JP2545422Y2 - プリント基板接続構造 - Google Patents
プリント基板接続構造Info
- Publication number
- JP2545422Y2 JP2545422Y2 JP11165591U JP11165591U JP2545422Y2 JP 2545422 Y2 JP2545422 Y2 JP 2545422Y2 JP 11165591 U JP11165591 U JP 11165591U JP 11165591 U JP11165591 U JP 11165591U JP 2545422 Y2 JP2545422 Y2 JP 2545422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- connection structure
- jumper wire
- protruding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子機器に用いられる
プリント基板を割取線で分割したプリント基板接続構造
に関する。
プリント基板を割取線で分割したプリント基板接続構造
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、割り取りプリント基板11a,11b,
11cの端子間を各4本のジャンパーワイヤ2で接続する
プリント基板接続構造では、図3に示す様に、平行で段
違いに固定された2つのプリント基板11a,11cの中継
基板となるプリント基板11bの横方向の位置決めは、幅
の広い2つの切り込み部11dによってガイドされた4本
のジャンパーワイヤ2とプリント基板11b,11c間のジ
ャンパーワイヤ2により行われていた。
11cの端子間を各4本のジャンパーワイヤ2で接続する
プリント基板接続構造では、図3に示す様に、平行で段
違いに固定された2つのプリント基板11a,11cの中継
基板となるプリント基板11bの横方向の位置決めは、幅
の広い2つの切り込み部11dによってガイドされた4本
のジャンパーワイヤ2とプリント基板11b,11c間のジ
ャンパーワイヤ2により行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のプリント基板接続構造は、ジャンパーワイヤによって
位置決めされているので、各プリント基板の位置が不安
定であった。
のプリント基板接続構造は、ジャンパーワイヤによって
位置決めされているので、各プリント基板の位置が不安
定であった。
【0004】また、ジャンパーワイヤが横にずれ易く、
互に接触する危険性があった。
互に接触する危険性があった。
【0005】更に、ジャンパーワイヤにストレスがかか
り切断する恐れがあった。
り切断する恐れがあった。
【0006】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、位置決めが容易で且つずれることなく確実に固定で
きるプリント基板接続構造を提供するところにある。
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、位置決めが容易で且つずれることなく確実に固定で
きるプリント基板接続構造を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案のプリント基板
接続構造は、割取線とスリットによって分割可能に区分
された第1,第2のプリント基板の端子間を、ジャンパ
ーワイヤで接続するプリント基板接続構造であって、第
1のプリント基板の中央部を第2のプリント基板側へ突
出させた第1の突出部と、この第1の突出部の端縁から
ジャンパーワイヤに対向して設けられた切り込み部と、
第1の突出部と係合する第2のプリント基板の凹部とを
備え、ジャンパーワイヤで接続した第1,第2のプリン
ト基板を分割してパターン側へ曲げた場合、第1のプリ
ント基板の第1の突出部と第2のプリント基板の凹部と
が係合し、且つジャンパーワイヤが切り込み部に嵌り込
む様に構成したものである。
接続構造は、割取線とスリットによって分割可能に区分
された第1,第2のプリント基板の端子間を、ジャンパ
ーワイヤで接続するプリント基板接続構造であって、第
1のプリント基板の中央部を第2のプリント基板側へ突
出させた第1の突出部と、この第1の突出部の端縁から
ジャンパーワイヤに対向して設けられた切り込み部と、
第1の突出部と係合する第2のプリント基板の凹部とを
備え、ジャンパーワイヤで接続した第1,第2のプリン
ト基板を分割してパターン側へ曲げた場合、第1のプリ
ント基板の第1の突出部と第2のプリント基板の凹部と
が係合し、且つジャンパーワイヤが切り込み部に嵌り込
む様に構成したものである。
【0008】また、前記第1の突出部と係合し易い様に
第2のプリント基板の凹部を形成する両側の第2の突出
部の内側角に第1の傾斜部と、前記ジャンパーワイヤが
嵌り易い様に第1のプリント基板の切り込み部入口の両
角に第2の傾斜部とを備えたものである。
第2のプリント基板の凹部を形成する両側の第2の突出
部の内側角に第1の傾斜部と、前記ジャンパーワイヤが
嵌り易い様に第1のプリント基板の切り込み部入口の両
角に第2の傾斜部とを備えたものである。
【0009】
【作用】この考案によれば、割取線とスリットによって
分割可能に区分された第1,第2のプリント基板を割取
ってパターン面側へ折り曲げると、第1のプリント基板
の第1の突出部と第2のプリント基板の凹部とが係合
し、ジャンパーワイヤが切り込み部に嵌り込むので、前
記第1の突出部と凹部との係合によって第1,第2のプ
リント基板の横方向の位置が確実に決まり、ジャンパー
ワイヤは切り込み部によりガイドされて所定位置で折り
曲げられる。
分割可能に区分された第1,第2のプリント基板を割取
ってパターン面側へ折り曲げると、第1のプリント基板
の第1の突出部と第2のプリント基板の凹部とが係合
し、ジャンパーワイヤが切り込み部に嵌り込むので、前
記第1の突出部と凹部との係合によって第1,第2のプ
リント基板の横方向の位置が確実に決まり、ジャンパー
ワイヤは切り込み部によりガイドされて所定位置で折り
曲げられる。
【0010】また、第2のプリント基板の凹部角に第1
の傾斜部を備え、且つ第1のプリント基板の切り込み部
に第2の傾斜部を備えているので、第1,第2のプリン
ト基板を分割して折り曲げるときに、両プリント基板は
容易に係合し、ジャンパーワイヤも切り込み部に容易に
嵌り込む。
の傾斜部を備え、且つ第1のプリント基板の切り込み部
に第2の傾斜部を備えているので、第1,第2のプリン
ト基板を分割して折り曲げるときに、両プリント基板は
容易に係合し、ジャンパーワイヤも切り込み部に容易に
嵌り込む。
【0011】
【実施例】この考案に係るプリント基板接続構造の実施
例を図1および図2に基づき説明する。なお従来例と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
例を図1および図2に基づき説明する。なお従来例と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0012】図において、、1は割取り前のプリント基
板であり、第1のプリント基板1a,第2のプリント基
板1bおよび第3のプリント基板1cは、ミシン目形状
の割取線1dとスリット1eおよび割取線1dと同様の
割取線1fによって分割可能に区分されている。
板であり、第1のプリント基板1a,第2のプリント基
板1bおよび第3のプリント基板1cは、ミシン目形状
の割取線1dとスリット1eおよび割取線1dと同様の
割取線1fによって分割可能に区分されている。
【0013】1gは第2のプリント基板1b側へ突き出
した第1の突出部であり、両側部のスリット1eと割取
線1dにより形成されている。1hは切り込み部であ
り、ジャンパーワイヤに対向して設けられ、割取線1d
に面した入口部の両角にはガイドとなる第2の傾斜部1
iが設けられている。1jは第2のプリント基板1bの
凹部であり、第1の突出部1gと対をなし割取り後は双
方が係合する。1kは第1の傾斜部であり、凹部1jを
形成する両側の第2の突出部1mの内側角に設けられ、
凹部1jと第1の突出部1gとの係合時のガイドとな
る。
した第1の突出部であり、両側部のスリット1eと割取
線1dにより形成されている。1hは切り込み部であ
り、ジャンパーワイヤに対向して設けられ、割取線1d
に面した入口部の両角にはガイドとなる第2の傾斜部1
iが設けられている。1jは第2のプリント基板1bの
凹部であり、第1の突出部1gと対をなし割取り後は双
方が係合する。1kは第1の傾斜部であり、凹部1jを
形成する両側の第2の突出部1mの内側角に設けられ、
凹部1jと第1の突出部1gとの係合時のガイドとな
る。
【0014】2はジャンパーワイヤであり、第1,第
2,第3のプリント基板1a,1b,1cに設けられた
孔に差し込まれ導電パターンで形成された端子部(図示
せず)に半田付けされて、各プリント基板を電気的に接
続している。
2,第3のプリント基板1a,1b,1cに設けられた
孔に差し込まれ導電パターンで形成された端子部(図示
せず)に半田付けされて、各プリント基板を電気的に接
続している。
【0015】以上の様に構成した本考案のプリント基板
接続構造では、図1に示すプリント基板1を、例えば割
取線1d部を分割し、続いて割取線1fを分割してお
き、先ず第1のプリント基板1aを所定個所に固定す
る。
接続構造では、図1に示すプリント基板1を、例えば割
取線1d部を分割し、続いて割取線1fを分割してお
き、先ず第1のプリント基板1aを所定個所に固定す
る。
【0016】次に中継基板となる第2のプリント基板1
bをパターン面側に略直角に折り曲げる。これにより、
凹部1jと第1の突出部1gは両傾斜部1kにガイドさ
れて係合し、第2のプリント基板1bは、横方向の位置
決めが確実に行われると共に、第1,第2のプリント基
板1a,1b間に接続された4本のジャンパーワイヤ2
は、夫々の切り込み部1hに第2の傾斜部でガイドされ
て嵌り込み所定位置で折り曲げられる。
bをパターン面側に略直角に折り曲げる。これにより、
凹部1jと第1の突出部1gは両傾斜部1kにガイドさ
れて係合し、第2のプリント基板1bは、横方向の位置
決めが確実に行われると共に、第1,第2のプリント基
板1a,1b間に接続された4本のジャンパーワイヤ2
は、夫々の切り込み部1hに第2の傾斜部でガイドされ
て嵌り込み所定位置で折り曲げられる。
【0017】そして、第3のプリント基板1cは従来と
同様、部品面側に略直角に折り曲げられ、第1のプリン
ト基板1aと略平行に固定される。
同様、部品面側に略直角に折り曲げられ、第1のプリン
ト基板1aと略平行に固定される。
【0018】
【考案の効果】この考案に係るプリント基板接続構造に
よれば、上述のように構成したので、中継基板となる第
2のプリント基板は第1のプリント基板と係合するた
め、横方向の位置決めが容易で、ずれることなく確実に
固定される。
よれば、上述のように構成したので、中継基板となる第
2のプリント基板は第1のプリント基板と係合するた
め、横方向の位置決めが容易で、ずれることなく確実に
固定される。
【0019】また、ジャンパーワイヤは横方向にずれな
いため、互に接触する危険がない。
いため、互に接触する危険がない。
【0020】更に、ジャンパーワイヤはプリント基板を
折り曲げる際に切り込み部の第2の傾斜部によってガイ
ドされてスムーズに嵌り込み、且つ所定位置で折り曲げ
られる。しかも、構造が簡単であって、また、安価に構
成することができるため実施も容易であるなどの優れた
特長を有している。
折り曲げる際に切り込み部の第2の傾斜部によってガイ
ドされてスムーズに嵌り込み、且つ所定位置で折り曲げ
られる。しかも、構造が簡単であって、また、安価に構
成することができるため実施も容易であるなどの優れた
特長を有している。
【図1】本考案におけるプリント基板割取り前の状態を
示す傾斜図である。
示す傾斜図である。
【図2】同プリント基板接続構造を示す傾斜図である。
【図3】従来例のプリント基板接続構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 プリント基板 1a 第1のプリント基板 1b 第2のプリント基板 1c 第3のプリント基板 1d 割取線 1e スリット 1f 割取線 1g 第1の突出部 1h 切り込み部 1i 第2の傾斜部 1j 凹部 1k 第1の傾斜部 1m 第2の突出部 2 ジャンパーワイヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 割取線とスリットによって分割可能に区
分された第1,第2のプリント基板の端子間を、ジャン
パーワイヤで接続するプリント基板接続構造であって、 第1のプリント基板の中央部を第2のプリント基板側へ
突出させた第1の突出部と、この第1の突出部の端縁か
らジャンパーワイヤに対向して設けられた切り込み部
と、第1の突出部と係合する第2のプリント基板の凹部
とを備え、ジャンパーワイヤで接続した第1,第2のプ
リント基板を分割してパターン側へ曲げた場合、第1の
プリント基板の第1の突出部と第2のプリント基板の凹
部とが係合し、且つジャンパーワイヤが切り込み部に嵌
り込む様に構成したことを特徴とするプリント基板接続
構造。 - 【請求項2】 前記第1の突出部と係合し易い様に第2
のプリント基板の凹部を形成する両側の第2の突出部の
内側角に第1の傾斜部と、前記ジャンパーワイヤが嵌り
易い様に第1のプリント基板の切り込み部入口の両角に
第2の傾斜部とを備えたことを特徴とする請求項1記載
のプリント基板接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11165591U JP2545422Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | プリント基板接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11165591U JP2545422Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | プリント基板接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555571U JPH0555571U (ja) | 1993-07-23 |
JP2545422Y2 true JP2545422Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=14566834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11165591U Expired - Lifetime JP2545422Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | プリント基板接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545422Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60026331T8 (de) | 1999-10-01 | 2007-02-01 | Seiko Epson Corp. | Leiterplatte, halbleiter und herstellung, test und gehäuse derselben und systemplatte und elektronikgerät |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP11165591U patent/JP2545422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555571U (ja) | 1993-07-23 |
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