JP2542505Y2 - 塵芥処理装置 - Google Patents
塵芥処理装置Info
- Publication number
- JP2542505Y2 JP2542505Y2 JP1991019484U JP1948491U JP2542505Y2 JP 2542505 Y2 JP2542505 Y2 JP 2542505Y2 JP 1991019484 U JP1991019484 U JP 1991019484U JP 1948491 U JP1948491 U JP 1948491U JP 2542505 Y2 JP2542505 Y2 JP 2542505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary drum
- dust
- refuse
- section
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse Collection And Transfer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塵芥投入部から投棄さ
れた塵芥を回転ドラム内に貯留し、排出部から排出する
塵芥処理装置に関する。
れた塵芥を回転ドラム内に貯留し、排出部から排出する
塵芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却装置で冷却された冷気を回転
ドラム内に直接通してこの回転ドラム内の塵芥を冷却
し、塵芥の腐敗を防止する塵芥処理装置が提供されてい
る(特開昭64−87403号公報参照)。
ドラム内に直接通してこの回転ドラム内の塵芥を冷却
し、塵芥の腐敗を防止する塵芥処理装置が提供されてい
る(特開昭64−87403号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、回転ドラムの回転にともなう塵芥の動き
が不十分な場合、塵芥全体、特に回転ドラムの底部の塵
芥に冷気が十分伝わらずその部分の塵芥の腐敗を招くと
いう問題があった。また、冷気を回転ドラム内に直接通
して循環させているためこの循環する冷気に塵芥が混入
するという問題があった。
来のものでは、回転ドラムの回転にともなう塵芥の動き
が不十分な場合、塵芥全体、特に回転ドラムの底部の塵
芥に冷気が十分伝わらずその部分の塵芥の腐敗を招くと
いう問題があった。また、冷気を回転ドラム内に直接通
して循環させているためこの循環する冷気に塵芥が混入
するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の塵芥処理装置
は、塵芥投入部から投棄された塵芥を螺旋状の羽根を有
する回転ドラム内に貯留し、排出部から排出する塵芥処
理装置において、前記回転ドラムの塵芥投入部と排出部
を除く部分が断熱室内に収容されるとともに、該断熱室
には該断熱室内に配置された回転ドラムの周面を冷却す
る冷却装置が設けられ、一方、塵芥投入部と排出部とが
断熱材で被覆されたものである。
は、塵芥投入部から投棄された塵芥を螺旋状の羽根を有
する回転ドラム内に貯留し、排出部から排出する塵芥処
理装置において、前記回転ドラムの塵芥投入部と排出部
を除く部分が断熱室内に収容されるとともに、該断熱室
には該断熱室内に配置された回転ドラムの周面を冷却す
る冷却装置が設けられ、一方、塵芥投入部と排出部とが
断熱材で被覆されたものである。
【0005】
【作用】冷却装置により冷却された断熱室内に回転ドラ
ムの大部分を収容してこの回転ドラムの周面を冷却し、
冷気を回転ドラムの周面から内部に伝えることで、回転
ドラム内の塵芥全体をまんべんに冷却する。
ムの大部分を収容してこの回転ドラムの周面を冷却し、
冷気を回転ドラムの周面から内部に伝えることで、回転
ドラム内の塵芥全体をまんべんに冷却する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0007】図1は本考案に係る塵芥処理装置を示して
いる。
いる。
【0008】図1において、1は支持ローラ11により
回転自在に支持された回転ドラムで、連係部材12を介
して連係された駆動モータ13により回転駆動するよう
に構成されている。
回転自在に支持された回転ドラムで、連係部材12を介
して連係された駆動モータ13により回転駆動するよう
に構成されている。
【0009】回転ドラム1は、一端部に投入口21を有
する塵芥投入部2が連設されるとともに、他端部に排出
部3が設けられている。排出部3には該他端部に形成さ
れた排出口を開閉自在な開閉蓋31が設けられている。
する塵芥投入部2が連設されるとともに、他端部に排出
部3が設けられている。排出部3には該他端部に形成さ
れた排出口を開閉自在な開閉蓋31が設けられている。
【0010】また、回転ドラム1内にはその内壁に沿っ
て螺旋状の羽根4が配設されており、回転ドラム1の回
転による羽根4の作用により、投入口21から投棄され
た塵芥を排出部3側に移送して排出部3側で圧縮しなが
ら貯留し、この後排出部3から排出するように構成され
ている。
て螺旋状の羽根4が配設されており、回転ドラム1の回
転による羽根4の作用により、投入口21から投棄され
た塵芥を排出部3側に移送して排出部3側で圧縮しなが
ら貯留し、この後排出部3から排出するように構成され
ている。
【0011】前記回転ドラム1の塵芥投入部2と排出部
3とを除く部分(つまり、回転ドラム1の回転部分)は
断熱パネル51で構成された断熱室5内に収容されてい
る。
3とを除く部分(つまり、回転ドラム1の回転部分)は
断熱パネル51で構成された断熱室5内に収容されてい
る。
【0012】この断熱室5内には冷却装置6が配設され
ている。冷却装置6は、エバポレータ61等を備えた冷
凍機62、送風機63等からなる従来周知なもので、断
熱室5内の空気を適宜温度に冷却する。
ている。冷却装置6は、エバポレータ61等を備えた冷
凍機62、送風機63等からなる従来周知なもので、断
熱室5内の空気を適宜温度に冷却する。
【0013】冷却装置6及び駆動モータ13は、可能な
限り断熱室5内に収容することで外気にさらすことを防
止しており、これによって結露発生を防止している。
限り断熱室5内に収容することで外気にさらすことを防
止しており、これによって結露発生を防止している。
【0014】また、前記回転ドラム1の塵芥投入部2及
び排出部3の外面は断熱材7で被覆されており、これら
塵芥投入部2及び排出部3から冷気が逃げないようにな
されている。
び排出部3の外面は断熱材7で被覆されており、これら
塵芥投入部2及び排出部3から冷気が逃げないようにな
されている。
【0015】なお、符号52は断熱パネル51と回転ド
ラム1の他端部に介装されたシール部材である。
ラム1の他端部に介装されたシール部材である。
【0016】このように、冷却装置6により回転ドラム
1の周面全体を冷却することで、冷気は回転ドラム1の
周面を伝って回転ドラム1内の塵芥に伝わり、該回転ド
ラム1の回転動作とあいまって塵芥をまんべんに冷却す
る。また、塵芥からでる汚汁等の水分が多いとこの水分
により回転ドラム1内の冷却を阻害することにもなりか
ねないが、回転ドラム1が回転することで水分は回転ド
ラム1の内壁に接する頻度が多くなるため冷却が促進さ
れ、この結果塵芥に対する冷却効果も高まることにな
る。
1の周面全体を冷却することで、冷気は回転ドラム1の
周面を伝って回転ドラム1内の塵芥に伝わり、該回転ド
ラム1の回転動作とあいまって塵芥をまんべんに冷却す
る。また、塵芥からでる汚汁等の水分が多いとこの水分
により回転ドラム1内の冷却を阻害することにもなりか
ねないが、回転ドラム1が回転することで水分は回転ド
ラム1の内壁に接する頻度が多くなるため冷却が促進さ
れ、この結果塵芥に対する冷却効果も高まることにな
る。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の塵芥処理装
置によれば、冷却装置により冷却された断熱室内に回転
ドラムの大部分を収容して回転ドラムの周面を冷却し、
冷気を回転ドラムの周面から内部に伝えることで、回転
ドラム内の塵芥全体をまんべんに冷却でき、これにより
塵芥の腐敗を抑え腐敗による悪臭の発生を防止して衛生
的に使用することができる。また、ごみ投入時やごみ排
出時において、回転ドラム内の冷気が放出されたとして
も、断熱室内の冷気は外部に放出されることはないの
で、この冷気ですぐに回転ドラム内を冷却することがで
き、冷却効率がよい。
置によれば、冷却装置により冷却された断熱室内に回転
ドラムの大部分を収容して回転ドラムの周面を冷却し、
冷気を回転ドラムの周面から内部に伝えることで、回転
ドラム内の塵芥全体をまんべんに冷却でき、これにより
塵芥の腐敗を抑え腐敗による悪臭の発生を防止して衛生
的に使用することができる。また、ごみ投入時やごみ排
出時において、回転ドラム内の冷気が放出されたとして
も、断熱室内の冷気は外部に放出されることはないの
で、この冷気ですぐに回転ドラム内を冷却することがで
き、冷却効率がよい。
【図1】本考案に係る塵芥処理装置の概略構成を示す断
面図である。
面図である。
1 回転ドラム 2 塵芥投入部 3 排出部 4 羽根 5 断熱室 6 冷却装置 7 断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】 塵芥投入部から投棄された塵芥を螺旋状
の羽根を有する回転ドラム内に貯留し、排出部から排出
する塵芥処理装置において、 前記回転ドラムの塵芥投入部と排出部を除く部分が断熱
室内に収容されるとともに、該断熱室には該断熱室内に
配置された回転ドラムの周面を冷却する冷却装置が設け
られ、一方、塵芥投入部と排出部とが断熱材で被覆され
たことを特徴とする塵芥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019484U JP2542505Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 塵芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019484U JP2542505Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 塵芥処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115802U JPH04115802U (ja) | 1992-10-15 |
JP2542505Y2 true JP2542505Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31905755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991019484U Expired - Lifetime JP2542505Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 塵芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542505Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0537931Y2 (ja) * | 1988-09-01 | 1993-09-27 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP1991019484U patent/JP2542505Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04115802U (ja) | 1992-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |