JP2546500Y2 - 組子の取付装置 - Google Patents

組子の取付装置

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JP2546500Y2
JP2546500Y2 JP1718591U JP1718591U JP2546500Y2 JP 2546500 Y2 JP2546500 Y2 JP 2546500Y2 JP 1718591 U JP1718591 U JP 1718591U JP 1718591 U JP1718591 U JP 1718591U JP 2546500 Y2 JP2546500 Y2 JP 2546500Y2
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雅美 酒元
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主として障子に対す
る組子の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】障子に取付ける組子は、組子枠の中に格
子を取付けるものであり、格子は竪骨と横骨を交差する
ように組立てるものである。そしてこの組子を障子に取
付ける手段として、障子枠の組立て時に組子を組込む先
付きタイプ、例えば竪框と横框をL字形に組立て、これ
に組子を嵌込むか、下框の左右に竪框を組立て、相対す
る左右の竪框間に組子を嵌込んだ後、上框を取付けるも
のが知られている。(例えば実開昭50-39221号公報、実
開昭55-27362号公報、特開昭58-86282号公報)
【0003】又組子を障子に取付ける手段として、組子
を障子に後から取付ける後付きタイプ、例えば組子の上
部を障子上框の溝に深く嵌挿した後、組子の下部を障子
下框の溝に浅く嵌挿するやりくり嵌合が知られている。
更に障子枠より少し小さい組子を障子に嵌合し、その組
子を障子枠にビス止めするものと、障子枠より少し小さ
い組子の左右に調整ネジを出没可能に螺入しておき、こ
の組子を障子に嵌合した後、調整ネジを障子枠に向けて
螺進し、組子を障子に後から取付けるものも知られてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前者の組子先付きタイ
プにあっては、障子枠の組立てに合わせて組子を組込ま
なければならないので、組子の取付けが複雑で高度の技
術を要する問題点があると共に、組子を取外す場合、障
子枠を分離しないと取外すことができない問題点があっ
た。又後者の組子後付きタイプにあっては、組子を単独
で着脱することは可能であるが、障子に嵌合した組子を
ビス止め、或いは固定ネジにより離脱不能に固定する必
要があるし、固定に用いたビスや固定ネジが組子枠の内
側に露出して外観を損ねる問題点があった。本考案は、
従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、後付きタイプの組
子取付において、組子をより簡単にしかも強力に固定で
きて、外観の良い取付装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における組子取付装置は、障子に嵌込む組子
において、組子の竪桟に外周向きに開口する外向溝を設
け、その外向溝に挿入可能となるブロックの内部に、内
外周方向に貫通する挿通穴を設けると共に、挿通穴の途
中にナットを挿入係止し、ナットにブロックより内外周
側に出没可能となる調整ネジを螺入し、該ブロックが竪
桟と横桟の固定ネジを利用して取付けられ、竪桟の調整
ネジに対応する位置にドライバー挿入孔を設けたもので
ある。
【0006】
【実施例】先ず障子の構造を実施例の図面に基ずき説明
すると、障子Eは図9の如く障子枠Fの内周側に内向溝
fを設け、該内向溝fにガラスGを嵌挿するものであ
り、障子枠Fを上下横框F1と左右竪框F2より組立て
構成し、その下横框F1に戸車を取付け、障子Eを開閉
走行可能に嵌挿するか、一方の竪框F2と柱に跨がって
蝶板を取付け、障子Eを開閉揺動可能に取付けるもの
で、必要に応じて障子Eのガラス嵌挿部に接近した室内
側と室外側、又は室内外の何れかに組子1を取付けるも
のである。
【0007】組子1は図1と図2の如く、組子枠10の
内部に格子20を取付けるものであり、組子枠10は竪
桟11より横桟12のビスポケット15に螺入する固定
ネジ14により組立構成され、格子20は図4の如く竪
骨21と横骨22を交差するように組立てるものであ
る。組子枠10を構成する竪桟11と横桟12、格子2
0を構成する竪骨21と横骨22、及び障子枠Fを構成
する竪框F1と横框F2は、何れも軽金属より押出し成
形するものである。
【0008】次に本考案における組子取付装置の構造を
実施例の図7と図8に基ずき説明すると、組子枠10の
少なくとも竪桟11に外周向きに開口する外向溝2を設
け、組子竪桟11の外向溝2に、竪桟11と横桟12の
固定ネジ14を利用してブロック5を取付け、該ブロッ
ク5は内部にナット9を挿入係止すると共に、ナット9
にブロック5より外周側に出没する調整ネジ4を螺入
し、竪桟11の上下部にブロック5の調整ネジ4に向け
てドライバー挿入孔3を穿設するものである。
【0009】ブロック5は図5と図8の如く、竪桟11
の外向溝2に挿入可能となる基板6に挿通孔16を穿設
し、基板6の下部に竪桟11の外向溝深さhと同等の収
納室7を設け、収納室7の内外周方向に挿通穴18を形
成し、挿通穴18の途中に窓孔8を、内周側に前空室1
7を設け、窓孔8は挿通穴18より大きく収納室7の一
側に開口し、前空室17は挿通穴18より大径である。
このブロック5は合成樹脂にて一体成形し、組子竪桟1
1の上下に取付けるもので、その際、基板6を竪桟11
の上下端部に向け、竪桟11の固定ネジ14を基板6の
挿通孔16より横桟12のビスポケット15に螺入し、
竪横桟11,12を固定すると共に、ブロック5を取付
けるものである。
【0010】ナット9はブロック5の窓孔8に挿入係止
するもので、窓孔8に挿入した状態で離脱不能となり、
ナット9の雌ネジ9aが挿通穴18に連通するものであ
る。調整ネジ4はブロック5の挿通穴18より僅かに小
径で、且つ竪桟11の外向溝深さhより長く、収納室7
の内周側よりナット9の雌ネジ9aに螺入するもので、
ネジ頭部4aを収納室7の前空室17に没入するまで螺
入した場合、雄ネジ4bがブロック5より外周側に突出
する。
【0011】本考案の組子取付装置は上記構造であるか
ら、組子1の上下左右にブロック5を取付け、その組子
1を障子枠Fに嵌挿する場合、先ず障子竪框F1の挿入
孔3よりブロック5に螺入する調整ネジ4の頭部4aに
ドライバーを差込み、調整ネジ4の雄ネジ4bがブロッ
ク5内に没入するまでドライバーを回動し、即ち、調整
ネジ4を組子1より外周側に突出しないようにし、その
組子1を障子枠Fに嵌挿する。次に障子枠Fの内周側よ
り調整ネジ4にドライバーを差込み、調整ネジ4の雄ネ
ジ4bが障子竪框F1に当接するまで螺進せしめ、即
ち、調整ネジ4を組子1より外周側に突出し、組子1を
離脱不能に固定するものである。組子1の固定状態にお
いて、調整ネジ4のネジ頭部4aがブロック収納室7の
前空室17に没入し、外部より視覚困難になることが好
ましい。
【0012】
【考案の効果】本考案の組子取付装置は、上記のとおり
構成されているので、次に記載する効果を奏する。組子
に取付けるブロックは、組子竪桟と横桟の固定ネジを利
用して取付けるものであるから、組子枠に対する加工も
少ないし、ブロックの取付けに専用のネジも不要になる
ばかりか、ブロックの取付けが極めて簡単容易になる。
しかも本案の組子取付装置が後付きタイプであっても、
組子の上下左右に取付けたブロックに調整ネジが螺入さ
れているので、調整ネジを障子竪框に当接するまで螺進
すれば、組子を強力に取付けることができる。
【0013】組子取付装置に用いるブロックは、組子竪
桟の外向溝内に取付けられ、外部より視覚不能となる
し、該ブロックに螺入する調整ネジは、組子の固定状態
において、ブロック収納室の前空室に没入し、外部より
視覚困難になるので、組子の美観が著しく向上する。又
一度障子に取付けた組子であっても、簡単に取外して洗
浄することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案組子取付装置の要部構造を示す斜視図であ
る。
【図2】ブロックの取付け位置を示す組子の正面図であ
る。
【図3】組子枠の横断面図である。
【図4】格子の正面図である。
【図5】(A)(B)(C)ブロックの側面図と背面
図、及び縦断面図である。
【図6】(A)(B)ナットの嵌挿例を示すブロックの
一部切欠正面図と、調整ネジの螺合例を示すブロックの
縦断面図である。
【図7】ブロックの取付け例を示す一部切欠平面図であ
る。
【図8】その要部縦断面図である。
【図9】(A)(B)(C)組子の取付け例を示す障子
の縦断面図と、障子枠の縦断面図である。
【符号の説明】
1 組子、2 外向溝、3 挿入孔 4 調整ネジ 5 ブロック、 6 基板、7 収納室、8 窓孔 9 ナット 10 組子枠、11 竪桟、12 横桟 14 固定ネジ、16 挿通孔、17 前空室、18
挿通穴 20 格子、21 竪骨、22 横骨 E 障子、F 障子枠、F1 横框、F2 竪框 G ガラス h 外向溝深さ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障子(E)に嵌込む組子(1)におい
    て、組子(1)の竪桟(11)に外周向きに開口する外
    向溝(2)を設け、該外向溝(2)に挿入可能となるブ
    ロック(5)の内部に、内外周方向に貫通する挿通穴
    (18)を設けると共に、挿通穴(18)の途中にナッ
    ト(9)を挿入係止し、ナット(9)にブロック(5)
    より内外周側に出没可能となる調整ネジ(4)を螺入
    し、該ブロック(5)が竪桟(11)と横桟(12)の
    固定ネジ(14)を利用して取付けられ、竪桟(11)
    の調整ネジ(4)に対応する位置にドライバー挿入孔
    (3)を設けた組子の取付装置。
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JPH04107388U JPH04107388U (ja) 1992-09-16
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