JP2542391B2 - マイクロ波デ−タ伝送装置 - Google Patents

マイクロ波デ−タ伝送装置

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JP2542391B2 JP62193150A JP19315087A JP2542391B2 JP 2542391 B2 JP2542391 B2 JP 2542391B2 JP 62193150 A JP62193150 A JP 62193150A JP 19315087 A JP19315087 A JP 19315087A JP 2542391 B2 JP2542391 B2 JP 2542391B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は例えば移動物体識別装置、つまり車や荷物あ
るいは組立工場のベルトコンベアに乗せられた移動する
物体のある特定の領域内での“存在の有無”あるいは物
体が存在する場合はそれが“何物であるか”を識別する
システムに利用される。
<背 景> 近年、工場のFA(Factory Automation)化は目覚まし
い進歩で行なわれており、運搬ロボットや熔接ロボット
あるいは視覚機能をも備えた組立ロボットが工場の生産
ラインで活躍している。また生産ラインにおいては、時
代の要求を反映して一つのラインで多品物が組立てられ
るようになった。単なる大量生産でも良かった時代から
個性豊かな商品の好まれる、いわゆる“多品種少量生産
時代”へと移行してきている。それに伴って生産ライン
にも様々な課題がかせられており、その中の“解決策”
の一つとして出てきたのが、前述の移動物体識別装置で
ある。つまり、一つの生産ラインに多品種の商品が流れ
る場合、ベルトコンベアを囲んでいる各種ロボットは商
品の種類に応じて作業手順を変える必要がある。その
時、ロボットは生産ラインを流れる商品がどういう品種
であるかを知る必要がある。予め生産計画に合わせて生
産ラインを流れる商品の種類を各ロボットにプログラム
しておく方法もあるが、手間がかかるうえ、ラインの途
中で不良品が発生した場合など突発事故を考慮すると、
この方法は好ましくない。それで、生産ラインを流れる
商品に対応する情報を書き込んだ名札を取り付けてお
く。ロボットの作業範囲にその商品が移動してきたと
き、その名札をロボットがよみとれるようにすれば、ロ
ボットは商品の種類に応じた作業手順を選択できる。し
かもラインの途中での不良品発生等にも柔軟に対応でき
るフレキシビリティに富んだ生産ラインを形成すること
ができる。移動物体識別装置は、この要求に答えるもの
である。
<従来技術> この種装置は、移動物体に取り付けらる応答器と、適
当な位置に固定された質問器で構成され、これまでに種
々の方式が知られている。
第2図のブロックダイアグラムは、特開昭57−79476
号に記載された例を示す。1は本体側に備えられる質問
器、2は移動物体に取り付けられる応答器である。質問
器1は発振器104、分岐器103、サーキューレータ102、
送受信アンテナ101、混合器107、符号の判別を行う信号
処理回路108から構成される。発振器104で発生した高周
波電力は、分岐器103、サーキューレータ102を通って送
受信アンテナ101より放射される。この電波は無変調連
続波3であり、応答器に向かって放射される。応答器2
は送受信アンテナ201と変調器202、固有の情報を記憶し
ている信号処理回路203から構成される。無変調連続波
3は、送受信アンテナ201で受信され、変調器202によっ
て応答器固有の情報で変調を受けた後、送受信アンテナ
201から変調された電波4として再送信される。質問器
1においては、この変調された電波4は送受信アンテナ
101によって受信され、サーキューレータ102を通って混
合器107に導かれる。一方、発振器104で発生された電力
の一部は分岐器103で分岐されて、局部発振信号として
混合器107に注入され、受信信号と混合される。更に信
号処理回路108において復調され、応答器固有の情報が
得られる。
ところで、この従来の移動体識別装置は移動体のもつ
固有の情報を質問器により読み出すことは可能である
が、応答器内の情報を質問器側の制御により書き換える
(即ち書込む)機能は保有していなかった。そのため用
途が限られ、巾広く活用することが不可能であった。
<目 的> 本発明はこれらの欠点を解除するもので、異った2周
波数(f1及びf2)を用い、かつこの2信号を時系列的に
送出し、又この2信号として互いに異った2偏波を利用
することにより、上述の応答器の機能向上をもたらすも
のである。特に、応答器における情報の分離をより確実
に行い、高品質で多くの用途に使用可能なマイクロ波デ
ータ伝送装置(移動体識別装置)を提供することを目的
とする。
<実施例> 以下、本発明に係るマイクロ波データ伝送装置の一実
施例について図面を用いて詳細に説明を行う。
第1図に本発明に係るマイクロ波データ伝送装置の一
実施例のブロック構成図を示す。
同図で101は質問器であり、該質問器101には第3図に
示す周波数f1及びf2のマイクロ波信号を時系列的に送信
する送信回路とf2に対する受信回路とを有する送受信器
102と、第3図に示す波形のマイクロ波信号の周波数f1
なる制御用変調信号23と周波数f2なる無変調キャリア24
を互いに異なる第1及び第2の偏波で送信するための偏
波分離合成器14が備えられる。上記互いに異なる偏波と
は、具体的には右旋の円偏波と左旋の円偏波との組み合
わせ、垂直偏波と水平偏波との組み合わせ等が考えられ
る。この質問器101にはマイクロ波電波を空中に対して
(又は空中より)送受信する送受信アンテナ13が接続さ
れる。
又、201は応答器であり、該応答器201内には、質問器
101より発せられたマイクロ波信号を偏波に応じて分離
する偏波分離合成器15、周波数f1なる信号を通過させる
周波数f1を中心とし周波数f2を除くことのできるバンド
パスフィルタ20、上記制御用変調信号23の復調を行う復
調器16、周波数f2なる信号を通過させる周波数f2を中心
とし周波数f1を除くことのできるバンドパスフィルタ2
1、上記制御用変調信号23に前後して時系列的に送られ
る無変調キャリア24の変調を行う変調器17、及び各種信
号処理を実行するC−MOS IC等の低消費電力の回路か
ら構成される信号処理器18が備えられる。フィルタ20,2
1は復調器16及び変調器17あるいは、偏波分離合成器15
に含ませ形成することもできる。又、この応答器201に
はマイクロ波電波を空中より(又は空中に対して)送受
信する送受信アンテナ19が接続される。
次に以上のマイクロ波データ伝送装置の動作について
詳しく説明を行う。
まず、質問器101からマイクロ波搬送波が第3図に示
すように変調信号によって変調され送受信アンテナ13を
介して電波として送信される。第3図に示す変調信号は
第1の偏波方向(例えば右旋円偏波)の制御用変調信号
23と第2の偏波方向(例えば左旋円偏波)の無変調キャ
リア24を有し、任意の周期Tをもってそれが繰返し現れ
る信号である。上記送受信アンテナ13によって送信され
た電波は応答器201側の送受信アンテナ19によってキャ
ッチされ、該キャッチされた信号は偏波分離合成器15及
びフィルタ20,21によって分離される。制御用変調信号2
3は復調器16によって復調されたあとで信号処理器18へ
送られる。この信号処理器18は質問器101からの信号を
受信しない状態では待機状態にすることができる。この
待機状態とは信号処理器18内部のRAMの情報を保持する
ための必要最少限度の電力消費がなされ、多くの回路に
ついては電源供給がなされない機能不可の状態をいう。
次に応答器201に保持されているデータ情報を読みだ
したい場合の動作の1例を説明する。信号処理器18が上
記質問器101からの第3図の周波数f1なる制御用信号23
を復調器16を介して受信すると、信号処理器18は動作状
態に移行し、制御信号に含まれた指令用信号によってデ
ータ情報の読みこみ処理であることを認識する。この認
識によって信号処理器18内のCPUはRAMに記憶されたデー
タ情報を続く周波数f2なる無変調キャリア24の状態にお
いて変調器17に送る。該変調器17は偏波分離合成器15及
びフィルタ21を介して受信した周波数f2の無変調のキャ
リア24を上記データ情報によって変調する。この変調さ
れた信号は、再びフィルタ21及び偏波分離合成器15を通
して送受信アンテナ19から質問器101に向かって放射さ
れ、質問器101では送受信アンテナ13により受信され
る。そして送受信器102において、その周波数f2なる受
信波を検波し上記信号処理器18の内部に記憶されていた
データ情報を取り出す。
次に応答器201に保持されているデータ情報を変更し
たい即ち、書き込みたい場合の1動作例について説明す
る。質問器101は上記した第1の偏波方向のマイクロ波
信号からなる周波数f1なる制御用変調信号23を送受信ア
ンテナ13を介して送信する。この制御用変調信号23の中
には、書き込み指示を与える書き込み指令信号及び書き
込み用データ信号等が含まれる。応答器201のアンテナ1
9で受信された周波数f1なる制御用変調信号は、偏波分
離合成器15,フィルタ20を介して復調器16で復調され
る。その復調された信号は信号処理器18へ導びかれる。
該信号処理器18は、制御用変調信号23によって動作状態
に移行し内部に含まれた書き込み指令用信号によってデ
ータ情報変更処理を行う旨を認識する。そして書き込み
データ信号に従って内部のRAMに保持される記憶データ
の内容を書き替える。
以上の説明においては、読みだし動作時に質問器101
より読みだし指令信号を用いる例を示したが、単純な制
御信号の検出のみでCPUに読みだし動作をさせるなど、
種々の設計が考えられる。又、質問器の総てを書き込み
及び読み取りの両用にせずに、一部の質問器を読み取り
専用にしても構わない。以上説明したように、本方式で
は、応答器に保持された情報の読み出しと書き込みを行
なうとともに、この動作は、偏波方向の異った2つの周
波数を時系列的に用いることにより、各動作は他の雑音
信号からほぼ完全に分離して行われ、極めて高品質な読
み出し,書き込み機能が実現される。
以上の構成のマイクロ波データ伝送装置は工場内の生
産管理、倉庫管理、駐車場のゲート管理、あるいは人に
応答器を持たせての入退室管理等に適用できる。例えば
工場内の生産管理に用いる場合では、生産ライン上の部
品の部品コード暗号、加工手順、搬送経路等の個別のデ
ータを予めメモリにインプットしておいた応答器を各部
品に取り付けておき、生産ライン上の主要なポイント個
所に質問器を設置しておく。質問器は生産ライン上を流
れる各部品に設置された応答器に対してマイクロ波を送
信して前述の如くその内部データを読み取り、ラインの
流れをコントロールする制御信号を出力する。マイクロ
波はプラスチック、木材等を透過するので特に各部品の
表面に応答器を設置する必要はない。
<発明の効果> 以上の本発明によれば、応答器の読み出し,書き込み
機能をもった高品質なマイクロ波データ伝送システムを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマイクロ波データ伝送装置の一実
施例のブロック構成図、第2図は従来のマイクロ波デー
タ伝送装置のブロック構成図、第3図は信号波形図面を
示す。 図中 101:質問器、102:送受信器 13:送受信アンテナ、14:偏波分離合成器 15:偏波分離合成器、16:復調器 17:変調器、18:信号処理器 19:送受信アンテナ、20,21:フィルタ 201:応答器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−79476(JP,A) 特開 昭58−151572(JP,A) 特開 昭58−223077(JP,A) 特開 昭59−174033(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる第1及び第2周波数を有し且
    つそれらが互いに異なる第1及び第2の偏波方向である
    期間を時系列的に有するマイクロ波信号を送信する送信
    手段と、第2の周波数の第2の偏波方向のマイクロ波信
    号を受信する受信手段とを備えた質問器と、 該質問器から送出された第1の偏波方向のマイクロ波制
    御用信号を検出し、第2の偏波方向のマイクロ波無変調
    信号に対して記憶部のデータに基づいた変調を与え、該
    変調後の第2の周波数の第2の偏波方向のマイクロ波信
    号を前記質問器に対して送信する送信手段を備えた応答
    器を 備えたことを特徴とするマイクロ波データ伝送装置。
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