JP2546966B2 - 医療用ベッド - Google Patents

医療用ベッド

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JP2546966B2
JP2546966B2 JP5074470A JP7447093A JP2546966B2 JP 2546966 B2 JP2546966 B2 JP 2546966B2 JP 5074470 A JP5074470 A JP 5074470A JP 7447093 A JP7447093 A JP 7447093A JP 2546966 B2 JP2546966 B2 JP 2546966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、麻痺性の患者や植物状
態の患者等に用いるのに適した医療用ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、病院等には、患者の看護・診
察・治療の利便を図るため、種々の医療用ベッドが考え
られている。この種、医療用ベッドとして、例えば、特
公平3−67699号公報(従来例一)、特公平4−6
64号公報(従来例二)、実公平3−40186号公報
(従来例三)、実公平4−6749号公報(従来例四)
に記載のものが公知である。
【0003】前記従来例一のベッドは、第1と第2の回
動支点間に回動支持腕を連結し、さらに、回動杆のそれ
ぞれには互いに独立して操作可能な回動用駆動手段を設
けることにより、床部支持枠(床支持部)の昇降ならび
に傾斜操作を自在に行えるようにするものである。前記
従来例二のベッドは、寝台の床板(床支持部)を幅方向
に3分割し、夫々屈曲自在に連結すると共に、端側の床
部分は、床支持体に回動自在に支持した遊動支持リンク
に回動自在に支持し、床板と床支持体間に昇降駆動機構
を介装することにより、体位変換を容易に行えるように
するものである。
【0004】前記従来例三のベッドは、背部床板(床支
持部)は基部フレームに突設した支柱部材の上部の支持
ローラーに当接支持する構成とし、支柱部材を腰部床板
に対する進退方向に移動可能に構成することにより、回
動上昇をより軽く、容易に行えると共に、水平状態に於
ける床板の高さを高くしなくとも、背部床板を十分な角
度に傾斜させることができるものである。
【0005】前記従来例四のベッドは、ベッドの床面全
体の可動床(床支持部)を一体的にベッドの短手方向左
右に傾斜回動させるようにして、患者を一定期間ごと、
ゆるやかな傾斜位置で左右に回動傾斜保持することによ
り、患者の身体にかかる重力配分を定期的に変更してや
り、患者の床ずれ防止に使用できるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、麻痺性の患
者や植物状態の患者等のベッド上で動くことの出来ない
患者を動かす際には、手を患者の体の下に挿入しなけれ
ばならない。しかし、従来の医療用ベッドには、前後・
左右に傾斜するもの、上下に昇降するもの、背上機構を
有するもの等、多種多様のものがあるが、これら従来の
いずれのベッドであっても、患者自身で体を動かすこと
ができない場合には、ベッドの床面上に臥床している患
者の体が床板又はマットレス等に密着しており、手の挿
入が困難で、患者を動かす際の問題点となっていた。
【0007】そこで、本発明は、ベッドの床面上に臥床
している患者を動かす際に、患者の体の下に手を挿入し
易くすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、ベッド本体の床支持部上に前記ベッド本体の
長手方向に沿って並置される複数の分割床を備え、該複
数の分割床により患者が臥床する床面が構成されている
と共に、前記複数の分割床のうち所要の分割床を上下に
昇降させる昇降機構を備えた医療用ベッドにおいて、前
記昇降機構は、前記分割床の左右側方にそれぞれ位置し
且つ前記ベッド本体の長手方向略全長にわたる左右の支
持体と、該各支持体を昇降させる昇降手段と、各支持体
と各分割床とをそれぞれ係脱自在とする係止手段(後述
する実施例では係止具9が相当する)とを備えている
とを特徴としている。
【0009】さらに、本発明は、床支持部はベッド本体
の長手方向に沿って並設された少なくとも2つの床体か
らなり、該床体のうち少なくとも1つを前記ベッド本体
の長手方向に傾斜させる傾斜機構を備えた医療用ベッド
において、前記各床体の隣接端側に配置された隣接する
2つの分割床間に所要の間隔を設けると共に、前記床体
が傾斜していないときに前記2つの分割床間に位置して
該分割床と共に床面を構成しかつ前記床体のうち少なく
とも1つが前記傾斜機構により傾斜されて前記2つの分
割床が近接したときに該2つの分割床と干渉しない位置
に退入する補助分割床を備えていることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】請求項1に記載の医療用ベッドでは、通常は、
夫々の分割床の上面を面一として床面を構成しておき、
該床面に患者を臥床させる。そして、床面上に臥床して
いる患者を動かす際に、昇降機構により所要の分割床を
昇降させる。すなわち、手を挿入する位置に対応する分
割床を下降移動させるか、または、その他の分割床を上
昇移動させる。すると、手を挿入する位置に対応する分
割床が凹んだ状態となり、該分割床に患者の体重がかか
らなくなり、また、分割床の昇降移動量によっては、患
者と分割床との間に手を挿入し得る空間ができる。
【0011】請求項2に記載の医療用ベッドでは、床体
が傾斜していないとき、すなわち床支持部の各床体上に
並置した複数の分割床上面が面一とされて床面を構成し
ているときは、補助分割床は分割床と共に床面を構成し
て、通常は該床面に患者を臥床させる。そして、患者の
世話等をするときに、床体をベッド本体の長手方向に傾
斜させると、それに伴って該床体上に載置した分割床も
傾斜するが、その際、各床体の隣接端側に配置された隣
接する2つの分割床間に設けた所要の間隔によって、該
2つの分割床が傾斜したときに臨入する空間が確保され
る。さらに、これら2つの分割床間に位置した補助分割
床は、該2つの分割床が互いに近接していく際に、該2
つの分割床と干渉しない位置に退入するので、傾斜機構
の動作を妨げることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図10は、本発明の第1実施例に係る医
療用ベッドBを示し、該医療用ベッドBは、ベッド本体
2と、該ベッド本体2に装備された分割床昇降装置1と
を備えている。該分割床昇降装置1は、ベッド本体2の
床支持部3上面にベッド本体2の長手方向に沿って並置
された複数(本実施例では10個)の分割床4と、該複
数の分割床4のうち所要の分割床4を上下に昇降させる
昇降機構5とを備えている。
【0013】前記ベッド本体2は、板状の床支持部3
と、該床支持部3を保持する方形枠状のベッドフレーム
2aと、該ベッドフレーム2aの四隅から下方に立設さ
れた支柱2bとを備えている。前記ベッドフレーム2a
は、前記分割床4の、ベッド本体2の長手方向及び左右
方向への移動を抑制している。前記分割床4は、ベッド
本体2の幅方向に長い長方体であって、鋼板を折曲成形
してなる支持枠41に長方柱状の分割床本体42を嵌着
してなり、支持枠41には、水平板状のフランジ部41
aが分割床4の長手方向両側面からベッド本体2の幅方
向外方に向かって延設されている。この分割床4はベッ
ド本体2の床支持部3上面に載置されているのみで、固
定はされておらず、自在に上昇移動させることができ
る。なお、分割床本体42には、畳を所望の大きさに分
断したもの等の患者Mの体重によってあまり変形しない
ものを使用することが好ましい。
【0014】前記昇降機構5は、ベッド本体2の左右両
側に配置された昇降装置フレーム6と、該昇降装置フレ
ーム6の上方で且つ前記複数の分割床4の左右両側に配
置されかつベッド本体2の長手方向に連続する長方柱状
の2つの支持体7と、該支持体7を夫々独立に昇降させ
る昇降手段8と、支持体7の各分割床4に夫々対応する
位置に着脱自在に設けた複数の係止具9とを備えてい
る。
【0015】前記昇降装置フレーム6は、上部フレーム
6a、下部フレーム6b、及び、縦フレーム6c,6c
により方形枠状に形成され、上部フレーム6aには、上
下に貫通する溝部10が上部フレーム6aの長手方向全
長に亘って設けられている。該装置フレーム6は、本実
施例では、上部フレーム6aがボルト・ナット等(図示
省略)によってベッドフレーム2aに固定されることに
より、ベッド本体2の両側方に固定されている。なお、
該昇降装置フレーム6の外側面には外面カバー61が設
けられており、図6に示すように、該外面カバー61と
装置フレーム6との間に係止具9の板厚より若干大きい
間隙が設けられている。したがって、支持体7から取り
外した係止具9を、その係止部9bを空隙に挿通して装
置フレーム6上に載置しておくことができ、取り外した
係止具9の紛失を防止しかつ取扱いの利便を図ってい
る。
【0016】前記支持体7下面の長手方向両側端近傍に
は、方柱状のガイドポスト11が下方に延設されてお
り、該ガイドポスト11を前記の溝部10に上方から嵌
挿することにより、支持体7は昇降装置フレーム6に昇
降自在に連結されている。また、支持体7の上面には、
図3に示すように、手すり71装着用の孔7aが穿設さ
れており、該孔7aに手すり71が挿着される。
【0017】前記昇降手段8は、昇降装置フレーム6の
下部フレーム6b上の長手方向一端側に固設されたモー
タ12を備えている。このモータ12によって回転駆動
されると共に右ネジ部13a及び左ネジ部13bを有す
る直棒状のネジ軸13が、前記下部フレーム6bの上方
に平行に位置して下部フレーム6bの長手方向他端側及
び中央に設けた軸受16に枢支されている。該ネジ軸1
3の右ネジ部13a及び左ネジ部13bには、夫々ナッ
ト部材14,14が螺合されている。該ナット部材1
4,14は、図4に示すように、ネジ軸13の長手方向
中央寄りに位置しており、ネジ軸13の回転によって、
夫々のナット部材14,14は相対的にネジ軸13の軸
心方向に進退自在であり、この際のナット部材14,1
4の回転を抑制するレール17,17が昇降装置フレー
ム6の下部フレーム6b上に設けられている。さらに、
ナット部材14の上部には、長尺のリンク部材15の一
端が枢結されており、該リンク部材15の他端は昇降レ
ール7の長手方向両端寄りの位置に枢結されて、図4に
示すように、リンク部材15はネジ軸13の長手方向に
傾斜している。
【0018】前記係止具9は、支持体7に上方から着脱
自在に嵌合される断面略コ字状の嵌着部9aと、該嵌着
部9aのベッド本体2内方の側端縁からベッド本体2内
方へ水平に延設された係止部9bとを備えており、嵌着
部9aの上部には位置決め用孔9cが穿設されている。
前記係止部9bは、分割床4のフランジ部41aに下方
から当接して、対応する分割床4を係止するものであ
る。また、支持体7上部の所要位置に、好ましくは支持
体7にねじ込まれたねじの頭部とされた嵌合突起7bが
設けられており、図7に示すように、該嵌合突起7bが
嵌着部9aの位置決め用孔9cに嵌められて、支持体7
に嵌合された係止具9がみだりに動くことを防止してい
る。なお、支持体7への係止具9の着脱を容易とするた
めに、図4及び図5に示すように、支持体7が下降限に
位置するとき、該支持体7に設けた係止具9の係止部9
bと、分割床4のフランジ部41aとが、少し間隔が生
ずるように構成することが好ましい。
【0019】本実施例の医療用ベッドBでは、通常、図
4及び図5に示すように、昇降レール7を下降限に位置
しておき、複数の分割床4の上面を面一状態として患者
Mが臥床する床面21を構成しておく。該床面21上に
臥床している患者Mを動かす際には、まず、手を挿入す
る位置に対応する分割床4を係止している係止具9を支
持体7から取り外す。その後、ナット部材14,14が
相対離拡するように左右の昇降手段8の夫々のモータ1
2を同時に駆動すると、ナット部材14に枢結されたリ
ンク部材15は徐々に起立状態となって、該リンク部材
15によって、左右の支持体7は持ち上げられて上昇移
動する。すると、対応する係止具9を取り外した分割床
4は上昇移動しないが、他の分割床4は、支持体7に設
けた係止具9によって下方から係止されているので、左
右の支持体7と共に上昇移動する。従って、図1及び図
2に示すように、手を挿入する位置に対応する分割床4
が凹んだ状態となり、かかる分割床4に患者Mの体重が
かからなくなるので、容易に患者Mの下に手を挿入する
ことができ、患者Mを容易に動かすことができる。ま
た、手を挿入するに十分な空間Oが分割床4と患者Mと
の間にできるまで昇降機構5を作動させることにより、
より一層手の挿入を容易とすることができる。
【0020】なお、周知のように、長期間ベッドの1つ
の位置に寝たままでいると床ずれが生ずる。従って、ベ
ッド上で動くことができず、臥床位置を変えることがで
きない患者Mは床ずれが特に生じ易く、そのたびに患者
Mを体ごと動かさねばならず、これは看護人にとって苦
難な作業である。しかし、本実施例の医療用ベッドBに
よれば、床ずれが生じた場合は、上述のようにして、そ
の患部の位置に対応する分割床4を少し凹ませて患部へ
の負担を軽減することにより、症状の悪化を防止し、ま
た、治療を促進することができる。
【0021】また、図8に示すように、ベッド本体2の
左右両側方に設けた昇降機構5のうち1つを作動して、
全ての分割床4の左右の一方側を昇降せしめて床面21
全体として左右に傾斜させ、患者Mの体重を支える患者
Mの体の部分を変えることによって、床ずれを除去また
は少なくとも実質的に低減することができる。また、患
者Mの衣服を着替えさせたり身体を拭いてやったり等、
患者Mの世話をする際に、上記のように床面21全体と
して左右に傾斜させることにより、患者Mの姿勢を変え
たり寝返りさせる等を容易にすることができる。なお、
このように左右に傾斜させる場合、前記従来例四に示し
たベッドでは、可動床の回動軸がベッドの左右方向中央
に位置するため、可動床が回動すると、左右の一方側が
上昇し、他方側は下降するため、可動床の回動空間をベ
ッドの下方に設けておく必要があるが、本実施例の医療
用ベッドBでは、分割床4の左右の一方側を上昇させる
ことで分割床4を傾斜させ、他方側は昇降しないので、
ベッド本体2の下方に回動空間を設ける必要がなく、ベ
ッド本体2の構成を簡単にすることができる。
【0022】さらに、本実施例の医療用ベッドBによれ
ば、分割床4上に敷延したシーツS等の取り替えを容易
に行うことができる。即ち、シーツSの取り替えの際
に、まず、図9に示すように、分割床4を一つずつ間隔
をおいて上昇させ、凹んだ分割床4と患者Mとの隙間に
夫々支持板18を挿通し、該支持板18の長手方向一端
近傍に設けた嵌着具20を一方の支持体7に上方から嵌
着して、支持板18を2つの支持体7,7間に架設す
る。次に、先程上昇させた分割床4を下降させ、該分割
床4を係止している係止具9を取り外した後、支持体7
を上昇させると、この際には係止具9は全て取り外され
ているので、分割床4は上昇せず、先程支持体7,7間
に架設した支持板18が上昇して患者Mを持ち上げるの
で、図10に示すように、分割床4と患者Mとの間に隙
間ができ、この状態でシーツSを取り替えることができ
る。シーツSの取り替え後は、逆の動作によって、支持
板18を取り外し、シーツSの取り替え作業が完了す
る。
【0023】また、分割床4は、ベッド本体2の床支持
部3上に載置しているのみで固定されておらず、上方移
動自在とされているので、本実施例における分割床昇降
装置1は既製の略全てのベッドにそのまま装備すること
ができ、導入コストを抑えることができる。例えば、実
公平3−40186号公報に記載のベッドに例示するよ
うな背上機構を備えたベッドに本装置1を装備した場
合、図11に示すように、分割床4は上方移動自在であ
るので、背部床板19の傾動に伴って、該背部床板19
上に載置した分割床4は上方に移動して傾斜する。図1
2〜図18は、本発明の第2実施例に係る医療用ベッド
Bを示し、上記第1実施例と同様の構成については同符
号を付し詳細説明を省略すると共に、異なる構成、作用
効果について詳述する。
【0024】本実施例の医療用ベッドBでは、ベッド本
体2の床支持部3は、ベッド上に臥床した患者Mの頭部
及び胴部位置に対応する第1の床体3aと、大腿部位置
に対応する第2の床体3bと、脛部位置に対応する第3
の床体3cとからなり、これら床体3a,3b,3cが
ベッド本体2の長手方向に沿って並設されている。そし
て、第2の床体3bと第3の床体3cとは、それらの隣
接端縁が枢支軸38を介して枢結されており、第3の床
体3cの他端縁両側方にはベッド本体2の幅方向に突出
する円柱状のガイドピン36が突設されていて、該ガイ
ドピン36はベッドフレーム2aに水平状に設けられた
ガイド溝37に挿入されている。また、第1の床体3a
及び第2の床体3bは、夫々ベッド本体2の略中央部に
おいて、ベッドフレーム2aに回動軸26,26を介し
て夫々枢結されて、ベッド本体2の長手方向に傾斜しう
るように構成されている。なお、第1の床体3aと第2
の床体3bとは、所要の間隔を設けて配置されている。
【0025】前記ベッド本体2には、夫々の床体3a,
3b,3cを傾斜させる傾斜機構22が設けられてい
る。該傾斜機構22は、本実施例では、第1の床体3a
を傾斜させる第1の傾斜機構22aと、第2の床体3b
を傾斜させる第2の傾斜機構22bとからなっている。
第1の傾斜機構22aは,図16に示すように、操作ハ
ンドル24aと、該操作ハンドル24aを回転操作する
ことによりベッド本体2の長手方向に進退する駆動ロッ
ド25aとを備えている。そして、床体3aには、その
回動軸26の下方かつ床体3aのベッド本体2両端側に
支持板43,43が対向して設けられ、該支持板43,
43間に固定軸44aが架設されており、さらに該固定
軸44aにアーム27aが下方に延設されていて、該ア
ーム27aの下端に前記駆動ロッド25aが枢結されて
いる。
【0026】したがって、操作ハンドル24aを回動操
作して摺動ロッド25aが、図16に矢印イで示す方向
に移動すると、回動軸26を中心として、アーム27a
及び床体3aが回動して、図17に示すように、床体3
aはベッド本体2の長手方向に傾斜する。第2の傾斜機
構22bも上記の第1の傾斜機構22aと略同様の構成
であるので、図18において同様の符号を付し、詳細説
明を省略する。
【0027】さらに、本実施例の医療用ベッドBは、第
1の床体3aと第2の床体3bの隣接端側に配置された
2つの分割床4,4間には、図16に示すように、各床
体3a,3bが傾斜したときに該2つの分割床4,4が
臨入する空間が設けられるように所要の間隔Hが設けら
れている。また、該2つの分割床4,4間に位置する長
尺の補助分割床23を備えている。該補助分割床23
は、各床体3a,3b,3cが傾斜していないときに分
割床4と共に床面21を構成するものである。なお、第
1及び第2の床体3a,3bの隣接端側に配置された2
つの分割床4,4の互いに対向する面4A,4Aは、図
16に示すように、下方につれて拡がるテーパー面とさ
れている。
【0028】また、図13に示すように、ネジ軸13は
右ネジ部13a及び左ネジ部13bを交互に夫々2つず
つ有しており、夫々の左右ネジ部13a,13bにナッ
ト部材14が螺合されている。これら、ナット部材14
は、2つで1組とされており、ネジ軸13の回転によっ
て該1組のナット部材14,14が相対的に進退する。
そして、ナット部材14の移動範囲を抑制するため、該
ナット部材14の移動限を検出する検出装置が設けられ
ている。この検出装置は、本実施例では、装置フレーム
6に設けられたリミットスイッチ29とされている。
【0029】そして、1組のナット部材14,14に夫
々枢結されたリンク部材15,15は、それらの上端が
昇降レール7の略同じ位置に枢結されている。なお、夫
々のリンク部材15の長さは、すべて同じ長さとされて
いる。また、分割床4の底面には、図17に示すよう
に、位置固定孔4aが、好ましくは分割床4の長手方向
両端側に2つ設けられ、該位置固定孔4aに床支持部3
の上面に設けられたピン39が挿入されているので、傾
斜機構22によって床支持部3の各床体3a,3b,3
cが傾斜しても、分割床4が床支持部3に対して動くこ
とがない。
【0030】また、本実施例の医療用ベッドBは、第1
の床体3a又は第2の床体3bがその夫々の傾斜機構2
2a,22bにより傾斜されて、それらの隣接端側に配
置された分割床4,4が近接したときに、該分割床4,
4と干渉しない位置に補助分割床23を退入させる退入
機構28を備えている。この退入機構28は、傾斜機構
22と連動しており、傾斜機構22によって床体3a,
3bが傾斜されるにつれて、補助分割床23を下方に退
入せしめるものである。本実施例における具体的な構成
は、図14〜図17に示すように、ベッドフレーム2a
の内方の幅方向両側に設けられた2つの軸受30と、該
軸受30に上下摺動自在に挿通された摺動ロッド31
と、該摺動ロッド31の下端に設けられたステー32
と、該ステー32,32間に架設された棒体33とを備
えている。
【0031】前記摺動ロッド31の上端は補助分割床2
3に固着されている。また、摺動ロッド31を上方に付
勢する、好ましくは摺動ロッド31に嵌挿されかつ補助
分割床23と軸受30間に介在されたコイルスプリング
34とされた付勢手段が設けられている。摺動ロッド3
1の下端部の軸径は、軸受30の軸孔径よりも大径とさ
れているので、摺動ロッド31が軸受30から上方に抜
けてしまうことがない。
【0032】また、退入機構28は、前記傾斜機構22
a,22bの駆動ロッド25a,25bに連結された棒
体押下体35a,35bを備えている。第1の傾斜機構
22aの駆動ロッド25aに連結された棒体押下体35
aは、図16に示すように、棒体33に当接するカム面
を有しており、傾斜機構22aの駆動ロッド25aの移
動に伴って棒体押下体35aも移動して、そのカム面に
よって棒体33を押し下げるものである。したがって、
傾斜機構2aによって床体3aが傾斜させられると、図
17に示すように、棒体33、及び、該棒体にステー3
2と摺動ロッド31とを介して連結された補助分割床2
3が下方に移動する。第2の傾斜機構22bの駆動ロッ
ド25bに連結された棒体押下体35bについても同様
である。
【0033】なお、図示していないが、本実施例では、
昇降機構5のモータ12を制御する制御装置が設けられ
ており、操作部25のボタン操作により、2つの支持体
7の一方を昇降させたり、両方を同時に昇降させたり、
様々な動作を簡単に行うことができる。この第2実施例
によれば、それぞれの床体3a,3b,3cが傾斜して
いないときには、第1及び第2の床体3a,3bの隣接
端側に配置された2つの分割床4,4間に所要の間隔H
が設けられているので、該2つの分割床4,4が傾斜し
たときにそれらが臨入する空間が確保され、床体3a,
3b,3c上に載置した分割床4が、床体3a,3b,
3cの傾斜の妨げとなることがない。
【0034】また、通常、すなわち床体3a,3b,3
cが傾斜していないときには、前記2つの分割体4,4
間に、補助分割床23が位置して床面21の一部を構成
するので、前記間隔Hを設けているにもかかわらず、略
連続した床面21を確保することができる。この補助分
割床23は、第1及び第2の床体3a,3bの傾斜機構
22a,22bと連動する退入機構28によって、該床
体3a,3bの傾斜につれて下方に退入させられるの
で、補助分割床23が傾斜機構22の妨げとなることも
ない。
【0035】図19〜図21は、本発明の第3実施例を
示しており、上記第2実施例と同様の構成については同
符号を付し、異なる構成、作用効果について詳述する。
本第3実施例では、昇降装置フレーム6は下方開口のほ
ぼコ字状に構成されており、ベッド中央側に空間SPが
形成されているので、患者がベッドに着座したときに足
を置くスペースが確保される。
【0036】また、昇降手段8は、昇降装置フレーム6
の長手方向両端側にそれぞれ設けられたモータ80と、
該モータ80によって作動される軸進装置81とを備え
ている。該軸進装置81は、ケーシング81aと、該ケ
ーシング81a内に回転自在に設けられた雌ねじ部81
bとを備えている。該雌ねじ部81bには、軸方向が上
下方向となるように昇降ロッド82が螺合されており、
モータ80によって雌ねじ部81bが回転させられる
と、昇降ロッド82は軸方向に移動する。前記2つのモ
ータ80は制御装置(図示せず)によって同時に駆動さ
れる。前記昇降ロッド82は、略全長に亘って螺旋条が
螺刻されており、その上端が支持体7下面に固定されて
いる。この本実施例の昇降手段8では、2つのモータ8
0を同時に駆動することにより、軸受81の雌ねじ部8
1bが回転させられ、該雌ねじ部81bに螺合された昇
降ロッド82が上下に昇降し、支持体7を昇降せしめ
る。本構成例によれば、部品点数を減らし、構造も簡単
であるので、装置全体の小型化及びコスト低下を図るこ
とができる。
【0037】なお、モータ80と軸進装置81に代え
て、いわゆるリニアドモータを採用することもできる。
また、退入機構28は、前記2つの軸受30と、該軸受
30に設けられたボス部55と、該ボス部55に上下摺
動自在に挿通された摺動ロッド31と、該摺動ロッド3
1の下端に設けられた水平板51とを備えている。摺動
ロッド31の上端は長尺のプレート53を介して補助分
割床23に固定されており、また、図21に示すよう
に、水平板51に固定された支杆54がプレート53に
嵌合されて、プレート51の振れ留めをしている。
【0038】そして、第1及び第2の床体3a,3bの
支持板43のそれぞれには、図20に示すように、板状
の基部を介して押下棒52が斜め下方に向かって設けら
れており、該押下棒52の先端側は上方に屈曲されて略
く字状とされている。この押下棒52の屈曲部は水平板
51に当接しており、第1又は第2の床体3a,3bが
傾斜すると、それに伴って押下棒52により水平板51
が下方に押動されるので、補助分割床23が下方に退入
させられることとなる(図20に二点鎖線で示す)。
【0039】この退入機構28によれば、補助分割床2
3を、ベッドBの幅方向両側方に位置する2つの水平板
51,51を押下棒52により一様に押動することによ
り下方へ退入させているので、確実かつ円滑な動作とす
ることができる。なお、水平板51の押下棒52が当接
する部分には、テフロンコーティングを施しておくこと
が好ましく、これにより摩擦抵抗を低減させ、滑らかな
動作を確保することができる。テフロンコーティングに
代えて、押下棒52の先端に滑動ローラを設けてもよ
い。
【0040】また、腹部に対応する分割床4の側方にお
ける支持体7の側面には、突起27が突設されている。
これは、例えば、ベッドB上に臥床した患者の腹部のレ
ントゲン写真を撮る場合に、腹部に対応する分割床4を
取り外し、このスペースにレントゲン撮影機を設置する
と共に、突起27を利用して2つの支持体7,7間にベ
ルト等を張架して患者を支えておくことができる。
【0041】また、本実施例において、支持体7の上昇
限及び下降限を検出するリミットスイッチ等の検出手段
を、それぞれのモータ80ごとに設けることが好まし
く、これによれば、例えば、一つの支持体7を駆動する
2つのモータ80について、完全に同期をとらなくと
も、それぞれのリミットスイッチが作動するまで昇降動
作することにより、動作中に支持体7が若干傾いたとし
ても、動作終了時には水平状態とすることができる。本
発明は、上記の実施例に限定されることはなく、例え
ば、昇降機構5は手動式であってもよく、また、夫々の
分割床4ごとに個別に設けてもよい。また、夫々の分割
床4は異なる形状であってもよく、さらに、分割床4と
して、弾力性のあるマットレス等を使用してもよく、分
割床4の数も特に限定されない。
【0042】また、傾斜機構22の構成を適宜設計変更
することができ、電動式のものを採用してもよい。その
場合においても、補助分割床23を退入させる退入機構
28は、傾斜機構22と連動させる構成とすることが好
ましい。さらに、分割床4上の床面全面に柔軟なマット
レス等を敷載し、該マットレス上に患者を臥床させても
よく、この場合であっても、所要の分割床を昇降せしめ
ることによって、上述した作用効果が期待できる。
【0043】また、すべての分割床4を昇降せしめる必
要がなく、一部の分割床4の昇降のみでよい場合は、昇
降機構5をそれら必要な分割床4のみを昇降させるべく
構成してもよい。上記した使用法以外にも、その他種々
様々の態様で使用でき、病院等において、患者の診察、
看護、治療等の利便を図ることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、昇降機構は、分割床の
左右側方にそれぞれ位置し且つベッド本体の長手方向略
全長にわたる左右の支持体と、該各支持体を昇降させる
昇降手段と、各支持体と各分割床とをそれぞれ係脱自在
とする係止手段とを備えているので、昇降させたい所望
の分割床を係止手段によって各支持体に係止した状態で
昇降手段を作動させることによって、任意に選択される
所要の分割床を看護者が一人で同時に昇降させることが
できるとともに、所望の量だけ各支持体を昇降させるこ
とによって、患者の種々の治療態様に応じた凹凸の床面
を構成することができ、また、各分割床ごとに各別の昇
降手段が必要でなく、簡単な構成でありながら各種の治
療における利便を図ることができる。さらに、左右の支
持体の昇降によって分割床を昇降させるものであるか
ら、所要の分割床を昇降させた際に、該所要の分割床と
昇降させなかった分割床とが左右に位置ずれせず、狭い
病室等でも少ないスペースで設置できる。
【0045】さらに、本発明によれば、各床体の隣接端
側に配置された隣接する2つの分割床間に所要の間隔を
設けると共に、床体が傾斜していないときに前記2つの
分割床間に位置して該分割床と共に床面を構成しかつ床
体のうち少なくとも1つが傾斜機構により傾斜されて前
記2つの分割床が近接したときに該2つの分割床と干渉
しない位置に退入する補助分割床を備えているので、床
体が傾斜していないときには略連続した床面を確保で
き、また、床体が傾斜するときに分割床が床体の傾斜を
妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の作用状態を示す側面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る医療用ベッドの平面
図である。
【図4】同側面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】係止具をベッドフレームに装着した状態を示す
拡大斜視図である。
【図7】係止具及び支持体の拡大斜視図である。
【図8】一使用例を示す図2相当の断面図である。
【図9】他の使用例を示す斜視図である。
【図10】同断面図である。
【図11】本実施例の分割床昇降装置を備えたベッドの
作用説明図である。
【図12】本発明の第2実施例に係る医療用ベッドの平
面図である。
【図13】同一部破断側面図である。
【図14】図13のC−C線一部省略断面図である。
【図15】昇降機構の要部を示す斜視図である。
【図16】第1の傾斜機構及び昇降機構の説明図であ
る。
【図17】同作用状態を示す説明図である。
【図18】第2の傾斜機構及び昇降機構の簡略説明図で
ある。
【図19】本発明の第3実施例に係る医療用ベッドの一
部破断側面図である。
【図20】同退入機構の要部を示す拡大側面図である。
【図21】図20のD−D線断面図である。
【符号の説明】
2 ベッド本体 3 床支持部 3a 床体 3b 床体 4 分割床 5 昇降機構 21 床面 22 傾斜機構 23 補助分割床 M 患者

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体(2)の床支持部(3)上に
    前記ベッド本体(2)の長手方向に沿って並置される複
    数の分割床(4)を備え、該複数の分割床(4)により
    患者(M)が臥床する床面(21)が構成されていると
    共に、前記複数の分割床(4)のうち所要の分割床
    (4)を上下に昇降させる昇降機構(5)を備えた医療
    用ベッドにおいて、 前記昇降機構(5)は、前記分割床(4)の左右側方に
    それぞれ位置し且つ前記ベッド本体(2)の長手方向略
    全長にわたる左右の支持体(7)と、該各支持体(7)
    を昇降させる昇降手段(8)と、各支持体(7)と各分
    割床(4)とをそれぞれ係脱自在とする係止手段(9)
    とを備えている ことを特徴とする医療用ベッド。
  2. 【請求項2】 床支持部(3)はベッド本体(2)の長
    手方向に沿って並設された少なくとも2つの床体(3
    a,3b)からなり、該床体(3a,3b)のうち少な
    くとも1つを前記ベッド本体(2)の長手方向に傾斜さ
    せる傾斜機構(22)を備えた請求項1に記載の医療用
    ベッドにおいて、 前記各床体(3a,3b)の隣接端側に配置された隣接
    する2つの分割床(4,4)間に所要の間隔(H)を設
    けると共に、前記床体(3a,3b)が傾斜していない
    ときに前記2つの分割床(4,4)間に位置して該分割
    床(4)と共に床面(21)を構成しかつ前記床体(3
    a,3b)のうち少なくとも1つが前記傾斜機構(2
    2)により傾斜されて前記2つの分割床(4,4)が近
    接したときに該2つの分割床(4,4)と干渉しない位
    置に退入する補助分割床(23)を備えていることを特
    徴とする医療用ベッド。
  3. 【請求項3】 ベッド本体(2)の床支持部(3)上に
    前記ベッド本体(2)の長手方向に沿って並置される複
    数の分割床(4)を備え、該複数の分割床(4)により
    患者(M)が臥床する床面(21)が構成されていると
    共に、前記複数の分割床(4)のうち所要の分割床
    (4)を上下に昇降させる昇降機構(5)を備え、前記
    床支持部(3)はベッド本体(2)の長手方向に沿って
    並設された少なくとも2つの床体(3a,3b)からな
    り、該床体(3a,3b)のうち少なくとも1つを前記
    ベッド本体(2)の長手方向に傾斜させる傾斜機構(2
    2) を備えた医療用ベッドにおいて、 前記各床体(3a,3b)の隣接端側に配置された隣接
    する2つの分割床(4,4)間に所要の間隔(H)を設
    けると共に、前記床体(3a,3b)が傾斜していない
    ときに前記2つの分割床(4,4)間に位置して該分割
    床(4)と共に床面(21)を構成しかつ前記床体(3
    a,3b)のうち少なくとも1つが前記傾斜機構(2
    2)により傾斜されて前記2つの分割床(4,4)が近
    接したときに該2つの分割床(4,4)と干渉しない位
    置に退入する補助分割床(23)を備えていることを特
    徴とする医療用ベッド。
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