JP2544246Y2 - クリーンベンチ - Google Patents

クリーンベンチ

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JP2544246Y2
JP2544246Y2 JP1990105555U JP10555590U JP2544246Y2 JP 2544246 Y2 JP2544246 Y2 JP 2544246Y2 JP 1990105555 U JP1990105555 U JP 1990105555U JP 10555590 U JP10555590 U JP 10555590U JP 2544246 Y2 JP2544246 Y2 JP 2544246Y2
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clean bench
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忠久 佐賀
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、内部に構成した清浄な作業室内で精密機器
の組立てや医薬品の製造を行うためのクリーンベンチの
改良構成に関する。
(ロ)従来の技術 従来のこの種クリーンベンチは例えば実開昭62−9362
6号公報に示されるように、半導体などの微細なものの
製造や検査、精密機器の組立て、バイオ技術の実験等に
用いるために、内部に構成した作業室内に高性能(HEP
A)フィルターにて塵埃等を除去した清浄空気を供給す
ることによって作業室内に清浄空間を形成している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 係るクリーンベンチには当然に電源スイッチ等の各種
制御スイッチや、器具を駆動するための電源コンセン
ト、或るいは加熱・溶接作業等に必要となるガスのター
ミナルに代表される作業用の端末部を設ける必要があ
り、従来ではこれらがクリーンベンチの外側面や前面に
配設されていた。
その為、これら端末部を操作するためには作業室内に
差し入れていた手を、一旦作業室外に出してから行い、
又、手を作業室内に戻す等の動作が必要になり、その
為、外部から細菌や塵埃が作業室内に進入し易くなり、
室内の清浄度が悪化し、細菌の繁殖等も発生する危険性
があった。
本考案は、係る課題を解決することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、フレームの内部に構成される作業室内を清
浄空間とするクリーンベンチにおいて、前記作業室内に
面した同一の壁面に、作業に必要とされるすべての端末
部を配置するとともに、前記端末部の外部への引出部を
前記フレームの後端に凹ませて形成したものである。
(ホ)作用 本考案によれば各種スイッチの操作やガス管の接続等
の操作を作業室内に手を差し入れたまま行うことができ
るようになるとともに、外部に引き出される引出部が邪
魔になることとないようにしている。
(ヘ)実施例 次に図面に基づいて実施例を説明する。第1図は本考
案のクリーンベンチ1の正面図、第2図はスライドガラ
ス2を開けた状態のクリーンベンチ1の斜視図、第3図
は第1図のA−A線断面図、第4図は同B−B線断面
図、第5図はクリーンベンチ1の後方斜視図、第6図は
同側面図である。
クリーンベンチ1は、前方に開口3を有したフレーム
4内部に作業室5が構成されており、この作業室5の天
部に塵埃や細菌等を吸着する高性能(HEPA)フィルター
6を取り付け、このフィルター6の上方に送風装置7、
更にその上方に同様のプレフィルター8を順次取り付
け、又、開口3には上下移動開閉式のスライドガラス2
が取り付けられて構成されている。
クリーンベンチ1は適当な作業台上に設置され送風装
置7が運転されると空気は、第3図中破線矢印の如くプ
レフィルター8、送風装置7及びフィルター6を順次通
過して清浄化された後、作業室5内に供給され、開口3
から流出することになる。これによって、作業室5内に
は清浄空間が構成され、スライドガラス2を上げて開い
た状態でこの中に作業者は手を差し入れて、微細な工作
々業や培養実験等が行えるようになっている。
作業室5内の側面には、内部中空のチャンバー10がフ
レーム4に取り付けられている。このチャンバー10は作
業室5の側壁と平行な側壁10Aとスライドガラス2の内
側において斜め前方に向いた前壁10Bとから成り、この
側壁10Aの奥部にガスバーナを接続するガスバーナ主炎
ターミナル11、口火用に用いるガスバーナ小炎ターミナ
ル12及びガス元栓13が上下に並んで作業室内5内に臨む
よう配設されている。
また、チャンバー10の前壁10Bには、フィルター6、
8のインジケータ15や、電源・照明・送風装置7等の各
種制御スイッチ14が取り付けられた制御パネル16や、電
源コンセント17が作業室5内に臨んで配設されている。
これによって、各種スイッチ14の操作や、ガスバーナの
ターミナル11への接続、ガス元栓13の操作等は全て作業
者が作業室5内に手を差し入れたままできるようになっ
ている。
クリーンベンチ1のチャンバー10側のフレーム4後下
部には凹所19が構成されており、前記ガス元栓13につな
がるガス管20や、電源コンセント17等につながる電源コ
ード21ガスバーナ用フィトスイッチターミナル22等はチ
ャンバー10内を降下して、この凹所19から外部に引き出
される。従って、フレーム4の背面に突出部がなくなり
これによってフレーム4の背面を室内の壁面に密接させ
てクリーンベンチ1を設置することができるようになっ
ている。
ここで、フレーム4の両側壁前端部は第7図の如く内
側に湾曲しており、その内側に上下に延在するスライド
レール取付部材24が溶接される。この取付部材24は後部
フレーム4内面に固定され、前部が遊端24Aとなってお
り、固定部24Bを中心として回転する第7図中矢印の方
向に弾力性を有している。この遊端24Aを取付面として
上下に延在するスライドレール25が取り付けられ、この
レール25の溝26にスライドガラス2の両側が係合して上
下摺動自在に保持される。この時、取付部材24の遊端24
Aは弾力性を有しているので、スライドガラス2の幅に
ばらつきがあったり、フレーム4寸法に誤差があっても
これを吸収できる。
尚、スライドガラス2は適当な抵抗手段によって任意
位置にて停止できるようになっている。又スライドガラ
ス2の下端には、下面に軟質ヒレ部27と、上方に開放し
てスライドガラス2下端に係合する溝28と、前面に硬質
の把手部29を合成樹脂の一体押し出し成形にて構成した
把手30が填め込まれて取り付けられている。このヒレ部
27によって開口5はシールされ、スライドガラス2の開
閉は把手部29を持って行える。
尚、実施例では端末部として、制御スイッチ、ガス配
管或いは電源等を取り上げたが、これらを全て具備する
必要はなく、これらの一部でも良く、或るいは、それ以
外のものが含まれていても差し支えない。
(ト)考案の効果 本考案によれば、例えば制御スイッチ、ガス配管或る
いは電源等の作業に必要な端末部を作業室内に面した同
一の壁面に配置するとともに、前記端末部の外部への引
出部をフレームの後端に凹ませて形成したので、各種ス
イッチの操作やガス管の接続等の作業を、作業室内に手
を差し入れたまま行うことができるとともに、前記端末
部の引出部がフレームから突出するのを防止できる。従
って、外部から細菌や塵埃が作業室内に進入し難くな
り、室内の清浄度の悪化を防止し、細菌の繁殖等の発生
も抑制することができるとともに、壁面に密接させてク
リーンベンチを設置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクリーンベンチの正面図、第2図はス
ライドガラスを開けた状態のクリーンベンチの斜視図、
第3図は第1図のA−A線断面図、第4図は同B−B線
断面図、第5図はクリーンベンチの後方斜視図、第6図
は同側面図、第7図はフレームの側壁前端部の拡大平面
図、第8図は把手部分のスライドガラスの縦断面図であ
る。 1…クリーンベンチ、2…スライドガラス、4…フレー
ム、5…作業室、10…チャンバー、11…ガスバーナ主炎
ターミナル、12…ガスバーナ小炎ターミナル、13…ガス
元栓、16…制御パネル、17…電源コンセント。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの内部に構成される作業室内を清
    浄空間とするクリーンベンチにおいて、前記作業室内に
    面した同一の壁面に、作業に必要とされるすべての端末
    部を配置するとともに、前記端末部の外部への引出部を
    前記フレームの後端に凹ませて形成したことを特徴とす
    るクリーンベンチ。
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JP2010094603A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Dalton Corp ドラフトチャンバー
JP2012215332A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Mitsubishi Electric Corp 空気処理装置
JP2014115075A (ja) * 2014-01-17 2014-06-26 Mitsubishi Electric Corp 空気処理装置

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