JP2545513B2 - 人工皮革、合成皮革およびビニ−ルシ−ト類の柔軟揉み加工装置 - Google Patents
人工皮革、合成皮革およびビニ−ルシ−ト類の柔軟揉み加工装置Info
- Publication number
- JP2545513B2 JP2545513B2 JP61246735A JP24673586A JP2545513B2 JP 2545513 B2 JP2545513 B2 JP 2545513B2 JP 61246735 A JP61246735 A JP 61246735A JP 24673586 A JP24673586 A JP 24673586A JP 2545513 B2 JP2545513 B2 JP 2545513B2
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- Japan
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- leather
- plate
- synthetic leather
- artificial leather
- vinyl
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は人工皮革、合成皮革およびビニールシート
類の柔軟加工と皺付け加工をなす柔軟揉み加工装置に関
する。
類の柔軟加工と皺付け加工をなす柔軟揉み加工装置に関
する。
従来の技術 合成樹脂材を表面に被覆した人工皮革は、天然皮革に
似たすぐれた性質をもつが、ロールによる型押し、柔軟
仕上などの加工方法では、天然皮革の微細で美しい小皺
や風合をもたせることはできなかつた。そこで、始め人
手による手揉み作業によつて皺付けがなされていたが、
能率があがらなかつた。そこに揉み皺付け機が開発さ
れ、加工能率は飛躍的に増大した。この従来の揉み皺付
機は手揉み原理を発展させたもので、人工皮革シート2
枚、その表面を内側に接面して上下に張架し、この両シ
ートの両側に揉輪を上下にすくなくとも一対対設し、揉
輪を移動してシートを両側より挾持すると共に、両上下
の揉論を接近させ、かつ揉論の両端を支架するクランク
軸を回転し、掴み揉みをなし、柔軟加工と皺付加工とを
なすものであつた。
似たすぐれた性質をもつが、ロールによる型押し、柔軟
仕上などの加工方法では、天然皮革の微細で美しい小皺
や風合をもたせることはできなかつた。そこで、始め人
手による手揉み作業によつて皺付けがなされていたが、
能率があがらなかつた。そこに揉み皺付け機が開発さ
れ、加工能率は飛躍的に増大した。この従来の揉み皺付
機は手揉み原理を発展させたもので、人工皮革シート2
枚、その表面を内側に接面して上下に張架し、この両シ
ートの両側に揉輪を上下にすくなくとも一対対設し、揉
輪を移動してシートを両側より挾持すると共に、両上下
の揉論を接近させ、かつ揉論の両端を支架するクランク
軸を回転し、掴み揉みをなし、柔軟加工と皺付加工とを
なすものであつた。
発明が解決しようとする問題点 従来、前記のように上下に一対の揺動揉輪によりシー
トを握持した後、揺動揉輪を接近し、揺動回転により掴
み揉みをなすものであるから、弧状の強い揉み皺ができ
る。この揉み皺は比較的安価な天然皮革にみられる皺と
同じであつて、高級な天然皮革がもつ皺、風合にはほど
遠いものであつた。また柔軟部分は弧状の荒い揉み皺部
分に限定され、全面に渡るきめ細かな柔軟加工が行えな
かつた。
トを握持した後、揺動揉輪を接近し、揺動回転により掴
み揉みをなすものであるから、弧状の強い揉み皺ができ
る。この揉み皺は比較的安価な天然皮革にみられる皺と
同じであつて、高級な天然皮革がもつ皺、風合にはほど
遠いものであつた。また柔軟部分は弧状の荒い揉み皺部
分に限定され、全面に渡るきめ細かな柔軟加工が行えな
かつた。
この発明は高級な天然皮革における特有の皺付けおよ
び柔軟加工を全面にきめ細かく能率よくなすことのでき
る装置の提供を目的になされたものである。
び柔軟加工を全面にきめ細かく能率よくなすことのでき
る装置の提供を目的になされたものである。
問題を解決するための手段 人工皮革、合成皮革およびビニールシート類を先端よ
り引き出し、その長手方向に対して所要角度で二つ折り
し、該二つ折り部の両側には人工皮革、合成皮革および
ビニールシート類に対して保持が可能な摩擦係数の高い
部材で対応面が設けられた揉み板が対向し、該揉み板の
すくなくとも一方は反対側他方の揉み板に接近移動して
両側より所要圧で挾持すると共に、二つ折り部の折り線
に対して所要巾移動し、人工皮革、合成皮革およびビニ
ールシート類の二つ折り部の折り線を挾圧移動させて折
り揉み皺付けをなす可動揉み板に設けられ、人工皮革、
合成皮革およびビニールシート類は二つ折り部へ、順
次、揉み板の作動に関連し、繰り出しを受けると共に、
二つ折り部から巻き取りを受ける繰り出し巻き取り装置
が設けられてなる、人工皮革、合成皮革およびビニール
シート類の柔軟折り揉み装置にある。
り引き出し、その長手方向に対して所要角度で二つ折り
し、該二つ折り部の両側には人工皮革、合成皮革および
ビニールシート類に対して保持が可能な摩擦係数の高い
部材で対応面が設けられた揉み板が対向し、該揉み板の
すくなくとも一方は反対側他方の揉み板に接近移動して
両側より所要圧で挾持すると共に、二つ折り部の折り線
に対して所要巾移動し、人工皮革、合成皮革およびビニ
ールシート類の二つ折り部の折り線を挾圧移動させて折
り揉み皺付けをなす可動揉み板に設けられ、人工皮革、
合成皮革およびビニールシート類は二つ折り部へ、順
次、揉み板の作動に関連し、繰り出しを受けると共に、
二つ折り部から巻き取りを受ける繰り出し巻き取り装置
が設けられてなる、人工皮革、合成皮革およびビニール
シート類の柔軟折り揉み装置にある。
実施例の説明 以下、この発明を実施例である図面に基づいて説明す
ると、長尺の人工皮革シート15の先端を引き出し、固定
揉み板1上におき、シート15の先端を所要の角度で二つ
折りし、二つ折り部22を構成する。この二つ折り部22の
上方に、対応面がシート15の対応面より摩擦係数が高く
押圧摩擦保持が可能な部材で設けられた可動揉み板2を
対設する。
ると、長尺の人工皮革シート15の先端を引き出し、固定
揉み板1上におき、シート15の先端を所要の角度で二つ
折りし、二つ折り部22を構成する。この二つ折り部22の
上方に、対応面がシート15の対応面より摩擦係数が高く
押圧摩擦保持が可能な部材で設けられた可動揉み板2を
対設する。
前記可動揉み板2は、昇降ピストン支杆4、4と昇降
シリンダー5、5とによつて支持フレーム3には固定揉
み板1に対して押圧可能の昇降自在に支架され、支持フ
レーム3は両端を長孔軸受7、8に支承されると共に支
持フレーム3と連結するピストン支杆10およびシリンダ
ー9の作用で全体を軸受7、8に沿つて所要巾往復移動
可能に装置される。11は滑り部材の一例を示す滑り薄芯
板であつて、上下両面を極度に摩擦系数の少ない材質の
薄板により設けられ、その基端は、移動用シリンダー13
に基端が嵌挿されたピストン支杆12の先端に連結され、
その滑り薄芯板11は人工皮革シート15の二つ折り部22の
重合内面間に差し込まれている。16は繰り出し弛み調整
ウエイトローラ、17は巻き取り弛み調整ウエイトロー
ラ、18、18は繰り出し駆動ローラ、18′、18′は繰り出
し案内ローラ、19、19は巻き取り駆動ローラ、19′は巻
き取り案内ローラ、20は繰り出しロール軸、21は巻き取
りロール軸、22は長尺人工皮革シート15の二つ折り部、
23は二つ折り部の二つ折り曲縁である。
シリンダー5、5とによつて支持フレーム3には固定揉
み板1に対して押圧可能の昇降自在に支架され、支持フ
レーム3は両端を長孔軸受7、8に支承されると共に支
持フレーム3と連結するピストン支杆10およびシリンダ
ー9の作用で全体を軸受7、8に沿つて所要巾往復移動
可能に装置される。11は滑り部材の一例を示す滑り薄芯
板であつて、上下両面を極度に摩擦系数の少ない材質の
薄板により設けられ、その基端は、移動用シリンダー13
に基端が嵌挿されたピストン支杆12の先端に連結され、
その滑り薄芯板11は人工皮革シート15の二つ折り部22の
重合内面間に差し込まれている。16は繰り出し弛み調整
ウエイトローラ、17は巻き取り弛み調整ウエイトロー
ラ、18、18は繰り出し駆動ローラ、18′、18′は繰り出
し案内ローラ、19、19は巻き取り駆動ローラ、19′は巻
き取り案内ローラ、20は繰り出しロール軸、21は巻き取
りロール軸、22は長尺人工皮革シート15の二つ折り部、
23は二つ折り部の二つ折り曲縁である。
この発明の実施例は前述のように構成するから、例え
ば長尺の人工皮革シート15の繰り出しシートロール24か
ら繰り出し、繰り出し案内ローラ18′、18′同弛み調整
ウエイトローラ16、同駆動ローラ18、18を通して固定揉
み板1および可動揉み板2に導き、固定揉み板1上で先
端を上方へシートの長手方向に対して所要の角度で二つ
折りし、二つ折り部22を構成する。重合内面において押
圧接触を受けても摩擦抵抗がすくないときはそのまま実
施例のように押圧接触摩擦抵抗が大きく滑動しないとき
には、滑り薄芯板11を差込み、先端を折曲縁23内面と所
定の間隔で離隔させる。そして二つ折り部22から揉み板
1、2の外方へ引き出される長尺の人工皮革シート15の
先端は、巻き取り駆動ローラ19、19、同弛み調整ウエイ
トローラ17および同案内ローラ19′に掛けてから巻き取
りロール軸21に巻き付ける。それから、図示しないが、
例えば動力装置にスイッチを入れ昇降シリンダー5にエ
アーを送り昇降ピストン支杆4、4の作動で可動揉み板
2を降下させ、該可動揉み板2を所要圧で固定揉み板1
に押し付け、また可動揉み板2を支える支持フレームに
よつてシート15の折曲縁23と直角方向でかつ繰り出し側
へ両側の軸受7、8に沿つて往復移動用シリンダー9お
よびピストン支杆10の作用で往復移動させる。そこで、
人工皮革シート15の二つ折り部22は固定揉み板1と可動
揉み板2との間にあつて、可動揉み板2の移動方向へ折
り揉みされて往復移動する。滑り薄芯板11は前述のよう
に二つ折り部22が移動する際に繰り出し側と巻き取り側
の重合内面が摩擦作用で一体化して停止することを防止
する。そして、繰り出し側は固定揉み板1上に摩擦抵抗
で定位置に保持され、また、巻き取り側は可動揉み板2
上に同じく摩擦抵抗で定位置に保持されるから、可動揉
み板2の移動方向に二つ折り部22の折り線は移動し、往
復移動して折り揉み作動がなされる。滑り薄芯板11も可
動揉み板2の1/2の速度で往復移動する。可動揉み板2
をシート15を挾圧したまま所要回往復移動し、最初の位
置に可動揉み板2および滑り薄芯板11が戻ると夫々停止
する。そして可動揉み板2は昇降ピストン支杆4の作動
で上昇し、人工皮革シート15の二つ折り部22に対しての
押圧作用を解放すると共に、固定揉み板1と所要の間隔
を保持する。ここで、繰り出し駆動ローラ18、18と巻き
取り駆動ローラ19、19とを回転し、折り揉み巾分を新し
く繰り出し、かつ折り揉み巾分を巻き取る。したがつ
て、シート15の二つ折り部22は移動するが、可動揉み板
2が上昇して挾圧を開放したとき、固定揉み板1上の位
置は略定位置になるようになつている。繰り出し弛み調
整ウエイトローラ16および巻き取り弛み調整ウエイトロ
ーラ17は、夫々ロール軸20、21に対して繰り出しと巻き
取りとのシート15の緊張を一定に調整する。このように
して人工皮革シート15の二つ折り部22を両側から挾圧
し、摩擦力によりその折り線を移動させて折り揉みをな
すもである。
ば長尺の人工皮革シート15の繰り出しシートロール24か
ら繰り出し、繰り出し案内ローラ18′、18′同弛み調整
ウエイトローラ16、同駆動ローラ18、18を通して固定揉
み板1および可動揉み板2に導き、固定揉み板1上で先
端を上方へシートの長手方向に対して所要の角度で二つ
折りし、二つ折り部22を構成する。重合内面において押
圧接触を受けても摩擦抵抗がすくないときはそのまま実
施例のように押圧接触摩擦抵抗が大きく滑動しないとき
には、滑り薄芯板11を差込み、先端を折曲縁23内面と所
定の間隔で離隔させる。そして二つ折り部22から揉み板
1、2の外方へ引き出される長尺の人工皮革シート15の
先端は、巻き取り駆動ローラ19、19、同弛み調整ウエイ
トローラ17および同案内ローラ19′に掛けてから巻き取
りロール軸21に巻き付ける。それから、図示しないが、
例えば動力装置にスイッチを入れ昇降シリンダー5にエ
アーを送り昇降ピストン支杆4、4の作動で可動揉み板
2を降下させ、該可動揉み板2を所要圧で固定揉み板1
に押し付け、また可動揉み板2を支える支持フレームに
よつてシート15の折曲縁23と直角方向でかつ繰り出し側
へ両側の軸受7、8に沿つて往復移動用シリンダー9お
よびピストン支杆10の作用で往復移動させる。そこで、
人工皮革シート15の二つ折り部22は固定揉み板1と可動
揉み板2との間にあつて、可動揉み板2の移動方向へ折
り揉みされて往復移動する。滑り薄芯板11は前述のよう
に二つ折り部22が移動する際に繰り出し側と巻き取り側
の重合内面が摩擦作用で一体化して停止することを防止
する。そして、繰り出し側は固定揉み板1上に摩擦抵抗
で定位置に保持され、また、巻き取り側は可動揉み板2
上に同じく摩擦抵抗で定位置に保持されるから、可動揉
み板2の移動方向に二つ折り部22の折り線は移動し、往
復移動して折り揉み作動がなされる。滑り薄芯板11も可
動揉み板2の1/2の速度で往復移動する。可動揉み板2
をシート15を挾圧したまま所要回往復移動し、最初の位
置に可動揉み板2および滑り薄芯板11が戻ると夫々停止
する。そして可動揉み板2は昇降ピストン支杆4の作動
で上昇し、人工皮革シート15の二つ折り部22に対しての
押圧作用を解放すると共に、固定揉み板1と所要の間隔
を保持する。ここで、繰り出し駆動ローラ18、18と巻き
取り駆動ローラ19、19とを回転し、折り揉み巾分を新し
く繰り出し、かつ折り揉み巾分を巻き取る。したがつ
て、シート15の二つ折り部22は移動するが、可動揉み板
2が上昇して挾圧を開放したとき、固定揉み板1上の位
置は略定位置になるようになつている。繰り出し弛み調
整ウエイトローラ16および巻き取り弛み調整ウエイトロ
ーラ17は、夫々ロール軸20、21に対して繰り出しと巻き
取りとのシート15の緊張を一定に調整する。このように
して人工皮革シート15の二つ折り部22を両側から挾圧
し、摩擦力によりその折り線を移動させて折り揉みをな
すもである。
尚、対向する揉み板は両方とも可動揉み板に構成し、
接近挾圧作動と相対折り揉み移動をなす構成としてもよ
く、また可動揉み板の挾圧移動はシート15の繰り出し方
向又は巻き取り方向の片側のみとし、他方側への移動は
シート15と離隔し、シート15の挾圧を解放して戻り作動
をなし、その間に繰り出しと巻き取り作動をなすように
してもよいものである。シート15の二つ折り部22の重合
面に介在される滑り部材は、前記実施例の滑り薄芯板11
に代え、あらかじめシート15に滑りフイルムを添付して
繰り出してもよく、また滑りシートを介在させてもよい
ものである。
接近挾圧作動と相対折り揉み移動をなす構成としてもよ
く、また可動揉み板の挾圧移動はシート15の繰り出し方
向又は巻き取り方向の片側のみとし、他方側への移動は
シート15と離隔し、シート15の挾圧を解放して戻り作動
をなし、その間に繰り出しと巻き取り作動をなすように
してもよいものである。シート15の二つ折り部22の重合
面に介在される滑り部材は、前記実施例の滑り薄芯板11
に代え、あらかじめシート15に滑りフイルムを添付して
繰り出してもよく、また滑りシートを介在させてもよい
ものである。
発明の効果 この発明は前述のようになるものであるから、人工皮
革、合成皮革およびビニールシート類の機械的高速揉み
をなすことができ、このようにして加工された揉み皺は
従来の回転掴み揉みのような不連続の弧状皺と異なつて
高級天然皮革の優雅な微細皺となり、したがつて付価値
の高い皺付が行えるものである。またこの折り揉みによ
り柔軟加工が行え、生地に生じた歪みを除去し、製品加
工の容易化および仕上り品質の向上に多大の効果を奏す
るものである。
革、合成皮革およびビニールシート類の機械的高速揉み
をなすことができ、このようにして加工された揉み皺は
従来の回転掴み揉みのような不連続の弧状皺と異なつて
高級天然皮革の優雅な微細皺となり、したがつて付価値
の高い皺付が行えるものである。またこの折り揉みによ
り柔軟加工が行え、生地に生じた歪みを除去し、製品加
工の容易化および仕上り品質の向上に多大の効果を奏す
るものである。
尚、前記説明で人工皮革とは不織布を床層に、表層を
合成樹脂材で構成した天然皮革と同一又は類似構造のも
のをいい、また合成皮革とはそれが特に床層に織布表層
に合成樹脂材で構成するものをいい、ビニールシート類
とは原材料がビニールである単層シート、布地にビニー
ルを表装したシートおよびその他合成樹脂材シートをい
うこと勿論である。
合成樹脂材で構成した天然皮革と同一又は類似構造のも
のをいい、また合成皮革とはそれが特に床層に織布表層
に合成樹脂材で構成するものをいい、ビニールシート類
とは原材料がビニールである単層シート、布地にビニー
ルを表装したシートおよびその他合成樹脂材シートをい
うこと勿論である。
図面はこの発明の実施例を示すものであつて、第1図は
この折り揉み装置要部の斜視図、第2図は一部切欠き側
面図である。 1……固定揉み板、2……可動揉み板、3……支持フレ
ーム、4……昇降用ピストン支杆、5……昇降用シリン
ダー、7、8……支持杆用長孔軸受、10……移動用ピス
トン支杆、11……滑り薄芯板、12……芯板用移動ピスト
ン支杆、13……往復移動用シリンダー、14……取付板、
15……人工皮革シート、16……繰り出し弛み調整ウエイ
トローラ、17……巻き取り弛み調整ウエイトローラ、1
8、18……繰り出し駆動ローラ、18′、18′……繰り出
し案内ローラ、19、19……巻き取り駆動ローラ、19′…
…巻き取り案内ローラ、20……繰り出しロール軸、21…
…巻き取りロール軸、22……二つ折り部、23……折曲
縁、24……繰り出しシートロール、25……巻き取りシー
トロール。
この折り揉み装置要部の斜視図、第2図は一部切欠き側
面図である。 1……固定揉み板、2……可動揉み板、3……支持フレ
ーム、4……昇降用ピストン支杆、5……昇降用シリン
ダー、7、8……支持杆用長孔軸受、10……移動用ピス
トン支杆、11……滑り薄芯板、12……芯板用移動ピスト
ン支杆、13……往復移動用シリンダー、14……取付板、
15……人工皮革シート、16……繰り出し弛み調整ウエイ
トローラ、17……巻き取り弛み調整ウエイトローラ、1
8、18……繰り出し駆動ローラ、18′、18′……繰り出
し案内ローラ、19、19……巻き取り駆動ローラ、19′…
…巻き取り案内ローラ、20……繰り出しロール軸、21…
…巻き取りロール軸、22……二つ折り部、23……折曲
縁、24……繰り出しシートロール、25……巻き取りシー
トロール。
Claims (4)
- 【請求項1】人工皮革、合成皮革およびビニールシート
類を先端より所要巾引き出し、その長手方向に対して所
要の角度で二つ折りし、該二つ折り部両側には、人工皮
革、合成皮革およびビニールシート類に対して保持が可
能な摩擦係数の高い部材で対応面が設けられた揉み板を
対向し、該揉み板のすくなくとも一方は、反対側の他方
の揉み板に接近移動して両側より所要圧で挾持すると共
に、二つ折り部の折り線に対して所要巾移動し、人工皮
革、合成皮革およびビニールシート類の二つ折り部折り
線を挾圧移動させて折り揉み皺付けをなす可動揉み板に
設けられ、人工皮革、合成皮革およびビニールシート類
は二つ折り部へ、順次、揉み板の作動に関連し繰り出し
を受けると共に、二つ折り部から巻き取りを受ける繰り
出し巻き取り装置が設けられてなる人工皮革、合成皮革
およびビニールシート類の柔軟揉み加工装置。 - 【請求項2】人工皮革、合成皮革およびビニールシート
類の二つ折り部重合内面間に介入し、内面の摩擦抵抗を
減少させる摩擦係数の低い滑り部材を装置したことを特
徴とする第1項記載の人工皮革、合成皮革およびビニー
ルシート類の柔軟揉み加工装置。 - 【請求項3】対向する揉み板は相方が対向側に接近移動
し、人工皮革、合成皮革およびビニールシート類の二つ
折り部を挾持する可動揉み板に設けられることを特徴と
する第1項記載の人工皮革、合成皮革およびビニールシ
ート類の柔軟揉み加工装置。 - 【請求項4】対向する揉み板は相方が二つ折り部の折り
線に対して所要巾相対移動し、人工皮革、合成皮革およ
びビニールシート類の二つ折り部の折り線を挾圧移動さ
せる可動揉み板に設けられることを特徴とする第1項記
載の人工皮革、合成皮革およびビニールシート類の柔軟
揉み加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61246735A JP2545513B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 人工皮革、合成皮革およびビニ−ルシ−ト類の柔軟揉み加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61246735A JP2545513B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 人工皮革、合成皮革およびビニ−ルシ−ト類の柔軟揉み加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105192A JPS63105192A (ja) | 1988-05-10 |
JP2545513B2 true JP2545513B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17152865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61246735A Expired - Lifetime JP2545513B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 人工皮革、合成皮革およびビニ−ルシ−ト類の柔軟揉み加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545513B2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP61246735A patent/JP2545513B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63105192A (ja) | 1988-05-10 |
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