JP2543158B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2543158B2
JP2543158B2 JP63274881A JP27488188A JP2543158B2 JP 2543158 B2 JP2543158 B2 JP 2543158B2 JP 63274881 A JP63274881 A JP 63274881A JP 27488188 A JP27488188 A JP 27488188A JP 2543158 B2 JP2543158 B2 JP 2543158B2
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弘文 乾
春夫 寺井
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用する炊飯器に関するもので
ある。
従来の技術 第4図は従来の炊飯器を示している。炊飯工程を制御
するための操作部3は、炊飯器の本体1の上部を開閉す
る蓋2に設けている。使用者は炊飯時にはこの操作部3
を操作して、炊飯条件等の設定を行っているものであ
る。近年、炊飯器の多機能化に伴って操作部3に設けて
いるキーの数も増えてきているものである。
発明が解決しようとする課題 前記従来の構成の炊飯器は、操作性が悪いという課題
を有している。つまり、炊飯器の本体1が収納ケース等
の天板のある場所に設置されていたりした場合には、照
度が低くて手元が暗いものである。このような環境で
は、操作部3のLCDが等による表示が見にくいものとな
っている。
また操作部3は電子回路によって構成してあり、水分
の存在によって耐久性が低下するものである。従来の構
成の炊飯器は、この操作部3を炊飯時の蒸気が発生する
蓋2の一部に設けているものである。従って、従来の構
成の炊飯器は耐久性が低いという課題も有しているもの
である。
本発明はこのような従来の構成が有している課題を解
決するもので、操作部を本体とは別体として遠隔操作に
よって本体を制御する構成として、表示が見やすく、ま
た耐久性が充分保証できる炊飯器を提供することを第1
の目的としている。また、前記第1の目的に関連して多
方向の信号を受信でき、遠隔制御が広い範囲からできる
炊飯器を提供することを第2の目的としている。
課題を解決するための手段 第1の目的を達成するための本発明の第1の手段は、
炊飯工程を制御する信号を発生する本体とは別体とした
操作手段と、炊飯器の蓋部に設けた窓を通して前記操作
手段の信号を受信する第1の受信手段と、光ファイバー
によって第1の受信手段の信号を受ける第2の受信手段
と、第2の受信手段の信号を受けて炊飯工程を制御する
制御手段とを備え、前記第2の受信手段と制御手段とは
本体の底部に設けた炊飯器としているものである。
また第2の目的を達成するための本発明の第2の手段
は、炊飯工程を制御する信号を発生する本体とは別体と
した複数の操作手段と、蓋部に設けた窓を通して前記複
数の操作手段の信号を受信する複数の第1の受信手段
と、光ファイバーによって第1の受信手段の信号を受け
る第2の受信手段と、第2の受信手段の信号を受けて炊
飯工程を制御する制御手段とを備え、前記第2の受信手
段と制御手段とは本体の底部に設けた炊飯器とするもの
である。
作 用 本発明の第1の手段は、操作手段が発生する制御信号
を第1の受信手段・第2の受信手段を介して受け、第1
の受信手段と第2の受信手段との接続を光ファイバーと
して第2の受信手段と制御手段とを炊飯器本体の底部に
配置できるようにしているものである。
本発明の第2の手段は、操作手段を複数個、第1の受
信手段を複数個として多方向からの制御信号を受信で
き、使い勝手の良い炊飯器としているものである。
実施例 以下本発明の第1の実施例について説明する。第1図
は本実施例の構成を示す斜視図で、第2図は同電気接続
を示すブロック図である。8は、炊飯工程を制御する信
号を発生する本体1とは別体とした操作手段である。操
作手段8は、使用者が操作する操作部4と、LCDの点灯
等によって操作結果を表示する表示部5と、操作部4の
操作に応じた炊飯工程の制御信号を赤外線によって発生
する送信部6とを有している。送信部6が発生する制御
信号は、蓋2に設けた透光性の窓9内に設けた第1受信
手段10に受信されるようになっている。第1の受信手段
10は本実地例ではレンズ等を使用している。11は、第1
の受信手段10が受信した信号を第2の受信手段12に伝達
する光ファイバーである。第2の受信手段12は、第1の
受信手段10が受信した信号を電気信号に変換している。
また13は、第2の受信手段12の信号を受けて炊飯工程を
制御する制御手段で電子回路で構成している。この第2
の受信手段12と制御手段13とは、本体1の底部に配置し
ている。
以下本実施例の動作について説明する。操作手段8の
操作部4によって、例えば炊飯量を設定し、炊飯開始の
時間等を予約すると、この信号は第1の受信手段10・第
2の受信手段12から制御手段13に伝達される。制御手段
13は、予約した時間に達すると自動的に炊飯を開始し、
炊飯量に応じたモードで加熱電力を調整する。こうし
て、炊飯工程が進行し炊飯ができるものである。
このとき本実施例によれば、先ず操作手段8に表示部
5を設けているため、本体1が照度の低い暗い環境に設
置されていても、表示が見にくいことはないものであ
る。また、表示部5の大きさは比較的自由に設定できる
ため、表示の種類が増えても対応できるものである。
また、蓋2の設けた透光性の窓9内に設けた第1の受
信手段10が受信した信号を光ファイバー11によって第2
の受信手段12・制御手段13に伝達しているため、第2の
受信手段12・制御手段13の配置は自由となっているもの
である。つまり、本実施例では受信手段12・制御手段13
は本体1の底部に配置しており、炊飯中に発生する蒸気
を受けないようになっているものである。つまり本実施
例によれば、従来に比べて耐久性の高い炊飯器を実現す
るものである。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第3
図は本実施例の構成を示す斜視図である。本実施例で
は、操作手段8を複数個、操作手段8の操作手段の信号
を受信する第1の受信手段10も複数個としているもので
ある。
以上の構成とすることによって、例えば1つの操作手
段8を室内の柱等に設置し、別の操作手段を携帯して自
由に使用するようなことができるものである。第3図の
例によれば、左方向の操作手段8の信号は、左方向の第
1の受信手段10が受信し、右方向の操作手段8の信号
は、右方向の第1の受信手段10が受信できるものであ
る。こうして受信した信号は、実施例1と同様第2の受
信手段12から制御手段13に伝達され、炊飯工程を進行す
ることができるものである。
以上のように本実施例によれば、特に操作手段8第1
の受信手段10の複数個とした構成とすることによって多
方向の信号を受信でき、遠隔制御が広い範囲からできる
炊飯器を実現するものである。
発明の効果 本発明の第1の手段は、炊飯工程を制御する信号を発
生する本体とは別体とした操作手段と、炊飯器の蓋部に
設けた窓を通して前記操作手段の信号を受信する第1の
受信手段と、光ファイバーによって第1の受信手段の信
号を受ける第2の受信手段と、第2の受信手段の信号を
受けて炊飯工程を制御する制御手段とを備え、前記第2
の受信手段と制御手段とは本体の底部に設けた構成とし
て、表示が見やすく、また耐久性が充分保証できる炊飯
器を実現するものである。
また本発明の第2の手段は、炊飯工程を制御する信号
を発生する本体とは別体とした複数の操作手段と、蓋部
に設けた窓を通して前記複数の操作手段の信号を受信す
る複数の第1の受信手段と、光ファイバーによって第1
の受信手段の信号を受ける第2の受信手段と、第2の受
信手段の信号を受けて炊飯工程を制御する制御手段とを
備え、前記第2の受信手段と制御手段とは本体の底部に
設けた構成として、多方向の信号を受信でき、遠隔制御
が広い範囲からできる炊飯器を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す全体の斜視図、第
2図は同装置の回路を示すブロック図、第3図は本発明
の第2の実施例を示す全体の斜視図、第4図は従来例を
示す斜視図である。 1……本体、2……蓋、4……操作部、6……送信部、
8……操作手段、10……第1の受信手段、11……光ファ
イバー、12……第2の受信手段、13……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−229007(JP,A) 実開 昭63−117421(JP,U) 実開 昭63−125920(JP,U) 実開 昭60−94116(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯工程を制御する信号を発生する本体と
    は別体とした操作手段と、炊飯器の蓋部に設けた窓を通
    して前記操作手段の信号を受信する第1の受信手段と、
    光ファイバーによって第1の受信手段の信号を受ける第
    2の受信手段と、第2の受信手段の信号を受けて炊飯工
    程を制御する制御手段とを備え、前記第2の受信手段と
    制御手段とは本体の底部に設けた炊飯器。
  2. 【請求項2】炊飯工程を制御する信号を発生する本体と
    は別体とした複数の操作手段と、蓋部に設けた窓を通し
    て前記複数の操作手段の信号を受信する複数の第1の受
    信手段と、光ファイバーによって第1の受信手段の信号
    を受ける第2の受信手段と、第2の受信手段の信号を受
    けて炊飯工程を制御する制御手段とを備え、前記第2の
    受信手段と制御手段とは本体の底部に設けた炊飯器。
JP63274881A 1988-10-31 1988-10-31 炊飯器 Expired - Fee Related JP2543158B2 (ja)

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JP4280167B2 (ja) * 2004-01-20 2009-06-17 株式会社東芝 加熱調理のシステム
JP4722059B2 (ja) * 2007-01-15 2011-07-13 三菱電機株式会社 加熱調理器及び炊飯器
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