JP2542253Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2542253Y2
JP2542253Y2 JP1991055185U JP5518591U JP2542253Y2 JP 2542253 Y2 JP2542253 Y2 JP 2542253Y2 JP 1991055185 U JP1991055185 U JP 1991055185U JP 5518591 U JP5518591 U JP 5518591U JP 2542253 Y2 JP2542253 Y2 JP 2542253Y2
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JP
Japan
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tube
side frame
frame piece
expanded
heat exchanger
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JP1991055185U
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JPH04138584U (ja
Inventor
山 博 隆 田
山 章 三 須
中 裕 二 田
Original Assignee
株式会社エムエーファブテック
株式会社エー・アール・シー
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は油、水などの液体、気
体を冷やしたり、温めたりなどする熱交換器に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の熱交換器は実公昭63−2439
5号公報に記載され、かつ図6に図示したように、大き
な1枚のサイドプレート11に複数個、例えば4個の扁
平チューブ挿入孔12を設け、このサイドプレート11
のそれぞれの挿入孔12にアウターフイン付き扁平チュ
ーブの端部を挿入してサイドプレート11の両外側にそ
れぞれタンクを設けてロウ付けしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の熱交換器で
は熱交換器のサイドプレート11の外側に設けたタンク
より液体、気体の流体がチューブに流入する際に、流体
はサイドプレート11に当ったものとチューブの中に流
入したものとによりチューブの入口付近に乱流が発生し
てチューブに流体が円滑に流入しにくいという問題点が
あったし、サイドプレートに設けた挿入孔の数により設
置できるチューブの数が限定され、例えば4個の挿入孔
12を有するサイドプレートでは4本のチューブだけし
か設置できず、容量の大きな熱交換器または容量の小さ
い熱交換器を必要に応じて随時造れないという問題点が
あったとともにサイドプレートの挿入孔に挿入孔の大き
さとほぼ同じ外形のチューブを差し込み難く、組み付け
難いという問題点があった。 更に端部が大きくなってい
る端部拡管のチューブはサイドプレート挿入孔に簡単に
は挿入できないという問題点があった
【0004】この考案は従来の熱交換器が有する前記の
問題点を解消し、チューブに流入する流体に乱流が発生
するのを防止することや流体を各チューブに円滑に分配
すること、流体が円滑に流れて効率よく熱交換するこ
と、そして側枠片と両端部拡管のチューブとの数を必要
に応じて随時変更できることや側枠片と両端部拡管のチ
ューブとを組み付け易いことなどを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の熱交換器は、
両端部拡管のチューブ外形のほぼ半分であるとともに1
方の端部から他方の端部まで連続した切欠部を設けた端
部側枠片の上に、両端部拡管のチューブを、設けて、こ
の端部側枠片と両端部拡管のチューブの上に中間部側枠
片と両端部拡管のチューブとをそれぞれ所定数積層設置
するとともに最上部の中間部側枠片と最上部の両端部拡
管のチューブの上に、両端部拡管のチューブ外形のほぼ
半分であるとともに1方の端部から他方の端部まで連続
した切欠部を設けた端部側枠片を、設けて、この両端部
拡管のチューブの上下に隣接する拡管端部と拡管端部と
をカシメてカシメ部を設け、更にこの両端部拡管のチュ
ーブの内側と外側にインナーフィンとアウターフィンを
設けるとともに端部側枠片と中間部側枠片からなる側枠
の両外側にそれぞれタンクを設けてロウ付けしたもので
ある。
【0006】
【作用】この熱交換器は流体の流入を防げるのはチュー
ブの端部拡管のカシメ部だけであるのでチューブに流体
が流入するのを妨げる面積が極めて小さいために流体の
乱流が防止されるとともに流体の流れが整流化されて
率よく熱交換されるし、多数の両端部拡管したチューブ
に流体の分配が円滑に行われる。更に側枠片と両端部拡
管のチューブとを積層することにより必要とする少数本
から多数本まで何本のチューブにも有する熱交換器を随
時変更して造れるし、側枠片と両端部拡管のチューブと
を積層して組み付け易いとともに側枠片と両端部拡管の
チューブとを積層して簡単に組み付けて造れる
【0007】
【実施例】次にこの考案の熱交換器を実施例について図
面とともに説明する。図4に図示したように、下端部側
枠片6´の上側に、両端部拡管のチューブ外形のほぼ半
分であるとともに1方の端部から他方の端部まで連続し
た切欠部6 を、設け、この下端部側枠片6´の切欠部
に1層目の両端部が拡管したチューブ1を設置す
この下端部側枠片6´の上に中間部側枠片6″を設
置するとともに1層目の両端部拡管のチューブ1の上に
2層目の両端部拡管のチューブ1を設置するようにして
所定数、例えばチューブ1を4層(4本)にする最上
層のチューブ1に前記下端部側枠片6´の天地を逆にし
た上端部側枠片6′の切欠部6 を合致させて最上層の
チューブ1に上端部側枠片6′を設置するそして図1
から図3に図示したように、上下に隣接するチューブ1
の拡管端部1′とチューブ1の拡管端部1′とをカシメ
て1体にしてカシメ部2を設けて積層体3にするととも
にそれぞれのチューブ1とチューブ1との間にハニカム
型フインをアウターフイン4として設け、それぞれのチ
ューブ1の中にハニカム型フインをインナーフイン5と
して設ける。更に端部側枠片6′と中間部側枠片6″か
らなる側枠6の両外側にそれぞれタンク7,7を設け
て、この組み付け体を保持具(図示せず)で保形して真
空炉の中などでロウ付けした熱交換器8である。
【0008】この実施例の熱交換器8を実際に使用する
と、液体、気体などの流体が各チューブに流入するのを
妨げるのはチューブ1とチューブ1とのカシメ部2であ
り、このカシメ部2は極めて小さな面積であるので流体
の乱流が発生しにくくなるとともに流体の流れが整流化
される。そして各チューブに流体が円滑に分配されて熱
交換も円滑に行われるし、更にチューブ1の内側と外側
にハニカム型フインを設けたので流体や冷媒などとの接
触面積が増大して熱交換性能が大きいとともに熱交換器
の強度も大きいものである。
【0009】この実施例の熱交換器を造る際は、端部側
片6′,6′と中間部側枠片6″及び両端部拡管のチ
ューブ1とを必要とする所定数にすることにより少数本
のチューブを有する熱交換器から多数本のチューブを熱
交換器まで随時造ることができる。
【0010】図5に図示したものはハニカム型アウター
フイン4′で、アウターフイン4′にルーバー4″を設
けたルーバー付きハニカム型フインであり、アウターフ
インの熱交換性能を更に向上させたものである。なお、
この実施例ではフインとしてハニカム型フインについて
説明したが、ハニカム型フインの外にコルゲートフイン
などのフインがよい。
【0011】
【考案の効果】この考案の熱交換器は、両端部拡管のチ
ューブ外形のほぼ半分であるとともに1方の端部から他
方の端部まで連続した切欠部を設けた端部側枠片の上
に、両端部拡管のチューブを、設けて、この端部側枠片
と両端部拡管のチューブの上に中間部側枠片と両端部拡
管のチューブとをそれぞれ所定数積層設置するとともに
最上部の中間部側枠片と最上部の両端部拡管のチューブ
の上に、両端部拡管のチューブ外形のほぼ半分であると
ともに1方の端部から他方の端部まで連続した切欠 部を
設けた端部側枠片を、設けて、この両端部拡管のチュー
ブの上下に隣接する拡管端部と拡管端部とをカシメて
シメ部を設け、更にの両端部拡管のチューブの内側と外
側にインナーフィンとアウターフィンを設けるとともに
端部側枠片と中間部側枠片からなる側枠の両外側にそれ
ぞれタンクを設けてロウ付けしたから、タンクからチュ
ーブに流体が流入するのを妨げるのはチューブの拡管端
部のカシメ部だけであるためにチューブに流入する流体
に乱流が発生するのを防止することができるし、タンク
からチューブに流体の流れが整流化することができる。
そして流体に乱流の発生が防止されるので流体を各チュ
ーブに円滑に分配することができるとともに整流化と円
滑分配などにより流体を効率良く熱交換することができ
る。そして側枠片と両端部拡管のチューブとを所定の数
だけ積層することがでるために必要とする少数本のチュ
ーブを有する熱交換器から多数本のチューブを有する熱
交換器を随時変更して造ることができるし、側枠片と両
端部拡管のチューブとを積層し易いために熱交換器を組
み付け易いという効果があるとともに側枠片と両端部拡
管のチューブとを積層して熱交換器を簡単に組み付けて
造ることができる。更にチューブの内側と外側とにフイ
ンを設けたために熱交換の接触面積を増大して熱の分散
性能を向上させて熱交換を大きくすることができるし、
チューブはその内側と外側の強度を大きくすることがで
きるとともに熱交換器全体の強度を大きくすることがで
きる。そしてこのように熱交換器全体の強度が大きくな
るので熱交換器を構成するチューブとフインの厚さを薄
肉にして熱交換器を軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の1部切除した正面図である。
【図2】同じく1部切除した側面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【図4】組み付け前の正面図である。
【図5】アウターフインの部分拡大斜視図である。
【図6】従来のサイドプレートの正面図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 カシメ部 3 積層体 4 アウターフイン 5 インナーフイン 6 側枠端部側枠片 中間部側枠片 切欠部 7 タンク 8 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−10183(JP,U) 実開 平3−46782(JP,U) 実開 平2−77478(JP,U) 実開 昭57−154876(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部拡管のチューブ外形のほぼ半分で
    あるとともに1方の端部から他方の端部まで連続した切
    欠部を設けた端部側枠片の上に、両端部拡管のチューブ
    を、設けて、該端部側枠片と両端部拡管のチューブの上
    に中間部側枠片と両端部拡管のチューブとをそれぞれ所
    定数積層設置するとともに最上部の中間部側枠片と最上
    部の両端部拡管のチューブの上に、両端部拡管のチュー
    ブ外形のほぼ半分であるとともに1方の端部から他方の
    端部まで連続した切欠部を設けた端部側枠片を、設け
    て、該両端部拡管のチューブの上下に隣接する拡管端部
    と拡管端部とをカシメてカシメ部を設け、更に該両端部
    拡管のチューブの内側と外側にインナーフィンとアウタ
    ーフィンを設けるとともに端部側枠片と中間部側枠片か
    らなる側枠の両外側にそれぞれタンクを設けてロウ付け
    したことを特徴とする熱交換器。
JP1991055185U 1991-06-21 1991-06-21 熱交換器 Expired - Lifetime JP2542253Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04138584U JPH04138584U (ja) 1992-12-25
JP2542253Y2 true JP2542253Y2 (ja) 1997-07-23

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2593994Y2 (ja) * 1993-11-26 1999-04-19 株式会社エムエーファブテック 熱交換器のチューブ
KR101583921B1 (ko) * 2014-05-02 2016-01-11 현대자동차주식회사 차량용 열교환기 제조장치 및 제조방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610183U (ja) * 1979-07-04 1981-01-28
JPS57154876U (ja) * 1981-03-26 1982-09-29
JPH0277478U (ja) * 1988-12-02 1990-06-14
JP3046782U (ja) * 1997-09-02 1998-03-17 株式会社新学社 筆順学習具

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JPH04138584U (ja) 1992-12-25

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