JP2865226B2 - 移動式研掃装置 - Google Patents

移動式研掃装置

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JP2865226B2
JP2865226B2 JP3272192A JP3272192A JP2865226B2 JP 2865226 B2 JP2865226 B2 JP 2865226B2 JP 3272192 A JP3272192 A JP 3272192A JP 3272192 A JP3272192 A JP 3272192A JP 2865226 B2 JP2865226 B2 JP 2865226B2
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秀雄 竹内
邦光 渋谷
充司 今泉
常俊 鈴木
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Shinto Industrial Co Ltd
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Shinto Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研掃面上を走行させな
がら研掃面に向けて砥粒を投射するとともに、投射され
た砥粒を回収して研掃面を研掃する移動式研掃装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として例えば、実公
昭50ー45589号公報で開示されるように、吸込装
置と連通した砥粒の回収容器の下端に、砥粒投射機構を
装着し、砥粒投射機構の回収フードには回収容器と連通
する回収筒を設けて、装置を研掃面上を走行させなが
ら、回収容器からの砥粒を砥粒投射機構によって投射す
るとともに、投射されて研掃面を跳ね返った砥粒を回収
筒を介して回収容器内に回収するように構成されたもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の装置は、水平面状の床面を研掃するもの
であり、垂直面状の壁面を研掃する場合には、回収容器
内の砥粒が砥粒投射機構内に適確に流入するように、回
収容器等を壁面用のものと取り替えなければならないな
どの問題があった。本発明は、上記の問題を解消するた
めになされたもので、壁面および床面の両方に対応可能
な移動式研掃装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の移動式研掃装置は、研掃面上を走行させなが
ら研掃面に向けて砥粒を投射するとともに、投射された
砥粒を回収して研掃面を研掃する移動式研掃装置におい
て、回収された砥粒を一時貯蔵する回収容器と、この回
収容器の下端部に、砥粒供給口が連通して回動可能に装
着され砥粒を投射する砥粒投射機構と、この砥粒投射機
構の投射口に装着され投射された砥粒を研掃面に案内す
る案内筒と、この案内筒の先端に接続されかつ前記回収
容器の上部に気密状にして摺動自在に挿入されさらに前
記回収容器と前記砥粒投射機構との接合部を中心とした
円弧状を成して投射され研掃面を跳ね返った砥粒を前記
回収容器に誘導する回収筒と、この回収筒に前記回収容
器を固定させる固定機構と、を備えたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】例えば、研掃面が床面から壁面に変わる場合、
回収容器を適宜上下回動して壁面と平行する垂直状態に
するとともに固定機構により回収筒に固定し、所要量の
砥粒を回収容器に供給した後、回収筒の先端を研掃面に
当接させ、その後、砥粒投射機構により砥粒を投射しな
がら装置を移動させる。これにより、研掃面が変わって
も、回収容器をほぼ垂直状態に維持して回収容器内の砥
粒を砥粒投射機構に適確に供給することができる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。縦
断面図である図1に示すように、断面が逆三角形状であ
る砥粒の回収容器1の右側上部は可撓ホース2を介して
図示しない集塵機に接続されている。また、回収容器1
の下部には、回収容器1の砥粒排出口を開閉するダンパ
ー3が設けられ、さらに、回収容器1の下端には、外形
が球状を成しかつ内部に回収容器1と連通する中空部4
を有する雄部材5が装着されている。雄部材5の下端に
は貫通孔6が透設され、さらに、雄部材5には貫通孔6
と連通する中空部7を有する雌部材8が摺動自在に嵌合
され、雌部材8の上部右側には、ゴムホース9介して圧
縮空気源(図示せず)と連通するノズル10が左斜め下
方へ向いて臨んでおり、ノズル10は砥粒投射機構とし
ての機能を有している。また、雌部材8の下端には左斜
め下方へ延びる砥粒の案内筒11が装着され、案内筒1
1の下端には、回収筒12の下部が接続されている。回
収筒12は、前記雄部材5の球部の中心を中心とした円
弧状に形成されかつ円筒状を成し、しかも、上端部が前
記回収容器1の左側上部にシール部材13を介して気密
状にして摺動自在に挿入されていて、回収容器1は、雄
部材5の球部の中心を中心にして回動できるようになっ
ている。さらに、回収筒12の上端部には右下向きに傾
斜する邪魔板14が設けられている。
【0007】また、前記回収容器1には回収容器1を回
収筒12に固定する固定機構としての蝶ボルト15が装
着され、さらに、前記回収容器1の外面には、砥粒の貯
蔵タンク16が付設されており、貯蔵タンク16は、回
収容器1の下部に設けた連通孔17(図3参照)を介し
て回収容器1内に連通されていて、貯蔵タンク16内の
砥粒は、回収容器1内の砥粒が減少した場合に連通孔1
7から回収容器1内に補給されるようになっている。そ
して、貯蔵タンク16には砥粒が空気輸送されるように
なっている。なお、図中18は回収容器1内に張設され
た金網で、砥粒が通過可能な網目を有している。19は
貯蔵タンク16内に張設された金網で、砥粒は通らない
が、空気は通る網目を有している。20は回収筒12の
下端に装着されたブラシ式回収フード、21は空気輸送
に使用した空気を回収容器1に流入させる通気孔であ
る。
【0008】次に、このように構成された装置の作動に
ついて説明すると、図1に示すように、水平面である床
面を研掃する場合は、蝶ボルト15を緩め回収容器1を
床面に対してほぼ垂直状態になるように回動させ、続い
て、蝶ボルト15を締めて回収容器1を回収筒12に固
定する。そして、ダンパー3を閉じた後、回収容器1内
および貯蔵タンク16内に砥粒を所要量供給する。この
状態の下に、ダンパー3を開き、ノズル10から圧縮空
気を噴射させるとともに、図示しない集塵機を駆動する
と、回収容器1内の砥粒は、雄部材5の中空部4、貫通
孔6、雌部材8の中空部7を順に通過した後、圧縮空気
によって床面に向けて噴射される。噴射されて床面を跳
ね返った砥粒は、回収筒12を介して回収容器1内に回
収される。こうして、砥粒を投射しながら、床面上を装
置を移動させることにより、床面を研掃することができ
る。また、垂直面状の壁面を研掃する場合は、蝶ボルト
15を緩めて回収容器1を、図4に示すように壁面とほ
ぼ平行する状態になるように回動した後、蝶ボルト15
を締め、その後、床面の場合と同様の作動を行う。これ
により、壁面も同様にして研掃することができる。な
お、上記の実施例では、砥粒投射機構としてノズル10
を用いているが、回転して砥粒を遠心投射するインペラ
を用いてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、回収容器を砥粒投射機構、回収筒等に対して回動可
能に装着したから、回収容器を研掃面に対応させて適宜
回動させ、ほぼ垂直状態に維持することができるため、
壁面および床面の両方に適確に対応することが可能にな
るなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面正面図で、床
面を研掃する場合を示す。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1のAーA断面拡大図である。
【図4】本発明の一実施例を示す一部断面正面図で、壁
面を研掃する場合を示す。
【符号の説明】
1 回収容器 10 ノズル 11 案内筒 12 回収筒 15 蝶ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 森川 元嗣 (56)参考文献 実公 昭51−14544(JP,Y2) 特公 昭51−10917(JP,B2) 特公 昭51−10918(JP,B2) 特公 昭60−20148(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24C 3/06 B24C 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研掃面上を走行させながら研掃面に向け
    て砥粒を投射するとともに、投射された砥粒を回収して
    研掃面を研掃する移動式研掃装置において、回収された
    砥粒を一時貯蔵する回収容器1と、この回収容器1の下
    端部に、砥粒供給口が連通して回動可能に装着され砥粒
    を投射する砥粒投射機構10と、この砥粒投射機構10
    の投射口に装着され投射された砥粒を研掃面に案内する
    案内筒11と、この案内筒11の先端に接続されかつ前
    記回収容器1の上部に気密状にして摺動自在に挿入され
    さらに前記回収容器1と前記砥粒投射機構10との接合
    部を中心とした円弧状を成して投射され研掃面を跳ね返
    った砥粒を前記回収容器1に誘導する回収筒12と、こ
    の回収筒12に前記回収容器1を固定させる固定機構1
    5と、を備えたことを特徴とする移動式研掃装置。
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JP2007167970A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Sintokogio Ltd 移動式ショットブラスト装置および該装置を用いる移動式ショットブラストシステム

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