JP2544194B2 - 耐圧螺旋波形管 - Google Patents

耐圧螺旋波形管

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JP2544194B2 JP63299336A JP29933688A JP2544194B2 JP 2544194 B2 JP2544194 B2 JP 2544194B2 JP 63299336 A JP63299336 A JP 63299336A JP 29933688 A JP29933688 A JP 29933688A JP 2544194 B2 JP2544194 B2 JP 2544194B2
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    • F16L11/15Hoses, i.e. flexible pipes made of rigid material, e.g. metal or hard plastics corrugated

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明にいう耐圧螺旋波形管は、地中に埋設してその
管内に電線・電話線等の通電用ケーブルを挿通しこれを
保護するために用いたり、上下水道用管や工場における
液体輸送管として用いられる管である。
〈従来の技術〉 従来この種の耐圧螺旋波形管のうち、地中へ埋設する
管は、強力な土圧に耐える必要があり、耐圧性を持たせ
る必要があるために、第16図及び第17図に示した如く、
管壁(01)の肉厚内に、螺旋波形の山頂部(02)とこの
山頂部(02)に連なる両側壁部(03),(04)と谷部
(05)の一部とに亘って一連に連なった金属薄板製の補
強帯板(06)を埋設させた地中埋設用の耐圧管は、既に
本出願人の出願によって公知になっている(例えば、実
開昭61−141889号公報参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、このように管壁(01)の肉厚内に埋設する補
強帯板(06)の形状を螺旋波形の山頂部(02)と両側壁
部(03),(04)と更にその両外方に突出させて谷部
(05)の一部を形成する一連のものとすると、螺旋状に
巻回形成する際に周径の差異による金属薄板材の歪変形
が生じ易く、外観上美麗な螺旋管を製造し難く、そのた
めに金属薄板材に特別な加工を施す必要があるという問
題があった。
そこで、本発明は、このような管壁内に金属薄板製の
帯板を重ならないようにしてその全周若しくは略全周に
埋設させて耐圧性を有せしめた管や、場合によっては金
属薄板製の帯板それ自体が管壁面に露呈している構造と
した管でありながら、上記公知の管が有していたこれら
の問題点を解消し、製造が容易で、外観上も美麗に形成
することが容易にでき、上記公知の管が有していた被覆
樹脂材料の使用量を少なくし、全体的重量を軽くし、か
つ、耐圧性にも秀れた管を得ようとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 その技術的解決手段は次の通りである。即ち、本発明
にいう耐圧螺旋波形管の構成は、管壁(1)が螺旋凹凸
波形状に形成されている螺旋波形管(A)であって、金
属製薄板を変形加工して、螺旋波形の山頂部(2)とこ
れに続く両側壁部(3),(4)の一部とに亘って一連
に連なって配置するものと、谷部(5)とこれに続く両
側壁部(3),(4)の一部とに亘って一連に連なって
配置するものとを形成し、これら二種の金属製帯板
(6),(7)が、管壁(1)を形成する螺旋波形の山
頂部(2)と該山頂部(2)に連なる両側壁部(3),
(4)と該両側壁部(3),(4)の管軸側に位置する
谷部(5)とのうち、山頂部(2)側と谷部(5)側と
にそれぞれ別々に配設形成され、かつ、これら両金属製
帯板(6),(7)の端部が管壁(1)の両側壁部
(3),(4)の中間位置において接当若しくは離間状
態で対向突き合わせ状に配設し、その接合部(3a),
(4a)が合成樹脂若しくはゴム材によって連結形成され
ている構成としたものである。
〈作用〉 このように構成した管を、例えば地中に埋設するに
は、配管予定地を所要深さに掘削した溝に沿って配管
し、ケーブル線保護用管として用いる場合には電線な
り、電話線なりを呼び線を用いてその内部に挿通配線し
た後、掘削土をその上に覆うことによって行なう。この
ようなケーブル線保護用管の場合には、管は、内管壁
(8)を有しない構造としてあるものを用いることによ
って、ケーブル線の配線時における接触抵抗の少ないも
のを使用するのがよく、また、上下水道用管として用い
る場合には内管壁(8)を有する管を用いることによっ
て水流抵抗の少ない管として選定使用するのがよい。
〈実施例〉 以下本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例(以下第1実施
例という)を示す図で、第1図に示した螺旋波形管
(A)は、第3図に示した如く断面形状を深さの浅い下
向き開放の台形状と、これを上下逆にした上向き開放の
逆台形状とした二種の鋼板製の帯板(6),(7)を、
第2図に示したように、管壁(1)の山頂部(2)側の
部分と谷部(5)側の部分とに位置するように配設し、
これらの内外全周面を合成樹脂材によってサンドイツチ
状に挟着するようにして融着一体化し、これら上下二種
の金属製帯板(6),(7)が管壁(1)を形成する樹
脂材の内部に配設内装されている構造としたものであ
る。
該実施例にいう螺旋波形管(A)は第3図のように、
合成樹脂材で断面形状を下向き開放の略台形状でその下
端部を横外方に水平方向に突出させた形とした帯体(1
1)をその水平突出部(11a),(11b)の両端部を重合
しながら順次螺旋状に巻回し、重合部を融着して管壁
(1)の内面側樹脂壁を形成したのち、その山頂部側部
分と谷部側部分とに、前記二種の鋼板製帯板(6),
(7)をそれぞれ螺旋状に巻回しながらを載置状に配設
し、その外面側から、前記と同様に断面形状を略台形状
とし上下逆向きの形にした合成樹脂製帯体(12)を螺旋
状に巻回しながら水平突出部(12a),(12b)の両端部
分を重合し、相互に融着一体化し、管壁(1)の外面側
樹脂壁を形成させるようにして、これら各帯体(11),
(12)内に金属製帯板(6),(7)を内装一体化して
融着し、第2図のような螺旋管構造としたものである。
該実施例の場合、管壁(1)の左右の両側壁部
(3),(4)の略中間部分に金属製帯板(6),
(7)の存在しない接合部(3a),(4a)を合成樹脂材
のみで形成してある。
第4図は、上記第1実施例において示した第1,2図の
螺旋波形管(A)と同様構造の螺旋波形管を得るための
他の手段を示した図であって、前記第1実施例に示した
と同様の断面形状が下向き開放と上向き開放の二種の台
形状ステンレス製帯板(6),(7)を、図外の合成樹
脂押し出し機内を通して、その内外全周面に合成樹脂材
を融着させてモールデイングした帯状材(6A),(7A)
を形成し、上向き開放側の帯状材(7A)を先行させて螺
旋状に巻回した後、その上方に下向き開放側の帯状材
(6A)を、その両側下端部を先行巻回帯状材(7A)の相
隣る両側上端部上に突き合わせ状に接当させ、それぞれ
のモールド樹脂材を相互に融着連結し接合部(3a),
(4a)を形成して、一連の螺旋管を順次形成し、その上
面側に、更に、前記第3図に示したと同様の、上向き開
放の逆台形状とした合成樹脂製の帯体(12)を螺旋状に
巻回して、相互に融着連結するとともに、前記両帯状材
(6A),(7A)におけるモールド樹脂材とも一体的に融
着させるのである。
該実施例の場合、前記金属製帯板(6),(7)はそ
れぞれの内外全周面上に予め合成樹脂材を融着一体化さ
せてあって、それ自体で合成樹脂被覆内に内装された構
造となっており、両帯板(6),(7)の対向接合部
(3a),(4a)間は第2図のように金属製帯板(6),
(7)の存在しない合成樹脂材のみによって連結形成さ
せた螺旋管に形成される。
該実施例では、最初に巻回する帯体を金属製帯板
(6),(7)の内外全周面上に合成樹脂材をモールド
と一体化した樹脂モールド帯状材(6A),(7A)として
説明したが、前記第1実施例において説明したように、
最初に内面側の合成樹脂のみの帯材(11)を巻回し、次
いで、該内面側樹脂上にこれらのモールド帯状材(6
A),(7A)を巻回し融着一体化したものとしてもよ
く、また、更にその外周面上に外周面側の合成樹脂層を
被覆形成した構造としてもよいことは言うまでもない。
また、図示しないが例えば上部側即ち下向き開放側の樹
脂モールド帯状材(6A)の両下端側に連結用の樹脂材の
みの帯材部分を延長形成しておき、この延長帯材部分を
下部側即ち上向き開放側の樹脂モールド帯状材(7A)の
外表面上に融着一体化することによって、両モールド帯
状材(6A),(7A)同士の連結を行ってもよい。
また、金属製帯板(6),(7)は、単なる平板状の
もののみに限らず板面に多数の小孔を貫設した所謂パン
チングメタル板を用いてもよい。このような多数の小孔
を貫設した金属板を用いて合成樹脂被覆を施すと、金属
板の内外両面の合成樹脂材は、金属板に形成されている
多数の小孔を介して内外一体的に連通連結され、金属板
と内外樹脂層との連結が強固となるが、上記実施例の場
合のように、本発明にいう金属製の帯板(6),(7)
は必ずしもこのような小孔が形成されているものでなく
てもよい。
また、樹脂モールド帯状材(6A),(7A)の製造に当
たっては、前記した合成樹脂成形機のダイスから金属製
帯板(6),(7)を共に押し出して被覆する方法のみ
ならず、例えば、樹脂液中に金属製帯板(6),(7)
を浸漬して被覆する方法、塗装または塗布による方法等
が用いられる。
以上の実施例で示した螺旋波形管は、その管壁(1)
が内管壁を有しないものとしてあり、管の内面側も凹凸
波形状になっており、このようにした所謂一重壁螺旋管
は主として、その管内に電線・電話線等のケーブルを挿
通配設してこれらケーブルの保護管として用いられる。
この場合、内装するケーブルは凹凸波形上においてのみ
接触するので摩擦抵抗の少ない状態で挿通することがで
きる。
次に、内管壁を有する実施例について説明する。
第5図及び第6図示した実施例は、前記実施例の場合
と同様に金属製帯板(6),(7)を下向き開放と上向
き開放とした二種の台形帯状のものとして管壁(1)内
に内装させた螺旋波形管(A)で、その内面側に円筒状
の内管壁(8)を有する構造としたもので、第6図に示
したように、断面形状を、中央部分を高く台形状に突出
させその下端部を左右両外側方に向けて突出させた管内
面側の樹脂層を形成するための合成樹脂製の帯材(11)
と、この帯材(11)と断面形状が略同形で中央部分が下
方に向かって凹入している上下逆台形状とした管外面側
の樹脂層を形成するための合成樹脂製の帯材(12)と
で、金属製帯板(6),(7)を挟着させて螺旋管壁
(1)を形成し、その内面側から内管壁(8)を形成す
る偏平帯材(13)を、螺旋管壁(1)の谷部(5)の内
面側に融着させて一体化したものである。
このように、螺旋凹凸波形管壁(1)の内面側に内管
壁(8)を形成してある管は、主として上下水道用や、
工場における各種薬液、化学液等の流通用や穀物等の粉
粒体の空気輸送に用いられる。この場合、内管壁(8)
の存在によって内部流体の抵抗が少ない状態で円滑な輸
送や流通ができる。
次に螺旋凹凸波形管壁(1)と金属製帯板(6),
(7)の変形例について説明する。
以上の各実施例においては、管壁(1)及び帯板
(6),(7)を台形状のものとして示したが、例え
ば、第7図に示したように金属製帯板(6),(7)の
断面形状を半円弧状のものとし、管壁(1)をこの金属
製帯板(6),(7)の形状に適合させた弧状凹凸波形
としたものとしてもよい。また、例えば、断面コの字形
波形や三角形のものとしてもよい。
また、金属製帯板(6),(7)の大きさ、形状、厚
さ等は必ずしも二種のものが同大、同形、同厚のもので
ある必要はなく、管壁(1)を形成する樹脂厚について
も全体が同厚のものである必要はない。即ち、例えば、
第8図に示したように、二種の金属製帯板(6),
(7)のうち、一方の帯板(6)の幅を少しだけ大き
く、他方の帯板(7)の幅を少しだけ小さいものとして
もよく、第9図のように一方の帯板(6)の形状を台形
状のものとし、他方の帯板(7)の形状をこれとは異な
る弧状波形状のものとしたものとしてもよい。また、該
第9図の金属製帯板(6),(7)は、両帯板(6),
(7)の両端面同士の接合部(3a),(4a)が管壁
(1)の側壁部(3),(4)の中間位置において、略
接当するようにして埋設してある。
第10図に示した実施例の管は、管壁(1)それ自体の
肉厚は全体として同厚のものとし、金属製帯板(6),
(7)を管壁(1)の厚さ方向の一側に偏した位置に埋
設させ、管壁(1)の山頂部(2)の外面側と谷部
(5)の内面側とに厚肉の被覆樹脂部(9),(10)が
位置するようにしたものである。
しかし、この厚肉樹脂部(9),(10)はこのように
山頂部(2)及び谷部(5)の全幅に形成したもののみ
ならず、部分的に突出形成したものとしてもよい。
このように、樹脂材により厚肉状に形成した部分が、
谷部(5)の内面側に形成してある場合には、ケーブル
等の摩擦による摩耗が生じても、金属製帯板(7)にま
で達することはなく、帯板(7)が裸状となって発錆を
生ずるようなことを確実に防止することができる。ま
た、この厚肉樹脂部を山頂部の外面側に形成してある場
合には、管の敷設時において管を引きづったり、角のあ
る石や岩のような部分に接当して損傷するようなことが
あっても、直ちに金属製帯板(6)が露呈するようなこ
とがないという利点がある。
また、第11図に示した実施例は、一方の金属製帯板
(6)の厚さを、他方の帯板(7)の厚さに比して、厚
い金属帯材料を用いて形成したものとしてある。このよ
うに、二種の金属製帯板(6),(7)の素材厚を変更
してもよく、また、一方を鋼材、他方を鉄材とする等材
質を変更して用いてもよい。
以上の各実施例は、金属製帯板(6),(7)の内外
両面を全面に亘って合成樹脂材等の被覆材によって被覆
した構造の管、換言すると合成樹脂材等の管壁形成材の
内部に金属製帯板(6),(7)を埋設した状態とした
管について説明したが、本発明は金属製帯板(6),
(7)の全周面が必ずしも合成樹脂材等によって被覆し
てあるものとする必要はなく、使用する金属製帯板
(6),(7)の素材自体が、例えばメツキや泳電塗
装、メタリツク塗装、樹脂焼付塗装等の発銹性防止処理
が施されている材料を用いる場合には、以下の実施例に
示すように、金属製帯板(6),(7)の一部が管壁面
に露呈している構造のものとして実施することもできる
のである。
第12図に示した実施例は、二種の金属製帯板(6),
(7)を、その両端部を管壁(1)の両側壁部(3),
(4)位置においてそれぞれ接当突き合わせ状に配設
し、その接合部(3a),(4a)位置の内外両面部分を含
む状態で管壁(1)の山頂部(2)の外面側部分と谷部
(5)の内面側部分とを樹脂材(12),(11)で被覆
し、山頂部(2)の内面側部分と谷部(5)の外面側部
分とを管壁面に露呈させた構造としたものである。
第13図に示した実施例は、二種の金属製帯板(6),
(7)を、その両端部を管壁(1)の両側壁部(3),
(4)位置において離間した状態で対向突き合わせ状に
配設したもので、その他の点については上記第12図に示
した実施例の場合と同様に形成したものである。
第14図に示した実施例は、二種の金属製帯板(6),
(7)の接合部(3a),(4a)の内外面を含む状態で一
方の金属製帯板(7)即ち管壁(1)の谷部(5)側に
配設した金属製帯板(7)の内面側と外面側とを樹脂材
(11),(12)で被覆したもので、他方の金属製帯板
(6)即ち管壁(1)の山頂部(2)側に配設した金属
製帯板(6)の接合部(3a),(4a)近く部分を除く、
中間部分全体を内外ともに裸状のままとした構造とした
ものである。
第15図に示した実施例は、二重の金属製帯板(6),
(7)の接当突き合わせ状とした接合部(3a),(4a)
の内外両部分のみを樹脂材(11),(12)で被覆連結し
た構造とした場合の実施例である。また、該実施例のも
のにあっては、管壁(1)の谷部分(5)の内面側と山
頂部(2)の外面側とを別途の樹脂材(14),(15)で
被覆した構造としてある。
なお、金属製帯板(6),(7)の材料としては、ス
テンレス薄板やスチール鋼板のほか、鉄板を使用しても
よく、その他の金属材を用いてもよい。また、前記した
パンチング孔を形成するに当っては、その形状、大き
さ、粗密については任意に設定すればよい。
また、管壁並びに接合部を形成する樹脂材料として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフイン
系合成樹脂や塩化ビニール系の合成樹脂が主として使用
されるが、その他の合成樹脂を用いてもよく、また、ゴ
ム若しくは合成ゴムのようなゴム系の樹脂材を用いても
よい。
なお、本発明の構成要件中にいう中間位置とは中央位
置のみを意味するのではなく、中央位置から少し山頂部
側若しくは谷部側に偏った位置をも含むものである。
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明し
たが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定
されるものではなく、本発明にいう構成要件を備え、か
つ本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する
範囲内において適宜改変して実施することができるもの
である。
〈発明の効果〉 以上実施例説明によって詳述したとおり、また、問題
点を解決するための手段の項に記載したとおり、本発明
は管の構成体として、広幅の金属製薄板を用い、これを
変形加工して、螺旋波形の山頂部とこれに続く両側壁部
の一部とに亘って一連に連なって配置するものと、谷部
とこれに続く両側壁部の一部とに亘って一連に連なって
配置するものとを形成し、これら二種の金属製帯板を管
壁の山頂部側部分と谷部側部分とにおいて、両帯板の端
部を対向付き合わせ状態として配設形成させた螺旋波形
管構造としたものであるから、管壁の厚さ方向において
金属製帯板同士が相対離間運動を起こすことなく安定し
た姿勢を保持することができ、金属製の帯板が相当に薄
い材質のものであっても、充分な耐圧偏平強度を有する
管体を形成することができ、そのためこれら金属製帯板
の内外全周面を合成樹脂材によって被覆させても、この
合成樹脂被覆を相当に薄いものとすることができ、管全
体の重量を軽減させ、運搬取扱い等に便利で、しかも全
体の合成樹脂材の使用量を減少させることができるとい
う効果を有しているのみならず、その製造に当たって
は、巻回形状への賦形の困難な金属製帯板を前記の如く
管壁の山頂部側に配設するものと谷部側に配設するもの
との二種に区分して、管製造時にそれぞれ別々に巻回さ
せることができるので、製造が容易にでき、しかも、金
属製帯板そのものに皺寄り現象などが生ずることが少な
いので、外観の美麗な管を製造することができ、また、
金属薄板材の比較的厚い材質のものをも使用することが
でき、更には、二種の金属薄板材を相互に厚さや硬度、
材質等の異なるものを選択使用することもできるという
顕著な効果を期待することができるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図に示す図は、本発明を示す第1実施例
の図で、第1図は管の一部切欠正面図、第2図は要部の
縦断面図、第3図は要部の分解説明図、第4図は他の実
施例を示す要部の分解説明図、第5図及び第6図は更に
他の実施例を示す要部の縦断面図及び分解説明図、第7
図乃至第15図はそれぞれ更に別の実施例を示す要部の縦
断面図、第16図及び第17図は従来構造を示す要部の縦断
面図及び分解説明図である。 図中(1)は管壁、(2)は山頂部、(3),(4)は
側壁部、(5)は谷部、(6),(7)は補強帯板、
(8)は内管壁、(3a),(4a)は接合部、(A)は螺
旋波形管である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管壁(1)が螺旋凹凸波形状に形成されて
    いる螺旋波形管(A)であって、金属製薄板を変形加工
    して、螺旋波形の山頂部(2)とこれに続く両側壁部
    (3),(4)の一部とに亘って一連に連なって配置す
    るものと、谷部(5)とこれに続く両側壁部(3),
    (4)の一部とに亘って一連に連なって配置するものと
    を形成し、これら二種の金属製帯板(6),(7)が、
    管壁(1)を形成する螺旋波形の山頂部(2)と該山頂
    部(2)に連なる両側壁部(3),(4)と該両側壁部
    (3),(4)の管軸側に位置する谷部(5)とのう
    ち、山頂部(2)側と谷部(5)側とにそれぞれ別々に
    配設形成され、かつ、これら両金属製帯板(6),
    (7)の端部が管壁(1)の両側壁部(3),(4)の
    中間位置において接当若しくは離間状態で対向突き合わ
    せ状に配設し、その接合部(3a),(4a)が合成樹脂若
    しくはゴム材によって連結形成されている耐圧螺旋波形
    管。
  2. 【請求項2】螺旋波形管(A)が管壁(1)の内周側に
    内管壁(8)を有するものである請求項記載の耐圧螺
    旋波形管。
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