JP2545194Y2 - タイヤ加硫用金型の加熱装置 - Google Patents
タイヤ加硫用金型の加熱装置Info
- Publication number
- JP2545194Y2 JP2545194Y2 JP6153991U JP6153991U JP2545194Y2 JP 2545194 Y2 JP2545194 Y2 JP 2545194Y2 JP 6153991 U JP6153991 U JP 6153991U JP 6153991 U JP6153991 U JP 6153991U JP 2545194 Y2 JP2545194 Y2 JP 2545194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- heating plate
- tire vulcanizing
- heating
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はタイヤ加硫用金型をタイ
ヤ加硫装置に組込むに先立って加熱する装置に関する。
ヤ加硫装置に組込むに先立って加熱する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】タイヤ加硫用金型は通常、タイヤ加硫装
置の中で所定の温度に達するまで加熱される。
置の中で所定の温度に達するまで加熱される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】タイヤ加硫装置にてタ
イヤ加硫用金型が加熱される場合、通常３〜４時間必要
であり、この間タイヤ加硫機はタイヤの生産が不可能で
あり、タイヤ加硫機の生産効率が低下する。本考案は、
金型をタイヤ加硫機にセットする前に、タイヤ加硫機と
は別個の加熱装置により予め所定温度に加熱しておくた
めの金型加熱装置を提供することを目的とするものであ
る。
イヤ加硫用金型が加熱される場合、通常３〜４時間必要
であり、この間タイヤ加硫機はタイヤの生産が不可能で
あり、タイヤ加硫機の生産効率が低下する。本考案は、
金型をタイヤ加硫機にセットする前に、タイヤ加硫機と
は別個の加熱装置により予め所定温度に加熱しておくた
めの金型加熱装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】タイヤ加硫機とは別個の
金型加熱装置を設置し、金型を前もって所定の温度ま
で、加熱することにより、タイヤ加硫機の生産効率を向
上させる。タイヤ加硫機は通常２個の金型を取りつける
ことが可能であるので、このようなタイヤ加硫機に対し
ては加熱装置も同時に２個の金型を加熱できる構造とす
る。
金型加熱装置を設置し、金型を前もって所定の温度ま
で、加熱することにより、タイヤ加硫機の生産効率を向
上させる。タイヤ加硫機は通常２個の金型を取りつける
ことが可能であるので、このようなタイヤ加硫機に対し
ては加熱装置も同時に２個の金型を加熱できる構造とす
る。
【０００５】
【作用】待機位置で台車の下部加熱板の上にタイヤ加硫
用金型を載せ、台車を加熱位置に移動させる。上部加熱
板をタイヤ加硫用金型の上に降下させ、同時にタイヤ加
硫用金型の周囲をヒートシールドで囲み、上下の加熱板
により金型を加熱する。加熱された金型は再び待機位置
に移動させられ、クレーン等でタイヤ加硫機にセットさ
れる。
用金型を載せ、台車を加熱位置に移動させる。上部加熱
板をタイヤ加硫用金型の上に降下させ、同時にタイヤ加
硫用金型の周囲をヒートシールドで囲み、上下の加熱板
により金型を加熱する。加熱された金型は再び待機位置
に移動させられ、クレーン等でタイヤ加硫機にセットさ
れる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１，図２について説明す
る。図において、１はフレーム、２はビーム、３は昇降
シリンダー、４は上部加熱板、５はガイド装置、６はビ
ートシールド、７はタイヤ加硫用金型、８は台車、９は
下部加熱板、１０は車輪、１１はレール、１２は台車移
動用シリンダー、２個の同型の上部加熱板４はビーム２
に固定されており、ビーム２はフレーム１をガイドとし
て昇降可能であるこれはフレーム１に取り付けられた昇
降シリンダー３とガイド装置５により昇降動作が実現さ
れる。ヒートシールド６は金型７の加熱時の熱放散を減
少させるために準備されたものであり、ビーム２に取り
つけられている。２個の同型の下部加熱板９は台車８に
固定されており、台車はレール１１をガイドとして車輪
１０が回転することにより前進又は後退が可能である。
この動作は、台車移動用シリンダー１２により実現され
る。上部加熱板４及び下部加熱板９は、所定の圧力の蒸
気をパイプ配管及びホース等をその内部に導入すること
により、所定の温度及び容量を確保している。これらの
加熱時間の計測のためタイマー及び温度の時間的経過を
監視するため温度記録計（図示せず）も準備されてい
る。
る。図において、１はフレーム、２はビーム、３は昇降
シリンダー、４は上部加熱板、５はガイド装置、６はビ
ートシールド、７はタイヤ加硫用金型、８は台車、９は
下部加熱板、１０は車輪、１１はレール、１２は台車移
動用シリンダー、２個の同型の上部加熱板４はビーム２
に固定されており、ビーム２はフレーム１をガイドとし
て昇降可能であるこれはフレーム１に取り付けられた昇
降シリンダー３とガイド装置５により昇降動作が実現さ
れる。ヒートシールド６は金型７の加熱時の熱放散を減
少させるために準備されたものであり、ビーム２に取り
つけられている。２個の同型の下部加熱板９は台車８に
固定されており、台車はレール１１をガイドとして車輪
１０が回転することにより前進又は後退が可能である。
この動作は、台車移動用シリンダー１２により実現され
る。上部加熱板４及び下部加熱板９は、所定の圧力の蒸
気をパイプ配管及びホース等をその内部に導入すること
により、所定の温度及び容量を確保している。これらの
加熱時間の計測のためタイマー及び温度の時間的経過を
監視するため温度記録計（図示せず）も準備されてい
る。
【０００７】次に本装置の動作について説明する。加熱
すべき金型７は台車の待機位置で上方より、クレーン又
はフォークリフトを利用して、下部加熱板９上に設置さ
れる。金型７との干渉をさけるため、上部加熱板４は上
昇位置へ移動する。台車８は、台車移動用シリンダー１
２の作動により、加熱位置へ移動する。加熱位置では、
上部加熱板４、ヒートシールド６、金型７、下部加熱板
９が、同一中心上に位置するものとする。
すべき金型７は台車の待機位置で上方より、クレーン又
はフォークリフトを利用して、下部加熱板９上に設置さ
れる。金型７との干渉をさけるため、上部加熱板４は上
昇位置へ移動する。台車８は、台車移動用シリンダー１
２の作動により、加熱位置へ移動する。加熱位置では、
上部加熱板４、ヒートシールド６、金型７、下部加熱板
９が、同一中心上に位置するものとする。
【０００８】上部加熱板４及びヒートシールド６は、上
部加熱板４の下面が金型７の上面に接する下降位置まで
下降し、停止する。この位置においてタイマーを必要時
間設定し、金型加熱を開始する。又、この位置では、上
部加熱板４及び下部加熱板９より発する熱を有効に金型
７に加えるため、ヒートシールド６が金型７をおおい、
放散熱量を少なくするように工夫されている。加熱終了
した金型７は上記と逆の操作にて、本装置より取り出さ
れる。
部加熱板４の下面が金型７の上面に接する下降位置まで
下降し、停止する。この位置においてタイマーを必要時
間設定し、金型加熱を開始する。又、この位置では、上
部加熱板４及び下部加熱板９より発する熱を有効に金型
７に加えるため、ヒートシールド６が金型７をおおい、
放散熱量を少なくするように工夫されている。加熱終了
した金型７は上記と逆の操作にて、本装置より取り出さ
れる。
【０００９】このような本装置を使用することにより、
下記のように、タイヤ加硫機の生産効率を約５％程向上
することが可能となった。（３日に１度金型交換すると
仮定して） ３時間／３日×２４時間×０．９≒０．０５
下記のように、タイヤ加硫機の生産効率を約５％程向上
することが可能となった。（３日に１度金型交換すると
仮定して） ３時間／３日×２４時間×０．９≒０．０５
【００１０】
【考案の効果】本考案によるタイヤ加硫用金型の加熱装
置は、昇降可能なビームの下面に取付けられた上部加熱
板及びヒートシールドと、前記上部加熱板の下方の加熱
位置と同加熱位置側方の待機位置との間を移動可能な台
車と、前記台車の上面に取付けられた下部加熱板とを具
え、前記上部加熱板と下部加熱板との間でタイヤ加硫用
金型を加熱するように構成したことにより、次の効果を
有する。
置は、昇降可能なビームの下面に取付けられた上部加熱
板及びヒートシールドと、前記上部加熱板の下方の加熱
位置と同加熱位置側方の待機位置との間を移動可能な台
車と、前記台車の上面に取付けられた下部加熱板とを具
え、前記上部加熱板と下部加熱板との間でタイヤ加硫用
金型を加熱するように構成したことにより、次の効果を
有する。
【００１１】タイヤ加硫機内で金型を所要温度にまで加
熱する必要がないので、金型加熱に要する時間（通常
３，４時間）が不要となり、タイヤ加硫機の生産性が向
上する。
熱する必要がないので、金型加熱に要する時間（通常
３，４時間）が不要となり、タイヤ加硫機の生産性が向
上する。
【図１】本考案の実施例の正面図である。
【図２】図１の側面図である。
２ ビーム ４ 上部加熱板 ６ ヒートシールド ７ タイヤ加硫用金型 ８ 台車 ９ 下部加熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 30:00
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降可能なビームの下面に取付けられた
上部加熱板及びヒートシールドと、前記上部加熱板下方
の加熱位置と同加熱位置側方の待機位置との間を移動可
能な台車と、前記台車の上面に取付けられた下部加熱板
とを具え、前記上部加熱板と下部加熱板との間でタイヤ
加硫用金型を加熱するように構成したことを特徴とする
タイヤ加硫用金型の加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6153991U JP2545194Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | タイヤ加硫用金型の加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6153991U JP2545194Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | タイヤ加硫用金型の加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513709U JPH0513709U (ja) | 1993-02-23 |
| JP2545194Y2 true JP2545194Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13174021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6153991U Expired - Lifetime JP2545194Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | タイヤ加硫用金型の加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545194Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112014000988A5 (de) * | 2013-02-26 | 2016-02-18 | Harburg-Freudenberger Maschinenbau Gmbh | Vorrichtung zum Vorheizen von mindestens einer Form |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6153991U patent/JP2545194Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0513709U (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970318 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |