JP3306769B2 - 看護病床 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、看護病床に関する
ものであり、特に、長期間病床に横たわらなければなら
ない上、行動が不自由な病人に使用されるのに適する看
護病床に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、一般に人間が使用している寝床
は、大部分寝床台上にマットを置き、更にその上なシー
ツを敷いて使用している。こういう設置の寝床に就寝し
た時、人間の皮膚と寝床が直接接触する部位は、ある時
間経過した後、血液の循環不順を来し、或いは蒸し暑さ
による不快をもたらし、常に寝返りをする必要があり、
ある時は熱さのため一夜中眠れず、一般の人間に対して
実に不便を来している。こういうベッドを病人の病床と
して使用した場合、病状の軽い病人は自分で寝返りがで
きるが、病状の重い病人、例えば骨折、脊椎骨の受傷、
脳震盪、或いは植物病人者に対しては自分で寝返りする
ことができないため、通気性のない病床に横たわり、皮
膚と床面の長時間接触によって血液の循環が阻害され、
日が更に長くなると必ず皮膚の紅腫、湿疹或いはその他
の病気を併発させ、更に床ずれをも来すものである。そ
れ故に、病人の家族或いは病院が必ず常に上記の病気の
発生を防止するために病人を寝返りさせて按摩をし、且
つ、身体をふいてやらなければならない。従って、多大
な人力及び物力を要するばかりでなく、精神上も多大な
負担を負うものである。

【０００３】本発明者は、上記に鑑み苦思探索し積極的
に研究を重ね、又、長年の相関部品の製造販売に従事し
た経験を加え、不断の試験と改良を経て逐いに本発明を
創作したものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、絶え間なく
病人の身体に対する圧迫部位を変換し、通気性を良好に
し、且つ、按摩操作によって病人の血液循環を促進し、
床ずれの発生を防止し、更に病人の横臥姿勢の変換を手
助けし、病人を快適、且つ、筋や骨の活動を増進して筋
肉の萎縮を防止し、看護を手助けする看護病床を得るた
めに解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明は該課題を解決することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案せられたものであり、相互に間隔をとっ
ている多数個の固定床板があって、病人の身体を座姿状
態に起こし、又は足をもち上げ、その横たわり状態を変
化して支承する第一ベッド台と、該第一ベッド台の下方
に設置し、垂直に上下移動ができる第二ベッド台と、該
第二ベッド台と適当な高度を保ち、且つ、相互に間隔を
とり、前記各固定床板間の間隙に位置する方式で前記第
二ベッド台に架設している多数個の可動床板と、前記第
二ベッド台を駆動して上下に移動させるのに用いる第一
駆動装置と、前記第一ベッド台を駆動するのに用いる第
二駆動装置と、病人を手助けて横向きに寝返りさせるの
に用いる二組の寝返り用の回転台と、該双方の寝返り用
の回転台が夫々具有している回転軸と、該回転軸の上に
相互に平行に間隔をとり、前記固定床板と前記可動床板
間の間隙に位置する方式で設置され、且つ、前記回転軸
によって回転する多数の支承台とから組立てられ、前記
可動床板は前記固定床板よりも上方へ高く移動、又は下
方へ低く下降することができて、病人の身体が圧迫を受
けている部位を変化し、且つ、前記寝返り用の回転台の
手助けによって病人を寝返りさせ、横臥姿勢を変えるこ
とができるようにした看護病床を提供するものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１乃至
図９に従って説明する。図は本発明の看護病床であっ
て、該看護病床は自動的に病人の横臥姿勢を調整するこ
とができ、病人を座姿状態に起こし或いは寝返りさせ、
並びに病人を按摩し、病人の血液循環を促進し、長期的
に横臥している病人の床ずれ発生を防止することができ
る上、病人の筋や骨を活動させ、肌肉の萎縮をも防止す
ることができるものである。

【０００７】図１及び図２に示す如く、本発明の看護病
床は主として台座１と、該台座１の上方に設置してい
て、且つ、病人の横臥姿勢を調整することができる第一
ベッド台１０と、前記第一ベッド台１０の下方に設置し
ていて上下に移動できる第二ベッド台２０と、病人を寝
返りさせるのに用いる二組の寝返り用の回転台３０，４
０と、前記第二ベッド台２０を駆動するのに用いる第一
駆動装置５０と、前記第一ベッド台１０を駆動するのに
用いる第二駆動装置６０とを含んでいる。

【０００８】図１及び図３に示す如く、本発明の前記第
一ベッド台１０は前記台座１の上に固設している中央部
分１１と、前記中央部分１１の前後両端に枢設している
第一可動部１２及び第二可動部１３を具有している。前
記第一可動部１２は病人の頭部と背中部の横たわる部分
で、前記第二駆動装置６０に駆動されて上向きに角度が
傾斜させられることができる。かくして、病人の上半身
を持ち上げて背もたせ、或いは座姿状態にならしめるこ
とができる。又、前記第二可動部分１３は病人の下半身
が横たわる部分で、前記第一駆動装置５０に駆動されて
上向きに角度が傾斜させられることができる。かくし
て、病人の足部を持ち上げることができる。

【０００９】前記第一ベッド台１０の中央部分及び第
一、二可動部分１２，１３は大略矩形状を呈した枠体
で、その上には横向きに且つ相互に平行に間隔をとって
いる多数の固定床板１４が設置されている。平時は、こ
のベッド台１０で病人の身体を支承している。

【００１０】前記第二ベッド台２０は前記第一駆動装置
５０によって駆動されて垂直に上下移動をすることがで
きる。又、前記第二ベッド台２０には多数個の可動床板
２１が設置されていて、しかも、前記各固定床板１４と
隣合う間隙の位置に設置している。前記固定床板１４と
前記可動床板２１には適当な間隙が保たれていて、前記
寝返り用の回転台３０，４０を設置するのに供すると共
に空気の流通に供する。若し、必要あらば床下に扇風機
を設置して通気効果を強化することができる。

【００１１】前記第二ベッド台２０は前記第一ベッド台
１０の下方の適当な位置に設置されていて、その床板の
両側辺には夫々前記可動床板２１を支承する若干の支承
台２２が固設されている。よって、正常な状況において
は、前記支承台２２に固設されている前記可動床板２１
は前記固定床板１４の下方に位置していて、前記第一ベ
ッド台１０で病人を受けもっている。而して、前記可動
床板２１が上下に往復移動をした時、前記第一ベッド台
の前記固定床板１４の適当な位置よりも高くなると、前
記固定床板１４に代って病人を受け持つようになる。こ
こで注意すべきことは、前記支承台２２の高さは少なく
ても前記固定床板１４の厚さより高くなくてはならな
い。かくすることにより前記可動床板２１が上下に往復
移動をした時、前記固定床板１４の上面よりも高くなる
ことができる。

【００１２】前記可動床板２１が上下移動をしている
時、横方向へ偏位して引っ掛かる現象が発生するのを防
止するため、前記第一ベッド台１０及び第二ベッド台２
０の両側辺に若干のガイド部品７０が設けられている。
図４に示す如く、前記ガイド部品７０は前記第一ベッド
台１０の側辺に垂直に固設されているガイドブッシュ７
１と、前記第二ベッド台２０に固設され、且つ、前記ガ
イドブッシュ７１内で縦向きに往復運動をするガイドバ
ーとで構成している。かくして、前記第二ベッド台２０
が上下移動をしている時、前記ガイド部品７０の設置に
よって前記第二ベッド台２０が横方向へ偏位して引っ掛
かる現象が起こすようなことはない。

【００１３】図３に示す如く、前記第一駆動装置５０は
主として下記の部品を含んでいる。前記台座１の上に枢
接している少なくてもロッカーアーム５１，５２と、前
記ロッカーアーム５１，５２の末端に連接しているリン
ク５３と、前記台座１に設置して前記ロッカーアーム５
１，５２と前記リンク５３を駆動して揺動する駆動装置
５４とがある。前記ロッカーアーム５１，５２の前記台
座１に枢接している一端は、又、スイングアーム５５，
５６と固定して連接している。前記スイングアーム５
５，５６は同角度で前記ロッカーアーム５１，５２の末
端から傾斜して延び出ている。又、多数個のリンク５
７，５８は前記第二ベッド台２０と前記スイングアーム
５５，５６の末端と連接している。

【００１４】上述の実施例において使用している前記駆
動装置５４は気圧シリンダー、或いは油圧シリンダー
で、前記ロッカーアーム５１，５２及びスイングアーム
５５，５６を駆動して往復揺動をさせることができる。
又、前記リンク５７，５８を駆動して上下に移動させ、
前記第二ベッド台２０を連動して上下に移動し、よって
前記可動床板２１を上下に移動させることができる。

【００１５】図５に示す如く、前記可動床板２１が移動
して前記固定床板１４より高くなった時、病人の身体重
量は前記可動床板２１で受け持たれることになる。而し
て、図６に示す如く、前記可動床板２１が移動して前記
固定床板１４より低くなった時、病人の身体重量は現状
にもどって前記第一ベッド台１０の床板で受け持つこと
になる。

【００１６】かくすることによって、前記第一駆動装置
５０が前記第二ベッド台２０と前記可動床板２１を駆動
して上下移動をさせると、病人の身体の圧力を受けてい
る部位は交互に前記固定床板１４或いは前記可動床板２
１によって受け持たれ、よって病人の身体と床板との接
触位置をかえることができて、病人の身体の同一位置が
長時間床板の圧迫からまぬがれ、更に、床板に通風の間
隙を形成することができる。故に、病人の血液循環を促
進し、床ずれの発生を防止することができる。

【００１７】又、図７に示す如く、前記第一ベッド台１
０を駆動するのに用いる前記第二駆動装置６０の構造は
前記第一駆動装置５０と類似している。即ち、ロッカー
アーム６１，６２と、スイングアーム６５，６６と、リ
ンク６３と動力装置６４を具有している。図７に示すよ
うに、前記ロッカーアーム６５，６６の末端は各別にリ
ンク６７及びリンク６８を利用して、前記第一ベッド台
１０の前記第一、二可動部１２，１３と連接している。
よって前記動力装置６４が前記ロッカーアーム６１，６
２を駆動して揺動した時、前記リンク６７，６８を介し
て前記第一ベッド台１０の前記第一、二可動部１２，１
３を上向きに押し上げて傾斜状態にし、病人の横臥姿勢
をかえるか、或いは座る姿勢に起こすことができるよう
になっている。

【００１８】本発明の主な特徴の一つは、外に二組の寝
返り用の回転台３０，４０を具有していることである。
図２及び図８に示す如く、前記二組の寝返り用の回転台
３０，４０は各別に並列で平行に前記台座１の中央に設
置している回転軸３１，４１と、前記回転軸３１，４１
と垂直に、且つ、平行に並列して前記回転軸３１，４１
上に設置している多数個の支承台３２，４２と、前記回
転軸３１，４１を別々に駆動して回転させる駆動装置３
３，４３とを具有している。

【００１９】前記各支承台３２，４２は間隔をとって前
記固定床板１４と前記可動床板２１間の間隙内に配列し
ている。図９に示す如く、病人を寝返りさせる時、前記
駆動装置３３，４３を利用して前記回転軸３１或いは前
記回転軸４１を回転させて、前記支承台３２，４２を前
記回転軸３１，４１を中心に回転させて持ち上げ、前記
支承台３２或いは前記支承台４２によって病人の身体を
左側に寝返り、或いは右側に寝返りさせることができる
ようになっている。

【００２０】前記寝返り用の回転台３０，４０を駆動す
るのに用いる駆動装置３３，４３は主として、前記回転
軸３１，４１の上に固定して連接しているリンク３４，
４４と、一端が前記台座１の上に、他の一端が前記リン
ク３４，４４の末端に連接している油圧／気圧シリンダ
ー３５，４５を包含している。前記油圧／気圧シリンダ
ーの作動で前記リンク３４，４４を押して前記回転軸３
１或いは前記回転軸４１を回転し、これにより前記支承
台３２或いは前記支承台４２を傾斜状態にし、病人を寝
返りさせる目的を達成することができる。

【００２１】本発明の前記固定床板１４、前記可動床板
２１及び前記支承板３２，４２の上にはすべて細帯状の
マットが敷設されていて、病人が快適にその上に横たわ
るようになっている。又、上述細帯状のマットを連続的
な一枚のマットに代えて前記固定床板１４、前記可動床
板２１及び前記支承板３２，４２に敷設することができ
る。

【００２２】本発明の看護病床は前記可動床板２１の上
下移動によって、病人の身体の固定部位が長時間圧迫さ
れることから免れ、通気効果を増進し、且つ、病人の身
体を按摩して血液の循環を促進する効果を達成すること
ができる。又、前記第二駆動装置６０の駆動によって前
記第一ベッド台１０の前記第一、二可動部１２，１３は
病人の横臥姿勢をかえることができるようになってい
て、病人を座姿状態或いは斜めに横たわらせることがで
きる。而して、前記寝返り用の回転台３０，４０は病人
の身体を現状の平寝状態から左側或いは右側に寝返りさ
せ、病人の身体の受圧部位を絶えず変化させることがで
きる。

【００２３】本発明は上述の各装置の組合せによって、
病人の床ずれ発生を有効的に防止することができる上、
上述の各機構の手助けで病人を起こして座姿状態或いは
寝返りさせることができる。故に、病人の横臥姿勢を変
化させることができて、而も病人の筋や骨を適度に活動
させ、肌肉の萎縮を防止し、病人に対して有利な看護操
作をすることができる。

【００２４】又、本発明の上述各機構はすべて機械的利
用によって自動的に操作することができるようになって
いるため、病人を看護する看護人や病人の家族は非常に
気軽に上述の各種看護操作を進行することができる。更
に、本発明はもう一歩進んで前記第一、二駆動装置５
０，６０及び前記寝返り用の回転台３０，４０の前記駆
動装置３４，４４を自動制御系統と結合し、前記自動制
御系統を利用して各駆動装置を或る一定の時間毎に自動
的に駆動し、前記各第一ベッド台１０及び前記第二ベッ
ド台２０と前記寝返り用の回転台３０，４０を作動させ
ることができる。更に又、前記制御系統は上述各機構の
動作を組合わせ、そして、順序良く病人に対して一連の
あおむき、足のもち上げ、寝返り及び按摩等を施すこと
ができる。これにより、病人の身体の筋や骨を活動させ
る効果を達成することができる。尚、病人が眠っている
時は、前記第一ベッド台１０を固定して不動にし、前記
第二ベッド台２０及び前記寝返り用の回転台３０，４０
を比較的長時間同期的に緩慢に作動させ、病人の横臥姿
勢をかえ、もっと快適な眠りを為すことができる。その
外、一組の手動固定装置を増設することができる。これ
によって前記第一ベッド台１０を特定の傾斜角度にもち
上げた状態で固定し、友人等が訪問した時の便に供する
ことができる。

【００２５】

【発明の効果】本発明の看護病床は、自動的に病人の横
臥姿勢を調整して病人を座姿或いは寝返りさせることが
できる上、病人を按摩して身体の血液循環を促進し、床
ずれの発生を防止し、病人の筋や骨を活動させて肌肉の
萎縮をも防止することができる。更に、自動制御系統と
組合せて全自動的に上述の動作を行うことができて、看
護人の雇用を不要とし、コストダウンにも寄与すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の看護病床の斜視図

【図２】本発明の看護病床の一側辺にある寝返り用の回
転台がもち上った状態を示している斜視図。

【図３】本発明の各組立部品の連接関係及び第一駆動装
置の構造を表わしている断面図。

【図４】本発明の第二ベッド台をガイドするのに用いる
ガイド装置の構造を表わしている断面図。

【図５】本発明の第二ベッド台及び可動床板の作動方式
を示す断面図。

【図６】本発明の第二ベッド台及び可動床板の作動方式
を示す断面図。

【図７】本発明の第一ベッド台を駆動するのに用いる第
二駆動装置の構造、及び第一ベッド台の作動方式を示し
ている断面図。

【図８】本発明の寝返り用の回転台の構造を示している
断面図。

【図９】本発明の寝返り用の回転台の作動方式を示して
いる断面図。

【符号の説明】

１ 台座 １０ 第一ベッド台 １１ 中央部分 １２，１３ 可動部 １４ 固定床板 ２０ 第二ベッド台 ２１ 可動床板 ２２ 支承台 ３０，４０ 寝返り用の回転台 ３１，４１ 回転軸 ３２，４２ 支承台 ３３，４３，５４ 駆動装置 ３４，４４，５３，５７ リンク ３５，４５ 油圧／気圧シリンダー ５０ 第一駆動装置 ５１，５２ ロッカーアーム ５５，５６，６５，６６ スイングアーム ５８，６３，６７，６８ リンク ６０ 第二駆動装置 ６４ 動力装置 ７０ ガイド部品 ７１ ガイドブッシュ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A61G 7/008 A61G 7/057

Claims (6)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 看護病床であって、該看護病床は台座
   と、該台座の上に設置されている第一ベッド台と、該第
   一ベッド台の両側辺に垂直、且つ相互平行に間隔を取っ
   て前記第一ベッド台に設置されている多数個の固定床板
   と、前記第一ベッド台の下方に設けられ、上下垂直に移
   動できる第二ベッド台と該第二ベッド台と適当な高度を
   保ち、且つ、相互に間隔を取り、しかも、前記各固定床
   板間の間隙に位置する方式で前記第二ベッド台の上に架
   設されている多数個の可動床板と、前記第二ベッド台の
   上下移動を駆動する第一駆動装置と、夫々縦向きに前記
   台座の中央に並列して設置されている回転軸と、相互に
   平行に間隔を取って前記固定床板と可動床板間の間隙に
   位置する方式で前記回転軸の上に、且つ、前記回転軸に
   よって連動されて回転する多数の支持台と、駆動機構に
   よって回転駆動させる寝返り用の回転台とから成り、更
   に、前記可動床板は前記固定床板より上方へ移動するこ
   とができ、或いは前記固定床板より下方へ下降すること
   もできるように構成されて病人の身体が圧迫されている
   部位を変えることができ、且つ、前記寝返り用の回転台
   によって病人を横向きに寝返りさせることができるよう
   に構成されたことを特徴とする看護病床。
2. 【請求項２】 前記第一駆動装置は、前記第二ベッド台
   を上下に移動させるリンク機構と、該リンク機構を駆動
   する駆動装置を包含していることを特徴とする請求項１
   記載の看護病床。
3. 【請求項３】 前記第一ベッド台は、前記台座の上に固
   定して設置されている中央部分と、該中央部分の前端に
   枢接され、病人の上半身を横たわらせるのに供し、且
   つ、上向きに角度傾斜してもち上げることができる第一
   可動部分と、前記中央部分の後端に枢接され、病人の下
   半身を横たわらせるのに供し、且つ、上向きに角度傾斜
   してもち上げることができる第二可動部分とを具有して
   いることを特徴とする請求項１記載の看護病床。
4. 【請求項４】 前記第一、二可動部分を駆動して上向き
   にもち上げるのに用いる第二駆動装置を有していること
   を特徴とする請求項３記載の看護病床。
5. 【請求項５】 前記第二駆動装置は、前記第一、二可動
   部分を上向きにもち上げるリンク機構と、該リンク機構
   を駆動するのに用いる動力装置とを包含していることを
   特徴とする請求項４記載の看護病床。
6. 【請求項６】 前記寝返り用の回転台の駆動に用いる前
   記駆動機構は、夫々前記回転軸に連接しているリンクに
   固定して連接されているリンクと、該リンクを駆動する
   のに用いる油圧／気圧シリンダーを具有していることを
   特徴とする請求項１記載の看護病床。