JP2542677B2 - 自動販売機のデ―タ収集装置 - Google Patents

自動販売機のデ―タ収集装置

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JP2542677B2
JP2542677B2 JP63148981A JP14898188A JP2542677B2 JP 2542677 B2 JP2542677 B2 JP 2542677B2 JP 63148981 A JP63148981 A JP 63148981A JP 14898188 A JP14898188 A JP 14898188A JP 2542677 B2 JP2542677 B2 JP 2542677B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、自動販売機(自販機とも略す)の稼動に
よって自販機内に発生する種々のデータ、例えば売上デ
ータ、異常データ等を収集する装置に関するもので、 特に前記収集用データをメモリカードに記憶しデータ
収集を容易化すると共に収集動作の信頼性を高め、さら
に収集用データの内容を豊富にして自販機のより効率的
な設置,運用を計り得るようにしたデータ収集装置に関
する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当
部分を示す。
【従来の技術】
第7図は従来の売上データ収集システムの構成例を示
す図である。同図において01は自販機、02はデータ収集
装置、06は自販機01内の自販機制御装置、07は同じく販
売計数記憶手段で、制御装置06から商品販売のつど信号
を入力して計数し記憶する。08は交信制御手段で、コネ
クタC1,C2および信号線DLを介しデータ収集装置02と接
続され販売計数記憶手段07内に記憶された売上データを
データ収集装置02へ送信するための制御を行う。 以上のような構成のもとでデータ収集装置02は、自販
機01の1台ずつの売上データを収集するものである。こ
こで売上データを収集する場合、データ収集装置02上の
キーボード02aよりデータ収集の起動をかけると、デー
タ交信信号線DLを介して自販機01側に売上データを要求
す信号が送られる。 自販機01側はこの要求を受けて販売計数記憶手段07に
記憶している売上データを交信制御手段08とデータ収集
装置02の間で定められた特定の交信手順に従ってデータ
収集装置02に送信する。以上のようにして収集した売上
データをデータ収集装置02は自身の内部の図外のメモリ
に記憶する。以下同様の操作にて自販機複数台の売上デ
ータを収集後、このデータ収集装置02を営業所に持ち帰
り、中継装置03を介して電算機04へ収集した売上データ
を送信する。 このようにして、電算機04へ売上データが入力される
ことにより、自販機別の売上,全売上の集計,商品別の
売上等の集中的な売上管理が行われるものである。 また自販機の異常データについては、自販機に発生す
る商品の売切やコイン詰まりなどの故障や、停電などの
異常データを発生時間とともに記憶しておけば、それら
のデータを後で取出して解析することにより、週品に売
行きの把握が可能となり、また異常発生傾向を捉えてク
レームの未然防止が可能となる。従って、このような異
常データを収集する装置を取付けることは、自販機を効
率よく管理する上で有効な手段である。 従来、このような異常データ収集装置として一般的な
ものは、自販機の制御装置のメモリ領域の一部に上記の
ような異常データを記憶しておき、この異常データを読
取るときは、自販機制御装置06上の図外のキーボードの
表示器に異常データを1つ1つ表示して読取るか、売上
データ収集の場合と同様に、データ収集装置02を自販機
01に接続して異常データをこのデータ収集装置02に転送
しプリントアウトするようにしたものがある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記の売上データ収集方式には以下のよ
うな問題点がある。 (1)データ収集装置02の記憶容量が限られているた
め、売上データを収集すべき自販機の台数が多いと、売
上データを収集できなくなる不具合が起こる。従って売
上データを収集できる自販機台数が限定される。 (2)データ収集装置02が何らかの異常により、例えば
メモリバックアップ電源ダウンによりデータが消える場
合や、データ収集装置02のCPU暴走により記憶データを
壊してしまう等の異常発生時、収集した自販機の全売上
データが一度に無効となるという危険性がある。 (3)収集できるデータがほぼ売上データに限られてい
るため、今後特定地域内に新しく自販機を設置したり、
新規の設置場所開拓する場合の検討用のデータ(例えば
商品補給回数の差で冷熱ユニットの運転率が異なるため
電力料金が異なるという経費面のデータ、故障発生件数
や機種固有の故障内容というサービス面でのデータ)等
の把握ができない。 また前記の異常データを収集する方式においても、自
販機制御装置06のキーボードで異常データを読取る作業
時間が長くかかったり、データ収集装置02の運搬や携帯
に手間がかかったりして、自販機のサービス巡回業務に
支障を来たすと言う問題点があった。 そこで本発明の課題は個々の自販機にメモリカードを
取付けて、前記売上データや異常データのほか、各種の
自販機発生データをこのメモリカードに記憶させ、デー
タ収集にはこのメモリカードを新しいメモリカードと入
替えて収集し、営業所でその内容を読取り調査するよう
にすることにより、さらにこのメモリカードの利用に当
っても、メモリカードの自販機への装着状態を確認する
手段を設けることにより、 メモリカードを自販機に差し忘れても売上データが失
なわれず、また売上の計数内容が化けることがないよう
にして信頼度を向上するようにし、さらにデータ収集作
業を短時間に行い、かつデータ収集手段を小型軽量化す
ること、ならびに 自販機からの収集用データの内容を豊富にして、自販
機の効率的な設置や適用検討の確度をより高め得るよう
にすることにある。
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために本発明の装置は、『CPU
(1など)、当該の自動販売機内に発生した各種のデー
タ(以下収集用データという)を格納されるRAM(4,記
憶手段24など)、を備えた自動販売機において、 コネクタ(CCなど)を介してこの自動販売機に装着さ
れ、かつこのコネクタを介し前記CPUによってアクセス
されるカード状のデータ記憶手段としてのメモリカード
であって、予め自身を特定するための、キーワード(2A
など)を格納されてなるメモリカード(2など)を備
え、 前記CPUが、前記メモリカードから前記キーワードを
読取り、このキーワードが正しいことを判別した状態
で、前記RAMに格納された収集用データを前記メモリカ
ードへ転送するように』するか、またはさらに『前記収
集用データあ商品コラム別の商品販売数,売上金額等か
らなる売上データ、(故障・売切検知回路7,停電検知回
路8などから得た)発生異常(故障,売切,停電等)の
内容,(時計回路9などから得た)この異常発生の日時
等からなる異常データ、または冷熱負荷の運転率や各種
設定データについての覆歴データ、を含むものである』
ようにするものとする。
【作 用】
この発明は個々の自販機にメモリカードを装着して自
販機に発生した各種のデータ(売上および異常に関する
データ、冷熱ユニットの運転率、各種設定データの変更
覆歴、故障覆歴等)を当該のメモリカードに記憶させ、
自販機の巡回作業においてはこのメモリカードを自販機
から外して持ち帰り、巡回作業の後でデータをメモリカ
ードから読取るようにしたものである。 なおメモリカードへのデータ記録に当ってはメモリカ
ードに予め特定のキーワードを書込んでおいて、そのキ
ーワードを読出し一致をチェックすることにより、メモ
リカード有無を判定し、またメモリカード取出し扉とそ
の開閉検知手段を設けることにより、メモリカードの抜
き差し操作を行っているかどうかを検知する。 この検知の結果、メモリカード有でかつ抜き差し操作
を行っていない時のみ収集用データをメモリカードに書
込み、それ以外の時は収集用データをRAMに記憶させた
ままにしておいて、再度メモリカードが挿入されカード
取出し扉閉となった時に、RAMの内容をメモリカードに
書込むことにより、メモリカードを抜いている間の収集
用データも消えずに保持され、またメモリカード抜き差
し時にデータが化けるかたも無くなるようにするもので
ある。
【実施例】
本発明と同一の技術思想に基づく発明としては本出願
人の先願となる。 特願昭62−265755号「自動販売機のデータ収集装置」 がある。そこでまず第1図ないし第3図を用いて前記
先願の内容を本発明の第1の実施例として説明する。こ
こで第1図は自販機制御回路の要部構成を示すブロック
図、第2図,第3図は第1図のそれぞれ異なる動作を説
明するフローチャートである。 第1図において1は自販機全体を制御するCPU、3,4は
該CPU1に属するROM,RAMである。 2はこの自販機に装着されたRAMカード(RAMを内
蔵),iCカード(CPU,ROM,RAM等を内蔵)などのメモリカ
ードで、このメモリカード2はカードコネクタCCを介し
自販機の制御系に接続されている。なおCGはこのカード
2をカードコネクタCCに挿入する際のガイドとなるカー
ドガイド部、CDはメモリカード2を自販機に抜き差しす
る際の扉となるカード扉、DGは前記カード扉の開閉の際
のガイドとなる扉ガイド部、PSは前記扉ガイド部DCに組
込まれた光センサで、カード扉CDの開または閉の状態を
検知するためのものである。またメモリカード2内のメ
モリ領域にはこのカード2を特定するためのキーワード
2A,および売上データ2B,異常データ2Cの各記憶領域が設
けられている。 6は図外の商品選択スイッチの各々に対応して設けら
れた販売商品格納棚としての商品コラムで、それぞれ当
該商品を搬出する搬出装置を備えている。7は前記商品
コラム内の(搬出機構などの)故障や商品の売切を検知
する故障・売切検知回路、8は異常の1つである停電を
検知する停電検知回路、9は異常発生の日時を知るため
の日時信号を出力する時計回路、10はCPU1の制御対象手
段としての前記メモリカード2,商品コラム6,故障売切検
知回路7,停電検知回路8,時計回路9等とのCPU1とを結合
するための入出力インタフェース(I/Oとも記す)であ
る。 利用者が図外の貨幣鑑別手段に貨幣を投入し、商品選
択スイッチを押して購入したい商品を選択するとCPU1は
これを判別し当該の商品コラム6から商品を搬出する制
御を行うが、このときその商品販売を示す商品コラム種
別信号6aが当該の商品コラムに対応して出力され、I/O1
0を介してCPU1に通知される。 次に第1図を参照しつつ第2図,第3図について説明
する。第2図は商品販売のつど発生する売上データ(販
売データ)の処理手順の一実施例を示すものである。即
ち、CPU1は前記商品コラム種別信号6aによって商品の販
売を検知すると(ステップ111,分岐Y)、その商品コラ
ムの売上数等の計数を行ない、この販売計数データをRA
M4内の図外の販売データメモリに記憶させる(ステップ
112)。この販売データメモリ内に販売計数データが記
憶されている場合(ステップ113,分岐Y)、まずメモリ
カード2よりキーワード2Aを読込み(ステップ114)、R
OM3予め記憶しているキーワードと一致しているか否か
をチェックする。ここで一致していればメモリカード2
が自販機に装着されていると判断する(ステップ115,分
岐Y)。次にメモリカード2のカード扉CDの開閉状態を
光センサPSにより調べ、カード扉CDが閉じていることを
確認すると(ステップ116,分岐Y)、RAM4内の販売デー
タメモリの記憶内容とメモリカード2内の売上データ2B
を加算し(ステップ117)、再度メモリカード2の売上
データ2Bの記憶領域にその加算内容を書込み(ステップ
118)、その後RAM内の販売データメモリの内容をクリア
する(ステップ119)。 このようにメモリカード2を自販機に差込んでいない
状態でも販売計数を行うことができ、またメモリカード
の抜き差し時にはメモリカードへデータを書込まないよ
うにしたため、メモリカードに中途半端なデータを書込
むことが無くデータが化けるといった不具合もなくなり
信頼度が向上する。 また第3図は自販機の稼動中に発生する異常データの
処理手順の一実施例を示すものである。つまりこの手順
は故障,売切,停電などの異常が発生したときに起動さ
れるものとする。同図においてCPU1はまず、ステップ12
1にて新しく発生した異常内容があるかどうかチェック
し、新しい異常内容が無ければステップ123へジャンプ
し、新しい異常内容が有ればステップ122へ進む。ステ
ップ122では新しい異常内容をRAM4に一時記憶してステ
ップ123へ進む。 ステップ123では今まで発生していた異常内容の中で
解除されたものがないかどうかチェックし、解除された
異常内容がなければステップ125へジャンプし、解除さ
れた異常内容があればステップ124へ進む。ステップ124
では解除された異常内容をRAMへ一時記憶してステップ1
25へ進む。 ステップ125では時計回路9より日時データを読取っ
た後、ステップ126へ進む。ステップ126では上記日時デ
ータと共に、RAM4に一時記憶中の新しく発生した異常内
容や解除された異常内容のデータをメモリカード2へ書
込む。その後図外のメインルーチンへリターンする。な
おここで異常データの記憶期間を一定期間(例えば3日
間)としておけばメモリカード2のメモリ容量の効率向
上が図れる。 次に第4図ないし第6図を用いて本発明の第2の実施
例を説明する。ここで第4図は新たな自販機制御回路の
システム構成を示すブロック図、第5図は第4図の要部
動作を示すフローチャート、第6図は第4図における収
集用データの内容を示す図である。 第4図における自販機11の制御回路はいわゆる分散制
御方式の構成となっており、この制御回路はそれぞれ割
当てられた制御を分担実行する各種の従制御部(スレー
ブともいう)、およびこの各従制御部とサイクリックに
交信しつつ各従制御部にその制御を実行させる主制御部
(マスタともいう)を備えている。即ち同図の12はこの
マスタ、13〜16および18はこのスレーブ、また19はこの
マスタ12とこの各スレーブとを結ぶデータ交信ラインで
ある。 ここで13は扉スレーブで、マスタ12からの送信データ
に従い、販売可否表示ランプ13Aおよび売切表示ランプ1
3Bを点滅制御すると共に、押釦スイッチ13Cの入力の変
化を示す入力データをマスタ12へ送信する機能を有す
る。 14はキーボードスレーブで、キーボード14Aを介して
入力された各種設定データをマスタ12へ送信すると共
に、マスタ12から送信されたデータを表示部14Bへ表示
する機能を有する。 15は搬出スレーブで売切スイッチ15B等の入力の変化
を示す入力データをマスタ12へ送信すると共に、マスタ
12からの販売指令に従い、搬出機構15Aの制御を行う機
能を有する。 16はスレーブとしての電装ボックスでマスタ12からの
オン/オフ指令に従い、省エネ対象負荷としての冷却手
段(MCとも略記する)16A,加熱手段(ヒータ)16B,送風
手段(ファン)16C,照明手段(蛍光灯)16D等の制御を
行う機能を有する。 18はコインメックスレーブ(なおコインメックをC/W
とも略記する)で、投入された硬質を判別し、その判別
データを入力データとしてマスタ12へ送信すると共に、
マスタ12からの指令に基づいて釣銭を払出す機能を有す
る。 17は電源ボックスで前記マスタ12,スレーブ13〜16,18
に対し、電源の供給を行う機能を有する。マスタ12は前
述のように各スレーブ13〜16,18を交信ライン19を介し
て、集中管理すると共に、故障内容をコード化して記憶
しており、各スレーブが故障を検知したらその内容を受
信し、さらにこの故障内容を故障コードで、キーボード
スレーブ14に表示する機能、各種設定データや販売デー
タの演算処理機能、該データの記憶機能、時計機能等を
も有する。 また22はマスタ12からシリアルのデータバス21を介し
てマスタ12の記憶データを入力すると共に、前記の省エ
ネ対象負荷16A〜16Dのオン,オフの状態を状態検出線20
を介して検出するデータ収集装置である。また26はこの
装置22内に設けられメモリカード2の挿入されるデータ
回収装置である。このデータ収集装置22にはさらに後述
のようなデータ処理手段23,記憶手段24,交信制御手段2
5,一時記憶演算手段28,データ変換手段29等が設けられ
ている。 第6図はこのデータ収集装置22によってメモリカード
2に格納される各種の収集用データの名称を番号別に示
している。 次に第6図の収集用データの種別に応じて異なる,第
4図のデータ収集時の動作を第5図を用いて説明する。 (1)第6図のNo.1〜No.16、およびNo.21〜No.30のデ
ータの場合: 自販機11を設置し、初期化を行なった後(ステップS
1,S2)、T時間経過したら(ステップS3)、データ収集
装置22内のデータ処理手段23がデータバス2を介してマ
スタ12へデータを要求する(ステップS4)。マスタ12で
はこの要求に対し、自身の内部に記憶している当該のデ
ータを、マスタ12とデータ処理手段23との間で定められ
た特定の交信手順に従って、データ処理手段23へ送出す
る(ステップ5,6)。データ処理手段23ではマスタ12か
ら受信したデータを演算処理し(ステップS7)、記憶手
段24で記憶できるデータと変換処理して(ステップS
8)、記憶手段24へその変換処理されたデータを送出す
る(ステップS9)。 (2)第6図のNo.17〜No.20のデータの場合: 前記のステップS1,S2の手順の終了後、稼動状態記録
対象の負荷としての冷却手段16A,加熱手段16B,送風手段
16C,照明手段16Dに各々接続された状態検出線20を介
し、前記負荷の稼動状態(例えば電圧の有無に応じた運
転,休止)を検知して(ステップS10)、一時記憶演算
手段28に一時記憶し(ステップS11)、そしてT時間経
過後(ステップS12)、この一時記憶演算手段28を介し
T時間分のデータを加算処理し(ステップS13)、負荷
の運転率(運転時間/T時間×100%)を演算処理し(ス
テップS14)、データ変換手段29を介し記憶手段24で記
憶できるデータに変換処理して(ステップS15)、その
変換データを記憶手段24へ送出する(ステップS16)。
記憶手段24ではデータ処理手段23,データ変換手段29よ
り送出されたデータを記憶する。(ステップS17)。 次にデータを回収する場合はメモリカード2をデータ
回収装置26に挿入し接続する(ステップS18)。データ
回収装置26ではメモリカード2のキーワードを読込み
(ステップS19)、データ回収装置26であらかじめ記憶
しているキーワードと一致しているか否かをチェックす
る(ステップ20)。データ回収装置26で一致したことを
判断すると、データ回収装置26から交信制御手段25にデ
ータの送信要求を行う(ステップS21)。交信制御手段2
5ではこの送信要求に対し、記憶手段2に記憶している
データを交信制御手段25とデータ回収装置26との間で定
められた特定の交信手順に従ってデータ回収装置26に送
出する(ステップS22)。データ回収装置26では交信制
御手段25から受けたデータをメモリカード2に書込む
(ステップS23)。 以上の手順で自販機の稼動状態を記録し、データとし
て出力することができる。
【発明の効果】
本発明によれば自販機の稼動中に発生する売上デー
タ、異常データ、ならびに冷熱負荷の運転率、各種設定
データの変更覆歴、故障覆歴等のデータを、一旦RAMに
記憶したのち、メモリカードの自販機への装着を確認し
てメモリカードえ転送し記憶させることとしたのでメモ
リカードにデータ記憶させる場合の信頼性を向上させる
ことができる。 また故障,売切,停電などの異常が発生した場合に
は、その異常内容と発生時間帯のデータをメモリカード
に順次書込むようにしたため、異常解析が容易となり、
従来原因不明であった現象も正確に分析することが可能
となる。またメモリカードを単に差し換える形で収集
し、営業所で収集したメモリカードの内容を解析するよ
うにしたので、データ収集を適用できる自販機を拡大で
き、情報収集のための操作性を向上することができる。 また自販機についての地域ごとの特性(販売実績やロ
ーディング回数の差による冷熱ユニットの運転率の違
い)あるいは機種ごとの特性(故障発生率や特定故障の
発生頻度)も、データベースで把握でき、自販機の設
置、運用をより効率的に行うことができる。 また分散制御方式の自販機においては、自販機の各種
機構をそれぞれ専用に制御する各スレーブを、マスタが
集中管理することで得た各種データについてはマスタか
らデータ収集装置へ交信手段をもって収集し、また省エ
ネ対象負荷についてはその電圧の有無を検知することに
よりその運転率を演算処理し、データとしてデータ収集
装置へ収集する構成としたため、各種のデータ,さらに
はマスタがダウンしたことをも、データとして収集する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例としての要部構成を示す
ブロック図、第2図、第3図はそれぞれ第1図の異なる
動作を説明するフローチャート、第4図は本発明の第二
の実施例としてのシステム構成を示すブロック図、第5
図は第4図の要部動作を説明するフローチャート、第6
図は収集用データの種別を番号別に示す図、第7図は従
来のデータ収集システムの構成を示すブロック図であ
る。 1:CPU、2:メモリカード、2A:キーワード、2B:売上デー
タ、2C:異常データ、CC:カードコネクタ、CD:カード
扉、PS:光センサ、3:ROM、4:RAM、6:商品コラム、6a:商
品コラム種別信号、7:故障・売切検知回路、8:停電検知
回路、9:時計回路、11:自販機、12:主制御部(マス
タ)、13:扉スレーブ、14:キーボードスレーブ、15:搬
出スレーブ、16:電装ボックス、16A:冷却手段、16B:加
熱手段、16C:送風手段、16D:照明手段、17:電源ボック
ス、18:C/Mスレーブ、19:データ交信ライン、20:状態検
出線、21:データバス、22:データ収集装置、23:データ
処理手段、24:記憶手段、25:交信制御手段、26:データ
回収装置、28:一時記憶演算手段、29:データ変換手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 輝明 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−52695(JP,A) 特開 昭62−145495(JP,A) 特開 昭53−5700(JP,A) 特開 昭58−114293(JP,A) 実公 昭56−35870(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU、当該の自動販売機内に発生した各種
    のデータ(以下収集用データという)が格納されるRA
    M、を備えた自動販売機において、 コネクタを介してこの自動販売機に装着され、かつこの
    コネクタを介し、抜き差し操作を行っていないとき、前
    記CPUによってアクセスされるカード状のデータ記憶手
    段としてのメモリカードであって、予め自身を特定する
    ための、キーワードを格納されてなるメモリカードと、 メモリカードを自販機に抜き差しする際の扉となるカー
    ド扉と、 前記カード扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と を備え、前記CPUが、前記メモリカードから前記キーワ
    ードを読取り、このキーワードが正しいことを判別した
    状態で、かつ前記扉開閉検知手段が、前記カード扉の閉
    状態を検知したとき、前記RAMに格納された収集用デー
    タを前記メモリカードへ転送するようにしたことを特徴
    とする自動販売機のデータ収集装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記収集用データは商品コラム別の商品販売数、売
    上金額等からなる売上データ、発生異常の内容、この異
    常発生の日時等からなる異常データ、または冷熱負荷の
    運転率や各種設定データについての覆歴データ、を含む
    ものであることを特徴とする自動販売機のデータ収集装
    置。
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JPH01205294A (ja) 1989-08-17

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