JP2542931Y2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2542931Y2
JP2542931Y2 JP1990076954U JP7695490U JP2542931Y2 JP 2542931 Y2 JP2542931 Y2 JP 2542931Y2 JP 1990076954 U JP1990076954 U JP 1990076954U JP 7695490 U JP7695490 U JP 7695490U JP 2542931 Y2 JP2542931 Y2 JP 2542931Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はウィークリータイマ機能を持つ複写機に関す
る。
〈従来技術〉 デジタル複写機等の複写機の1つとして、時計IC等を
用いてメモリに設定されているオン時間やオフ時間にし
たがって電源をオン/オフするものが知られている。
しかし、時計ICを使用した場合には、だいたい1週間
単位で電源のオン時間、オフ時間を設定し、登録された
時間にしたがって自動的に複写機の電源をオン/オフす
るので、祭日や特別の休日、夏休み、冬休み等で会社が
休みのときでも、タイマによって設定された時刻になる
と、自動的に電源が投入されてしまい、無駄な電力を消
費してしまうとともに、人がいないときに複写機の電源
を投入してしまうので安全上、好ましくないという問題
があった。
〈目的〉 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
ウィークリタイマ機能を備えた複写機において、祝祭日
や臨時休業日など人が居ないかきわめて少ない場合に
は、複写機の電源が自動的に投入されないか、あるいは
一旦投入されても所定時間後に遮断されるようにして、
無駄な電力を消費したり、安全上の不安を生じたりする
ことがないようにすることを目的とする。
〈構成〉 本考案は上記の目的を達成するため、原稿の画像を読
み取って転写紙にコピーして出力する複写機において、
複写機の外面に取り付けられ複写機の近傍に人がいるか
どうかを検出する人体検知部と、予め設定されている時
刻に電源投入指令を発生する電源投入指令発生部と、人
体検知部による人の検知回数を計数する計数部と、電源
投入指令発生部から出力される電源投入指令と人体検知
部による人の検知結果とがあった時に複写機の電源を投
入し、その電源投入後所定時間内の計数部による計数値
が予め定められた所定値よりも大きい場合は電源投入状
態を継続し、上記所定値よりも小さい場合は電源を遮断
するように、複写機の電源投入、電源遮断を制御する電
源制御部とを備えたものである。
以下、一実施例に基づいて本考案を具体的に説明す
る。
第1図は本考案による複写機の一実施例を示す概略構
成図である。
この図に示す複写機は原稿2を読み取る原稿読取装置
1と、この原稿読取り装置1に原稿2を供給する自動原
稿送り装置3と、前記原稿読取装置1によって読み取ら
れた原稿2の画像を処理する画像処理部4と、この画像
処理部4によって処理された画像をプリントアウトする
画像出力装置5と、この画像出力装置5に転写紙7を給
紙する給紙装置6と、前記画像出力装置5からプリント
アウトされた転写紙7を並べるソータ装置8と、前記画
像出力装置5からプリントアウトされた転写紙7を必要
に応じて前記画像出力装置5に戻す再給紙装置9と、動
作内容を入力するための操作部10と、装置各部の動作を
制御する制御板24とを備えており、操作部10の操作内容
に基づいて制御板24を動作させて前記自動原稿送り装置
3および原稿読取部1、画像処理部4、画像出力装置
5、給紙装置6、ソータ装置7、再給紙装置9の各動作
を制御し、原稿2の画像を転写紙7に複写する。
自動原稿送り装置3は第2図に示す如く前記原稿読取
装置1の上部に取り付けられる矩形状の匡体11と、この
匡体11上部に設けられる原稿受け12と、前記匡体11上部
に設けられる原稿テーブル13と、この原稿テーブル13に
載置されている原稿2を取り込むピンチコロ14および呼
び出しコロ15と、これらピンチコロ14および呼び出しコ
ロ15によって取り込まれた原稿2を1枚ずつに分離して
2重送りを防止する分離ベルト16および分離コロ17と、
これら分離ベルト16および分離コロ17によって分離され
た原稿2の通過を検知してその長さを示す信号を発生す
る長さ検知センサ18とを備えている。
さらに、前記自動原稿送り装置3は前記原稿2の幅お
よびレジストを示す信号を発生する原稿幅検知センサ19
と、これら長さ検知センサ18および原稿幅検知センサ19
によって検知された原稿2を原稿読取装置1の読取り位
置まで搬送する搬送ベルト20と、原稿読取りが終了した
原稿2を反転させて前記読取り位置に戻したり、前記原
稿受け12に排出したりする反転コロ21および反転切替爪
22と、第3図に示す如く前記匡体11の前面側に設けられ
る人体検知部100とを備えている。
この場合、前記人体検知部100は第5図に示す如く制
御板24と通信を行ないながら各種の信号処理を行なう信
号処理部112と、この信号処理部112から出力される駆動
信号に基づいて発光して複写機の前面側に光を出射する
発信器113と、この発信器113から出射された光が複写機
の前を通過する人によって反射されたとき、この反射光
を受光して前記信号処理部112に光検知信号を供給する
受信器114とを備えている。
そして、前記操作部10から入力された操作内容に基づ
いて原稿テーブル13に載置されている原稿束から原稿2
を1枚ずつ取り込んでこれを前記原稿読取装置1の原稿
読取位置に供給したり、この原稿読取位置1で読み取ら
れた原稿2を反転させたり、原稿受け12上に排出した
り、複写機の前面側に人がいるときこれを検出したりす
る。
また、原稿読取装置1は第1図に示す如く矩形状に形
成される匡体25と、この匡体25の上部に形成された開口
部を閉じるように配置されるコンタクトガラス26と、前
記匡体25内に走行自在に配置される第1走行体27と、こ
の第1走行体27と連動して走行する第2走行体28と、前
記第1、第2走行体27、28によって得られた光学画像を
集光させるレンズ29と、このレンズ29によって集光され
た光学画像を電気画像信号に変換するCCDイメージセン
サ30と、このCCDイメージセンサ30によって得られた画
像信号をA/D変換処理する画像読取板31とを備えてい
る。
そして、前記操作部10から入力された操作内容に応じ
て第1、第2走行体27、28が連動して走行してレンズ29
およびCCDイメージセンサ30、画像読取板31により前記
コンタクトガラス26上にセットされている原稿2の画像
を読み取って画像信号(デジタル化された画像信号)を
生成しこれを画像処理部4に供給する。
画像処理部4は複数のイメージプロセッサユニットや
画像メモリ等を備えており、前記操作部10から入力され
た操作内容に応じて前記原稿読取装置1によって読み取
られた原稿2の画像を処理して画像出力装置5に供給す
る。
また、給紙装置6は第1図に示す如く各種サイズの転
写紙7を格納している複数の給紙カセット40と、これら
の各給紙カセット40に格納されている転写紙7を選択的
に取り出す複数の給紙コロ41と、これら各給紙コロ41に
よって取り出された転写紙7を画像出力装置5側に搬送
する複写数の搬送ベルト42と、これらの各搬送ベルト42
によって搬送された転写紙7を一時的に停止させるレジ
ストコロ43とを備えており、前記操作部10から入力され
た操作内容に基づいて各給紙カセット40のいずれかから
転写紙7を取り出してこれを搬送しレジストコロ43部分
で停止させる。
画像出力装置5は矩形状に形成される匡体45と、この
匡体45内に配置される印字部46と、前記匡体45内に配置
され前記印字部46に画像を書き込む光学部47と、前記印
字部46によって印字された転写紙7を搬送する搬送部48
と、この搬送部48によって搬送された転写紙7上のトナ
ー画像を定着させる定着部49とを備えており、前記画像
処理部4から出力される画像信号によって示される画像
を転写紙7に印字してこれをソータ装置8や再給紙装置
9に供給する。
光学部47は前記画像処理部4から供給される画像信号
に基づいて駆動信号を発生する発光ダイオード制御板
(図示は省略する)と、この発光ダイオード制御板から
出力される駆動信号に応じて発光する発光ダイオード
(図示は省略する)と、所定の回転速度で回転し前記発
光ダイオードから出射される光を偏光させるポリゴンミ
ラー52と、このポリゴンミラー52によって偏光された光
を角速度・線速度変換するfθレンズ53と、このfθレ
ンズ53から出射される光を偏光して印字部46に供給する
ミラー54とを備えており、前記画像処理部4から供給さ
れる画像信号に応じた前記印字部46の感光体ドラム60上
に光学画像を形成する。
印字部46は円筒形に形成され前記光学部47から供給さ
れる光によって光学画像が書き込まれる回転自在な感光
体ドラム60と、この感光体ドラム60を帯電させる帯電チ
ャージャ61と、前記感光体ドラム60に書き込まれた画像
(潜像)を現像する現像部62と、この現像部62によって
現像された画像(トナー画像)を前記給紙装置6から供
給された転写紙7に転写する転写部63と、この転写部63
によって転写された転写紙7を感光体ドラム60から分離
させる分離チャージャ64と、この分離チャージャ64によ
って感光体ドラム60から転写紙7がはがれないときこれ
を強制的にはがす分離爪65と、前記感光体ドラム60上に
残っている電荷を取り除く除電チャージャ66と、この除
電チャージャ66によって除電された感光体ドラム60をク
リーニングするクリーニング部67とを備えており、給紙
装置6や再給紙装置9から供給された転写紙7上に前記
光学部47から供給された光学画像に対応したトナー画像
を形成してこれを搬送部48に送る。
搬送部48は前記印字部46によってトナー画像が転写さ
れた転写紙7を搬送する搬送ベルト70と、下向きの風を
発生させて前記搬送ベルト70上から転写紙7が剥離され
ないようにする搬送ファン71とを備えており、前記印字
部46によってトナー画像が転写された転写紙7を定着部
49に搬送する。
定着部49は前記搬送部48によって搬送された転写紙7
上のトナー画像を熱によって定着させて機外のソータ装
置8に排出する。
ソータ装置8は複数のトレー75と、複数の切替カム76
と、両面ゲート77等とを備えており、前記操作部10から
片面コピー指令等が入力されているときには、両面ゲー
ト77を制御して前記定着部49から供給される転写紙7を
取り込むとともに、これを指定された順序で各トレー75
上に並べ、また前記操作部10から両面コピー指令等が入
力されているときには、前記両面ゲート77を切り替えて
前記定着部46から供給される転写紙7を再給紙装置9に
供給する。
再給紙装置9は前記両面ゲート77を介して供給された
転写紙7が載置される両面トレー80と、この両面トレー
80上に載置されている転写紙7を揃えるジョガー81と、
このジョガー81によって揃えられた転写紙7を取り込む
両面給紙ローラ82と、この両面給紙ローラ82によって取
り込まれた転写紙7の前後を反転させて前記印字部46に
供給する搬送路83とを備えており、前記操作部10から両
面コピー指令等が入力されているとき、前記両面ゲート
77を介して供給された転写紙7を両面トレー80上に載置
した後、ジョガー81によって揃えて両面給紙ローラ82に
よって取出し、これを搬送路83によって前後を反転させ
て前記印字部46に供給する。
また、操作部10は第4図に示す如く右側に複写を開始
させるときに操作されるプリントキー85と、数値等を入
力するときに操作されるテンキー86と、置数をクリアし
たり、複写動作を停止させるときに操作されるC/Sキー
(クリア/ストップキー)87と、複写動作中に他の原稿
2を複写させるとき等に操作される割込みキー88と、各
種のモードを標準モードに戻すとき等に操作されるモー
ドクリアキー89と、寸法変倍や編集機能、プログラムナ
ンバーの設定時等に操作されるエンターキー90とが配置
されている。
また、操作部10の中央部分には用紙サイズに応じて各
給紙カセット40を自動選択させるときに操作される自動
用紙選択キー91と、給紙カセット40を選択するときに操
作される用紙選択キー92と、選択された給紙カセット40
の転写紙サイズにあわせて自動的に拡大縮小させるとき
に操作される用紙指定変倍キー93と、等倍キー94と、拡
大キー95と、縮小キー96と、各種のメッセージを表示す
るための表示器97とが配置され、また左側には見開き原
稿等をコピーするときに操作されるページ連写コピーモ
ードキー98と、画像を合成するとき等に操作される合成
コピーモードキー99と、両面コピーを行なうとき等に操
作される両面コピーモードキー100と、ソータ等を使用
するとき等に操作されるソート/スタックモードキー10
1とが配置されている。
そして、プリントキー85等が操作されたとき、操作さ
れたキーに応じた信号を生成してこれを前記画像処理部
4等に供給し、またこの画像処理部4等から表示デーが
供給されたとき、この表示データに応じた内容を表示器
97上に表示させる。
また、制御板24は第5図に示す如く主制御部99と、音
声出力部101と、入力表示制御部102と、光学系制御部10
3と、ランプ・ヒータ制御部104と、ランプ制御ボード10
5と、ヒータ制御ボード106と、電源部107と、2つのド
ライバ108、109と、信号処理回路110と、高圧電源ユニ
ット111とを備えており、予め設定されているプログラ
ムに基づいて複写機各部を制御して原稿2の画像を転写
紙7に複写させる処理や自動的に電源を投入したり、遮
断したりする処理等を行なう。
音声出力部101は音声合成に必要な各種のデータおよ
びパラメータ等が格納されているROMと、前記主制御部9
9と通信しながら音声合成用の各データを生成する音声
合成コントローラと、この音声合成コントローラから出
力される各種のデータに基づいて前記ROMをアクセスし
ながら音声信号を合成する音声合成器と、この音声合成
器によって合成された音声信号を音声に変換して出力す
る出力器等とを備えており、前記主制御部99から供給さ
れる制御信号に基づいて音声を合成して外部に出力す
る。
また、入力表示制御部102は各種の処理を行なうマイ
クロプロセッサと、このマイクロプロセッサの動作を規
定するプログラム等が格納されているROMと、前記マイ
クロプロセッサの作業エリア等として使用されるRAM
と、前記マイクロプロセッサと外部との間で入出力され
るパラレルな信号の授受をサポートするパラレルI/O
と、前記マイクロプロセッサと外部との間で入出力され
るシリアルな信号の授受をサポートするシリアルI/O
と、前記マイクロプロセッサの指示に基づいてアナログ
信号を量子化してデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タと、前記マイクロプロセッサの指示に基づいて計時動
作を行なうタイマ等とを備えており、操作部10から入力
された信号を処理して前記主制御部99に供給したり、こ
の主制御部99から供給される表示データに基づいて操作
部10に前記表示データに対応する内容を表示したりす
る。
また、光学系制御部103は各種の処理を行なうマイク
ロプロセッサと、このマイクロプロセッサの動作を規定
するプログラム等が格納されているROMと、前記マイク
ロプロセッサの作業エリア等として使用されるRAMと、
前記マイクロプロセッサと外部との間で入出力されるパ
ラレルな信号の授受をサポートするパラレルI/Oと、前
記マイクロプロセッサと外部との間で入出力されるシリ
アルな信号の授受をサポートするシリアルI/Oと、前記
マイクロプロセッサの指示に基づいてアナログ信号を量
子化してデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、設
定されている割込みプログラムに基づいて前記マイクロ
プロセッサに割込みをかける割込み回路と、前記マイク
ロプロセッサの指示に基づいて計時動作を行なうタイマ
等とを備えており、前記主制御部99から供給される制御
信号に基づいて原稿読取装置1の光学系を駆動したり、
この原稿読取装置1の状態を検知してこの検知結果を前
記主制御部99に供給したりする。
また、ランプ・ヒータ制御部104は各種の処理を行な
うマイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサの動
作を規定するプログラム等が格納されているROMと、前
記マイクロプロセッサの作業エリア等として使用される
RAMと、前記マイクロプロセッサと外部との間で入出力
されるパラレルな信号の授受をサポートするパラレルI/
Oと、前記マイクロプロセッサと外部との間で入出力さ
れるシリアルな信号の授受をサポートするシリアルI/O
と、前記マイクロプロセッサの指示に基づいてアナログ
信号を量子化してデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タと、前記マイクロプロセッサの指示に基づいて計時動
作を行なうタイマ等とを備えており、前記主制御部99か
ら供給される制御信号に基づいてランプ制御ボード105
やヒータ制御ボード106を制御したり、これらランプ制
御ボード105やヒータ制御ボード106から供給される検知
信号を取り込んでこれらを前記主制御部99に供給したり
する。
ランプ制御ボード105は前記ランプ・ヒータ制御部104
から供給される制御信号に基づいて原稿読取装置1のラ
ンプに電源電圧を供給させたり、このランプの状態を検
知して検知結果を前記ランプ・ヒータ制御部104に供給
したりする。
また、ヒータ制御ボード106は前記ランプ・ヒータ制
御部104から供給される制御信号に基づいて画像出力装
置5の定着ヒータ等に電源電圧を供給させたり、この定
着ヒータ等の状態を検知して検知結果を前記ランプ・ヒ
ータ制御部104に供給したりする。
また、電源部107は商用電源から予め設定されている
電源電圧Vcc、VH、VLを生成する定電圧回路115と、前記
主制御部99から出力される駆動信号を増幅するリレード
ライバ116と、このリレードライバ116から駆動信号が出
力されているとき前記低電圧回路115から出力される電
源電圧VHを取り込んで装置各部に供給する電源リレー11
7と、前記リレードライバ116から駆動信号が出力されて
いるとき前記定電圧回路115から出力される電源電圧VL
を取り込んで装置各部に供給する電源リレー118とを備
えており、商用電源が供給されているとき、電源電圧Vc
cを生成してこれを装置各部に供給するとともに、前記
主制御部99から駆動信号が供給されたとき、電源電圧
VH、VLを生成してこれを装置各部に供給して複写機の電
源を投入する。
また、各ドライバ108、109は各々前記主制御部99から
制御信号が供給されたとき、これを増幅して複写機各部
に設けられた各種の交流負荷や直流負荷を駆動する。
また、信号処理回路110は複写機各部に設けられた各
種のセンサから出力される信号を取り込んで前記主制御
部99に供給する。
また、高圧電源ユニット111は前記主制御部99からの
制御信号に基づいて高電圧を発生して画像出力装置5の
各部に高電圧を供給する。
また、主制御部99は各種の処理を行なうマイクロプロ
セッサと、このマイクロプロセッサの動作を規定するプ
ログラム等が格納されているROMと、前記マイクロプロ
セッサの作業エリア等として使用されるRAMと、前記マ
イクロプロセッサと外部との間で入出力されるパラレル
な信号の授受をサポートするパラレルI/Oと、前記マイ
クロプロセッサと外部との間で入出力されるシリアルな
信号の授受をサポートするシリアルI/Oと、前記マイク
ロプロセッサの指示に基づいてアナログ信号を量子化し
てデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、設定され
ている割込みプログラムに基づいて前記マイクロプロセ
ッサに割込みをかける割込み回路と、前記マイクロプロ
セッサの指示に基づいて計時動作を行なうタイマと、各
種の設定値やカウントデータ等が格納される不揮発RAM
等とを備えており、ROMに格納されているプログラム等
に基づいて装置各部を制御して原稿を複写させたり、複
写機の電源を自動的に投入、遮断させたりする。
次に、第6図および第7図に示す各フローチャートを
参照しながらこの実施例の動作を説明する。
まず、複写機の電源投入にかかわらず人体検知部100
によって人が検知される毎に、主制御部99のマイクロプ
ロセッサはオペレータ存在フラグが“1"になっているか
どうかをチェツクし、これが“0"であれば、これを“1"
にする。
この状態で、予め設定されている電源オン時間となれ
れば(ステップST1)、マイクロプロセッサは複写機の
機械電源がオン状態となっているかどうかをチェツクし
(ステップST2)、これがオフ状態となっていれば、オ
ペレータ存在フラグが“1"になっているかどうかをチェ
ツクする(ステップST3)。
そして、このオペレータ存在フラグが“1"になってい
れば、マイクロプロセッサはリレードライバ116を動作
させて各電源リレー117、118をオン状態にして装置各部
に電源電圧VH、VLを供給させ、複写機の電源を投入し
(ステップST4)、また前記オペレータ存在フラグが
“1"になっていなければ、この電源投入動作をスキップ
する。
また、上述した動作と並行して、マイクロプロセッサ
は第7図に示すオペレータカウント処理を所定時間毎に
起動させてオペレータ存在フラグが“1"になっているか
どうかをチェツクし(ステップST11)、これが“1"にな
っていなければ、オペレータカウントフラグの値を“0"
にし(ステップST12)、また前記オペレータ存在フラグ
が“1"になっていれば、オペレータカウントフラグが
“1"になっているかどうかをチェツクし(ステップST1
3)、これが“1"になっていれば、人体検知部100によっ
て検知された人に対する処理中と判断して割込み処理を
終了する。
また、オペレータカウントフラグが“1"でなければ
(ステップST13)、マイクロプロセッサは人体検知部10
0によって検知された人が新たな人であると判断してオ
ペレータカウントフラグの値を“1"にするとともに(ス
テップST14)、複写機の前を通過した人の数を示すオペ
レータカウンタの値を“1"だけインクリメントして割込
み処理を終了する(ステップST15)。
そして、マイクロプロセッサは複写機の電源を投入し
てから、1分毎に1分タイマの値をインクリメントし
(ステップST5)、30分が経過したとき(ステップST
6)、前記1分タイマの値の値を零にリセットするとと
もに(ステップST7)、オペレータカウントの値が零か
どうかをチェツクし(ステップST8)、これが零であれ
ば、複写機の電源を投入してから30分の間、複写機の前
を人が1人も通らなかったと判断してリレードライバ11
6をオフさせて各電源リレー117、118をオフ状態にして
装置各部に対する電源電圧VH、VLの供給を停止させる
(ステップST9)。
また、前記オペレータカウントの値が零でなければ、
マイクロプロセッサはこの電源遮断動作をスキップす
る。
この後、マイクロプロセッサはオペレータカウントの
値を零にリセットしてこの電源遮断/接続判断処理を終
了する(ステップST10)。
このようにこの実施例においては、予め設定されてい
時刻に複写機の電源を投入し、このときから所定時間以
内に複写機の前を人が通過しなかったとき、祭日や特別
の休日、夏休み、冬休み等で会社が休みであると判断し
て電源を自動的に遮断するようにしたので、設定された
時刻になっても人がいないときには、電源の投入を中止
して電力の無駄を無くすことができるとともに、無駄な
電力投入に起因する事故の発生を未然に防止することが
できる。
また、上述した実施例においては、電源を投入してか
ら所定時間以内に複写機の前を1人も人が通過しないと
き、会社が休みであると判断して複写機の電源を遮断す
るようにしているが、第8図に示す如く予め設定された
時刻に複写機の電源が投入されているかどうかをチェツ
クし(ステップST6、ST17)、これが投入されていない
ときには、オペレータ存在フラグの値が“1"になってい
るかどうかをチェツクし(ステップST18)、このチェツ
ク結果に基づいて電源の接続処理を行なった後(ステッ
プST19)、複写機の電源投入から30分が経過したとき
(ステップST20、ST21)、1分タイマの値を零にリセッ
トするとともに(ステップST22)、オペレータカウント
の値が予め設定されている値“N"以上かどうかをチェツ
クし(ステップST23)、オペレータカウントの値の値が
“N"以下のとき、電源の遮断処理を行ない(ステップST
24)、“N"以上のとき電源の遮断処理をスキップしてオ
ペレータカウントの値を零にリセットするようにしても
良い(ステップST25)。
このようにすることにより、予め設定されている時刻
に複写機の電源を投入してから複写機の前をN人の人が
通過しないとき、会社が休みでほとんどの人が出社して
いないと判断して複写機の電源を強制的に遮断すること
ができる。
また、上述した実施例においては、人体検知部100か
ら光を出射させて複写機の前を通過する人の有無を検知
するようにしているが、人体検知部100に超音波送受信
器を、超音波によって複写機の前を通過する人の有無を
検知するようにしても良い。
〈効果〉 以上説明してきたように、本考案による複写機は、設
定された時刻になっても誰も人が居ないときには電源の
自動投入を行なわず、また一旦電源を投入した場合でも
その後の所定時間内に殆ど人が検出されないときには電
源を遮断するので、ウィークリタイマ機能を持ちなが
ら、祝祭日や臨時休業日などの殆ど人が居ない時に電力
を無駄に消費することがなく、安全の確保を図ることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による複写機の一実施例を示す概略構成
図、第2図は第1図に示す自動原稿送り装置の詳細を示
す断面図、第3図は第1図に示す複写機の側面図、第4
図は第1図に示す操作部の平面図、第5図は第1図に示
す制御板の詳細なブロック図、第6図は同実施例の動作
例を示すフローチャート、第7図は同実施例の動作を示
すフローチャート、第8図は本考案による複写機の他の
実施例を示すフローチャートである。 1…原稿読取装置、2…原稿、3…自動原稿送り装置、
4…画像処理部、5…画像出力装置、6…給紙装置、7
…転写紙、99…電源投入指令発生部、電源制御部(主制
御部)、100…人体検知部、107…電源部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取って転写紙にコピーし
    て出力する複写機において、複写機の外面に取り付けら
    れ前記複写機の近傍に人がいるかどうかを検出する人体
    検知部と、予め設定されている時刻に電源投入指令を発
    生する電源投入指令発生部と、前記人体検知部による人
    の検知回数を計数する計数部と、前記電源投入指令発生
    部から出力される電源投入指令と前記人体検知部による
    人の検知結果とがあった時に複写機の電源を投入し、そ
    の電源投入後所定時間内の前記計数部による計数値が予
    め定められた所定値よりも大きい場合は電源投入状態を
    継続し、前記所定値よりも小さい場合は電源を遮断する
    ように、複写機の電源投入、電源遮断を制御する電源制
    御部とを備えたことを特徴とする複写機。
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