JP2545103Y2 - スライド操作式鋏 - Google Patents
スライド操作式鋏Info
- Publication number
- JP2545103Y2 JP2545103Y2 JP1993051812U JP5181293U JP2545103Y2 JP 2545103 Y2 JP2545103 Y2 JP 2545103Y2 JP 1993051812 U JP1993051812 U JP 1993051812U JP 5181293 U JP5181293 U JP 5181293U JP 2545103 Y2 JP2545103 Y2 JP 2545103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pusher
- scissors
- slide
- scissor body
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スライド操作式鋏に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋏の作用点を指で支持して扱うよ
うにした洋鋏や和鋏が一般的に使われている。
うにした洋鋏や和鋏が一般的に使われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、例えば、糸や
紐の切断のように切断軌跡を余り問題にしない場合で
も、指先で鋏を開閉操作せざるを得ないため、もっと簡
単な操作でワンタッチ式に切断できるようなものが欲し
いという要請があった。また、例えば、包帯を解くため
に切断する場合には、包帯の下に差し込んだ鋏の刃のみ
ねが皮膚を強く凹ますことになって都合が悪く、かつ鋏
の開閉操作も難しいという問題があった。
紐の切断のように切断軌跡を余り問題にしない場合で
も、指先で鋏を開閉操作せざるを得ないため、もっと簡
単な操作でワンタッチ式に切断できるようなものが欲し
いという要請があった。また、例えば、包帯を解くため
に切断する場合には、包帯の下に差し込んだ鋏の刃のみ
ねが皮膚を強く凹ますことになって都合が悪く、かつ鋏
の開閉操作も難しいという問題があった。
【0004】そこで、本考案は、鋏を握りケース内に収
納するとともに、スライド式の簡単な操作で鋏を開閉動
できるようにして鋏の安全性と操作性の向上を図ること
を、解決すべき技術的課題とする。
納するとともに、スライド式の簡単な操作で鋏を開閉動
できるようにして鋏の安全性と操作性の向上を図ること
を、解決すべき技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、以下のよう
なスライド操作式鋏を創り出した。すなわち、請求項1
の考案では、開閉動可能な鋏体を握りケースに収納し、
その握りケースには前記鋏体に連結するプッシャをスラ
イド自在に設けるとともにその鋏体が摺接する案内部を
形成し、前記プッシャが前記鋏体を前方に移動させるよ
うにスライド操作された際、その鋏体が前記案内部に案
内されて閉動するように構成したことを特徴としてい
る。
なスライド操作式鋏を創り出した。すなわち、請求項1
の考案では、開閉動可能な鋏体を握りケースに収納し、
その握りケースには前記鋏体に連結するプッシャをスラ
イド自在に設けるとともにその鋏体が摺接する案内部を
形成し、前記プッシャが前記鋏体を前方に移動させるよ
うにスライド操作された際、その鋏体が前記案内部に案
内されて閉動するように構成したことを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2の考案では、開閉動可能な
鋏体を握りケースに出没自在に収納し、その握りケース
には前記鋏体に連結する第1プッシャをスライド自在に
設け、前記第1プッシャには第1プッシャに対し変位可
能に形成され前記鋏体の当接部を押動してその鋏体を開
閉動させ得る第2プッシャをスライド自在に装着し、こ
の第2プッシャが前記当接部を押動する方向にスライド
操作された際、前記鋏体が閉動するように構成したこと
を特徴としている。
鋏体を握りケースに出没自在に収納し、その握りケース
には前記鋏体に連結する第1プッシャをスライド自在に
設け、前記第1プッシャには第1プッシャに対し変位可
能に形成され前記鋏体の当接部を押動してその鋏体を開
閉動させ得る第2プッシャをスライド自在に装着し、こ
の第2プッシャが前記当接部を押動する方向にスライド
操作された際、前記鋏体が閉動するように構成したこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1の考案によると、スライド操作式鋏を
被切断物に当てた後、プッシャをスライド操作すれば、
鋏体がプッシャに従動するとともに案内部に摺接して刃
先を閉じ、被切断物が切断される。切断後は、プッシャ
を逆方向にスライドさせて鋏体を握りケース内の初期位
置に戻す。
被切断物に当てた後、プッシャをスライド操作すれば、
鋏体がプッシャに従動するとともに案内部に摺接して刃
先を閉じ、被切断物が切断される。切断後は、プッシャ
を逆方向にスライドさせて鋏体を握りケース内の初期位
置に戻す。
【0008】請求項2の考案によると、第1プッシャを
スライドさせて鋏体の刃先に被切断物に当てた後、第2
プッシャをスライドさせれば、鋏体が第2プッシャに押
されて刃先を閉じ、被切断物が切断される。切断後は、
第2プッシャを戻して鋏体を閉じ、さらに第1プッシャ
を逆方向にスライドさせて鋏体を握りケースに収納す
る。
スライドさせて鋏体の刃先に被切断物に当てた後、第2
プッシャをスライドさせれば、鋏体が第2プッシャに押
されて刃先を閉じ、被切断物が切断される。切断後は、
第2プッシャを戻して鋏体を閉じ、さらに第1プッシャ
を逆方向にスライドさせて鋏体を握りケースに収納す
る。
【0009】
【実施例】本考案の第1実施例を図1〜図7を参照して
説明する。図1にはスライド操作式鋏1aの鋏体2aが
刃先を閉じている状態が示され、図2には鋏体2aが握
りケース3a内に没入している状態が示され、図3には
スライド操作式鋏1aの内部が示されている。図3及び
図4に示すように、スライド操作式鋏1aの握りケース
3aは、上ケース4と下ケース5との二つ割り構造で、
やや偏平に形成されている。上下両ケース4,5には図
示形状の案内部4a,5aが凹設され、この案内部4
a,5aに和鋏状の鋏体2aが長手方向にスライド自在
に装着されている。上下両ケース4,5の先端部には、
細幅のスリット4b,5bと、そのスリット4b,5b
より幅広の開口部4c,5cとが形成され、鋏体2aが
開口部4c,5cから刃先を突出させ得るようになって
いる(図1参照)。
説明する。図1にはスライド操作式鋏1aの鋏体2aが
刃先を閉じている状態が示され、図2には鋏体2aが握
りケース3a内に没入している状態が示され、図3には
スライド操作式鋏1aの内部が示されている。図3及び
図4に示すように、スライド操作式鋏1aの握りケース
3aは、上ケース4と下ケース5との二つ割り構造で、
やや偏平に形成されている。上下両ケース4,5には図
示形状の案内部4a,5aが凹設され、この案内部4
a,5aに和鋏状の鋏体2aが長手方向にスライド自在
に装着されている。上下両ケース4,5の先端部には、
細幅のスリット4b,5bと、そのスリット4b,5b
より幅広の開口部4c,5cとが形成され、鋏体2aが
開口部4c,5cから刃先を突出させ得るようになって
いる(図1参照)。
【0010】また、図4及び図5に示すように、上ケー
ス4の上面には蟻形のスライド溝4dが形成され、スラ
イド溝4dの底面には案内部4aと連通する長穴4eが
スライド溝4dと平行に延びている。このスライド溝4
dに横断面略台形の細長いプッシャ6がスライド自在に
嵌め込まれるようになっていて、図6に示すように、プ
ッシャ6の後端部には鋏体2aの基端部を把持する把持
爪6aが突設され、プッシャ6の上面には滑り止め用の
凹凸が形成されている。すなわち、このプッシャ6は、
長穴4eを貫通する把持爪6aを介して鋏体2aと連結
される。
ス4の上面には蟻形のスライド溝4dが形成され、スラ
イド溝4dの底面には案内部4aと連通する長穴4eが
スライド溝4dと平行に延びている。このスライド溝4
dに横断面略台形の細長いプッシャ6がスライド自在に
嵌め込まれるようになっていて、図6に示すように、プ
ッシャ6の後端部には鋏体2aの基端部を把持する把持
爪6aが突設され、プッシャ6の上面には滑り止め用の
凹凸が形成されている。すなわち、このプッシャ6は、
長穴4eを貫通する把持爪6aを介して鋏体2aと連結
される。
【0011】さて、上記の構成のスライド操作式鋏1a
を使用するときには、図7に示すように、握りケース3
を握ってプッシャ6を親指で前方にスライドさせる。す
ると、鋏体2aはプッシャ6に従動して前方に移動し、
握りケース3から突出する。このとき、鋏体2aは案内
部4a,5aに摺接しているためその姿勢が規制され、
突出し始めは刃先を開いているが、突出が終わった状態
においては刃先を完全に閉じるようになっている(図1
参照)。なお、鋏体2aは和鋏と同様に開き状態に付勢
されているから、プッシャ6を往復スライドさせるだけ
で、鋏体2aの刃先を開閉動させることができる。
を使用するときには、図7に示すように、握りケース3
を握ってプッシャ6を親指で前方にスライドさせる。す
ると、鋏体2aはプッシャ6に従動して前方に移動し、
握りケース3から突出する。このとき、鋏体2aは案内
部4a,5aに摺接しているためその姿勢が規制され、
突出し始めは刃先を開いているが、突出が終わった状態
においては刃先を完全に閉じるようになっている(図1
参照)。なお、鋏体2aは和鋏と同様に開き状態に付勢
されているから、プッシャ6を往復スライドさせるだけ
で、鋏体2aの刃先を開閉動させることができる。
【0012】従って、本実施例のスライド操作式鋏1a
では、従来の鋏のように鋏の作用点を指先で支持して開
閉操作する必要がなく、プッシャ6を親指で前方にスラ
イドさせるだけで切断作業が迅速かつ安全に行える。こ
のとき、スリット4b,5bは被切断物を刃面に対し略
垂直に支持するガイドになっている。しかも、握りケー
ス3が偏平に形成されいるから、例えば、包帯と皮膚と
の間に斜めに差し込んで包帯を切断することが容易にで
き、皮膚を傷つけるおそれがない。
では、従来の鋏のように鋏の作用点を指先で支持して開
閉操作する必要がなく、プッシャ6を親指で前方にスラ
イドさせるだけで切断作業が迅速かつ安全に行える。こ
のとき、スリット4b,5bは被切断物を刃面に対し略
垂直に支持するガイドになっている。しかも、握りケー
ス3が偏平に形成されいるから、例えば、包帯と皮膚と
の間に斜めに差し込んで包帯を切断することが容易にで
き、皮膚を傷つけるおそれがない。
【0013】次に、第2実施例について説明する。図8
及び図9に示すように、スライド操作式鋏1bの握りケ
ース3bには、図示形状の案内部7aが凹設され、案内
部7aに鋏体2bが前後移動可能に装着されている。鋏
体2bは支軸8a回りに回動自在に形成され、かつスプ
リング8bによって開き方向に付勢された状態で連結棒
8cに連結されている。連結棒8cは握りケース3b内
で前後移動できるようになっていて、連結棒8cの後端
部は、握りケース3bの側部に形成された長穴7bにス
ライド自在に係合しているプッシャ9に連結されてい
る。なお、案内部7aは、摺接する鋏体2bが刃先を閉
じるように先端に向かって幅が狭くなっていて、かつ鋏
体2bの刃先を露出させ得るスリット7cが形成されて
いる。
及び図9に示すように、スライド操作式鋏1bの握りケ
ース3bには、図示形状の案内部7aが凹設され、案内
部7aに鋏体2bが前後移動可能に装着されている。鋏
体2bは支軸8a回りに回動自在に形成され、かつスプ
リング8bによって開き方向に付勢された状態で連結棒
8cに連結されている。連結棒8cは握りケース3b内
で前後移動できるようになっていて、連結棒8cの後端
部は、握りケース3bの側部に形成された長穴7bにス
ライド自在に係合しているプッシャ9に連結されてい
る。なお、案内部7aは、摺接する鋏体2bが刃先を閉
じるように先端に向かって幅が狭くなっていて、かつ鋏
体2bの刃先を露出させ得るスリット7cが形成されて
いる。
【0014】上記の構成のスライド操作式鋏1bでは、
プッシャ9を指で前方にスライドさせると、鋏体2bは
スリット7cから刃先を露出させるとともに案内部7a
に案内されて刃先を閉じ(図9参照)、プッシャ9を指
で後方にスライドさせると、鋏体2bはスプリング8b
によって刃先を開く(図8参照)。従って、スリット7
cに差し込まれた被切断物をワンタッチ式操作で切断す
ることができる。
プッシャ9を指で前方にスライドさせると、鋏体2bは
スリット7cから刃先を露出させるとともに案内部7a
に案内されて刃先を閉じ(図9参照)、プッシャ9を指
で後方にスライドさせると、鋏体2bはスプリング8b
によって刃先を開く(図8参照)。従って、スリット7
cに差し込まれた被切断物をワンタッチ式操作で切断す
ることができる。
【0015】次に、第3実施例について説明する。図1
0に示すスライド操作式鋏1eは、前述の第1実施例の
スライド操作式鋏1aとほぼ同様の構成であるが、ゴム
等の弾性部材でL字状に成形されたプッシャ19を備え
ており、プッシャ19が握りケース3eの隣接する二面
(この場合、一方が曲面となっている。)に密着した状
態で摺動できるようになっている。従って、このスライ
ド操作式鋏1eは縦横いずれの姿勢で使用してもスライ
ド操作がし易いものとなっている。
0に示すスライド操作式鋏1eは、前述の第1実施例の
スライド操作式鋏1aとほぼ同様の構成であるが、ゴム
等の弾性部材でL字状に成形されたプッシャ19を備え
ており、プッシャ19が握りケース3eの隣接する二面
(この場合、一方が曲面となっている。)に密着した状
態で摺動できるようになっている。従って、このスライ
ド操作式鋏1eは縦横いずれの姿勢で使用してもスライ
ド操作がし易いものとなっている。
【0016】次に、第4実施例について説明する。図1
1に示すスライド操作式鋏1fは、第1実施例のスライ
ド操作式鋏1aと比べプッシャ20の取付位置を変更し
たものである。すなわち、握りケース3fのスリット2
1形成面に対してほぼ直交する外周面(図示上面)に、
長穴22とスライド溝23とが設けられている。そし
て、スライド溝23に沿ってスライドするプッシャ20
は鋏体2fの基端部に連結され、鋏体2fが図示省略の
案内溝に摺接するようになっている。なお、プッシャ2
0の上面は指での操作がし易いように湾曲した凹面とな
っている。
1に示すスライド操作式鋏1fは、第1実施例のスライ
ド操作式鋏1aと比べプッシャ20の取付位置を変更し
たものである。すなわち、握りケース3fのスリット2
1形成面に対してほぼ直交する外周面(図示上面)に、
長穴22とスライド溝23とが設けられている。そし
て、スライド溝23に沿ってスライドするプッシャ20
は鋏体2fの基端部に連結され、鋏体2fが図示省略の
案内溝に摺接するようになっている。なお、プッシャ2
0の上面は指での操作がし易いように湾曲した凹面とな
っている。
【0017】次に、第5実施例について説明する。図1
2に示すように、静刃30と動刃31とからなる鋏体2
gは、支軸32を介して第1プッシャ33に連結され、
握りケース(図示省略)に設けられたスライド溝34内
をスライドできるようになっている。第1プッシャ33
には第2プッシャ33aが第1プッシャ33のスライド
方向にスライド可能に装着され、第2プッシャ33aの
下面に形成された半球状突部33bが動刃31の背面に
形成された当接部31aに当接している。すなわち、こ
の当接部31aは図示形状のカム面を構成しており、カ
ム面上を突部33bが摺動するとそれに応じて動刃31
が支軸32回りに回動するようになっている。なお、図
示していないが、前記握りケースの外観は前述の第4実
施例の握りケース3fとほぼ同様に形成され、また第1
プッシャ33はその握りケースに形成された長穴に沿っ
てスライド可能に形成され、しかも相互に係合している
第1プッシャ33と第2プッシャ33aとはその長穴の
形状によって両者の位置関係(相対スライド)が規制さ
れている。つまり、鋏体2gが握りケースの先端位置ま
でスライドしたとき、その位置での第2プッシャ33a
に対応する前記長穴の部分が他より幅広に形成されてい
て、その幅広の分だけ弾性変形が可能となった第2プッ
シャ33aは第1プッシャ33との係合が外れ、第1プ
ッシャ33に対して相対スライドが可能となるように構
成されている。
2に示すように、静刃30と動刃31とからなる鋏体2
gは、支軸32を介して第1プッシャ33に連結され、
握りケース(図示省略)に設けられたスライド溝34内
をスライドできるようになっている。第1プッシャ33
には第2プッシャ33aが第1プッシャ33のスライド
方向にスライド可能に装着され、第2プッシャ33aの
下面に形成された半球状突部33bが動刃31の背面に
形成された当接部31aに当接している。すなわち、こ
の当接部31aは図示形状のカム面を構成しており、カ
ム面上を突部33bが摺動するとそれに応じて動刃31
が支軸32回りに回動するようになっている。なお、図
示していないが、前記握りケースの外観は前述の第4実
施例の握りケース3fとほぼ同様に形成され、また第1
プッシャ33はその握りケースに形成された長穴に沿っ
てスライド可能に形成され、しかも相互に係合している
第1プッシャ33と第2プッシャ33aとはその長穴の
形状によって両者の位置関係(相対スライド)が規制さ
れている。つまり、鋏体2gが握りケースの先端位置ま
でスライドしたとき、その位置での第2プッシャ33a
に対応する前記長穴の部分が他より幅広に形成されてい
て、その幅広の分だけ弾性変形が可能となった第2プッ
シャ33aは第1プッシャ33との係合が外れ、第1プ
ッシャ33に対して相対スライドが可能となるように構
成されている。
【0018】従って、上記の構成のスライド操作式鋏1
gにおいては、先ず、第1プッシャ33をスライドさせ
て鋏体2gの刃先を握りケースから露出させ、その後、
さらに第2プッシャ33aをスライドさせると、図12
(b)参照、当接部31aが突部33bに押されるため
動刃31が回転し、鋏体2gが閉じ動作をする。使用後
には、第2プッシャ33aを第1プッシャ33側に引き
寄せれば動刃31が逆方向に回転する。その後、第1プ
ッシャ33をスライドさせて鋏体2gを握りケース内に
収納する。
gにおいては、先ず、第1プッシャ33をスライドさせ
て鋏体2gの刃先を握りケースから露出させ、その後、
さらに第2プッシャ33aをスライドさせると、図12
(b)参照、当接部31aが突部33bに押されるため
動刃31が回転し、鋏体2gが閉じ動作をする。使用後
には、第2プッシャ33aを第1プッシャ33側に引き
寄せれば動刃31が逆方向に回転する。その後、第1プ
ッシャ33をスライドさせて鋏体2gを握りケース内に
収納する。
【0019】なお、上記の第1〜第5の各実施例の他、
当業者の知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本考
案を実施し得ることは勿論である。
当業者の知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本考
案を実施し得ることは勿論である。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のスライド
操作式鋏によれば、プッシャをスライドさせるだけで被
切断物の切断ができるから操作が極めて簡単である。ま
た、鋏体を握りケース内に収納できるから安全性が高
い。
操作式鋏によれば、プッシャをスライドさせるだけで被
切断物の切断ができるから操作が極めて簡単である。ま
た、鋏体を握りケース内に収納できるから安全性が高
い。
【図1】第1実施例のスライド操作式鋏の刃先が閉じた
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図2】第1実施例のスライド操作式鋏の刃先が没入し
た状態を示す正面図である。
た状態を示す正面図である。
【図3】第1実施例のスライド操作式鋏の内部を示す図
である。
である。
【図4】第1実施例の握りケースを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】図4のA−A断面を示す図である。
【図6】第1実施例のプッシャを示す斜視図である。
【図7】第1実施例のスライド操作式鋏の使用状態を説
明する図である。
明する図である。
【図8】第2実施例のスライド操作式鋏の刃先が開いた
状態を示す要部破断正面図である。
状態を示す要部破断正面図である。
【図9】第2実施例のスライド操作式鋏の刃先が閉じた
状態を示す要部破断正面図である。
状態を示す要部破断正面図である。
【図10】第3実施例のスライド操作式鋏を示す斜視図
である。
である。
【図11】第4実施例のスライド操作式鋏を示す斜視図
である。
である。
【図12】第5実施例のスライド操作式鋏を説明する図
であり、(a)は刃先が開いた状態を示し、(b)は刃
先が閉じた状態を示している。
であり、(a)は刃先が開いた状態を示し、(b)は刃
先が閉じた状態を示している。
1a,1b,1e,1f,1g スライド操作式鋏 2a,2b,2e,2f,2g 鋏体 3a,3b,3e,3f 握りケース 6,9,19,20 プッシャ 4a,5a,7a 案内部 33 第1プッシャ 33a 第2プッシャ
Claims (2)
- 【請求項1】 開閉動可能な鋏体を握りケースに収納
し、その握りケースには前記鋏体に連結するプッシャを
スライド自在に設けるとともにその鋏体が摺接する案内
部を形成し、前記プッシャが前記鋏体を前方に移動させ
るようにスライド操作された際、その鋏体が前記案内部
に案内されて閉動するように構成したスライド操作式
鋏。 - 【請求項2】 開閉動可能な鋏体を握りケースに出没自
在に収納し、その握りケースには前記鋏体に連結する第
1プッシャをスライド自在に設け、前記第1プッシャに
は第1プッシャに対し変位可能に形成され前記鋏体の当
接部を押動してその鋏体を開閉動させ得る第2プッシャ
をスライド自在に装着し、この第2プッシャが前記当接
部を押動する方向にスライド操作された際、前記鋏体が
閉動するように構成したスライド操作式鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051812U JP2545103Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | スライド操作式鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051812U JP2545103Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | スライド操作式鋏 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720168U JPH0720168U (ja) | 1995-04-11 |
JP2545103Y2 true JP2545103Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12897327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993051812U Expired - Lifetime JP2545103Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | スライド操作式鋏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545103Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077884Y2 (ja) * | 1989-01-10 | 1995-03-01 | 鈴木刃物工業株式会社 | 鋏 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP1993051812U patent/JP2545103Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720168U (ja) | 1995-04-11 |
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