有する整風板７が上部
機器４ｃを覆って設けられる。これにより、調整片７ａ
と昇降路１の乗場２側の壁面部（図１におけるフェッシ
ャプレート３）との間に隙間Ｂが形成される。そしてこ
の隙間Ｂが隙間Ａ（図２に示す）より少なくなる位置に
調整片７ａを取付ける。これによって、乗場２とかご４
との間に流入する空気量が抑制され、また流入後の空気
流の速度が遅くなるので、乱流６の発生を減少すること
ができる。したがって、乱流６による騒音、引き戸４ｂ
が加振されて生じる騒音が少なくなって、静粛に昇降す
るかご４を得ることができる。なお、図１の実施例にお
いて調整片７ａを設けたので、かご４を実験的に昇降さ
せて、隙間Ｂを最適値に容易に設定することができ、簡
易な作業でかご４を静粛化できる。
おいては、かご４に調整片７ａを有する整風板７が上部
機器４ｃを覆って設けられる。これにより、調整片７ａ
と昇降路１の乗場２側の壁面部（図１におけるフェッシ
ャプレート３）との間に隙間Ｂが形成される。そしてこ
の隙間Ｂが隙間Ａ（図２に示す）より少なくなる位置に
調整片７ａを取付ける。これによって、乗場２とかご４
との間に流入する空気量が抑制され、また流入後の空気
流の速度が遅くなるので、乱流６の発生を減少すること
ができる。したがって、乱流６による騒音、引き戸４ｂ
が加振されて生じる騒音が少なくなって、静粛に昇降す
るかご４を得ることができる。なお、図１の実施例にお
いて調整片７ａを設けたので、かご４を実験的に昇降さ
せて、隙間Ｂを最適値に容易に設定することができ、簡
易な作業でかご４を静粛化できる。
【００１０】
【発明の効果】この発明は、以上説明したようにかごの
乗場寄り上縁部に、かご上部機器を覆い、この上部機器
と昇降路の乗場側の壁面部との隙間よりも少ない隙間を
形成できる隙間調整可能な整風板を設けて、乗場とかご
の隙間に流入する空気量を少なくしたものである。これ
により、簡易な装置構成であって乗場とかごの間の乱流
発生が抑制され、昇降するかご内を静粛化する効果があ
る。
乗場寄り上縁部に、かご上部機器を覆い、この上部機器
と昇降路の乗場側の壁面部との隙間よりも少ない隙間を
形成できる隙間調整可能な整風板を設けて、乗場とかご
の隙間に流入する空気量を少なくしたものである。これ
により、簡易な装置構成であって乗場とかごの間の乱流
発生が抑制され、昇降するかご内を静粛化する効果があ
る。
【図１】この発明の実施例１を示すエレベータ装置の要
部縦断側面図である。
部縦断側面図である。
【図２】従来のエレベータかごを示す図１相当図であ
る。
る。
１ 昇降路 ２ 乗場 ４ かご ４ｃ 上部機器 ７ 整風板
Claims (1)
- 【請求項１】 乗場が設けられた昇降路を昇降するか
ご、このかごの上記乗場寄りの上縁部に設けられ上記か
ごの上部機器を覆い、上記上部機器と上記昇降路の乗場
側の壁面部との隙間よりも少ない隙間を形成できる隙間
調整可能な整風板を備えたエレベータかご。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3032967A JP2547282B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | エレベータかご |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3032967A JP2547282B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | エレベータかご |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298482A JPH04298482A (ja) | 1992-10-22 |
| JP2547282B2 true JP2547282B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=12373680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3032967A Expired - Lifetime JP2547282B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | エレベータかご |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547282B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6615952B2 (en) | 2000-03-02 | 2003-09-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Double deck elevator |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5837235A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | Minoru Abe | 基礎の構築方法 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3032967A patent/JP2547282B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04298482A (ja) | 1992-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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