JP2546182Y2 - カーフェリー船のランプドア - Google Patents

カーフェリー船のランプドア

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JP2546182Y2
JP2546182Y2 JP3232390U JP3232390U JP2546182Y2 JP 2546182 Y2 JP2546182 Y2 JP 2546182Y2 JP 3232390 U JP3232390 U JP 3232390U JP 3232390 U JP3232390 U JP 3232390U JP 2546182 Y2 JP2546182 Y2 JP 2546182Y2
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JP
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lamp
door
center
car ferry
opening
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保久 白水
義幸 山元
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカーフェリー船のランプドアに関する。
〔従来の技術〕
従来、カーフェリー船のランプドアは、センターラン
プと左右両サイドランプに分設し、各バースの陸上可動
橋の巾に合わせてサイドランプの使用を適宜選択する3
分割タイプが採用されており、これは、例えば第6図
(A)側面図,(B)部分平面図に示すように、船体1
の車輌甲板2の端部に、センターランプ3aと両サイドラ
ンプ3b,3bとからなるランプドア3がその基部を枢支軸
4周りに回動可能に枢着されるとともに、各ランプ3a,3
bは当接縁部が相互に連結金具8で締結されている。し
かしてラッシング金物9にて固縛されているランプドア
3を自由にすると、ランプドア3の自重により陸上可動
橋12側へ矢印方向に倒れ開状態となり、またジガシリン
ダー10を破線のように矢印方向にストロークさせること
により、ワイヤ11がジガシリンダー10に引込まれ、ラン
プドア3は閉状態となる。
しかしながら、このようなセンターランプ3a及び両サ
イドランプ3b,3bからなる3分割タイプのランプドア3
において、バースの陸上可動橋12の巾に合わせてサイド
ランプ3bの使用を選択しようとするときは、センターラ
ンプ3aとサイドランプ3bとの連結金具8のボルト・ナッ
トの取付,取外しとワイヤ11の掛け換えとを人力にて行
わなければならず、そのため多大な労力と時間を費やす
ことになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもの
で、3分割タイプのランプドアのセンターランプとサイ
ドランプの組合わせ使用を容易かつ安全に行うことがで
きるとともに、操作装置も構造簡単、費用低廉なカーフ
ェリー船のランプドアを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、それぞれ長方形のセンターラン
プと両サイドランプとからなりそれぞれ基端部が左右方
向に延びる同一枢支軸の左部,央部,右部に枢支され自
由端が起倒可能である3枚1組のランプドアと、上記セ
ンターランプの左右側縁にそれぞれ上記各サイドランプ
の下面に沿ってその幅方向に横切って外端がそれぞれ左
右方向に突設されたアームと、上記左右の各アームの先
端と船体とをそれぞれ連結する開閉用油圧シリンダーと
を具えたことを特徴とする。
〔作用〕
上述の構成により、3分割タイプのランプドアのセン
ターランプとサイドランプの組合わせ使用を容易かつ安
全に行うことができるとともに、操作装置も構造簡単、
費用低廉なカーフェリー船のランプドアを得ることがで
きる。
〔実施例〕
本考案カーフェリー船のランプドアの一実施例を図面
について説明すると、第1図は両サイドランプ使用の開
状態を示す全体の平面図、第2図は一方のサイドランプ
使用時の開状態を示す平面図、第3図は第2図のIII−I
IIに沿った正面図、第4図はランプドア開閉作動要領を
示す側面図、第5図は第1図のランプドアの開状態を示
す斜視図であり、同図(A)はハッチの右大半部を、同
図(B)はその左大半部を、同図(C)はハッチを全開
した状態をそれぞれ示すものである。
まず第1図において、ランプドア3はセンターランプ
3aと左右両サイドランプ3bとから構成され、それぞれ隣
接する側縁を接した状態で、船体1の車輌甲板2の端部
に枢支軸4周りに回動可能に枢着されている。またセン
ターランプ3aの両側縁のほぼ中央部には、裏側からそれ
ぞれサイドランプ3bの下側を巾方向へ横切りその側縁に
達する1対のアーム5が突設されて、両サイドランプ3b
はこのアーム5に抱持されており、この1対のアーム5
の先端表面に、車輌甲板2上に設置され1端が船体に連
結された1対の開閉用油圧シリンダー6のロッド先端が
取付けられている。なお両サイドランプ3bの側縁には開
閉用油圧シリンダー6のロッドを通す切欠き7が設けら
れている。
このような装置において、両アーム5のそれぞれ外端
に外端がそれぞれに連結されている1対の開閉用油圧シ
リンダー6の作動により、ランプドア3は、第4図に示
すように、ほぼ垂直に近い鎖線で示す閉状態から実線で
示すほぼ水平な開状態へ回動し、従ってサイドランプ3b
を左右ともラッシング金物の固縛を解くと、第1図のよ
うに、センターランプ3aと両サイドランプ3b,3bの組合
わせで開状態となり、またサイドランプ3bの一方をラッ
シング金物に固縛しておくと、第2図及び第3図のよう
に、センターランプ3aと他方のサイドランプ3bの組合わ
せで開状態となる。
かくして、このカーフェリー船のランプドア3におい
ては、センターランプ3aの両側縁に設けた1対のアーム
5を1対の開閉用油圧シリンダー6により繰出し繰込む
ことにより、第5図(A),(B),(C)にそれぞれ
示すように、センターランプ3aとラッシングされていな
いサイドランプ3bとが組合わせて開閉され、センターラ
ンプ3aとサイドランプ3bとの組合わせ開閉が極めて容易
かつ安全に行われ、また開閉操作装置も1対のアーム5
に1対の開閉用油圧シリンダーを配設するだけであるの
で、構造簡単,作動確実にして、製作費も低廉である。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、それぞれ長方形のセンター
ランプと両サイドランプとからなりそれぞれ基端部が左
右方向に延びる同一枢支軸の左部,央部,右部に枢支さ
れ自由端が起倒可能である3枚1組のランプドアと、上
記センターランプの左右側縁にそれぞれ上記各サイドラ
ンプの下面に沿ってその幅方向に横切って外端がそれぞ
れ左右方向に突設されたアームと、上記左右の各アーム
の先端と船体とをそれぞれ連結する開閉用油圧シリンダ
ーとを具えたことにより、3分割タイプのランプドアの
センターランプとサイドランプの組合わせ使用を容易か
つ安全に行うことができるとともに、操作装置も構造簡
単,費用低廉なカーフェリー船のランプドアを得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案カーフェリー船のランプドアの一実施例
における両サイドランプ使用の開状態の平面図、第2図
は一方のサイドランプ使用の開状態の平面図、第3図は
第2図のIII−IIIに沿った正面図、第4図はランプドア
開閉作動要領を示す側面図、第5図は第1図のランプド
アの開状態を示す斜視図であり、同図(A)はハッチ右
大半部を、同図(B)はその左大半部を、同図(C)は
ハッチを全開した状態をそれぞれ示すものである。 第6図は従来のランプドアを示し、同図(A)は側面
図、(B)は(A)のB部の部分平面図である。 1…船体、2…車輌甲板、3…ランプドア、3a…センタ
ーランプ、3b…サイドランプ、4…枢支軸、5…アー
ム、6…開閉用油圧シリンダー、7…サイドランプ切欠
き。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ長方形のセンターランプと両サイ
    ドランプとからなりそれぞれ基端部が左右方向に延びる
    同一枢支軸の左部,央部,右部に枢支され自由端が起倒
    可能である3枚1組のランプドアと、上記センターラン
    プの左右側縁にそれぞれ各サイドランプの下面に沿って
    その幅方向に横切って外端がそれぞれ左右方向に突設さ
    れたアームと、上記左右の各アームの先端と船体とをそ
    れぞれ連結する開閉用油圧シリンダーとを具えたことを
    特徴とするカーフェリー船のランプドア。
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