JP2545589Y2 - Oa機器の排熱を放出する空調パネル - Google Patents

Oa機器の排熱を放出する空調パネル

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JP2545589Y2
JP2545589Y2 JP7794791U JP7794791U JP2545589Y2 JP 2545589 Y2 JP2545589 Y2 JP 2545589Y2 JP 7794791 U JP7794791 U JP 7794791U JP 7794791 U JP7794791 U JP 7794791U JP 2545589 Y2 JP2545589 Y2 JP 2545589Y2
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exhaust
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JP7794791U
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庄治 岡田
望 今川
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パーティションに、冷
風を作る熱源機器を付設して、冷媒一空気方式のパーソ
ナル空調をできるようにした空調パネルに関し、特に、
OA機器からの排熱をパネルに設けたノズル状排気口か
ら排気流に誘引させることにより、放散させずにパネル
の上方外部に放出するようにした空調パネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近のOA機器を使用する部所では、パ
ーソナル空調を採用するため、パーティションを兼ねる
パネルと熱源機器とを組合せた空調パネルが使用される
ようになってきた。この種の空調パネルは図3に示すよ
うに、パネル21に熱源機器22を収容した熱源機器カ
バー23を組付け、熱源機器カバー23に吸気口24を
設けている。
【0003】そして、室内空気を熱源機器カバーの吸気
口24から吸込んで、一部を凝縮器コイルに通して熱を
捨て、パネル21内の排気ダクトを通してパネル上部の
排気口25から排出させている。また他の吸込み空気を
蒸発器コイルに通して冷風とし、パネル内の冷風ダクト
を通してパネル上部の冷風吹出口26から吹出してい
る。このように吹出された冷風は、OA機器のデスク回
りを冷房し、熱源空気の排気と混合して、再び熱源機器
カバーの吸気口24に戻ってくるようになっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の空調パネルで
は、OA機器の排熱がいったんパーティションで囲まれ
た空間内に放散された後に、熱源機器カバーの吸気口に
入るため、室内の冷風量を多く要するとともに、熱源機
器にとってもデスク回りが負荷になり、エネルギー損失
が大きくなるという問題があった。
【0005】そこで本考案はOA機器からの排熱をデス
ク回りに放散することなくパーティションの外へ放出し
て、熱源機器の負荷を小さくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、吸込んだ空気の一部を熱源機器内の蒸発
器コイルにより冷風にしてパネルの吹出口から吹出すと
ともに、他の吸込み空気を凝縮器コイル排熱して、パネ
ルのノズル状排気口より上方に排出するように構成した
空調パネルにおいて、上記目的を達成したものである。
そのため、OA機器の排熱付近と対向するパネルの部所
に排気風速を大きくできるノズル状排気口を設け、パネ
ル内に熱源機器からの排気通路と冷風吹出通路を設けた
構成としたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、空調パネルではOA機器の
排熱は放散されることなくパネルのノズル状排気口から
の上昇排気流に誘引され、パーティションの上方外部へ
放出される。このため、パーソナル空調用の冷房負荷
は、個人の好みの温度にするための負荷ですみ、さらに
室内の冷風量は少なくてすむこととなる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0009】図に示すように内部が空洞状のパネル1
に、熱源機器2を収容した熱源機器カバー3が組付けら
れている。熱源機器2は、凝縮器コイル2aと蒸発器コ
イル2bとを有していて、吸込口2cから吸込んだ空気
の一部を凝縮器コイル2aで排熱して排気口2dから排
出するとともに、他の吸込み空気を蒸発器コイル2bで
冷風にして、吹出口2eから排出できるようになってい
るパネル1の前面上部に、冷風の吹出口4が設けられ、
OA機器の排熱付近に対向するパネルの部所に、排気風
速を大きくするためのノズル状排気口5が設けられる。
パネル1内は図1(a)に示すように断熱性の良い仕切
り板1bにより2つの通路7a,7bに区分され構成さ
れる。そして、パネル1の吹出口4は、通路7aから熱
源機器カバー3の貫通孔3aを介して熱源機器の吹出口
2eに連通され、吹出口2eからパネルの吹出口4側へ
冷風が吹出されるようになっている。また、パネルのノ
ズル状排気口5は、通路7bから熱源機器カバー3の貫
通孔3bを介して熱源機器2の排気口2dに連通され、
熱源機器2の排気がノズル状排気口5から上方向に排出
されようになっているものである。
【0010】
【考案の効果】本考案の空調パネルでは、OA機器の排
熱は放散されることなく、パネルに設けたノズル状排気
口の排気流に誘引され、排気流とともにパーティション
で囲まれた空間の外に放出されるので、パーソナル空調
用の冷房負荷は個人の好みの温度にするための負荷のみ
ですみ、冷風量も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の空調パネルの前面図
【図2】同空調パネルの側面図
【図3】従来の空調パネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 熱源機器 2a 凝縮器 2b 蒸発器 4 吹出口 5 ノズル状排気口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込んだ空気の一部を熱源機器内の蒸発
    器コイルにより冷風にしてパネルの吹出口から吹出すと
    ともに、他の吸込み空気を凝縮器コイルで排熱して、パ
    ネルのノズル状排気口より上方に排出するように構成し
    た空調パネルにおいて、OA機器の排熱付近と対向する
    パネルの部所に排気風速を大きくできるノズル状排気口
    を設け、パネル内に、パネルのノズル状排気口と熱源機
    器の排気口とを連通する通路と、パネルの吹出口と熱源
    機器の冷風吹出口とを連通する通路とを設けたことを特
    徴とするOA機器の排熱を放出する空調パネル。
JP7794791U 1991-09-26 1991-09-26 Oa機器の排熱を放出する空調パネル Expired - Lifetime JP2545589Y2 (ja)

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JPH0656637U JPH0656637U (ja) 1994-08-05
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