JP2542171Y2 - 二重管型放電灯 - Google Patents
二重管型放電灯Info
- Publication number
- JP2542171Y2 JP2542171Y2 JP6252291U JP6252291U JP2542171Y2 JP 2542171 Y2 JP2542171 Y2 JP 2542171Y2 JP 6252291 U JP6252291 U JP 6252291U JP 6252291 U JP6252291 U JP 6252291U JP 2542171 Y2 JP2542171 Y2 JP 2542171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass sleeve
- tube
- discharge lamp
- glass
- double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、二重管型防爆放電灯の
新規な構造に関する。
新規な構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から二重管型防爆放電灯にあって
は、発光管の周囲を囲繞するようにガラススリーブを配
設していたが、ガラススリーブでは発光管からの光を遮
断するような事はないが、ガラススリーブが耐衝撃性に
乏しいために完全に防爆するためにはガラススリーブを
３重に重ねる必要があった。そのため、作業が繁雑とな
りコスト高を招くという欠点があった。
は、発光管の周囲を囲繞するようにガラススリーブを配
設していたが、ガラススリーブでは発光管からの光を遮
断するような事はないが、ガラススリーブが耐衝撃性に
乏しいために完全に防爆するためにはガラススリーブを
３重に重ねる必要があった。そのため、作業が繁雑とな
りコスト高を招くという欠点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、１本のガラ
ススリーブで完全に防爆を達成する事を解決課題とす
る。
ススリーブで完全に防爆を達成する事を解決課題とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、『発光管(B)
を外管(C)に収容した二重管型放電灯(A)において、発光
管(B)の周囲を囲繞するように円筒状ガラススリーブ(9)
を配設し、ガラススリーブ(9)と外管(C)との間に弾性体
(10)を配置してガラススリーブ(9)を縮小方向に押圧力
を付勢した事を特徴とする』ものであり、これにより、
１本のガラススリーブで完全な防爆構造とする事ができ
た。
を外管(C)に収容した二重管型放電灯(A)において、発光
管(B)の周囲を囲繞するように円筒状ガラススリーブ(9)
を配設し、ガラススリーブ(9)と外管(C)との間に弾性体
(10)を配置してガラススリーブ(9)を縮小方向に押圧力
を付勢した事を特徴とする』ものであり、これにより、
１本のガラススリーブで完全な防爆構造とする事ができ
た。
【０００５】
【実施例】以下、本考案の二重管型放電灯(A)を図示実
施例に従って説明する。(1)は封体で、石英ガラスにて
構成されており、球体部(3)の片側にピンチシール部(2)
が形成されているシングルエンド型のものである。勿
論、図示していないが、封体は、球体部の両側にピンチ
シール部が設けられたダブルエンド型でもよい。
施例に従って説明する。(1)は封体で、石英ガラスにて
構成されており、球体部(3)の片側にピンチシール部(2)
が形成されているシングルエンド型のものである。勿
論、図示していないが、封体は、球体部の両側にピンチ
シール部が設けられたダブルエンド型でもよい。
【０００６】図のシングル型の発光管(B)において、電
極(6)は、軸部(4)と巻線部(5)とで構成されており、そ
の基端部がピンチシール部(2)にそれぞれ埋設されてお
り、基端部はピンチシール部(2)においてモリブデン金
属箔(7)にそれぞれ接続されている。ピンチシール部(2)
から延出された軸部(4)は平行に立設されており、前端
の巻線部(5)が球体部(3)の中央部分にて互いに対向する
ように軸部(4)に対してほぼ直角に折り曲げられてお
り、この部分が放電部となる。
極(6)は、軸部(4)と巻線部(5)とで構成されており、そ
の基端部がピンチシール部(2)にそれぞれ埋設されてお
り、基端部はピンチシール部(2)においてモリブデン金
属箔(7)にそれぞれ接続されている。ピンチシール部(2)
から延出された軸部(4)は平行に立設されており、前端
の巻線部(5)が球体部(3)の中央部分にて互いに対向する
ように軸部(4)に対してほぼ直角に折り曲げられてお
り、この部分が放電部となる。
【０００７】球体部(3)内には、白熱電球の種類に応じ
て各種ハロゲンガスや希ガスその他の成分が必要に応じ
て充填されている。
て各種ハロゲンガスや希ガスその他の成分が必要に応じ
て充填されている。
【０００８】ピンチシール部(2)内に埋設されているモ
リブデン金属箔(7)には中間リード棒(8)が溶接され、外
方に導出されている。このようにして形成された二重管
型放電灯(A)の外管(C)内は、通常は真空に保持されてい
るが、たとえばネオン損失を防ぐためなど必要に応じて
ネオンガスその他必要なガスを充填してもよい。又、こ
の二重管型放電灯(A)は、例えば、エジソンベースの口
金やセラミックス口金などに接着されて使用されたり、
口金を設けずにそのまま外部リード棒(8)をそのまま碍
子コンセントに差し込んで使用される。
リブデン金属箔(7)には中間リード棒(8)が溶接され、外
方に導出されている。このようにして形成された二重管
型放電灯(A)の外管(C)内は、通常は真空に保持されてい
るが、たとえばネオン損失を防ぐためなど必要に応じて
ネオンガスその他必要なガスを充填してもよい。又、こ
の二重管型放電灯(A)は、例えば、エジソンベースの口
金やセラミックス口金などに接着されて使用されたり、
口金を設けずにそのまま外部リード棒(8)をそのまま碍
子コンセントに差し込んで使用される。
【０００９】円筒状のガラススリーブ(9)は、発光管(B)
の特に球体部(3)を囲繞するように配設されており、ガ
ラススリーブ(9)と外管(C)との間に弾性体(10)を配置し
てガラススリーブ(9)を縮小方向に押圧力を付勢してい
る。弾性体(10)は、例えば金属蛇腹管のようなもので、
図２に示すように、外管(3)の内周面とガラススリーブ
(9)の外周面に弾接しており、前記のようにガラススリ
ーブ(9)を縮小方向に押圧力を付勢している。弾性体(1
0)は本実施例では蛇腹のようなものを使用しているがこ
れに限られない事は言うまでもない。拡散光源とし使用
される場合は、ガラススリーブはフロスト状態のものが
使用され、クリヤー仕様の場合は透明なガラススリーブ
が使用される。フロスト仕様かクリヤー仕様かは、組み
立て時にフロスト仕様のガラススリーブ(9)か、クリヤ
ー仕様のガラススリーブ(9)かを選択するだけでよい。
弾性体(10)の取付位置は、発光管(1)からの光りを出来
るだけ遮蔽しないように発光管(1)のピンチシール部(2)
の近傍が選定される。
の特に球体部(3)を囲繞するように配設されており、ガ
ラススリーブ(9)と外管(C)との間に弾性体(10)を配置し
てガラススリーブ(9)を縮小方向に押圧力を付勢してい
る。弾性体(10)は、例えば金属蛇腹管のようなもので、
図２に示すように、外管(3)の内周面とガラススリーブ
(9)の外周面に弾接しており、前記のようにガラススリ
ーブ(9)を縮小方向に押圧力を付勢している。弾性体(1
0)は本実施例では蛇腹のようなものを使用しているがこ
れに限られない事は言うまでもない。拡散光源とし使用
される場合は、ガラススリーブはフロスト状態のものが
使用され、クリヤー仕様の場合は透明なガラススリーブ
が使用される。フロスト仕様かクリヤー仕様かは、組み
立て時にフロスト仕様のガラススリーブ(9)か、クリヤ
ー仕様のガラススリーブ(9)かを選択するだけでよい。
弾性体(10)の取付位置は、発光管(1)からの光りを出来
るだけ遮蔽しないように発光管(1)のピンチシール部(2)
の近傍が選定される。
【００１０】しかして、発光管(B)が点灯中に例えば電
極の欠損による破裂を起こした場合、破裂したガラス破
片は周囲に飛び散り、ガラススリーブ(9)に激しく衝突
してガラススリーブ(9)を破損するが、破損と同時に弾
性体(10)の押圧力が作用して球体部(3)の破片と共にガ
ラススリーブ(9)の破片を内方に飛散させ、破裂したガ
ラスの破片が外管(C)に衝突する事を防止して外管(C)を
破損から保護する。
極の欠損による破裂を起こした場合、破裂したガラス破
片は周囲に飛び散り、ガラススリーブ(9)に激しく衝突
してガラススリーブ(9)を破損するが、破損と同時に弾
性体(10)の押圧力が作用して球体部(3)の破片と共にガ
ラススリーブ(9)の破片を内方に飛散させ、破裂したガ
ラスの破片が外管(C)に衝突する事を防止して外管(C)を
破損から保護する。
【００１１】
【考案の効果】叙述のように本考案の二重管型放電灯に
あっては、発光管の周囲を囲繞するように円筒状ガラス
スリーブを配設し、ガラススリーブと外管との間に弾性
体を配置してガラススリーブを縮小方向に押圧力を付勢
したので、発光管が点灯中に破裂を起こした場合、飛散
した球体部のガラス破片によって破損したガラススリー
ブは破損と同時に弾性体の押圧力が作用して球体部の破
片と共にガラススリーブの破片を内方に飛散させ、破裂
したガラスの破片が外管に衝突する事を防止して外管を
破損から保護する事ができ、これにより、１本のガラス
スリーブで完全な防爆構造とする事ができた。
あっては、発光管の周囲を囲繞するように円筒状ガラス
スリーブを配設し、ガラススリーブと外管との間に弾性
体を配置してガラススリーブを縮小方向に押圧力を付勢
したので、発光管が点灯中に破裂を起こした場合、飛散
した球体部のガラス破片によって破損したガラススリー
ブは破損と同時に弾性体の押圧力が作用して球体部の破
片と共にガラススリーブの破片を内方に飛散させ、破裂
したガラスの破片が外管に衝突する事を防止して外管を
破損から保護する事ができ、これにより、１本のガラス
スリーブで完全な防爆構造とする事ができた。
【図１】本考案の１実施例の縦断面図
【図２】本考案の１実施例の横断面図
(A)…二重管型放電灯 (B)…発光管 (C)…外管 (1)…封体 (2)…ピンチシール部 (3)…球体部 (4)…軸部 (5)…巻線部 (6)…電極 (7)…モリブデン金属箔 (8)…中間リード棒 (9)…セラミックスリーブ (10)…弾性体
Claims (1)
- 【請求項１】 発光管を外管に収容した二重管型
放電灯において、 発光管の周囲を囲繞するように円筒状防爆用ガラススリ
ーブを配設し、外管とガラススリーブとの間に弾性体を
配置してガラススリーブを縮小方向に押圧力を付勢した
事を特徴とする二重管型放電灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6252291U JP2542171Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 二重管型放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6252291U JP2542171Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 二重管型放電灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056669U JPH056669U (ja) | 1993-01-29 |
| JP2542171Y2 true JP2542171Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=13202606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6252291U Expired - Lifetime JP2542171Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 二重管型放電灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542171Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4130842B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2008-08-06 | 松下電器産業株式会社 | 金属蒸気放電ランプ及び照明装置 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP6252291U patent/JP2542171Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH056669U (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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