JP2546643Y2 - 移動式ショットブラスト設備 - Google Patents

移動式ショットブラスト設備

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JP2546643Y2
JP2546643Y2 JP6148992U JP6148992U JP2546643Y2 JP 2546643 Y2 JP2546643 Y2 JP 2546643Y2 JP 6148992 U JP6148992 U JP 6148992U JP 6148992 U JP6148992 U JP 6148992U JP 2546643 Y2 JP2546643 Y2 JP 2546643Y2
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shot
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秀雄 竹内
充司 今泉
常俊 鈴木
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床面等の被処理面上を
移動しかつ被処理面にショットを投射するとともに投射
したショットを回収しながら被処理面を処理する移動式
ショットブラスト設備の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動式ショットブラスト
設備の一つとして、ショット投射装置とショット回収ケ
ース装置とを概略V字状に接合して自走装置に装着し、
ショット回収ケース装置のショット排出口とショット投
射装置のショット供給口との間にショットと不純物とを
相互に分離する分離装置を配設し、さらに分離装置と連
通する集塵装置をショット投射装置およびショット回収
ケース装置に亘って装着したものがある。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかし、このように構
成されたショットブラスト設備においては、集塵装置の
下部に溜った粉塵等は、手作業によりスコップ等で廃棄
袋に詰め替えるようにしているが、粉塵の詰め替えの
時、粉塵が作業者の回りに舞い上がって環境を悪くする
などの問題があった。本考案は上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、粉塵の廃棄袋への移し替えが容易になるシ
ョットブラスト設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案における移動式ショットブラスト設備は、シ
ョット投射装置とショット回収ケース装置とを概略V字
状に接合して自走装置に装着し、前記ショット回収ケー
ス装置のショット排出口と前記ショット投射装置のショ
ット供給口との間にショットと不純物とを相互に分離す
る分離装置を配設し、さらにこの分離装置と連通する集
塵装置を前記ショット投射装置および前記ショット回収
ケース装置に亘って装着して、被処理面上を移動しかつ
投射したショットを回収しながら被処理面を処理するよ
うにした移動式ショットブラスト設備において、前記集
塵装置のキャビネットの下部を下細り状に形成しかつ下
り勾配状に傾斜させ、この下り勾配部分の下側部分であ
る底部に、エヤースライダ機構を構成し、前記キャビネ
ットの下端部に開閉機構を装着しかつ廃棄袋内装の粉塵
受け容器を着脱可能に取付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】次にこのように構成された設備の作用について
説明する。集塵装置を駆動した状態のもとに、ショット
投射装置を駆動してショットを投射しながら被処理面上
を移動させる。すると、ショット投射装置から投射され
たショットは、被処理面に当たったのち、被処理面から
の剥離物等と一緒に、ショット回収ケース装置内を貫流
する気流に乗って分離装置内に輸送され、ここで、比較
的大きい粉塵と細かい粉塵等を吸引除去され、その後、
集塵装置のフィルタによって粉塵を捕集される。一方、
フィルタに捕集された粉塵は、廃棄袋内装の粉塵受け容
器内に落下する。そして、粉塵受け容器内の粉塵の溜っ
た廃棄袋の取替えの時期を逃した場合には、開閉機構に
よりキャビネットの下端部を一旦閉じ、粉塵受け容器内
の粉塵の溜った廃棄袋を新しいものと取替え、続いて、
開閉機構を作動してキャビネットの下端部を再び開き、
エヤースライダ機構を適宜作動してキャビネットの下部
に残った粉塵を廃棄袋内に落下させる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例について図1から図3に基
づき詳細に説明する。一部断面側面図である図1に示す
ように、本ショットブラスト設備は、自走装置1と、シ
ョット投射装置2と、ショット回収ケース装置3と、分
離装置4と、集塵装置5とで構成してある。そして、自
走装置1においては、駆動輪7がショット回収ケース装
置3に、また2個の従動輪8がショット投射装置2に仲
介部材9、10をそれぞれ介して装着してあり、駆動輪
7は、仲介部材9に装着したサーボモータ12の出力軸
に、伝動機構13を介して連結してある。
【0008】また、前記ショット投射装置2において
は、ショット案内ケース17がほぼ45度傾斜して設け
てあり、ショット案内ケース17の下側壁にはモータ1
8が装着してあり、モータ18の出力軸には、供給され
るショットを遠心力により投射するインぺラ19がショ
ット案内ケース17内に位置して取り付けてある。
【0009】また、前記ショット回収ケース装置3にお
いては、弧状を成すショット回収ケース本体20の下部
が、前記ショット投射装置2のショット案内ケース17
の下部にこれと概略V字状を成すように傾斜して接合し
てある。そして、ショット案内ケース17とショット回
収ケース本体20との接合部には、補助ケース21が上
下動自在に懸装してありかつゴム製のシール22が取り
付けてあり、さらに、ショット回収ケース本体20内に
おける設備の前進側に、設備の前進方向へ上り勾配状に
傾斜する回動板23が、支持軸24、アーム25および
シリンダ26を介して上下回動可能に装着してあり、回
転板23は、設備が後退するとき、下端部が上昇するよ
う回動される。また、ショット回収ケース本体20の上
端部は後述の分離装置4のホッパ28における上端部に
気密に貫装してありかつ下に向いている。また、ショッ
ト回収ケース本体20の上部には後述の分離装置4のホ
ッパ28と連通する連通管27が設けてある。
【0010】また、前記分離装置4においては、密閉状
のホッパ28の内部における前記ショット回収ケース本
体20の接続位置の下方に受け棚29が設けてあり、受
け棚29の右側に邪魔板30が配設してあり、邪魔板3
0の右側には垂直に延びる垂直風路31と水平に延びる
水平風路32が形成してあり、水平風路32の右端には
小孔33が形成してある。また、ホッパ28内における
前記連通管27の接続位置の下方には金網34が張設し
てあり、ホッパ28の下端はダンパ35を介して前記シ
ョット投射装置2のショット供給口2aに連通してあ
る。
【0011】また、前記集塵装置5においては、キャビ
ネット36内を仕切り板6により上・下室36a、36
bに仕切ってあり、キャビネット36の下室36bにお
ける前記分離装置4と連通する個所には上方へ指向する
垂直風路37が設けてあり、仕切り板6の下面にはキャ
ビネット36の上室36aと連通するフィルタ38が垂
設してあり、上室36aには前記フィルタ38の上端開
口部に臨む圧縮空気噴出ノズル39、39が配設してあ
り、キャビネット36の左側には、吸い込み口が上室3
6aと連通する送風機40が配設してある。また、前記
ノズル39は前記送風機40付近に配設した貯蔵タンク
付きコンプレッサ43に開閉弁44を介して連通してあ
る。
【0012】また、前記キャビネット36の下部は、下
細り状を成しかつ右側へ下り勾配状に傾斜しており、こ
の傾斜している部分の下側部分である底部にはエヤース
ライダ機構45が構成してある。エヤースライダ機構4
5においては、通気性を有する布46がその底部壁に沿
って張設してあり、底部壁と布46とが画成する中空室
は、配管47および開閉弁48を介して前記コンプレッ
サ43に接続してある。また、前記キャビネット36の
下端部には、廃棄袋49を内装した粉塵受け容器50が
掛け金51介して着脱可能に取り付けてあり、かつキャ
ビネット36の下端部を開閉する開閉機構51が装着し
てあり、開閉機構51においては、蓋52が支持軸53
を介して上下回動可能に装着してあり、支持軸53の一
端にはアーム54を介して錘55が装着してあって、蓋
52は錘55によって開状態または閉状態を維持するよ
うにしてある。なお、図中56は制御盤である。
【0013】このように構成された設備の作動について
説明する。集塵装置5の送風機40を駆動してショット
回収ケース装置3のショット回収ケース本体20内に、
上方へ向かう気流を発生させ、アーム54を介して蓋5
2を下方へ回動させてキャビネット36の下端部を開い
た状態にして、ショット投射装置2のモータ18を駆動
してインペラ19を回転させ、ショットを投射しながら
設備を矢印方向へ前進させる。すると、投射されたショ
ットは、被処理面Cに当たったのち跳ね返り、被処理面
Cから剥離された剥離物と一緒に、ショット回収ケース
本体20内を貫流する気流に乗って分離装置4および集
塵装置5へと順番に吸い込まれる。
【0014】こうして、剥離物を含むショット等は、分
離装置4等に吸い込まれると、まず分離装置4におい
て、ショット回収ケース本体20の上端部から排出され
て下方へ向けられ受け棚29上に載る。そして、受け棚
29上がショット等で一杯になって受け棚29上からこ
ぼれ落ちるショット等は、連通管27の先端開口部から
排出する気流によって粉塵等が吹き上げられて除去さ
れ、続いて、集塵装置5の垂直風路37を上昇すること
によって除去されなかったショット等が除去され、除去
されたショットは落下し小孔33を通って前記金網34
上に落ちる一方、粉塵はフィルタ38によって除去され
る。また、金網34上に落下したショット等は、これを
貫流して大きな不純物が除去されたのちショット投射装
置2の供給口に流入する。一方、フィルタ38から剥離
した粉塵は廃棄袋49内に落下する。
【0015】こうして、廃棄袋49内が粉塵等で一杯に
なった場合には、適宜掛け金51を緩めて粉塵受け容器
50を取り外したのち、粉塵受け容器50から廃棄袋4
9を取り出すことにより、容易に粉塵を設備から取り除
くことができる。ところで、廃棄袋49を取り替える時
期を逃して粉塵が廃棄袋49上からはみ出しキャビネッ
ト36の下部内にも溜った場合には、まず開閉機構51
のアーム54により蓋52を時計回り方向へ回動させ
て、キャビネット36の下部内にも溜った粉塵を掻き上
げるとともに、キャビネット36の下端部を閉じた状態
にして、前述のように粉塵受け容器50を取外し、この
粉塵受け容器50内の粉塵の溜った廃棄袋49を新しい
ものと取り替える。ついで、廃棄袋49を内装した粉塵
受け容器50を前記キャビネット36の下端部に取付
け、アーム54を介して蓋52を反時計回り方向へ回動
させてキャビネット36の下端部を開き、続いて、開閉
弁48を開いてエヤースライダ機構45上に圧縮空気を
噴出させ、エヤースライダ機構45上に溜っている粉塵
をエヤースライダ機構45上から浮上させる。浮上した
粉塵はやがて廃棄袋49内に落下する。
【0016】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案
は、集塵装置のキャビネットの下部に廃棄袋内装の粉塵
受け容器を着脱可能に取り付けたから、作業者の回りに
粉塵を舞い上がらせることなく粉塵を設備から取り除く
ことができ、しかも、キャビネットの下部下側の底部に
エヤースライダ機構を構成しかつキャビネットの下端部
に開閉機構を装着したから、仮に、粉塵受け容器内の廃
棄袋の廃棄する時期を逃して廃棄袋から粉塵があふれ出
てキャビネットの下部内に粉塵が残っても、その粉塵を
も容易にかつ確実に取り出しことができるなどの優れた
実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図2】図1の右側面図である。
【符号の説明】
5 集塵装置 36 キャビネット 45 エヤースライダ機構 49 廃棄袋 50 粉塵受け容器 51 開閉機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショット投射装置とショット回収ケース
    装置とを概略V字状に接合して自走装置に装着し、前記
    ショット回収ケース装置のショット排出口と前記ショッ
    ト投射装置のショット供給口との間にショットと不純物
    とを相互に分離する分離装置を配設し、さらにこの分離
    装置と連通する集塵装置を前記ショット投射装置および
    前記ショット回収ケース装置に亘って装着して、被処理
    面上を移動しかつ投射したショットを回収しながら被処
    理面を処理するようにした移動式ショットブラスト設備
    において、 前記集塵装置5のキャビネット36の下部を下細り状に
    形成しかつ下り勾配状に傾斜させ、この下り勾配部分の
    下側部分である底部に、エヤースライダ機構45を構成
    し、前記キャビネット36の下端部に開閉機構51を装
    着しかつ廃棄袋49内装の粉塵受け容器50を着脱可能
    に取付けたことを特徴とする移動式ショットブラスト設
    備。
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JP5683162B2 (ja) * 2010-07-28 2015-03-11 三菱電機株式会社 加熱調理器

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