JP2542762B2 - 曲線マンコンベアの移動手摺案内装置 - Google Patents

曲線マンコンベアの移動手摺案内装置

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JP2542762B2
JP2542762B2 JP3267322A JP26732291A JP2542762B2 JP 2542762 B2 JP2542762 B2 JP 2542762B2 JP 3267322 A JP3267322 A JP 3267322A JP 26732291 A JP26732291 A JP 26732291A JP 2542762 B2 JP2542762 B2 JP 2542762B2
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野下  明良
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲線マンコンベアの移
動手摺案内装置に関し、特に水平投影面において円弧状
をなすマンコンベアの帰路側の移動手摺案内装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の曲線マンコンベアの移動
手摺案内装置として図3と図4に示すものがある。図3
は曲線マンコンベアの側面図、図4は曲線マンコンベア
の水平投影平面図を示し、両図において、1は踏段、2
は踏段に同期して移動する移動手摺、3は帰路側の移動
手摺を案内・支持する手摺案内である。
【0003】また、図5は図4のI−I断面の展開側面
図を示し、3aは上部の帰路側手摺案内、3bは中部の
帰路側手摺案内、3cは帰路側手摺案内の長さ調整部、
3dは下部の帰路側手摺案内、4は移動手摺を所定方向
へ駆動させる為の手摺駆動装置、5a、5bはこれらの
数箇所に分割配置された帰路側の各手摺案内端部を接合
するジョイント部材である。
【0004】また、6は各帰路側手摺案内を主枠のトラ
ス(図示せず)へ固定する為のブラケットで、各帰路側
手摺案内に対して3ケ所以上設けられる。7は帰路手摺
案内3bと3cの間に設けられたギャップで、このギャ
ップ量を調整することにより(帰路手摺案内3cの上端
部の固定位置を移動することにより)帰路側の手摺案内
の設置長さを移動手摺の長さに合わせるものである。こ
の場合、帰路側手摺案内3cの位置はギャップ7のギャ
ップ量によって3c’の位置になったり3c”の位置に
なったりすることになる。
【0005】さらに、図6は図5のII−IIより見た
図であり、図7は図6のIII−III断面である。図
6と図7は共に中部の帰路側手摺案内を示し、いずれも
通常の直線形マンコンベアの技術を基に描いてある。図
7に示すように手摺案内はステンレス鋼板等のフォーミ
ングロール材が用いられ要所をネジ座8aで固定する為
の溝部を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成の曲線マンコンベアの移動手摺案内装置において、
図6に示すように、手摺案内は水平投影面内において所
定の曲率Rに曲げられており、移動手摺の走行抵抗によ
り曲率中心に向かう力Fが作用する(通常の直線形マン
コンベアではこのFは発生しない)。そして、図7に示
すように、移動手摺内面の幅9cに対し手摺案内の幅9
aが小さいので、力Fにより10a部分に大きな面圧が
発生し、この部分の帰路側移動手摺内面(キャンバス
面)が異常摩耗したり、手摺走行抵抗を異常に増加させ
てしまう不具合が発生する。また、図6において手摺案
内ジョイント部の外周側の面11にわずかでも段差があ
ると、力Fにより移動手摺内面(キャンバス面)を損傷
させてしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、曲線マンコンベアにおける移動
手摺内面の異常摩耗を防止することができ、手摺案内ジ
ョイント部の外周側の面にわずかな段差があっても移動
手摺内面を損傷させることがない曲線マンコンベアの移
動手摺案内装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る曲線マンコ
ンベアの移動手摺案内装置は、曲線マンコンベアの帰路
側の移動手摺の案内において、断面が水平投影面の円弧
状曲率中心に向かう力による面圧を下げるよう十分な幅
を有しかつ金属性芯材を挿入する為の溝を有する可撓性
プラスチック製手摺案内を手摺駆動部を除く全長に配
し、水平投影面内において所定曲率に曲げた金属製芯材
を移動手摺長さ調整部を除く上記手摺案内全長に挿入し
たものである。
【0009】
【作用】本発明においては、帰路側手摺案内において、
十分な幅を有し、かつ金属製芯材を挿入する為の溝を有
する可撓性プラスチック製手摺案内を手摺駆動部を除く
長に配し、所定曲率に曲げた金属製芯材を移動手摺長
さ調整部を除く上記手摺案内全長に挿入したことによっ
て、曲率中心に向かう力Fによる面圧を下げて移動手摺
内面の異常摩耗を防止すると共に、手摺案内ジョイント
部の外周側の面にわずかな段差があっても移動手摺内面
を損傷させることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1と図2は本実施例による図6と図7の相当図
を示し、図中、3b’は可撓性プラスチック製手摺案内
で、通常、この部品は直線状である。8bは所定の曲率
Rに曲げ加工を行った金属製の長尺芯材で、中部の帰路
手摺案内3b’の全長に渡って挿入され、この長尺芯材
8bによって帰路手摺案内3b’の所定曲率Rが確保さ
れる。8’は長尺芯材の固定用ネジ部である。
【0011】そして、図2に示すように、移動手摺内面
の幅9cに対し手摺案内の幅9bはわずかに小さく、し
たがって、面圧発生部10bは前途の面圧発生部10a
より大きくなるので力Fによる面圧を下げることがで
き、移動手摺内面の異常摩耗を防止することができる。
また、手摺案内をプラスチック製としたことで、手摺案
内ジョイント部の外周側の面11にわずかな段差があっ
ても移動手摺を損傷させることがない。さらに、この長
尺芯材8bの幅は手摺案内3bの幅より狭いので所定の
曲率Rへの曲加工が容易になるメリットがある。
【0012】なお、ここでは、中部の帰路手摺案内3
b’について説明を行ったが、上部の帰路手摺案内3a
相当箇所)や下部の帰路手摺案内(3d相当箇所)につ
いても同様である。ただ、帰路手摺案内の長さ調整部3
cは、図5に示すように、移動手摺の長さに合わせて取
付位置が3c’になったり3c”になったりするので、
上記のような長尺芯材は取付られずネジ座8aとブラケ
ット6の取付数を増して対処する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、帰路側
手摺案内において、十分な幅を有し、かつ金属製芯材を
挿入する為の溝を有する可撓性プラスチック製手摺案内
を手摺駆動部を除く全長に配し、所定曲率に曲げた金属
製芯材を移動手摺長さ調整部を除く上記手摺案内全長に
挿入したことによって、曲率中心に向かう力Fによる面
圧を下げる移動手摺内面の異常摩耗を防止すると共に、
手摺案内ジョイント部の外周側の面にわずかな段差があ
っても移動手摺内面を損傷させることがなく、手摺を長
寿命化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による曲線コンベアの部分構
成図である。
【図2】本発明の一実施例による曲線コンベアの部分断
面図である。
【図3】本発明の対象となる曲線コンベアの側面図であ
る。
【図4】本発明の対象となる曲線コンベアの水平投影平
面図である。
【図5】図4のI−I線断面の側面展開図である。
【図6】図5のII−IIより見た図で、図1対応図で
ある。
【図7】図6のIII−III断面図で、図2対応図で
ある。
【符号の説明】
1 踏段 2 移動手摺 3 手摺案内 3a,3b,3d 帰路側手摺案内 3b’ 可撓性プラスチック製手摺案内 3c 長さ調整部 4 手摺駆動装置 5a,5b ジョイント部材 6 ブラケット 8b 金属製の長尺芯材 9b 手摺案内の幅 9c 移動手摺内面の幅 10a,10b 面圧発生部 11 ジョイント部の外周側面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲線マンコンベアの帰路側の移動手摺の
    案内において、断面が水平投影面の円弧状曲率中心に向
    かう力による面圧を下げるよう十分な幅を有しかつ金属
    性芯材を挿入する為の溝を有する可撓性プラスチック製
    手摺案内を手摺駆動部を除く全長に配し、水平投影面内
    において所定曲率に曲げた金属製芯材を移動手摺長さ調
    整部を除く上記手摺案内全長に挿入した曲線マンコンベ
    アの移動手摺案内装置。
JP3267322A 1991-09-18 1991-09-18 曲線マンコンベアの移動手摺案内装置 Expired - Fee Related JP2542762B2 (ja)

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JPH0578081A JPH0578081A (ja) 1993-03-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106185580A (zh) * 2016-09-19 2016-12-07 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种螺旋式自动扶梯

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CN106185580A (zh) * 2016-09-19 2016-12-07 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种螺旋式自动扶梯

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