JP3475008B2 - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JP3475008B2
JP3475008B2 JP12185596A JP12185596A JP3475008B2 JP 3475008 B2 JP3475008 B2 JP 3475008B2 JP 12185596 A JP12185596 A JP 12185596A JP 12185596 A JP12185596 A JP 12185596A JP 3475008 B2 JP3475008 B2 JP 3475008B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はベッドフレ−ムに
架設された床板上にマットレスが載置されるベッド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者がベッド装置のマットレスの上面
に仰臥した場合、利用者の背面は背部と臀部とが突出
し、腰部がくびれている。そのため、マットレスに加わ
る荷重の比率は、利用者の背部に対応する部分と、臀部
に対応する部分が他の部分に比べて大きくなるといわれ
ている。
【0003】上記マットレスが荷重に対して変形し易い
柔らかなものであると、背部と臀部との落ち込みが大き
くなり、腰部が突き上げられた状態となるから、上方に
向かって凸に湾曲した腰部の脊柱がさらに湾曲される寝
姿勢となり、利用者に与える負担が大きくなる。
【0004】そこで、最近では比較的硬いマットレスが
用いられ、利用者が仰臥したときに背部や臀部の落ち込
みを少なくすることで、脊柱の曲がりの少ない寝姿勢で
就寝できるようにしている。
【0005】ところで、利用者の脊柱は、背筋を伸ばし
た正しい姿勢の状態で、背部では下方に向かって湾曲
し、腰部では上方に向かって湾曲しているとともに、臀
部では下方に向かって湾曲している。背部や臀部の落ち
込みを少なくした、比較的硬いマットレス上に利用者が
仰臥した場合、マットレスの上面はほぼ平坦面に維持さ
れるから、利用者の背面に突出した背部と臀部との間に
位置する腰部はマットレスの上面に密着しにくいことに
なる。
【0006】つまり、利用者の背部と臀部はマットレス
の上面に密着して確実に支持されるが、腰部はマットレ
スの上面から浮いた状態になって確実に支持されない。
そのため、利用者の腰部の腰椎に負担が掛り、寝心地の
低下を招くことがある。
【0007】とくに、病人や老人などのように腰部の筋
肉が衰えた利用者などの場合、腰部への負担が大きくな
るということがあるばかりか、健康な利用者の場合であ
っても、体型によっては負担が大きくなる場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のベ
ッド装置においては、床板上に載置されたマットレス上
に利用者が仰臥した場合、腰部のように背部や臀部と異
なる高さの部位が確実に支持されないため、その部位に
掛る負担が大きくなるということがある。
【0009】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、マットレス上に仰臥した
利用者の所定の部位を所定の高さで確実に支持できるよ
うにすることで、利用者に掛かる負担を軽減したり、快
適な寝心地が得られるようにしたベッド装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】ベッドフレ−ムと、この
ベッドフレ−ムに支持されるとともに上記ベッドフレ−
ムの長手方向の一部が幅方向に沿って分割された可動床
部に形成された床板と、上記可動床部の下面側に配置さ
れこの可動床部をほぼ水平な状態で上下方向に駆動する
とともに上記床板の他の部分に対して所定の高さで保持
する駆動機構とを具備し、上記駆動機構は、上記ベッド
フレ−ムの幅方向に沿って設けられた固定フレ−ムと、
この固定フレ−ムの両端部に設けられ中途部が回動自在
に支持された左右一対の駆動リンクと、上記固定フレ−
ムの両端部にそれぞれ固着された一対のガイド部材と、
各ガイド部材の幅方向両側部に回転可能に係合するガイ
ドローラを有しこれらのガイドローラによって上記ガイ
ド部材に沿って上下動自在であるとともに上部に上記可
動床部の長手方向両端部が連結されていて、上記一対の
駆動リンクが回動することでその駆動リンクの一端部に
よって上下方向に駆動される一対の可動体と、伸縮駆動
されるとともに一端部が一対の駆動リンクの一方の他端
部に回動自在に連結され他端部が他方の駆動リングの他
端部に回動自在に連結された駆動部とを具備したことを
特徴とする。
【0011】
【0012】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、上記駆動機構には、上記可動床部の長手方向ほぼ中
央部の下面に回転自在に設けられた回転体と、一端部が
上記駆動リンクの一端部に回動自在に連結され他端部が
上記回転体の周辺部の周方向の約180度ずれた位置に
それぞれ回動自在に連結されて設けられ上記駆動部によ
って駆動される一対の駆動リンクの回動角度がずれるの
を規制する一対の規制リンクとが設けられていることを
特徴とする。
【0013】請求項1の発明によれば、床板の一部の可
動床部を駆動機構によって水平に上下動させて所定の高
さで保持できるため、この可動床部により利用者の身体
の一部を確実に支持することができる。
【0014】しかも、可動床部は、その長手方向両端部
がそれぞれ駆動機構の一対の駆動リンクによって上下方
向に駆動される構成であるから、可動床部をベッドフレ
ームの幅方向に対して水平に上下動させることができ
る。
【0015】請求項2の発明によれば、規制リンクによ
って一対の駆動リンクの回動角度がずれるのが規制され
るため、可動床部の長手方向一端側と他端側とに加わる
荷重が同じでなくとも、上記可動床部がベッドフレーム
の幅方向に対して傾くのが防止される。
【0016】
【発明の実施形態】以下、この発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図6と図7に示すベッド装置はベ
ッドフレ−ム1を備えている。このベッドフレ−ム1は
平行に離間対向して配置されたヘッドボ−ド2とフット
ボ−ド3との幅方向両端部がそれぞれ側板4によって連
結されることで、平面形状が矩形枠状に形成されてい
る。
【0017】一対の側板4の内面には図7に示すように
受け桟5(一方のみ図示)が設けられ、これら受け桟5
には床板6が架設されている。この床板6には図中鎖線
で示すマットレスMが載置される。
【0018】上記床板6は、ベッドフレ−ム1の長手方
向に対して6つに分割され、そのうちの1つは後述する
駆動機構11によって水平な状態で上下方向に駆動され
る可動床部6aになっていて、他の床部は上記ベッドフ
レ−ム1に着脱自在に載置された固定床部6bとなって
いる。なお、上記可動床部6aの上面はベッドフレ−ム
1の長手方向に沿って円弧状に湾曲した曲面に形成され
ている。
【0019】この実施形態では、上記可動床部6aはヘ
ッドボ−ド2側から3枚目、つまりマットレスM上に仰
臥した利用者の腰部に対応する部分に配置されている
が、その位置は他の固定床部6bと入れ替えることで、
変えることできるようになっている。
【0020】上記駆動機構11は図1と図4に示す固定
フレ−ム12を有する。この固定フレ−ム12はアング
ル材によって上記可動床部6aよりもひとまわり大き
く、しかもその長手方向両端部を一対の受け桟5に係合
させることができる大きさの矩形枠状に形成されてい
て、上記ベッドフレ−ム1の幅方向に沿って着脱自在に
設けられる。
【0021】上記固定フレ−ム12の長手方向両端部に
は帯板をコ字状に曲成したガイド部材13の両端部が固
着されている。このガイド部材13の内側には、同じく
帯板をコ字状に曲成した可動体14が設けられている。
この可動体14の両側部の上記固定フレ−ム12の内面
と対向する外面には図3に示すように取付板15が固着
されている。この取付板15の幅方向両端部にはそれぞ
れ一対の取付孔16が上下方向に所定間隔で形成されて
いる。
【0022】上記固定フレ−ム12の外面側には押え板
17が配置されている。この押え板17には4本のねじ
軸18が上記取付孔16と対応して設けられている。各
ねじ軸18には、外周面に上記ガイド部材13の両側部
に係合する溝19aが形成された4つの第1のガイドロ
−ラ19が回転自在に設けられている。上記押え板17
は上記取付板15に上記ねじ軸18を介して取付固定さ
れている。したがって、上記可動体14は上記ロ−ラ1
9により上記ガイド部材13にガイドされて上下方向に
移動自在となっている。
【0023】上記可動体14の上端には、図1に示すよ
うに一対の取付孔21aを有する第1の取付部材21が
取着されている。図1と図4に示すように、上記固定フ
レ−ム12の長手方向両端部の上記ガイド部材13より
も内側の部分の両側には、それぞれブラケット22が垂
設されている。固定フレ−ム12の幅方向において対応
する各一対のブラケット22には支軸23が回転自在に
架設されている。各支軸23には2つで対をなす一対の
駆動リンク24の中途部がそれぞれ固着されている。各
組の駆動リンク24の一端部である上端は図2に示すよ
うに連結軸25によって連結されている。この連結軸2
5は両端部を駆動リンク24の外面側に突出させている
とともに、内面側に位置する端部にはそれぞれ一対の第
2のガイドロ−ラ26が回転自在に設けられている。
【0024】上記連結軸25の両端部はアングル材から
なる第2の取付部材27の一側に形成された長孔28に
移動自在に係合しているとともに、第2のガイドロ−ラ
26は上記第2の取付部材27の他側下面に転接するよ
うになっている。この第2の取付部材27の他側には一
対の取付孔27aが穿設されている。
【0025】上記4つの第1の取付部材21と第2の取
付部材27とは、これらに形成された取付孔21a、2
7aを介して上記可動床部6aの下面にねじ止め固定さ
れている。つまり、可動床部6aは長手方向一端部と他
端部との下面がそれぞれ上記第1の取付部材21と第2
の取付部材27とに固定されることで水平に保持されて
いる。
【0026】上記可動床部6aの下面の長手方向中央部
には円形板31が取り付けられている。この円形板31
には盤状の回転体32が支軸33によって回転自在に設
けられている。この回転体32には、周方向の約180
度ずれた位置に一対のア−ム34が径方向外方に向かっ
て突設されている。
【0027】上記回転体32の各ア−ム34にはそれぞ
れ規制リンク35の一端が回動自在に連結されている。
この規制リンク35の他端は、図2に示すように2つの
駆動リンク24の一端を連結した連結軸25に設けられ
た舌片36にピン37によって回動自在に連結されてい
る。
【0028】上記駆動リンク24は駆動部41によって
回動駆動されるようになっている。この駆動部41は駆
動源42を有する。この駆動源42には固定パイプ43
が設けられ、この固定パイプ43には駆動軸44がスラ
イド自在に設けられている。この駆動軸44は上記駆動
源42によって上記固定パイプ43に沿って軸方向に進
退駆動されるようになっている。
【0029】上記駆動軸44の先端部は、一対の駆動リ
ンク24のうちの、一方の駆動リンク24の他端部にピ
ン45によって枢着され、上記駆動源42は他方の駆動
リンク24の他端部にピン46によって枢着されてい
る。したがって、上記駆動部41が作動して上記駆動軸
44が進退駆動されることで、上記駆動部41の全長が
伸縮すると、それに応じて上記一対の駆動リンク24が
回動駆動されるようになっている。
【0030】たとえば、図4に実線で示すように駆動部
41の全長が縮小した状態では、左右一対の駆動リンク
24が倒伏しており、それによって可動床部6aは下降
位置にある。この場合、上記可動床部6aは固定フレ−
ム12の上面に接合載置される。
【0031】上記駆動部41が作動して図4に鎖線で示
すようにその全長が増大すると、左右一対の駆動リンク
24が倒伏状態から起立方向へ回動する。駆動リンク2
4が起立方向へ回動すれば、連結軸25が第2の取付部
材27の長孔28に沿って移動しながら第2のガイドロ
−ラ26が第2の取付部材27に転動しながらこの部材
27を押し上げるから、上記可動床部6aを上昇させ
る。
【0032】可動床部6aが上昇すると、その上昇に可
動体14が連動する。可動体14の上昇はガイド部材1
3に係合した第1のガイドロ−ラ19によってガイドさ
れる。そのため、上記可動床部6aは円滑に上昇するこ
とになる。
【0033】図4に示すように、可動床部6aの下面の
両端部と固定フレ−ム12との間には伸縮自在な蛇腹5
1が設けられている。それによって、可動床部6aを上
昇させたときに、固定フレ−ム12の内部が露出するの
を防止している。
【0034】左右一対の駆動リンク24が起立方向に回
動すると、各駆動リンク24の一端部の連結軸25に一
端が連結された一対の規制リンク35が図1に矢印で示
す方向に押圧される。それによって、各規制リンク35
の他端が連結された回転体32を矢印方向に回転させ
る。
【0035】すなわち、駆動部1を作動させることで、
その全長が伸長あるいは縮小して左右一対の駆動リンク
24が回動する場合、可動床部6aの長手方向一端側と
他端側とに加わる荷重が異なっていても、その荷重の差
によって一対の駆動リンク24の一方と他方との回動角
度が異なるのが上記一対の規制リンク35によって規制
される。
【0036】さらに詳しく説明すれば、可動床部6aの
長手方向一端側に他端側よりも大きな荷重が加わったと
しても、その一端側の駆動リンク24の回動角度と、他
端側の駆動リンク24の回動角度は、一端を回転体32
に連結し他端を左右の各駆動リンク24の一端に連結し
た一対の規制リンク35によって同じになるから、荷重
がアンバランスであっても、上記可動床部6aは傾くこ
となく、水平な状態で上下動することになる。
【0037】なお、この実施形態においては、上記駆動
部41の駆動軸44が後退限まで後退した下降位置で、
上記可動床部6aは固定床部6bとほぼ同じ高さになる
よう上記駆動機構11の固定フレ−ム12の支持高さが
設定されている。
【0038】つぎに、上記構成のベッド装置を利用する
場合について説明する。通常、上記床板6の可動床部6
aは固定床部6bとほぼ同じ高さになっている。その状
態においては可動床部6aを上下動させる左右一対の駆
動リンク24は図4に実線で示すように倒伏している。
【0039】そのような状態から駆動部41を作動させ
て駆動軸44を固定パイプ43から突出させると、駆動
部41の全長が伸長するから、左右一対の駆動リンク2
4が起立方向に回動する。それによって、各駆動リンク
24の端部に設けられた第2のガイドロ−ラ26が可動
床部6aの下面に取り付けられた第2の取付部材27を
押し上げるから、上記可動床部6aが上昇することにな
る。
【0040】したがって、利用者の腰部を確実に支持で
きるまで上記可動床部6aを上昇させれば、利用者の腰
部の腰椎に掛かる負担が軽減される。とくに、病人や老
人などのように腰部の筋肉が衰えている利用者の場合、
腰部に掛かる負担の軽減が大きいから、寝心地を大幅に
向上させることができる。
【0041】上記駆動機構11は、左右一対の駆動リン
ク24を単に回動させるだけでなく、一対の規制リンク
35によって左右の駆動リンク24を同じ角度で回動さ
せるようにしている。そのため、可動床部6aの長手方
向一端側と他端側とに加わる荷重が異なっていても、上
記可動床部6aは傾くことなくほぼ水平に上下駆動され
る。
【0042】つまり、上記可動床部6aが利用者の身長
方向と交差する肩幅方向に傾斜するのが規制されるか
ら、上記可動床部6aによって利用者の腰部を支持した
場合、その利用者を肩幅方向に傾けることなく確実に支
持することができる。
【0043】また、可動床部6aが水平に上下動するた
め、この可動床部6aを上昇させて利用者の腰部に当て
る際や支持状態を解除するとき、利用者の身体を前後方
向や左右方向にほとんど動かすことがない。そのため、
身体を動かすことが制限されているような利用者であっ
ても、利用することができる。
【0044】上記一実施形態では、可動床部6aを利用
者の腰部に対応する位置に設けたが、固定床部6bと入
れ替えて、利用者の頭部あるいは足部に対応する位置に
設けるようにしてもよい。そのようにすれば、利用者の
頭部の支持高さを調整したり、足部を高く支持するなど
のことができる。
【0045】また、利用者の身体の一部を他の部分より
も低い状態で支持したい場合には、上記可動床部6aを
上昇限と下降限との途中の高さで固定床部6bと同じ高
さになるよう、駆動機構11をベッドフレ−ム1に支持
する。それによって、上記可動床部6aを、その途中の
高さ位置から下降させることで、固定床部6bよりも低
くすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、床板の一部の可動床部を駆動機構によって水平な状
態で上下動させて所定の高さで保持できるようにした。
そのため、この可動床部により利用者の身体の一部を確
実に支持することができるから、たとえば腰部を支持す
るようにすれば、病人や老人などのように腰部の筋肉が
衰えた利用者などの場合、就寝時に腰部に掛かる負担を
軽減することができる。
【0047】しかも、可動床部は水平に上下動するか
ら、その可動床部を利用者の身体に押し付けるときや押
し付け状態を解除するときなどに利用者の身体を前後方
向や左右方向にずれ動かすことなく行える。
【0048】さらに、可動床部は、その長手方向両端部
がそれぞれ駆動機構の一対の駆動リンクによって上下方
向に駆動される構成であるから、可動床部をベッドフレ
−ムの幅方向に対して水平な状態で確実に上下動させる
ことができる。
【0049】請求項の発明によれば、規制リンクによ
って一対の駆動リンクの回動角度がずれるのが規制され
るため、可動床部の長手方向一端側と他端側とに加わる
荷重が同じでなくとも、上記可動床部がベッドフレ−ム
の幅方向に対して傾くのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す駆動機構の斜視
図。
【図2】同じく駆動リンクと規制リンクの連結部分の斜
視図。
【図3】同じく可動体とガイド部材との一部分を示す斜
視図。
【図4】同じく駆動機構の長手方向に沿う断面図。
【図5】(a)は同じく可動床部を下降させた状態の駆
動機構の幅方向に沿う断面図、(b)は同じく可動床部
を上昇させた状態の駆動機構の幅方向に沿う断面図。
【図6】同じくベッド装置の斜視図。
【図7】同じくベッドそすちの長手方向に沿う断面図。
【符号の説明】
1…ベッドフレ−ム 6…床板 6a…可動床部 11…駆動機構 12…固定フレ−ム 14…可動体 24…駆動リンク 32…回転体 35…規制リンク 41…駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 19/04 A47C 17/04 A47C 20/02 - 20/08 A61G 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドフレ−ムと、 このベッドフレ−ムに支持されるとともに上記ベッドフ
    レ−ムの長手方向の一部が幅方向に沿って分割された可
    動床部に形成された床板と、 上記可動床部の下面側に配置されこの可動床部をほぼ水
    平な状態で上下方向に駆動するとともに上記床板の他の
    部分に対して所定の高さで保持する駆動機構とを具備
    し、上記駆動機構は、 上記ベッドフレ−ムの幅方向に沿って設けられた固定フ
    レ−ムと、 この固定フレ−ムの両端部に設けられ中途部が回動自在
    に支持された左右一対の駆動リンクと、 上記固定フレ−ムの両端部にそれぞれ固着された一対の
    ガイド部材と、 各ガイド部材の幅方向両側部に回転可能に係合するガイ
    ドローラを有しこれらのガイドローラによって上記ガイ
    ド部材に沿って上下動自在であるとともに上部に上記可
    動床部の長手方向両端部が連結されていて、上記一対の
    駆動リンクが回動することでその駆動リンクの一端部に
    よって上下方向に駆動される一対の可動体と、 伸縮駆動されるとともに一端部が一対の駆動リンクの一
    方の他端部に回動自在に連結され他端部が他方の駆動リ
    ングの他端部に回動自在に連結された駆動部と を具備し
    たことを特徴とするベッド装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動機構には、 上記可動床部の長手方向ほぼ中央部の下面に回転自在に
    設けられた回転体と、 一端部が上記駆動リンクの一端部に回動自在に連結され
    他端部が上記回転体の周辺部の周方向の約180度ずれ
    た位置にそれぞれ回動自在に連結されて設けられ上記駆
    動部によって駆動される一対の駆動リンクの回動角度が
    ずれるのを規制する一対の規制リンクとが設けられてい
    ることを特徴とする請求項記載のベッド装置。
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