JP2543011B2 - 一回通し式精米機の自動停止装置 - Google Patents

一回通し式精米機の自動停止装置

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JP2543011B2
JP2543011B2 JP6022464A JP2246494A JP2543011B2 JP 2543011 B2 JP2543011 B2 JP 2543011B2 JP 6022464 A JP6022464 A JP 6022464A JP 2246494 A JP2246494 A JP 2246494A JP 2543011 B2 JP2543011 B2 JP 2543011B2
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rice milling
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勝生 細川
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Hosokawa Seisakusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一回通し式精米機の
自動停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一回通し式精米機では、原料タンク内の
玄米が無くなり精白が完了するとき、精白室内に適当量
の白米を残し最適な充満度で精米機の回転を停止するこ
とが必要である。それは、再運転時に、白米中に未精白
米を混入させないで連続精白が出来る様にするためであ
る。
【0003】従来の一回通し式精米機の自動停止装置
は、次の様に構成される。即ち、白米流下樋に、通過す
る白米の重さにより回動する作動板を設け、該作動板の
下面にスイッチのケースに回動自在に設けたレバーの一
端を接触させ、かつ、該レバーと前記スイッチのケース
との間にスプリング及び電気接点を設けた一回通し式精
米機の自動停止装置。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の一回通し式精
米機の自動停止装置では、精白室出口から落下する白米
が次第に減少すると、作動板を押圧する加重が次第に減
少し、圧力スイッチがオフとなり主モータが停止する
が、次のような問題がある。
【0005】(1)穀粒の流れの停止と同時に主モータ
が急停止すると、精白室内に精白中の穀粒が固着する。
そのため、再度運転時に強力な再起動装置を必要とする
とともに構造的にも該装置が複雑となりコストアップの
要因となる。
【0006】(2)精白室の下流側に位置する白米流下
樋は、白米に混じっている米糠、白糠などの塵芥と接触
するため、精白室の上流側の落下筒に比べ汚れるので、
圧力スイッチが塵芥の影響を受け、作動不良を起こす。
【0007】そこで、この機械的な圧力スイッチ(セン
サ)の代わりに光センサを用いることが考えられる。し
かし、この光センサは圧力センサに比べ作動が確実であ
り、耐久性に優れメインテナンスなどにおいて有利であ
るが、、多くの塵芥が発生する精米機では該光センサの
表面に塵芥が付着し原料の検出を正確に行うことができ
ない。そのため、該精米機を適切にコントロールするこ
とは不可能となる。
【0008】(3)原料タンク内の原料は全て精白室内
に落下するので一回の精米作業で全部の原料が精白され
てしまう。そのため、必要な量の原料だけ精白し、他の
原料を原料タンク内に保管しておくことができない。
【0009】この発明は、上記事情に鑑み、再運転時に
特別大きな起動力を必要とせず、かつ、白米中に未精白
米が混入しないようにすることを目的とする。他の目的
は、光センサの作動不良が発生しないようにすることで
ある。更に他の目的は、原料タンク内の原料を任意の量
だけ精米できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、落下筒を介
して原料タンクと精白室とを接続し、該落下筒に原料の
落下を検出する光センサを設け、該光センサを駆動スイ
チ回路に接続した一回通し式精米機において; 該光セ
ンサを前記落下筒内に突出して設け、該光センサの上方
に該原料タンクの出口を開閉するシャッタを設け、該光
センサに遅延手段を介して該駆動スイッチ回路を接続し
たこと、により前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0011】
【作用】原料タンク内の原料が無くなり、落下筒内に原
料が落下しなくなると、光センサが遅延手段に信号を送
出する。そうすると、該遅延手段は所定時間後に駆動ス
イッチ回路のスイッチをオフにし、主モータを停止させ
る。
【0012】原料タンクの出口から流下する原料は、該
光センサに接触しながら落下筒内を落下する。そのた
め、該光センサは該原料に接触し洗われるため、その表
面に塵埃が付着することがないので、常に清浄な状態を
維持することができる。
【0013】精米作業中にシャッタを閉じると、精白室
内への原料供給が停止されるので、このシャッタの操作
により任意量の原料を精白することができる。
【0014】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明す
る。玄米等の原料Mを収納する原料タンク1は、落下筒
2を介して精白室10に連通している。この落下筒2の
上部2aには、レバー8により摺動するシャッタ7が設
けられている。このシャッタ7の下方には、原料案内板
15と光センサSが設けられている。
【0015】原料案内板15は、ねじNを緩めて所定位
置まで摺動させた後、該ねじを固定することにより落下
筒2内の検出流路20を規制する。これにより、原料タ
ンク1から落下する原料Mは光センサSにより確実に検
出される。
【0016】光センサSは、落下筒2の壁部2bに配設
された透過型光センサであり、前記検出流路20を介し
て対向する発光部3と受光部4とを備えている。この発
光部3及び受光部4の先端部3a、4aは半球状に形成
されており、該落下筒2内に突出して設けられている。
このセンサSの光軸Lはシャッタ7の移動方向A7と直
交する方向に位置している。
【0017】光センサSの受光部4は、タイマなどの遅
延回路14を介してリレー9に接続されている。電源G
は駆動スイッチ回路Cの電源スイッチ5、リレー9を介
して主モータ6に接続されている。
【0018】次に本実施例の作動について説明する。玄
米等の原料Mを原料タンク1に張り込んだ後、原料案内
板15を矢印A15方向に摺動させて検出流路20の位
置を規制し、光センサSが落下筒2内を落下する原料M
を確実に検出できるようにする。
【0019】電源スイッチ5をオンにし、レバー8を矢
印A7方向に引きシャッタ7を開くと検出流路20内へ
原料Mが落下し、発光部3の光Lを遮断する。そのた
め、リレー9がオンし主モータ6は始動し、精米は開始
される。
【0020】原料タンク1内の原料Mは、落下筒2内の
検出流路20を通り精白室10内に落下し、送穀ロール
11、精白ロール12により精白室10の出口10a側
に圧送されながら白米Wとなり、抵抗板21を押し開け
て白米流下樋13上に落下する。
【0021】又、精白室10内の米糠は、除糠金網から
落下するとともに、吸引ファン30により吸引されて機
外に排出される。
【0022】前記検出流路20内を落下する原料Mは、
発光部3及び受光部4と接触しその先端部3a、4a、
を洗うようにしながら落下すると共に、該発光部3の受
光部4に向かう光Lを遮断する。そのため、光センサS
は原料Mを検出するとともに、リレー9のオン状態を維
持させるので、主モータ6の運転は継続する。
【0023】原料タンク1内の原料Mが無くなったり、
レバー8を矢印A7と反対方向に摺動させてシャッタ7
を閉じると、検出流路20内への原料Mの落下はなくな
るので、発光部3の光Lを遮断するものがなくなる。そ
のため、該光Lは受光部4に入るので、該センサは遅延
回路14を作動させる。該遅延回路14は、一定時間、
例えば5〜10秒経過後、リレー9をオフにするので、
電源スイッチ5がオンの状態であるにもかかわらず、主
モータ6が停止する。
【0024】この時、精白室10内には所定量の原料M
が残っているが、この量は、再運転時に、白米中に未精
白米が混入せず、又、再起動に特別に大きな起動力を要
しない程度の充満度になる量が選ばれる。
【0025】再運転する時、原料タンク1内に原料Mが
無い場合には、原料Mを張り込んだ後、レバー8を矢印
A7方向に摺動させる。原料Mは検出流路20内に落下
するとともに、光センサSにより検出される。そうする
と、リレー9がオンとなり主モータ6が始動し、前述の
要領で精米作業が開始する。
【0026】この時、精白室10内に原料Mが所定量残
存している状態で始動するので、特別な再起動力を必要
とせず、又、白米中に未精白米が混じることもない。
【0027】精米作業の途中において、必要量の原料を
精米したらレバー8を矢印A7方向と逆方向に移動させ
原料タンク1の出口1aを閉じる。そうすると、前記要
領により所定時間経過後に主モータ6が停止する。
【0028】この発明の実施例は、前記に限定されるも
のではない。例えば、光センサSとして、透過型光セン
サの代わりに、反射型光センサ、即ち、発光部の光が検
出流路20内を落下する原料に衝突して反射され、その
反射光が受光部に入ることにより原料を検出するもの、
を用いてもよい。なお、この発光部、受光部とも前記透
過型光センサと同様に、その先端部が落下筒内に突出し
て設けられる。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、次
の様な顕著な効果を奏する。 (1)原料の落下を検出する光センサを落下筒内に突出
して設けたので、該落下筒内を落下する原料は該光セン
サと接触し洗うようにしながら落下する。そのため、光
センサの表面は常時清浄に保たれるので、光センサの機
能を正常に維持することができる。又、落下筒内には米
糠、白糠が発生しないので、従来例と異なり光センサは
これらの影響を受けることが無い。
【0030】(2)該センサが遅延手段を介して駆動ス
イッチ回路に接続されているので、精白室内への原料供
給が停止された後、所定時間経過後主モータが停止す
る。そのため、精白室内の原料が適切な充満度となった
時に主モータが停止するので、再運転時には、特別大き
な起動力を要せず、又、停止時の白米中へ未精白米が混
入することもない。従って、強力モータや再起動装置を
必要としないので、コスト低減化を図ることができる。
【0031】(3)シャッタを備えているので、シャッ
タの開閉により任意量の原料の精米を行い、他の原料は
原料タンク内に保管しておくことができる。又、精米機
の電源を切ることなく、レバーの操作でシャッタを開閉
するだけで、同一白度の白米を精白したり、停止したり
することが可能となる。
【0032】(4)落下筒が原料案内板を備えているの
で、光センサが原料を検出し易い検出流路を形成するこ
とができるため、正確な検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】駆動スイッチ回路を示す図である。
【図3】図4のIVーIV線断面図である。
【図4】図1の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 原料タンク 2 落下筒 3 発光部 4 受光部 6 主モータ 14 遅延回路 15 原料案内板 20 検出流路 S 透過型光センサ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】落下筒を介して原料タンクと精白室とを接
    続し、該落下筒に原料の落下を検出する光センサを設
    け、該光センサを駆動スイチ回路に接続した一回通し式
    精米機において;該光センサを前記落下筒内に突出して
    設けたことを特徴とする一回通し式精米機の自動停止装
    置。
  2. 【請求項2】落下筒を介して原料タンクと精白室とを接
    続し、該落下筒に原料の落下を検出する光センサを設
    け、該光センサを駆動スイチ回路に接続した一回通し式
    精米機において;該光センサを前記落下筒内に突出して
    設け、 該光センサの上方に該原料タンクの出口を開閉するシャ
    ッタを設けたことを特徴とする一回通し式精米機の自動
    停止装置。
  3. 【請求項3】落下筒を介して原料タンクと精白室とを接
    続し、該落下筒に原料の落下を検出する光センサを設
    け、該光センサを駆動スイチ回路に接続した一回通し式
    精米機において;該光センサを前記落下筒内に突出して
    設け、 該光センサに遅延手段を介して該駆動スイッチ回路を接
    続したことを特徴とする一回通し式精米機の自動停止装
    置。
  4. 【請求項4】落下筒を介して原料タンクと精白室とを接
    続し、該落下筒に原料の落下を検出する光センサを設
    け、該光センサを駆動スイチ回路に接続した一回通し式
    精米機において;該光センサを前記落下筒内に突出して
    設け、 該光センサの上方に該原料タンクの出口を開閉するシャ
    ッタを設け、 該光センサに遅延手段を介して該駆動スイッチ回路を接
    続したことを特徴とする一回通し式精米機の自動停止装
    置。
  5. 【請求項5】光センサが、透過型センサであることを特
    徴とする請求項1、2、3、又は、4記載の一回通し式
    精米機の自動停止装置。
  6. 【請求項6】光センサが、反射型センサであることを特
    徴とする請求項1、2、3、又は、4記載の一回通し式
    精米機の自動停止装置。
  7. 【請求項7】遅延手段が、タイマであることを特徴とす
    る請求項3、又は、4記載の一回通し式精米機の自動停
    止装置。
  8. 【請求項8】落下筒に検出流路を規制する原料案内板を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3、又は、4記
    載の一回通し式精米機の自動停止装置。
JP6022464A 1994-02-21 1994-02-21 一回通し式精米機の自動停止装置 Expired - Lifetime JP2543011B2 (ja)

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JPH07232093A JPH07232093A (ja) 1995-09-05
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