JP2006507075A - 洗濯機の動力伝達モード切換装置及び切換方法 - Google Patents

洗濯機の動力伝達モード切換装置及び切換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 安定的に動力伝達モードを切り換えることにより洗濯機の動作不良及び破損を防止することができる洗濯機の動力伝達モード切換装置及び方法を提供する。
【解決手段】 本発明の動力伝達モード切換方法は、クラッチモータを駆動して前記カムを回転させるステップと、前記クラッチモータに供給される電源のパルス数をカウントするステップと、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記カムの回転を持続させるステップと、を含む。

Description

本発明は、洗濯機、特に、洗濯機の動力伝達モードを切り換える装置及び方法に関する。
一般的に洗濯機は、洗剤の柔和作用、洗濯翼の回転による水流の摩擦作用、パルセータが洗濯物に加える衝撃作用等を用いて衣服、寝具等に付着した各種汚染物質を取り除く製品であって、センサによって洗濯物の量及び種類を検出して洗濯方法を自動的に設定し、また、洗濯物の量及び種類により洗濯水に適切に給水した後、マイクロコンピュータの制御を受けて洗濯を行う。
従来の全自動洗濯機の駆動方式は大別して二つに分けられ、一方は、動力伝達用ベルトやプーリ等を用いて駆動モータの回転動力を洗濯軸に伝達したり、脱水軸に伝達したりしてパルセータ又は脱水槽を回転させる方式であり、他方は、ブラシレス直流モータ(BLDCモータ)の速度制御により洗濯槽兼脱水槽を洗濯及び脱水時に各々異なる速度で回転させる方式である。
パルセータと脱水槽とを別々に回転させる従来の洗濯機は、動力伝達経路を切り換える過程が必要である。しかしながら、このような従来の洗濯機は、動力伝達経路を切り換える過程において、機構の結合状態と動力伝達経路の切換状態とを把握することができない。また、このような状態で洗濯又は脱水が行われるため、部品の損傷を招く問題点を有している。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、その目的は、安定的に動力伝達モードを切り換えることにより洗濯機の動作不良及び破損を防止することができる洗濯機の動力伝達モード切換装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る動力伝達モード切換装置は、モータの動力を洗濯軸と脱水軸とに選択的に伝達するカップリングと、前記カップリングを駆動するクラッチモータと、前記クラッチモータと連動回転し、その連動回転によりスイッチング信号を出力するカムを備えたクラッチと、前記クラッチモータに電圧を供給する電源供給部と、前記電源供給部で前記クラッチモータに供給する電圧のパルス数をカウントするパルス計数部と、前記クラッチモータが駆動すると前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記カムの回転を持続させるマイクロコンピュータと、を含む。
前記マイクロコンピュータは、水位と洗濯物の量とにより、又は、前記モータに入力される電圧により、前記モータの攪拌力を設定する。ここで、前記マイクロコンピュータは、前記水位と洗濯物の量とが多いほど前記モータの攪拌力を大きく設定し、前記水位と洗濯物の量とが少ないほど前記モータの攪拌力を小さく設定する。また、前記電圧が高いほど前記モータの攪拌力を小さく設定し、前記電圧が低いほど前記モータの攪拌力を大きく設定する。
前記マイクロコンピュータは、前記クラッチモータの駆動前及び停止後に、前記モータを設定した攪拌力で回転させる。
前記マイクロコンピュータは、電源がリセットされると、前記モータの回転可否を判断し、前記モータの回転が止まってから、前記クラッチモータを駆動する。そして、前記マイクロコンピュータは、前記モータが設定された時間を超えて回転すると、電源をオフにする。
また、前記マイクロコンピュータは、前記クラッチモータを駆動すると同時に前記モータを左右に回転させる。
本発明に係る動力伝達モード切換方法は、(a)クラッチモータを駆動してカムを回転させるステップと、(b)前記クラッチモータに供給される電源のパルス数をカウントするステップと、(c)前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記カムの回転を持続させるステップと、を含む。
また、本発明に係る動力伝達モード切換方法は、前記モータの攪拌力を設定するステップと、前記クラッチモータの駆動前に前記モータを前記設定した攪拌力で回転させるステップと、を更に含む。
前記モータの攪拌力を設定するステップにおいて、水位と洗濯物の量とにより、又は、前記モータに供給される電圧により、前記モータの攪拌力を設定する。
前記モータを回転させるステップにおいて、洗濯及び濯ぎ過程時の回転角より小さい角度で前記モータを左右回転させる。
電源がリセットされた場合、前記モータの回転可否を判断するステップを更に含む。このとき、前記クラッチモータは、前記モータの回転が止まってから駆動し、前記モータが設定された時間を超えて回転すると、電源はオフになる。
本発明の他の形態に係る動力伝達モード切換方法は、(a)クラッチモータを駆動してカムを回転させるステップと、(b)スイッチがスイッチング(切換)されたか否かを判断するステップと、(c)設定された時間の間、前記カムの回転を持続させるステップと、(d)前記クラッチモータを停止させるステップと、を含む。
前記スイッチがスイッチングされたか否かを判断するステップにおいて、パルセータモードに切り換える場合、前記スイッチが‘オン’にスイッチングされたか否かを判断し、脱水槽モードに切り換える場合、前記スイッチが‘オフ’にスイッチングされたか否かを判断する。
前記設定された時間の間、前記カムの回転を持続させるステップは、前記クラッチモータに供給される電源のパルス数をカウントするステップと、前記カウントされたパルス数を予め設定されたパルス数と比較するステップと、を含む。ここで、前記カウントされたパルス数が前記設定されたパルス数以上になるまで、前記カムの回転を持続させる。
前記動力伝達モード切換方法は、前記クラッチモータの駆動前及び停止後に前記モータを設定した攪拌力で回転させるステップを更に含む。前記設定した攪拌力は、水位と洗濯物の量とにより、又は、前記モータに供給される電圧により設定される。
以下、本発明に係る洗濯機の動力伝達モード切換装置及び切換方法の好適な実施の形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。実施の形態の説明において、同一構成については同一名称及び同一符号を付し、これによる付加的な説明は下記では省略する。
図1は、一般的な全自動洗濯機を簡略に示した縦断面図である。
図1に示したように、全自動洗濯機は、本体1と、前記本体1内に設けられた外槽2aと、前記外槽2aの内部で回転可能な内槽2bと、を含む。そして、前記内槽2b内の下部中央には、洗濯及び脱水時に左右回転するパルセータ3が設けられる。
また、全自動洗濯機は、前記内槽2bに回転動力を伝達する脱水軸5と、前記パルセータ3に回転動力を伝達する洗濯軸4、さらに、洗濯過程又は脱水過程によりモータ7の動力を前記洗濯軸4又は脱水軸5に切り換えさせるクラッチ6を含む。
前記クラッチ6の構成は、次の通りである。図2A及び図2Bに示したように、外槽1の下部にクラッチモータ60が設けられ、前記クラッチモータ60の駆動軸602には、カム600が結合されている。軸支持ベアリングケース20内にレバーガイド30が固定され、前記レバーガイド30に導かれて、レバー8は前記クラッチモータ60の駆動時に直線運動し、傾斜面801を有する溝800及び前記傾斜面801の下端から水平に延びる平坦面802を有する。
コネクティングロッド17は、前記クラッチモータ60のカム600とレバー8との間に設けられており、前記クラッチモータ60が‘オン’のとき、前記レバー8を前記クラッチモータ60側に引き寄せる作用をする。リターンスプリング14は、前記レバーガイド30の一端と前記レバー8の係止突起803との間に取り付けられており、前記レバー8が前記レバーガイド30の先端から離隔されたときに、前記レバー8に復帰力を与える。
中空シリンダ型の可動子9は、脱水時に前記レバー8の溝800に突き合わせられている間、洗濯モードへの切換時に前記傾斜面801に沿って下降し、前記平坦面802の下部に位置する。
また、プランジャ10は、前記可動子9の内部の案内溝900に沿って昇降可能に設けられており、緩衝スプリング11は、前記可動子9とプランジャ10との間に位置する。カップリングストッパ22は、前記軸支持ベアリングケース20の下部に固定されており、前記軸支持ベアリングケース20の円周方向に沿って形成されたギア歯221を有する。
フォーク状の可動ロッド12は、前記プランジャ10の下端部に一方側先端がヒンジ結合され、カップリングストッパ22の下部に形成された支持ブラケット220の下端部に中間部の一箇所でヒンジ結合され、前記プランジャ10の昇降時に前記ヒンジ結合された中間部の一箇所を中心として上下運動する。
カップリング15は、前記可動ロッド12により前記脱水軸5方向に沿って昇降しながらブラシレス直流モータ7の回転動力伝達経路を切り換えさせる。コネクタアセンブリ16は、前記ロータ7bの回転力を前記洗濯軸4に伝達する。
図3及び図4のように、前記カム600は、駆動軸602に直接結合されて前記駆動軸602の回転時に等速回転し、前記駆動軸602が止まった位置でカム600もまた止まるようになっている。
前記カム600とスイッチ650との動作関係を説明すると、次の通りである。
先ず、前記カム600が初期位置と一致する状態では、前記スイッチ650はオフ状態を維持する。
ここで、前記カム600が初期位置と一致する状態というのは、図5Cのように、前記カム600のロッド連結側601が初期位置に位置する状態である。
この状態で洗濯のために動力伝達経路を切り換えるときには、クラッチモータ60がオンになって駆動され、これによって前記カム600は反時計回りに回転する。このとき、前記カム600の回転角が初期位置から150°の角度になる位置に到達するまではスイッチ650の突出部650aがカム溝面600aに位置しているので、前記スイッチ650はオフ状態を維持する。
次に、前記カム600の初期位置からの回転角が150°になると、前記スイッチ650の突出部650aが前記カム600のカム溝面600aを離脱して前記スイッチ650をオンにする。
従って、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とはかみ合った状態になる。
さらに、図5Aのように、カム600が初期位置から170°の位置に到達すると、前記クラッチモータ60がオフになるが、このように前記カム600が維持位置と一致する位置で前記クラッチモータ60をオフにする理由は、より確実に洗濯モードへの動力切換をするためである。
一方、洗濯終了後の脱水時には、前記カム600が初期位置と一致する位置に復帰しなければならない。このために脱水モードへの動力切換時には前記クラッチモータ60が再びオンになり、前記カム600を反時計回りに回転させる。図5Bに示したように、前記スイッチ650はオン状態を維持しつつ、回転するカム600が初期位置から反時計回りに328°になる位置(維持位置から反時計回りに158°位置)を通過すると、前記スイッチ650の突出部650aがカム溝面600aに位置するようになり、これによって前記スイッチ650はオフ状態に切り換る。
次に、前記スイッチ650がオフ状態に切り換えても、カム600が初期位置と一致する位置に到達するまでマイクロコンピュータの制御により前記クラッチモータ60はオン状態を維持し、前記カム600が初期位置と一致する位置に位置するとオフになる。このとき、前記スイッチ650がオフになった直後よりカム600が初期位置と一致する位置に到達するまで前記クラッチモータ60を‘オン’状態に維持する間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電源パルスの数をカウントする。そして、前記パルス数を用いて前記クラッチモータ60の制御が行われる。
一方、前記のようにカム600が初期位置に位置した状態では、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とのかみ合わせが切り離されるだけではなく、上部側セレーション150a及び下部側セレーション150bは、インナーコネクタ16bの上端部の外周面上のセレーション161b及び脱水軸5の下端部のセレーションに各々同時にかみ合うことにより、洗濯軸4及び脱水軸5の同時回転による脱水が行われる。
本発明に係るクラッチ6は、洗濯を開始する前にはクラッチモータ60に電源が印加されていないオフ状態であって、図2Bのようにカップリング15が下降した状態を維持する。このとき、可動子9は、レバー8の傾斜面801を有する溝800に位置している。
このような状態で前記クラッチモータ60に電源が印加されてクラッチモータ60がオンになれば、前記クラッチモータ60の駆動力がカム600に伝達されて、前記カム600の回転運動によりコネクティングロッド17がクラッチモータ60側に移動し、これによってレバー8はレバーガイド30に沿ってクラッチモータ60側に引き寄せられる。このとき、前記レバーガイド30の後端部に設けられたリターンスプリング14は延びる。
一方、前記カム600の回転時に前記レバー8の傾斜面801に接触していた可動子9は傾斜面801に沿って下降し、前記カム600が維持位置に位置する時点では、図2Aのように、前記レバー8の平坦面802の下部に可動子9が位置する。
このように、前記カム600の回転及び前記レバー8のクラッチモータ側への移動によって可動子9の下降時に、前記可動子9は緩衝スプリング11を圧縮し、これによって案内溝900に沿って昇降可能になるように設けられたプランジャ10もまた下降する。
前記プランジャ10の下降により、前記プランジャ10にヒンジ結合した可動ロッド12は、カップリングストッパ22の支持ブラケット220を貫通する中間部の一箇所の固定ピン12bを中心として反時計回りに回転する。
また、前記可動ロッド12が固定ピン12bを中心として反時計回りに回転するとき、前記可動ロッド12の先端は、前記カップリング15の下部面に接触して脱水軸5に沿って前記カップリング15を軸の上部側に押し上げる。これによって、洗濯モードへの動力切換の終了時に前記カップリング15の上端部に形成されたギア歯151は、図2Aに示したように、前記カップリングストッパ22に備えられたギア歯221にかみ合う。
このように、前記カップリング15のギア歯151がカップリングストッパ22のギア歯221にかみ合うようになると、前記カップリング15がコネクタアセンブリ16から切り離され、ロータ7bの回転時に洗濯軸4のみ回転するようになる。即ち、洗濯時に前記カップリング15は、脱水軸5の外周面のセレーションにだけかみ合った状態であり、洗濯軸4にかみ合ったインナーコネクタ16bの上端部のセレーション161bとはかみ合わない状態であるため、ロータ7bの回転動力は、洗濯軸4を介してパルセータ3にのみ伝達される。
そして、前記カップリング15のギア歯151がカップリングストッパ22のギア歯221にかみ合った状態では、カップリング15の回転は、カップリングストッパ22のギア歯221によって防止される。
図2Aのように、洗濯に進んでから洗濯が終了して、脱水進行のため脱水槽モードへの動力伝達経路の切換が要求されるときには、再びクラッチモータ60に電源が印加されて前記クラッチモータ60が駆動されることによりカム600が回転する。
そして、前記クラッチモータ60のカム600が回転して脱水位置に移動すると、レバー8はリターンスプリング14の復元力によりクラッチモータ60から離間するようになる。
これによって、洗濯モードで前記レバー8の平坦面802に接していた可動子9は、図2Bのように、前記レバー8の復帰が終了した時点では、レバー8の傾斜面801を備えた溝800に位置する。
このように、前記レバー8の移動による可動子9の上昇時に、緩衝スプリング11に加えた圧縮力が緩和され、これによりプランジャ10は、前記可動子9の案内溝900に沿って上昇する。そして、前記プランジャ10の上昇により前記プランジャ10にヒンジ結合された可動ロッド12は、固定ピン12bを中心として図面上(図2A参照)、時計回りに回転する。
前記可動ロッド12が固定ピン12bを中心として時計回りに回動することにより、前記可動ロッド12の先端で前記カップリング15を支持していた力は除去される。そして、前記カップリング15は自重と圧縮スプリング40の復元力とにより下降し、これによって、前記カップリング15のギア歯151は、カップリングストッパ22のギア歯221から分離される。
前記カップリング15が完全に下降すると、前記カップリング15の内周面のセレーション150a(150b)は、セレーション161bと脱水軸5の下端のセレーションとに各々かみ合い、これによってロータ7bの高速回転時に洗濯軸4及び脱水軸5が高速で回転して脱水が行われる。
図7に示したように、本発明に係る洗濯機の動力伝達モード切換装置は、電源供給部71、パルス計数部72、モータセンシング部73、マイクロコンピュータ100、モータ7、クラッチ6、及び、ディスプレイ部700を含む。
前記クラッチ6は、図3及び図4に示したように、洗濯又は脱水過程において前記カップリング15を上昇又は下降させるクラッチモータ60と、前記クラッチモータ60と連動回転し、その連動回転によりスイッチング信号を出力するカム600と、を備える。
前記電源供給部71は、前記モータ7とクラッチモータ60とに電圧を供給し、前記パルス計数部72は、前記電源供給部71から前記クラッチモータ60に供給されるAC電源のパルス数をカウントする。そして、前記モータセンシング部73は、前記モータ7の回転を感知する。
前記マイクロコンピュータ100は、前記クラッチモータ60が駆動した後に、前記カム600が設定時間内に駆動するか否かを確認する。もし、前記カム600が設定時間内に駆動しないと、前記マイクロコンピュータ100は、前記クラッチモータ60をオフにしてから再駆動して前記カム600が駆動するか否かを再確認する。
また、前記マイクロコンピュータ100は、ユーザが手動で動力伝達モードを切り換えようとする場合、前記カム600の位置を感知した後、前記カム600が正確な位置にあるか否かを判断する。
そして、前記カム600が正確な位置にあると判断されると、前記マイクロコンピュータ100は、動力伝達モードを切り換える。前記マイクロコンピュータ100は、ディスプレイ部700で前記切換えた動力伝達モード、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合状態及びこれらの機能不全(malfunction)を表示するように前記ディスプレイ部700を制御する。
以下、本発明に係る洗濯機の動力伝達モード切換方法の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
洗濯機は、通常、二つのモードで動作する。前記二つのモードのうち、一方は、洗濯過程又は濯ぎ過程時に使用されるパルセータモードであり、他方は、脱水過程時に使用される脱水槽モードである。
脱水槽モードからパルセータモードに切り換える過程を説明すると、次の通りである。
洗濯機は、電源が供給されると脱水槽モードに初期化される。従って、洗濯過程又は濯ぎ過程のためには、パルセータモードに切換えなければならない。図8に図示した通り、先ず、マイクロコンピュータ100は、洗濯又は濯ぎ過程のために、パルセータモードへの切換が必要であるか否かを判断する(S81)。洗濯機が初期化された場合と、脱水過程が進行中であるか又は終了した後にユーザが洗濯若しくは濯ぎ過程を行おうとする場合とにおいては、前記マイクロコンピュータ100は、パルセータモードの切換が必要であると判断する。
もし、パルセータモードに切換えなければならないときは、マイクロコンピュータ100は、ブラシレス直流モータ7を瞬間的にN回(例えば、4回)又は設定された時間(1乃至3秒)の間、左右に回転させる。このとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転角度は、洗濯時の回転角度に比較して小さい角度で回転される。前記ブラシレス直流モータ7を回転させる理由は、カップリング15の上昇を抑制する要因を除去するためである。
前記カップリング15の上昇を抑制する現象は、カップリング15とかみ合った脱水軸5と、インナーコネクタ16bの食い違いとにより、前記セレーション150a(150b)が脱水軸5の下端部のセレーション及びインナーコネクタ16bの上端部のセレーション161bと互いに反対方向に作用する面圧により発生する。従って、前記カップリング15を洗濯モード位置に上昇させるステップを行う前に、前記カップリング15の上昇を抑制する要因を除去するために、ブラシレス直流モータ7を左右回転させるステップを行う。
次に、前記マイクロコンピュータ100は、カム600を回転させるためにクラッチモータ60を駆動する(S82)。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転によってスイッチ650が‘オン’になったか否かを判断する(S83)。ここで、前記スイッチ650が‘オン’になったということは、カップリング15のギア歯151とカップリングストッパ22のギア歯221とが互いにかみ合うことを意味する。従って、前記スイッチ650がオン状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とがかみ合っているかどうかがわかる。
前記S83ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になっていないときは、前記マイクロコンピュータ100は、前記スイッチ650がオンになったか否かを繰り返して確認する。
前記S83ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になったと判断されたときは、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオン状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S90)。
前記S90ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数よりも小さければ、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記S83、S90ステップを繰り返す。前記S83、S90ステップが繰り返して行われる間は、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。従って、前記カム600の回転を持続させることにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とが更に強固にかみ合うことが可能となる。
前記S90ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止され(S91)、前記ブラシレス直流モータ7は瞬間的に左右回転される。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。
このように前記左右回転を実施することは、既に説明したことと同様に、前記モータ又は機構の異常によりカップリング15のギア歯151とカップリングストッパ22のギア歯221とのかみ合いが完全ではない状態で動作するのを予め防止するためである。
上述したように、パルセータモードへの切換が終了すると、前記マイクロコンピュータ100は、洗濯過程又は濯ぎ過程を行う。前記洗濯過程又は濯ぎ過程が終了した後は、脱水過程のため、洗濯機は、パルセータモードから脱水槽モードに切り換る。脱水槽モードへの切換は、通常はパルセータモードへの切換が終了した後に行われるが、パルセータモードへの切換の途中でユーザの命令により脱水槽モードに切り換る場合もある。
パルセータモードから脱水槽モードへの切換は、次の通りである。
前記マイクロコンピュータ100は、前記パルセータモードへの切換の途中で脱水槽モードへの切換を求めるユーザの命令が入力されたか否かを確認する(S84)。パルセータモードへの切換の途中で脱水槽モードのためのユーザの命令が入力されなければ、前述したように前記マイクロコンピュータ100は、前記S90、S91ステップを順番に実行してパルセータモードへの切換を終了させた後、脱水槽モードへの切換を行う。
しかし、パルセータモードへの切換の途中で脱水槽モードへの切換のためのユーザの命令が入力されると、前記マイクロコンピュータ100は、脱水槽モードへの切換を直ちに開始せずに、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S85)。前記S85ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記S85ステップを繰り返す。これは、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とを更に強固にかみ合わせると同時に、前記カム600を初期位置に正確に位置させるための時間を確保するためである。
前記S85ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600が初期位置に位置したものとみなす。その後、前記マイクロコンピュータ100は、前記クラッチモータ60を停止させ、前記ブラシレス直流モータ7を瞬間的に左右回転させる。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。
次に、前記マイクロコンピュータ100は、カム600を回転させるために、クラッチモータ60を駆動する(S86)。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転により、スイッチ650が‘オフ’になったか否かを判断する(S87)。ここで、前記スイッチ650がオフになるということは、カップリング15のギア歯151とカップリングストッパ22のギア歯221とのかみ合い(結合)が切り離されることを意味する。従って、前記スイッチ650がオフ状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合が切り離されたかどうかがわかる。
前記S87ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オフ’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオフ状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S88)。
前記S88ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記S87ステップに戻る。そして、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記S87ステップとS88ステップとを繰り返す。このように前記S87ステップとS88ステップとが繰り返して行われる間、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。従って、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合を完全に切り離すことができる。
反対に、前記S88ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止され(S89)、前記ブラシレス直流モータ7は瞬間的に左右回転される。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。このように、前記左右回転を4回実施することは、前記モータ又は機構の異常によりカップリング15のギア歯151とカップリングストッパ22のギア歯221とのかみ合いが完全に切り離されない状態で動作することを未然に防止するためである。前述したように、脱水槽モードへの切換が終了すると、前記マイクロコンピュータ100は、脱水過程を行う。
第2の実施の形態
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る洗濯機の動力伝達モード切換方法を示したフローチャートである。第2の実施の形態は、洗濯機が駆動途中でリセットされたときに、安定的に動力伝達モードを切り換えるためのものである。
洗濯機が洗濯過程、濯ぎ過程又は脱水過程を行う途中で、ユーザ又は洗濯機の機能不全により電源がリセットされる場合、前記マイクロコンピュータ100は、リセット可否を確認する(S101)。
前記マイクロコンピュータ100は、電源がリセットされたと判断すると、モータセンシング部73でブラシレス直流モータ7の回転可否を感知する(S102)。前記マイクロコンピュータ100は、前記モータセンシング部73より前記ブラシレス直流モータ7の回転に関するデータを受け取る。このデータより前記ブラシレス直流モータ7の回転速度が0であるか否かを確認する。
もし、前記ブラシレス直流モータ7が回転中であると判断すると、前記マイクロコンピュータ100は、前記ブラシレス直流モータ7を予め設定された時間の間、感知する。予め設定された時間、例えば10分経過しても前記ブラシレス直流モータ7が停止しなければ、前記マイクロコンピュータ100は、洗濯機の機能不全をユーザに報知するためにディスプレイ部700にエラーメッセージを示すようにして電源をオフにする。
前記ブラシレス直流モータ7が回転していないと判断すると、前記マイクロコンピュータ100は、動力伝達モードの切換を開始する。即ち、前記ブラシレス直流モータ7の回転が予め設定された時間内に停止すると、前記マイクロコンピュータ100は、動力伝達モードの切換を進行する。
前記マイクロコンピュータ100は、パルセータモードへの切換のため、クラッチモータ60を駆動する(S103)。このとき、カム600は、前記クラッチモータ60により回転される。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転によりスイッチ650が‘オン’になったか否かを判断する(S104)。前記スイッチ650がオン状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とがかみ合っているかどうかを確認する。
前記S104ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になっていなければ、前記マイクロコンピュータ100は、前記スイッチ650がオンになったか否かを繰り返して確認する。
前記S104ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオン状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S105)。
前記S105ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記S104、S105ステップを繰り返す。前記S104、S105ステップが繰り返して行われる間は、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。
前記S105ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止される(S106)。
上述したように、パルセータモードへの切換が終了すると、脱水槽モードに切り換える。
電源のリセット後にユーザが洗濯又は濯ぎ過程を行おうとする場合は、前記マイクロコンピュータ100は、パルセータモードから脱水槽モードに切換を行ってから洗濯又は濯ぎ過程を行う。
前記マイクロコンピュータ100は、パルセータモードから脱水槽モードへの切換のため、クラッチモータ60を駆動する(S107)。このとき、カム600は、前記クラッチモータ60により回転する。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転によりスイッチ650が‘オフ’になったか否かを判断する(S108)。前記スイッチ650がオフ状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合が切り離されたかどうかがわかる。
前記S108ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オフ’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオフの状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S109)。
前記S109ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記S108ステップに戻る。そして、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで、前記S108ステップとS109ステップとを繰り返す。このように前記S108ステップとS109ステップとが繰り返して行われる間、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。
前記S109ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になれば、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止される(S110)。前記クラッチモータ60が停止すると、その位置が、脱水槽モード切換が終了すると同時にパルセータモードへの切換が開始される位置である。
上述したように、パルセータモードにおいて、脱水槽モードへの切換が終了した後、洗濯又は濯ぎ過程を求めるユーザ命令が前記マイクロコンピュータ100に入力されると、前記マイクロコンピュータ100は、再度パルセータモードに切り換えさせる。そして、洗濯又は濯ぎ過程を行う。
第3の実施の形態
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る洗濯機の動力伝達モードの切換方法を示したフローチャートである。
洗濯過程又は濯ぎ過程のために、洗濯機は、パルセータモードで駆動されなければならず、脱水過程のためには、脱水槽モードで駆動されなければならない。従って、前記マイクロコンピュータ100は、各過程に応じて該当モードに切り換えさせる。
図10に示したように、マイクロコンピュータ100は、洗濯機をパルセータモードに駆動するか又は脱水槽モードに駆動するかを判断する(S111)。洗濯機が初期化された場合と、脱水過程が進行中であるか又は終了した後にユーザが洗濯若しくは濯ぎ過程を行おうとする場合は、前記マイクロコンピュータ100は、パルセータモードへの切換が必要であると判断し、洗濯過程及び脱水過程が終了した後には、脱水槽モードへの切換が必要であると判断する。
前記S111ステップにおける判断の結果、パルセータモードに切り換えなければならないと判断すると、前記マイクロコンピュータ100は、ブラシレス直流モータ7の攪拌力を設定する(S112)。前記攪拌力は、攪拌のための前記ブラシレス直流モータ7の回転力を意味する。前記ブラシレス直流モータ7の攪拌力は、洗濯機の外槽内の水位と洗濯物の量とによりいくつかのレベルに分けられるか、又は、前記ブラシレス直流モータ7に入力される電圧によりいくつかのレベルに分けられる。前記マイクロコンピュータ100は、水位及び洗濯物の量や入力電圧により前記攪拌力を設定する。
水位と洗濯物の量とにより前記攪拌力を設定する場合、水位が高かったり洗濯物の量が多かったりすると前記攪拌力を増加させ、水位が低かったり洗濯物の量が少なかったりすると前記攪拌力を減少させる。例えば、洗濯物の量が‘大’であるとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転力を最大に設定し、洗濯物の量が‘中’であるとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転力を中間に設定し、洗濯物の量が‘小’であるとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転力を最小に設定する。前記ブラシレス直流モータ7に入力される電圧により前記攪拌力を設定する場合、前記電圧が高いと前記攪拌力を減少させ、前記電圧が低いと前記攪拌力を増加させる。これは入力電圧の変動に拘わらず、同様に前記ブラシレス直流モータ7を回転させるためである。例えば、入力電圧が310Vである場合、前記ブラシレス直流モータ7の回転力を最小に設定し、入力電圧が300Vである場合、前記ブラシレス直流モータ7の回転力を中間に設定し、入力電圧が250Vである場合、前記ブラシレス直流モータ7の回転力を最大に設定する。
前記ブラシレス直流モータ7の攪拌力が設定されると、前記マイクロコンピュータ100は、ブラシレス直流モータ7を前記設定された攪拌力でN回(例えば、4回)左右に回転させたり、又は、前記設定した攪拌力で設定された時間(1乃至3秒)の間、左右に回転させる(S113)。
このとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転角度は、洗濯時の回転角度に比較して小さい角度で回転する。
前記ブラシレス直流モータ7の回転後、前記マイクロコンピュータ100は、カム600を回転させるため、クラッチモータ60を駆動する(S114)。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転により、スイッチ650が‘オン’になったか否かを判断する(S115)。
前記スイッチ650がオン状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とがかみ合っているかどうかを確認する。
前記S115ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になっていなければ、前記マイクロコンピュータ100は、前記スイッチ650がオンになったか否かを繰り返して確認する。
前記S115ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオン状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S116)。
前記S116ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記S115、S116ステップを繰り返す。前記S115、S116ステップが繰り返して行われる間は、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。従って、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とが更に強固にかみ合うことができる。
前記S116ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止され(S117)、その後、前記ブラシレス直流モータ7は、前記設定した攪拌力で左右回転される(S118)。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。
上述したように、パルセータモードへの切換が終了すると、前記マイクロコンピュータ100は、洗濯過程又は濯ぎ過程を行う。前記洗濯過程又は濯ぎ過程が終了した後は、脱水過程のため、洗濯機は、パルセータモードから脱水槽モードに切り換わる。脱水槽モードへの切換は、通常はパルセータモードへの切換が終了した後に実行されるが、パルセータモードへの切換の途中でユーザの命令により脱水槽モードに切り換えられる場合もある。
前記S111ステップにおける判断の結果、脱水槽モードに切り換えなければならないと判断すると、前記マイクロコンピュータ100は、ブラシレス直流モータ7の攪拌力を設定する(S119)。脱水過程は、洗濯又は濯ぎ過程において、使用された水がある程度排出された後に実行されるために、脱水過程のための前記ブラシレス直流モータ7の攪拌力は、水を吸入した洗濯物の量によりいくつかのレベルに分けられるか、又は、前記ブラシレス直流モータ7に入力される電圧によりいくつかのレベルに分けられる。前記マイクロコンピュータ100は、洗濯物の量や入力電圧により前記攪拌力を設定する。
洗濯物の量により前記攪拌力を設定する場合、洗濯物の量が多いと前記攪拌力を増加させ、洗濯物の量が少ないと前記攪拌力を減少させる。これは洗濯物の重さに拘わらず、前記ブラシレス直流モータ7を一定の速度で回転させるためである。前記ブラシレス直流モータ7に入力される電圧により前記攪拌力を設定する場合は、前記S112ステップの説明と同様である。
前記ブラシレス直流モータ7の攪拌力が設定されると、前記マイクロコンピュータ100は、ブラシレス直流モータ7を前記設定された攪拌力でN回(例えば、4回)又は設定された時間(1乃至3秒)の間、左右に回転させる(S120)。このとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転角度は、洗濯時の回転角度に比較して小さい角度で回転される。
前記ブラシレス直流モータ7の回転後、前記マイクロコンピュータ100は、カム600を回転させるため、クラッチモータ60を駆動する(S121)。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転によりスイッチ650が‘オフ’になったか否かを判断する(S122)。
前記スイッチ650がオフ状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合が切り離されたかどうかがわかる。
前記S122ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オフ’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオフ状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S123)。
前記S123ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記S122ステップに戻る。そして、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで、前記S122ステップとS123ステップとを繰り返す。このように、前記S122ステップと前記S123ステップとが繰り返して行われる間、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。従って、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合を完全に切り離すことができる。
前記S123ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止され(S124)、その後、前記ブラシレス直流モータ7は、前記S119ステップで設定した攪拌力で左右回転される。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。前述したように、脱水槽モードへの切換が終了すると、前記マイクロコンピュータ100は、脱水過程を行う。
第4の実施の形態
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る洗濯機の動力伝達モードの切換方法を示したフローチャートである。
図11に示したように、マイクロコンピュータ100は、洗濯機をパルセータモードに駆動するか、又は、脱水槽モードで駆動するかを判断する(S131)。洗濯機が初期化された場合と、脱水過程が進行中であるか又は終了した後にユーザが洗濯若しくは濯ぎ過程を行おうとする場合に、前記マイクロコンピュータ100は、パルセータモードへの切換が必要であると判断し、洗濯過程及び脱水過程が終了した後には、脱水槽モードへの切換が必要であると判断する。
前記S131ステップにおける判断の結果、パルセータモードに切り換えなければならないと判断すると、前記マイクロコンピュータ100は、ブラシレス直流モータ7を設定された攪拌力でN回(例えば、4回)左右に回転させたり、又は、前記設定した攪拌力で設定された時間(1乃至3秒)の間、左右に回転させる(S132)。このとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転角度は、洗濯時の回転角度に比較して小さい角度で回転する。
前記ブラシレス直流モータ7の回転後、前記マイクロコンピュータ100は、カム600を回転させるためクラッチモータ60を駆動すると同時に、前記ブラシレス直流モータ7を再度M回回転させる(S133)。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転により、スイッチ650が‘オン’になったか否かを判断する(S134)。前記スイッチ650がオン状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とがかみ合っているかどうかを確認する。
前記S134ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になっていなければ、前記マイクロコンピュータ100は、前記スイッチ650がオンになったか否かを繰り返して確認する。前記S134ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オン’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオン状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S135)。
前記S135ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで、前記S134、S135ステップを繰り返す。前記S134、S135ステップが繰り返して行われる間は、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。従って、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221とが更に強固にかみ合うことができる。
前記S135ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止され(S136)、その後、前記ブラシレス直流モータ7は、前記設定した攪拌力で左右回転する(S137)。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。
前記ブラシレス直流モータ7は、前記S132、S133、S134ステップで左右に回転される。各ステップでの上記ブラシレス直流モータ7の攪拌力は、各々別個に設定することができる。
前記S131ステップにおける判断の結果、脱水槽モードに切り換えなければならないと判断すると、前記マイクロコンピュータ100は、前記ブラシレス直流モータ7を前記設定された攪拌力でN回(例えば、4回)又は設定された時間(1乃至3秒)の間、左右に回転させる(S138)。このとき、前記ブラシレス直流モータ7の回転角度は、洗濯時の回転角度に比較して小さい角度で回転する。
前記ブラシレス直流モータ7の回転後、前記マイクロコンピュータ100は、カム600を回転させるためにクラッチモータ60を駆動すると同時に、前記ブラシレス直流モータ7をM回左右に回転させる(S139)。そして、前記マイクロコンピュータ100は、前記カム600の回転により、スイッチ650が‘オフ’になったか否かを判断する(S140)。前記スイッチ650がオフ状態であるか否かを判断することにより、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合が切り離されたかどうかがわかる。
前記S140ステップにおける判断の結果、前記スイッチ650が‘オフ’になったと判断すると、前記パルス計数部72は、前記スイッチ650がオフ状態である間、前記クラッチモータ60に供給されるAC電圧のパルス数をカウントする。そして、マイクロコンピュータ100は、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数、例えば‘66’以上であるか否かを判断する(S141)。
前記S141ステップにおける判断の結果、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数より小さければ、前記S140ステップに戻る。そして、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで、前記S140ステップとS141ステップとを繰り返す。このように、前記S140ステップと前記S141ステップとが繰り返して行われる間は、前記クラッチモータ60は、駆動され続ける。従って、前記カップリング15のギア歯151と前記カップリングストッパ22のギア歯221との結合が完全に切り離されることができる。
前記S141ステップにおける判断の結果、前記AC電圧のパルス数が予め設定されたパルス数以上になると、前記マイクロコンピュータ100の制御により前記クラッチモータ60は停止され(S142)、その後、前記ブラシレス直流モータ7は左右回転する(S143)。このとき、前記ブラシレス直流モータ7を洗濯時の回転角度に比較して小さい角度でN回(例えば、4回)又は設定時間(1乃至3秒)の間、回転させる。前述したように、脱水槽モードへの切換が終了すると、前記マイクロコンピュータ100は、脱水過程を行う。
前記ブラシレス直流モータ7は、前記S138、S139、S143ステップで左右に回転される。各ステップで上記ブラシレス直流モータ7の攪拌力は、各々別個に設定することができる。
本発明に係る洗濯機の動力伝達モード切換装置及び切換方法には、次のような効果がある。
本発明は、スイッチの状態によりカムの位置を把握することができるため、動力伝達モード切換時にカムを正確に初期位置に位置させることができる。そして、ブラシレス直流モータを瞬間的に左右回転させるため、カップリングのギア歯とカップリングストッパのギア歯とを完全に結合させたり、切り離させたりすることができる。従って、動力伝達モード切換時に部品の損傷を防止し、安定的な動力伝達モード切換が可能である。
前述の実施の形態以外にも、本発明がその趣旨及び範疇から外れることなく、他の特定の形態として具現化することができるという事実は、当該技術分野における通常の知識を有する者には自明である。このため、前述の実施の形態は制限的なものではなく、例示的なものとして考慮されるべきであり、これによって本発明は、前述の詳細な説明に限定されることなく、添付された請求項の範疇及びその均等範囲内において変更することもできる。
一般的な洗濯機の概略図である。 図1のクラッチ及びモータを示した断面図である。 図1のクラッチ及びモータを示した断面図である。 本発明に係るクラッチモータの斜視図である。 図3の分解斜視図である。 クラッチモータの駆動時におけるカムとスイッチとの動作関係を説明するための図面である。 クラッチモータの駆動時におけるカムとスイッチとの動作関係を説明するための図面である。 クラッチモータの駆動時におけるカムとスイッチとの動作関係を説明するための図面である。 クラッチモータとカムとスイッチとの動作を説明するためのチャートである。 本発明に係る動力伝達モード切換装置を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る動力伝達モード切換方法を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る動力伝達モード切換方法を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る動力伝達モード切換方法を示したフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る動力伝達モード切換方法を示したフローチャートである。

Claims (28)

  1. モータの動力を洗濯軸と脱水軸とに選択的に伝達するカップリングと、
    前記カップリングを駆動するクラッチモータと、
    前記クラッチモータと連動回転し、その連動回転によってスイッチング信号を出力するカムを備えたクラッチと、
    前記クラッチモータに電圧を供給する電源供給部と、
    前記電源供給部から前記クラッチモータに供給される電圧のパルス数をカウントするパルス計数部と、
    前記クラッチモータが駆動すると、前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記カムの回転を持続させるマイクロコンピュータと、
    を含むことを特徴とする洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  2. 前記マイクロコンピュータは、
    前記クラッチモータの駆動前及び停止後に、前記モータを設定した攪拌力で回転させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  3. 前記マイクロコンピュータは、
    水位と洗濯物の量とにより、前記モータの攪拌力を設定することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  4. 前記マイクロコンピュータは、
    前記水位と洗濯物の量とが多いほど前記モータの攪拌力を大きく設定し、前記水位と洗濯物の量とが少ないほど前記モータの攪拌力を小さく設定することを特徴とする請求項3に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  5. 前記マイクロコンピュータは、
    前記モータに入力される電圧により、前記モータの攪拌力を設定することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  6. 前記マイクロコンピュータは、
    前記電圧が高いほど前記モータの攪拌力を小さく設定し、前記電圧が低いほど前記モータの攪拌力を大きく設定することを特徴とする請求項5に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  7. 前記マイクロコンピュータは、
    電源がリセットされると、前記モータの回転可否を判断することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  8. 前記マイクロコンピュータは、
    前記モータが設定された時間を超えて回転すると、電源をオフにすることを特徴とする請求項7に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  9. 前記マイクロコンピュータは、
    前記モータの回転が止まった後、前記クラッチモータを左右に駆動することを特徴とする請求項7に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  10. 前記マイクロコンピュータは、
    前記クラッチモータを駆動すると共に前記モータを左右に回転させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  11. 前記カムは、
    洗濯及び濯ぎ過程のための動力伝達モードへの切換のため、‘オン’のスイッチング信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  12. 前記カムは、
    脱水過程のための動力伝達モードへの切換のため、‘オフ’スイッチング信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の動力伝達モード切換装置。
  13. モータの動力を洗濯軸と脱水軸とに選択的に伝達するカップリングと、
    前記カップリングを駆動するクラッチモータと、
    前記クラッチモータと連動回転し、その連動回転によりスイッチング信号を出力するカムとを備えた洗濯機の動力伝達モード切換方法において、
    (a)前記クラッチモータを駆動して前記カムを回転させるステップと、
    (b)前記クラッチモータに供給される電源のパルス数をカウントするステップと、
    (c)前記カウントされたパルス数が予め設定されたパルス数以上になるまで前記カムの回転を持続させるステップと、
    を含むことを特徴とする洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  14. 前記モータの攪拌力を設定するステップと、
    前記クラッチモータを駆動する前に前記モータを前記設定した攪拌力で回転させるステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  15. 前記モータの攪拌力を設定するステップにおいて、
    水位と洗濯物の量とにより、前記モータの攪拌力を設定することを特徴とする請求項14に記載の動力伝達モード切換方法。
  16. 前記モータの攪拌力を設定するステップにおいて、
    前記モータに供給される電圧により、前記モータの攪拌力を設定することを特徴とする請求項14に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  17. 前記モータを回転させるステップにおいて、
    洗濯及び濯ぎ過程時の回転角より小さい角度で前記モータを左右回転させることを特徴とする請求項14に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  18. 前記クラッチモータの駆動と同時に、前記モータを左右に回転させることを特徴とする請求項13に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  19. 電源がリセットされる場合、前記モータの回転可否を判断するステップを更に含むことを特徴とする請求項13に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  20. 前記モータが設定された時間を超えて回転すると、電源をオフにすることを特徴とする請求項19に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  21. パルセータモード及び脱水槽モードにより、洗濯軸及び脱水軸にモータの動力を選択的に伝達するカップリングと、前記カップリングに動力を提供するクラッチモータと、前記カップリングを制御するスイッチと、前記クラッチモータと連動回転してその連動回転により前記スイッチを制御するカムと、を備えた洗濯機の動力伝達モード切換方法において、
    (a)前記クラッチモータを駆動して前記カムを回転させるステップと、
    (b)前記スイッチがスイッチング(切換)されたか否かを判断するステップと、
    (c)設定された時間の間、前記カムの回転を持続させるステップと、
    (d)前記クラッチモータを停止させるステップと、
    を含むことを特徴とする洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  22. 前記スイッチがスイッチングされたか否かを判断するステップにおいて、
    パルセータモードに切り換える場合、前記スイッチが‘オン’にスイッチングされたか否かを判断し、脱水槽モードに切り換える場合、前記スイッチが‘オフ’にスイッチングされたか否かを判断することを特徴とする請求項21に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  23. 前記設定された時間の間、前記カムの回転を持続させるステップは、
    前記クラッチモータに供給される電源のパルス数をカウントするステップと、
    前記カウントされたパルス数を予め設定されたパルス数と比較するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項21に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  24. 前記カウントされたパルス数が前記設定されたパルス数以上になるまで、前記カムの回転を持続させることを特徴とする請求項23に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  25. 前記クラッチモータの駆動前及び停止後に前記モータを設定した攪拌力で回転させるステップを更に含むことを特徴とする請求項21に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  26. 前記設定した攪拌力は、水位と洗濯物の量とにより設定されることを特徴とする請求項25に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  27. 前記設定した攪拌力は、前記モータに供給される電圧により設定されることを特徴とする請求項25に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
  28. 前記クラッチモータの駆動と同時に、前記モータを左右に回転させることを特徴とする請求項21に記載の洗濯機の動力伝達モード切換方法。
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