JP2543244Y2 - 光学式ピックアップ装置 - Google Patents

光学式ピックアップ装置

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JP2543244Y2
JP2543244Y2 JP3709191U JP3709191U JP2543244Y2 JP 2543244 Y2 JP2543244 Y2 JP 2543244Y2 JP 3709191 U JP3709191 U JP 3709191U JP 3709191 U JP3709191 U JP 3709191U JP 2543244 Y2 JP2543244 Y2 JP 2543244Y2
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JP
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semiconductor laser
substrate
oscillation circuit
frequency oscillation
terminal
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信夫 宮入
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は半導体レーザから出射し
たレーザ光をディスクなどの情報記録媒体に照射して、
情報を再生する光学式ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップ装置においては、半
導体レーザのノイズを低減するため高周波発振回路が併
用されている。この高周波発振回路は特公昭59−90
86号公報に記載されるように、半導体レーザに印加さ
れる直流電流に高周波電流を重畳してノイズを低減する
ものである。従って、光学式ピックアップ装置において
は、半導体レーザと高周波発振回路とを電気的に接続す
る必要がある。特開昭60−35344号公報は、この
ような光学式ピックアップ装置の従来構造が記載されて
いる。この装置においては、高周波発振回路が形成され
た基板上に半導体レーザを実装して、半導体レーザから
のレーザ光を基板と直交する垂直方向に出射している。
また、基板にスルーホールを形成し、このスルーホール
に半導体レーザの端子を挿通させ、その挿通端と高周波
発振回路とを半田により接続する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで光ディスクな
どの情報記録媒体の情報を再生するディスク装置などに
おいては、薄型化が望まれており、このような光ディス
ク装置に組み込まれる光学式ピックアップ装置も薄型化
が要求されている。しかしながら従来構造では高周波発
振回路の基板の面が半導体レーザの出射光軸と直交して
いるため、薄型化に限界があった。また、半導体レーザ
の端子が基板のスルーホールを介して高周波発振回路の
端子に半田付けされているため、半導体レーザと高周波
発振回路とのインピーダンスマッチングの必要上から高
周波発振回路を取り外す際に、スルーホール部分に熱を
加えて、半田を吸い取る必要があり、この半田の吸い取
り時に半導体レーザに過大な熱的ストレスを与え、半導
体レーザの損傷の原因となっていた。
【0004】本考案は上記事情を考慮してなされたもの
であり、薄型化が可能で、しかも半田吸い取り時におけ
る半導体レーザへの熱的ダメージを少なくすることがで
きる光学式ピックアップ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の光学式ピックア
ップ装置は、情報記録媒体に照射されるレーザ光を出射
する半導体レーザと、この半導体アレーザのノイズを低
減させるための高周波発振回路を有した基板と、前記半
導体レーザから出射したレーザ光の光軸の向きを変える
ミラーとを備え、前記高周波発振回路を有した基板が半
導体レーザの出射光軸と略平行な方向に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0006】また、上記構成においては、前記半導体レ
ーザの端子が前記基板の表面に接続されてもよい。
【0007】
【作用】上記構成では、高周波発振回路を有する基板が
半導体レーザの光軸と略平行となるため、光軸方向の高
さが減じて、全体を薄型化することができる。
【0008】また、半導体レーザの端子を基板の表面に
接続する構成により半導体レーザと高周波発振回路との
分離が容易で、分離時における半導体レーザへの熱的ス
トレスが減少する。
【0009】
【実施例1】図1ないし図3は本考案の実施例1を示
し、レーザ光を出射する半導体レーザ1と、半導体レー
ザ1の端子11が接続される高周波発振回路装置2とを
備えている。半導体レーザ1はレーザ光Lの出射面が水
平方向となっており、レーザ光Lの光軸は水平軸と一致
している。高周波発振回路装置2は半導体レーザ1のノ
イズを低減させる高周波発振回路が配設された基板21
と、この基板21がセットされるケース22と、ケース
22に被せられるカバー23とを備えている(図3参
照)。このように基板21をケース22およびカバー2
3内に収納する構造により、不要な電磁波の輻射を防止
することができる。また、基板21には半導体レーザ1
の端子11と半田付けされる高周波発振回路の端子24
がパターン形成されている。
【0010】以上のような半導体レーザ1および高周波
発振回路装置2は半導体レーザ1の端子11をケース2
2内に挿入して、基板21の端子24と半田付けするこ
とにより一体化される。そして、図3に示すように、半
導体レーザ1をプレートブラケット6内に挿入し、高周
波発振回路装置2のケース22をビス7によってプレー
トブラケット6に螺合させ、プレートブラケット6に先
端の枠体3をハウジング14に挿入してビス4を締め付
けることにより、光学式ピックアップ装置が組み立てら
れる。ハウジング14内の光路上にはプリズム8と、レ
ーザ光Lを垂直上方に反射して光軸方向を変えるミラー
9と、ミラー9からのレーザ光Lを情報記録媒体13に
照射する対物レンズ10とが配設されている(図1およ
び図2参照)。この場合、対物レンズ10は支持機構
(図示省略)に支持されると共に、フォーカス制御手段
およびトラッキング制御手段(いずれも図示省略)によ
って、情報記録媒体13の動きに追従するようになって
いる。また、ハウジング14の側面には、情報記録媒体
13の反射光が入射する光検出器12が取り付けられて
いる。
【0011】このような構成では基板21の高周波発振
回路によりノイズが低減したレーザ光Lがプリズム8,
ミラー9および対物レンズ10を介して、情報記録媒体
13に照射され、その反射光が光検出器12に入射する
ことにより情報の読取りを行うことができる。このよう
な構造では、高周波発振回路を有する基板21が半導体
レーザ1の光軸方向と平行方向に配設されるため、光軸
方向の高さが減じて、全体を薄型化することができる。
また、半導体レーザ1の端子11が基板21表面の端子
24と半田付けされ、基板21のスルーホールを貫通す
ることがない。従って、高周波発振回路の交換は、基板
21の表面上の半田を吸い取って、半導体レーザ1と分
離すれば良く、半田の吸い取りが容易で、そのための熱
量も少なく、半導体レーザ1に対しての熱的ストレスも
減少する。
【0012】
【実施例2】図4ないし図11は本考案の実施例2にお
ける各例を示し、実施例1と同一の要素は同一の符合で
対応させてある。図4および図5に示す第1例は、半導
体レーザ1の複数の端子の内、アース電位となる端子1
5を高周波発振回路装置2のケースに直接半田付けした
ものであり、これにより基板21に半田付けされる半導
体レーザ1の端子の数が減じるため、基板21の表面に
パターン形成される端子24を幅広とすることができ
る。
【0013】図6に示す第2例は半導体レーザ1の端子
11を高周波発振回路の基板21の両面に半田付けした
ものであり、図7に示す第3例は半導体レーザ1の端子
11をそれぞれ異なる方向に折曲したものであり、いず
れも基板21の端子24を幅広とすることができる。
【0014】図8および図9に示す第4例は半導体レー
ザ1の端子11の長さを変化させて、基板21の端子2
4との接続位置が異なるようにしている。また、半導体
レーザ1の端子11に対応する部分に穴26を開口して
いる。穴26はピンセット等を挿入して半導体レーザ1
の端子11を引張ることにより、端子11を取り易くす
るものである。
【0015】図10に示す第5実施例は基板21にスル
ーホールを形成し、このスルーホールに折曲状態の半導
体レーザ1の端子11を挿入して、半田付けしたもので
あり、この場合でも薄型化が可能である。
【0016】図11に示す第6例は半導体レーザ1の取
り付け角度に合わせて、高周波発振装置2全体を回転し
て取り付けたものであり、この場合も薄型化が可能であ
る。
【0017】なお、上記各例において、半導体レーザ1
の端子11と基板21との接続を半田付けで行っている
が機械的圧着で接続しても良い。
【0018】
【考案の効果】本考案は半導体レーザのノイズを低減さ
せる高周波発振回路の基板を半導体レーザの出射光軸と
略平行な方向に配置したため、薄型化が可能となる。ま
た、半導体レーザの端子を基板の表面に接続するため、
半導体レーザと高周波発振回路との分離が容易で、半導
体レーザに作用する熱的ストレスを少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の側面図。
【図2】本考案の実施例1の平面図。
【図3】本考案の実施例1の部分分解斜視図。
【図4】本考案の実施例2の第1例を示す側面図。
【図5】本考案の実施例2の第1例を示す平面図。
【図6】本考案の実施例2の第2例を示す側面図。
【図7】本考案の実施例2の第3例を示す平面図。
【図8】本考案の実施例2の第4例を示す平面図。
【図9】本考案の実施例2の第4例を示す側面図。
【図10】本考案の実施例2の第5例を示す側面図。
【図11】本考案の実施例2の第6例を示す側面図。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 高周波発振回路装置 9 ミラー 13 情報記録媒体 L レーザ光

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体に照射されるレーザ光を出
    射する半導体レーザと、この半導体レーザのノイズを低
    減させるための高周波発振回路を有した基板と、前記半
    導体レーザから出射したレーザ光の光軸の向きを変える
    ミラーとを備え、前記高周波発振回路を有した基板が半
    導体レーザの出射光軸と略平行な方向に配置されている
    ことを特徴とする光学式ピックアツプ装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体レーザの端子が前記基板の表
    面に接続されていることを特徴とする請求項1記載の光
    学式ピックアップ装置。
JP3709191U 1991-04-22 1991-04-22 光学式ピックアップ装置 Expired - Lifetime JP2543244Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04126324U JPH04126324U (ja) 1992-11-18
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