JPH02230655A - ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、真空気密状にシールされ、軸と、マウントと
溶着され且つ接点部をそなえたランプキャップ内に配設
された端部とを有する管状の外管、この外管内に軸方向
に設けられた真空気密シールを有するガス封入ランプ容
器、前記外管内にランプ容器を取囲むように軸方向に配
設され、少なくとも一端が閉じられた、マウント近くの
第１端部と第２端部とを有するガラス円筒状スリーブ、
ランプキャップの接点部からマウントを通って第１貫通
導体と第２貫通導体に夫々延在する第１電流供給導体と
第２電流導体、および、外管内に位置するランプ容器と
ガラス円筒状スリーブを保持する手段を有し、前記のラ
ンプ容器内には電気的素子が軸方向に配設され、この電
気的素子は第１貫通導体と第２貫通導体に接続され、こ
れ等の貫通導体は、第１シールと第２シールを夫々経て
、マウント近い方と該マウントより遠ざかる方に夫々前
記のランプ容器より出るようにしたランプに関するもの
である。

（従来の技術） このようなランプは英国特許第４９５９７８号より既知
である。非常に高い作動圧を有するランプを動作時確実
に安全に使用することができるように、ランプ容器を外
管内に入れることが必要である。

ランプ容器の破裂によってその破片がその外管より出る
のを阻止せねばならない。破裂は、電気的素子が一対の
電極の場合およびこの電気的素子がフィラメントである
場合の何れも起り得る。

既知のランプでは、マウントにフレームが設けられ、こ
のフレームにランプ容器が取付けられている。一組のワ
イヤスプリンクが，外管内に側方に位置決めされたガラ
ス円筒状スリーブを保持し、ランプ容器内の電極への電
流供給導体が、側方に固定されたランプ容器と側方およ
び軸方向に固定されたガラス円筒状スリーブの両方を保
持するように外管の突起と共働する。

この既知のランプの構造は、ランプを確実に安全に使用
できるのには十分でない。実際に、ガラス円筒状スリー
ブは一端で開いている。その上、構造が複雑である。別
の欠点はランプが比較的大きな直径を有するということ
で、このことは、その場合にはランプを例えばリフレク
タの焦点線上に取付けねばならない光学系内での使用に
関して不利である。幅のある外管はこの場合リフレクタ
の形状に制限を課す。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は、就中簡単な構造と高い安全性を有する
冒頭記載の種類のランプを得ることにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は次のようにすることにより前記の目的を達成し
たものである。すなわち、ガラス円筒状スリーブは夫々
の金属プレートによってその両端で閉じられ、この金属
プレートには、ガラス円筒状スリーブに接し且つ該スリ
ーブの周囲に分布された舌片と、外管に接し且つ該外管
の周囲に沿って分布された舌片とが設けられ、前記の金
属プレートは、アセンブリを形成するようにランプ容器
に固定連結され、前記のアセンブリは第１電流供給導体
によって支持され、第２貫通導体は、外管に接し且つマ
ウントに延在する可撓性導体に接続されるようにしたも
のである。

本発明のランプの構造は簡単で場所を取らず、このため
細い外管が可能である。ランプ容器は、すべての側を金
属プレートと一緒にガラス円筒状スリーブで取囲まれる
。この構造は、就中長い電流供給導体が可撓性で且つ外
管と接するために、ショックや振動にも確実に耐えるこ
とができる。

破裂に対する付加的な保護は、２つの個別の同心的なガ
ラス管を一端で溶着することによって２重壁としたラン
プにおいて得られる。この実施態様の変形では、円筒状
スリーブは、２つの同心的なガラス管が互に或る間隔で
存し、これ等の両ガラス管を固定する金属プレートに舌
片を設けることにより２重壁にされる。この目的で、舌
片は２つの管の間を把持するかまたはその代りに第１の
舌片が内側の管の内面と接しまた第２の舌片が外側の管
の外面と接するようにすることができる。

舌片がガラス円筒状スリーブの周囲を把持し、外管と接
する舌片と一体にされると有利である。

外管と接する舌片が弾性的に変形されると有利である。

好ましい一実施態様では、外管に接する舌片の自由端部
分が、外管から或る距離にわたりガラス円筒状スリーブ
に延在する。ランプがショックを受けると、ばねは、自
由端が円筒状スリーブと接する迄弾性変形することがで
き、その後強いショックがあると更に弾性変形が生じる
が、この場合には舌片は前よりも硬いばねとして働く。

金属プレートはランプ容器のシールに固定することがで
きる。有効な固定方法は、その開口部に沿って対向して
配設された弾性板を有する金属プレートで得られ、前記
の弾性板は電気的素子より遠ざかり、シールをクランプ
ばめで保持する。この場合前記の金属プレートは、これ
等プレートを関係のシール上に滑り込ませることにより
取付けることができる。

別の方法は、金属プレートを夫々の貫通導体に連結する
ことで、例えばこの導体を関係のプレートよりパンチア
ウトした舌片に溶接するようにする。

電気的素子が一対の電極でランプ容器が例えばナトリウ
ム含有封入ガスを有する場合には、例えば封入ガスより
のナトリウムまたは僅かな比率の他の要素の損失を防ぐ
ためにランプ容器のおおいを電流供給導体より絶縁する
のが望ましい。この場合、金属プレートを絶縁体例えば
セラミック材料で電流供給導体より隔離し、この絶縁体
が金属プレートを軸方向に閉じ、貫通導体における広《
された部分例えば同心スリーブまたは溶接で固着された
側方ワイヤによって固定することができる。

好ましい実施態様では、第１電流供給導体はマウントと
第１貫通導体の間に側方ループを有する。

この実施態様においては、ランプはショックに対して強
い耐性を有する。一変形では、第１電流導体はやはり絶
縁体を経てガラス円筒状スリーブの第１端部で金属プレ
ートに連結される。この変形は、第１電流供給導体を第
１貫通導体に電気的に固定する手段に小さな機械的荷重
しか生じない。

別の変形では、ねじられた導体が、一方においては金属
プレー！・に固定され、他方においては、マウント内に
固定された電流供給導体から絶縁される。

（実施例） 以下図面の実施例によって本発明を説明する。

第１図に示したランプは、真空気密状にシールされ、軸
２と、マウント４と溶着され且つ接点部をそなえたラン
プキャップ５内に配設された端部（３）とを有するガラ
スの外管ｌを有する。真空気密シール８，９を有するガ
ス封入ランプ容器７が外管１内に軸方向に取付けられて
いる。このランプ容器内には、電気的素子ＩＯすなわち
一対の電極が、第１シール８と第２シール９を経て夫々
マウント４に近づく方と該マウントより遠ざかる方に出
る第１貫通導体１１と第２貫通導体１２に夫々接続され
るように、軸方向に配設される。ガラスの円筒状スリー
ブ２０が、ランプ容器７を取囲むように外管ｌ内に軸方
向に配設される。この円筒状スリ一ブ２０は、マウント
４に近い第１端部２１と第２端部２２とを有し、少なく
とも一端で閉じられている。

第１電流導体ｌ３と第２電流導体１４とがランプキャッ
プ５における接点部６よりマウント４を経て第１貫通導
体ｌ１と第２貫通導体１２に夫々延在している。ランプ
は、ランプ容器７とガラス円筒状スリーブ２０を外管１
内に定置する手段を有する。

ガラス円筒状スリーブ２０は夫々の金属プレート２３．
　２４によってその両端を閉じられ、これ等の金属プレ
ートには、ガラス円筒状スリーブ２０の周囲に沿って分
布されて該スリーブのまわりを把持してこのスリーブと
接する舌片２５と、外管１と接し、該外管の周囲に沿っ
て分布された舌片２５が設けられる。ガラスの円筒状ス
リーブ２０と接する舌片と外管１と接する舌片は図では
一体にされている。

図では各プレート２３．　２４に２つの舌片が見える。

第３の舌片は図の右側の舌片２５の後ろにかくれている
。金属プレート２３．　２４は１つのアセンブリ２Ｇを
形成するようにランプ容器に強固に固定され、このアセ
ンブリは、第１電流供給導体ｌ３で支持される。第２貫
通導体１２は、外管１と接し且つマウント４に延在する
可撓性導体１５に連結される。ガラス円筒状スリーブ２
０は２重壁である。２つの別個の同心管が一端で互に溶
着される。例えばマグネシウム／ニッケルまたはクロー
ム／ニッケルの金属プレート　２３．　２４がランプ容
器７のシール８，９に固定される。これ等の金属プレー
ト２３．　２４は、シール８，９が通されるその開口部
に沿って、対向して配設された弾性板２７を有し、これ
等の弾性板は、電気的素子より遠ざけて向けられ、クラ
ンブばめにより夫々のシール８，９を保持する。第１電
流供給導体ｌ３は、マウント４と第１貫通導体の間で側
方ループｌ６を有する。

第２図では、第１図の部分に相当する部分はこれに５０
を加えた符号を有する。

ガラス円筒状スリーブ７０は２重壁で、２個の同心的な
管７８．　７９より成る。金属プレート７３．　７４は
、一度にそのうちの２個が見える内側管７８の内面に接
する４個の舌片８０と、一度にそのうちの３個が見える
４個の舌片７５を夫々有し、この舌片７５は外側管７９
のまわりを把持し、外管５ｌの壁を押す。これ等の舌片
７５は自由端８５を有し、この自由端は、外管５１から
或る距離にわたりガラス円筒状スリーブ７０に延在する
。

貫通導体６１．６２は夫々の絶縁体８１によって金属プ
１／一ト７３，　７４より隔離されている。これ等の絶
縁体はＴ形軸方向断面を有し、例えばセラミック材料よ
り成る。これ等は軸方向に金属プレート７３．７４を閉
じ、貫通導体６１．　６２の広くされた部分８２すなわ
ち図ではこれ等導体に溶接された金属スリーブによって
固定される。第１電流供給導体６３は部分的に絶縁体６
７で取巻かれ、この絶縁体は、ガラス円筒状スリーブ７
０の第１端部で金属プレート７３に連結された舌片８３
によって保持される。その結果、この電流供給導体６３
は、金属プレート７３シたがってアセンブリ７６に対す
る第２の固定手段を有する。

第２図に対応した符号を有する第３図では、電流供給導
体６３．　６４から絶縁され且つ金属プレート７３で舌
片８４に固定されるように、ねじられた導体６８がマウ
ント５４内に固定されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のランプの一実施例の側面図第２図は別
の実施例の側面図 第３図は更に別の実施例の側面図を示す。 ｌ，５１・・・外管　　　　　　２，５２・・・軸３，
５３・・・外管端部　　　　４，５４・・・マウント５
，５５・・・ランプキャップ　６，５６・・・接点部７
，５７・・・ランプ容器　　　８．　９，　５８．　５
９・・・シール１０．　６０・・・電気的素子 １１．６１・・・第１貫通導体　１２．　６２・・・第
２貫通導体１３．　６３・・・第１電流供給導体 １４．　６４・・・第２電流供給導体 ２０．　７０・・・ガラス円筒状スリーブ２１．７１・
・・第１端部　　　２２，　７２・・・第２端部２３，
　２４，　７３．　７４・・・金属プレート２５，　７
５，　８３．　８４・・・舌片　　２Ｂ，　７６・・・
アセンブリ７８・・・内側管　　　　　　７９・・・外
側管８５・・・舌片の自由端

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、真空気密状にシールされ、軸（２）と、マウント（
   ４）と溶着され且つ接点部（６）をそなえたランプキャ
   ップ（５）内に配設された端部（３）とを有する管状の
   外管（１）、この外管（１）内に軸方向に設けられた真
   空気密シール（８、９）を有するガス封入ランプ容器（
   ７）、前記外管（１）内にランプ容器（７）を取囲むよ
   うに軸方向に配設され、少なくとも一端が閉じられた、
   マウント（４）近くの第１端部（２１）と第２端部（２
   ２）とを有するガラス円筒状スリーブ（２０）、ランプ
   キャップ（５）の接点部（６）からマウント（４）を通
   って第１貫通導体（１１）と第２貫通導体（１２）に夫
   々延在する第１電流供給導体（１３）と第２電流導体（
   １４）、および、外管（１）内に位置するランプ容器（
   ７）とガラス円筒状スリーブ（２０）を保持する手段を
   有し、前記のランプ容器（７）内には電気的素子（１０
   ）が軸方向に配設され、この電気的素子は第１貫通導体
   （１１）と第２貫通導体（１２）に接続され、これ等の
   貫通導体は、第１シール（８）と第２シール（９）を夫
   々経て、マウント（４）に近づく方と該マウントより遠
   ざかる方に夫々前記のランプ容器より出るようにしたラ
   ンプにおいて、ガラス円筒状スリーブ（２０）は夫々の
   金属プレート（２３、２４）によってその両端で閉じら
   れ、この金属プレートには、ガラス円筒状スリーブ（２
   ０）に接し且つ該スリーブの周囲に分布された舌片（２
   ５）と、外管（１）に接し且つ該外管の周囲に沿って分
   布された舌片（２５）とが設けられ、前記の金属プレー
   ト（２３、２４）は、アセンブリ（２６）を形成するよ
   うにランプ容器（７）に固定連結され、前記のアセンブ
   リは第１電流供給導体（１３）によって支持され、第２
   貫通導体（１２）は、外管（１）に接し且つマウント（
   ４）に延在する可撓性導体（１５）に接続されたことを
   特徴とするランプ。 ２、ガラス円筒状スリーブ（２０）は２重壁である請求
   項１記載のランプ。 ３、ガラス円筒状スリーブ（７０）は２つの個別の同心
   ガラス管（７８、７９）を有し、金属プレート（７３、
   ７４）における舌片（７５、８０）が前記の管を固定す
   る請求項２記載のランプ。 ４、外管（１）と接する舌片（２５）は、ガラス円筒状
   スリーブ（２０）のまわりを把持する舌片（２５）と一
   体にされた請求項１または２記載のランプ。 ５、舌片（７５）の自由端部分（８５）は、外管（５１
   ）から或る距離にわたりガラス円筒状スリーブ（７０）
   に延在する請求項１または２記載のランプ。 ６、金属プレート（２２、２３）はランプ容器（７）の
   シール（８、９）に固定された請求項１または２記載の
   ランプ。 ７、金属プレート（２３、２４）は、シール（８、９）
   が貫通するその開口部に沿って、対向して配設された弾
   性板（２７）を有し、これ等弾性板は、電気的素子（１
   ０）より遠ざけて向けられ、各シール（８、９）をクラ
   ンプばめで保持する請求項６記載のランプ。 ８、金属プレート（７３、７４）は夫々の絶縁体（８１
   ）によって夫々の貫通導体（６１、６２）から隔離され
   、これ等の絶縁体は、軸方向に金属板（７３、７４）を
   閉じ、関係の貫通導体（６１、６２）の広がった部分で
   固定された請求項１または２記載のランプ。 ９、第１電流供給導体（１３）は、マウント（４）と第
   １貫通導体（１１）の間に側方ループ（１６）を有する
   請求項１または２記載のランプ。 １０、第１電流供給導体（６３）はやはり絶縁体（６７
   ）を経てガラス円筒状スリーブ（７０）の第１端部（７
   １）で金属プレート（７３）に連結された請求項９記載
   のランプ。 １１、ねじられた導体（６８）がガラス円筒状スリーブ
   （７０）の第１端部（７１）で金属プレート（７３）に
   固定され、前記の導体は、電流供給導体（６３、６４）
   から絶縁されるようにマウント（５４）内に固定された
   請求項９記載のランプ。