JP2546149B2 - 物流システム - Google Patents

物流システム

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JP2546149B2
JP2546149B2 JP16335893A JP16335893A JP2546149B2 JP 2546149 B2 JP2546149 B2 JP 2546149B2 JP 16335893 A JP16335893 A JP 16335893A JP 16335893 A JP16335893 A JP 16335893A JP 2546149 B2 JP2546149 B2 JP 2546149B2
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流システムに関し、
特に物流システムにおけるマンマシン・インタフェース
の様相に変革をもたらす物流システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、配送センターの一例の主たる構
成を示す概略図である。入荷される荷は、同一品種のケ
ースがパレットに多数積まれた状態で、トラックにより
バース41から入荷ステーション42、走行台車システ
ム43を経て自動倉庫44に入庫される。
【0003】出荷要求に対応して出荷される荷は、出荷
要求の内容により異なる経路で出荷される。パレット単
位で出荷される場合には、自動倉庫44から出庫された
パレットは走行台車システム43により出荷ステーショ
ン45に搬送され、そのままバース41へ送られる。
【0004】パレット上の面単位での要求に対しては層
別ピッカー46が、ケース単位の要求に対してはパレタ
イザ47が、それぞれピッキングを行い、ピッキングさ
れた荷を載せたパレットはソータ48を経てバース41
に送られる。
【0005】バラ荷単位の要求に対しては、自動倉庫4
4から出されたパレット上の荷をデパレタイザ49によ
りケースごとにソータ48に載せ、ケース単位で自動倉
庫481に一次保管され、自動倉庫481から天井走行
車482によりフローラック483に供給されて作業員
により所定数がケースから取り出され、パレットに載せ
られてバース41へ送られる。
【0006】出荷要求に、面単位、ケース単位、バラ荷
単位がそれぞれ含まれる場合には、層別ピッカー46、
パレタイザ47、フローラック483の順でパレットが
送られるなど、出荷要求によっては複雑な経路をたどる
こともある。
【0007】図2は基本的な構成であって、特殊な荷は
保管場所や搬送経路が異なるため、図示した以外の装置
が含まれるし、また薬品等はGSP(Good Supply Pract
ice流通規範)に則った検査等の品質管理の過程を含
む。
【0008】物流システムの運用操作、あるいは荷の品
質管理や数量の管理等のために、荷に関するデータも荷
とともに配送センター内を移動する。そのため、搬送経
路途中にはICカードリーダ/ライタ、バーコードラベ
ラ、バーコードリーダ等が備えられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、配送セン
ターは多種多様の装置を多数含み、複雑な操作が行われ
ているが、配送センターを利用する顧客にとっては、バ
ース41から荷を入荷させ、出荷要求通りの荷が決まっ
た時間にバース41に出荷されてくればそれで十分なの
である。すなわち、顧客は通常、バース41の入出荷で
のみ配送センターと関わっているといえる。
【0010】データについても同様のことが言える。配
送センターの物流システムと外部とのデータの出入りは
多種多様であるが、顧客は物流システムに入荷する荷と
ともに荷に関するデータを入力し、出荷要求データを入
力し、出荷要求を満たす出荷スケジュールを物流システ
ムから受け取れば、それで十分システムの運用操作が可
能なのである。
【0011】物流システムと外部との間でやり取りされ
るその他のデータとしては、システム運用支援のための
診断データ、診断のための評価ルールデータ、システム
保守のための制御データや装置の異常復旧に関するデー
タ、作業員に対する作業指示データ、作業員による操作
データ等があるが、従来の物流システムにおいてはこれ
らのデータが装置中心で取り扱われていた。すなわち、
図3に示すように、各装置を管理する物流コンピュータ
61が、各装置を作動させる搬送機器コンピュータ6
2、倉庫周辺機器コンピュータ63等の装置ごとのコン
ピュータに作業指示を行う構成となっていた。このよう
な装置中心のモジュール化では、顧客個別の事情により
そのつどシステムを設計開発しなければならず、顧客ご
とのシステム設計・構築に費用と時間がかかっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、システム運用操作に必要なデータを入出力
し、入出荷スケジュールを作成する顧客層と、入出荷ス
ケジュールに基づき作業指示データを作成して制御層に
送り、制御層からの作業実績データに基づき稼働実績デ
ータを作成して顧客層に送る運用層と、作業指示データ
に基づき装置層を動作させ、装置層の作業実績データを
運用層に送る制御層と、作業指示データに基づき動作
し、作業実績データを制御層に送る装置層と、顧客層か
ら受け取った入出荷スケジュールと運用層から受け取っ
た作業実績データ及び稼働実績データとを予め設定され
た評価ルールに従って評価することによりシステムの診
断を行う診断層とから物流システムを構成した。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0014】本発明に係る物流システムにおいては、シ
ステムを階層化し、各層にそれぞれ別の作業を行わせる
とともに、各層間でデータの授受を行うようにしてい
る。物流システムを利用する顧客は、物流システムにシ
ステム運用操作に必要なデータ、すなわち入荷する荷に
関するデータ、出荷要求データ等を入力する。顧客層は
入出荷スケジュールを作成し、プリントアウト、あるい
はモニタに出力する。顧客は出荷スケジュールを参照し
てトラックの手配等物流システム外の作業を行うことが
できる。また、出荷ごとに宛名ラベルを発行する等の出
力を行うことができる。
【0015】運用層は、顧客層の下層に位置して、入出
荷スケジュールに基づいて作業指示データを作成して制
御層に送る。さらに下層に位置する制御層は、作業指示
データに基づき装置層を動作させる。装置層は作業指示
データに基づいて動作し、配送を行う。装置層は、作業
を行いつつ、与えられた作業指示データを完了したか否
か等を内容とする作業実績データを制御層に送り、作業
実績データは制御層の制御に供するとともに、さらに運
用層に送られる。運用層は作業実績データにより作業指
示データの遂行状況を管理でき、作業指示データの作成
に供することができる。さらに、運用層は作業指示デー
タの遂行状況より稼働実績データを作成し、顧客層に送
る。顧客層は稼働実績データを参照しつつ入出荷スケジ
ュールを作成することができる。診断層は、顧客層から
入出荷スケジュールを受け取り、運用層から作業実績デ
ータ及び稼働実績データを受け取って、これらを予め設
定された評価ルールに従って評価することにより、シス
テムの診断を行う。
【0016】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明に係る物流システムの一実
施例の構成を示すブロック図である。
【0018】本実施例の物流システムは、顧客層1、運
用層2、制御層3、装置層4、診断層5からなる。顧客
層1は顧客層コンピュータ11とリレーショナルデータ
ベース12とからなり、運用層2は運用層コンピュータ
21とリレーショナルデータベース22とからなり、制
御層3は制御層コンピュータ31、リレーショナルデー
タベース32、制御層コンピュータ331、332・・
・33nからなり、装置層4はクレーン44、ステーシ
ョン441、コンベアのシーケンサ484、バーコード
リーダMUX485、バーコードリーダ486等の各搬
送機器、データ入出力装置、センサ等からなり、診断層
5は診断層コンピュータ51、リレーショナルデータベ
ース52からなる。各コンピュータは、LANで接続さ
れている。
【0019】各層の主な作用を説明すると、顧客層1の
顧客層コンピュータ11は、リレーショナルデータベー
ス12に蓄積されたデータに基づいて入出荷スケジュー
ルを作成し、図示しないプリンタからプリントアウト、
あるいは図示しないモニタに出力する。
【0020】運用層2は顧客層1の下層に位置してお
り、運用層コンピュータ21は、顧客層1からの入出荷
スケジュールに基づいて作業指示データを作成し、制御
層3に送る、いわゆる引き当て処理を行う。リレーショ
ナルデータベース22には、入出荷スケジュールが蓄積
されて引き当て処理に利用されるとともに、作業指示デ
ータが蓄積されている。
【0021】さらに下層に位置する制御層3の制御層コ
ンピュータ31、331、332・・・33nは、リレ
ーショナルデータベース32に蓄積した作業指示データ
に基づき、または作業指示データを受け取ってすぐに装
置層4の各機器を動作させる。
【0022】装置層4の各機器は作業指示データに基づ
いて動作し、配送等の作業を行う。装置層4の各機器
は、作業を行いつつ、与えられた作業指示データを完了
したか否か等を内容とする作業実績データを制御層3に
送る。作業実績データは、例えばクレーン44、ステー
ション441のセンサにより作業の完了が検知され、シ
ーケンサ484により動作の終了が確認され、あるいは
バーコードリーダ486により荷に附されたバーコード
が読み取られる等により形成される。
【0023】作業実績データは制御層3に送られ、リレ
ーショナルデータベース32に蓄積し、装置層4の各機
器の制御に供されるとともに、さらに運用層2に送られ
る。運用層2は、作業実績データにより作業指示データ
の遂行状況を管理でき、作業指示データの作成に供する
ことができる。さらに、運用層2は作業指示データの遂
行状況より稼働実績データを作成し、リレーショナルデ
ータベース22に蓄積し、顧客層1に送る。顧客層1は
稼働実績データを参照しつつ入出荷スケジュールを作成
することができる。
【0024】診断層5は、顧客層1から入荷スケジュー
ルを受け取り、運用層2から作業実績データ、稼働実績
データを受け取り、設定された評価ルールに従って、各
実績データに基づきシステムの診断を行う。診断層5の
診断層コンピュータ51は、入荷スケジュールや各実績
データ、入出荷スケジュールをリレーショナルデータベ
ース52に蓄積しておき、読み出して診断をする他、必
要に応じて診断結果や各データを出力し、システムの管
理や改善等に供する。なお、顧客層1、運用層2から診
断層5に送られたデータは、それぞれのリレーショナル
データベース12、22から消去される。
【0025】本実施例の物流システムは、マンマシン・
インタフェースの見地より階層化されている。すなわ
ち、物流システムを利用する顧客がインタフェースする
のは、通常のシステム運用においては顧客層1に対して
のみである。顧客は顧客層1に商品番号、ロット番号、
数量等からなる入荷する荷に関するデータ、及び受注番
号、商品番号、数量等からなる出荷要求データを入力
し、顧客層1から出荷スケジュール、宛名ラベル等のデ
ータを出力させる。出荷スケジュールは、出荷要求デー
タに対応するトラックの号機の指定、バースに出荷され
てくる日時、出荷数量、重量、体積等からなる。顧客は
スケジュールに従いトラックの手配を行う。
【0026】他の層に対しては、顧客は基本的にはイン
タフェースの必要がない。この物流システムにインタフ
ェースする他の形態としては、システム保守、知識保
守、作業・操作等であるが、システム保守や知識保守
は、物流システムの管理者が行う。すなわち、管理者は
システムのコンピュータプログラム改変、メンテナンス
や修理、異常復旧等のシステム保守を行い、診断層に評
価ルールを入力し、診断層の出力した診断結果を分析し
て運用支援を行う。物流システムの管理者は、通常物流
システムを構築した者である。装置層と、作業指示に従
って人手の作業を行い、動作の終了を入力する等の形で
インタフェースするのは、作業員である。
【0027】以上のように本実施例の物流システムによ
れば、顧客層1を除く各層は汎用部分として標準化する
ことができ、顧客ごとのシステムの設計・構築に要する
費用・時間を大幅に節減することができる。顧客層1
は、顧客の個別の事情に応じ、例えば出荷直前にバース
付近において検品を行う時間を出荷までの時間に算入す
る等の改変を加えることにより、対応可能である。
【0028】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0029】例えば、図示の実施例では顧客層コンピュ
ータ11、運用層コンピュータ21、診断層コンピュー
タ51を独立したコンピュータとしたが、システムの規
模等によっては1台のコンピュータの内部モジュールと
することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る物流システ
ムによると、マンマシン・インタフェースの見地よりシ
ステムを階層化し、顧客が通常関わる部分を独立した顧
客層としたので、顧客の個別の事情を顧客層において処
理させることにより、顧客層以外の各層を汎用部分とし
て標準化することができる。これにより、顧客の事情に
応じたシステムの設計・構築に要する費用と時間とを大
幅に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る物流システムの一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、通常の物流システムにおける荷の流れ
を説明するブロック図である。
【図3】図3は、従来の物流システムにおける制御構造
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 顧客層 2 運用層 3 制御層 4 装置層 5 診断層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム運用操作に必要なデータを入出
    力し、入出荷スケジュールを作成する顧客層と、入出荷
    スケジュールに基づき作業指示データを作成して制御層
    に送り、制御層からの作業実績データに基づき稼働実績
    データを作成して顧客層に送る運用層と、作業指示デー
    タに基づき装置層を動作させ、装置層の作業実績データ
    を運用層に送る制御層と、作業指示データに基づき動作
    し、作業実績データを制御層に送る装置層と、顧客層か
    ら受け取った入出荷スケジュールと運用層から受け取っ
    た作業実績データ及び稼働実績データとを予め設定され
    た評価ルールに従って評価することによりシステムの診
    断を行う診断層とからなる物流システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6175702A (ja) * 1984-09-19 1986-04-18 Hitachi Ltd 自動倉庫システムの制御装置
JPS63212604A (ja) * 1987-02-27 1988-09-05 Toshiba Corp 部品搬送システムの最適制御装置
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JPH0517020A (ja) * 1991-06-21 1993-01-26 Murata Mach Ltd 物流システム

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