JPH07192699A - メタルハライドランプ - Google Patents
メタルハライドランプInfo
- Publication number
- JPH07192699A JPH07192699A JP33258293A JP33258293A JPH07192699A JP H07192699 A JPH07192699 A JP H07192699A JP 33258293 A JP33258293 A JP 33258293A JP 33258293 A JP33258293 A JP 33258293A JP H07192699 A JPH07192699 A JP H07192699A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- light emitting
- light
- metal halide
- lamp
- Prior art date
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランプの特性を低下させることなく衝撃に対
して強い構造を有し、かつランプ自体に外管破損防止構
造を有するメタルハライドランプを得る。 【構成】 石英ガラス製の発光管１は、発光部１ａと封
止部１ｂからなる。発光部１ａの内部には、一対の電極
と、始動用希ガスと水銀と金属ハロゲン化物が封入され
ている。発光部１ａの両端部には封止部１ｂが設けられ
ている。発光管１は、２重の透光性筒２によって囲繞さ
れ直管形状の外管１５内に内蔵されている。透光性筒２
の両端開口は金属プレート３，４によって閉塞されてい
る。発光管１のリード線は絶縁体７，８を貫通して透光
性筒２の外部でステム線９，１０にそれぞれ接続されて
いる。金属プレート３，４には、発光管の軸方向に沿っ
て相対向した弾性板１１，１２がそれぞれ設けられてお
り、この弾性板１１，１２によって発光管１の封止部１
ｂがそれぞれ狭持されている。
して強い構造を有し、かつランプ自体に外管破損防止構
造を有するメタルハライドランプを得る。 【構成】 石英ガラス製の発光管１は、発光部１ａと封
止部１ｂからなる。発光部１ａの内部には、一対の電極
と、始動用希ガスと水銀と金属ハロゲン化物が封入され
ている。発光部１ａの両端部には封止部１ｂが設けられ
ている。発光管１は、２重の透光性筒２によって囲繞さ
れ直管形状の外管１５内に内蔵されている。透光性筒２
の両端開口は金属プレート３，４によって閉塞されてい
る。発光管１のリード線は絶縁体７，８を貫通して透光
性筒２の外部でステム線９，１０にそれぞれ接続されて
いる。金属プレート３，４には、発光管の軸方向に沿っ
て相対向した弾性板１１，１２がそれぞれ設けられてお
り、この弾性板１１，１２によって発光管１の封止部１
ｂがそれぞれ狭持されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はメタルハライドランプに
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】メタルハライドランプは、従来、屋外照
明分野で使用されてきたが、近年になって店舗等の屋内
照明分野で、コンパクトな直管形状のランプが使用され
る機会が増えてきている。
明分野で使用されてきたが、近年になって店舗等の屋内
照明分野で、コンパクトな直管形状のランプが使用され
る機会が増えてきている。
【０００３】従来のメタルハライドランプとして、２重
構造の透光性筒によって発光管が囲繞され、透光性筒の
両端開口を金属プレートで閉塞し、発光管の両端から導
出したリード線が金属プレートを貫通し、このリード線
がそれぞれのステム線に接続されることによって発光管
を透光性筒内に保持した構造のランプがあった（特開平
２−２３０６５５号公報）。
構造の透光性筒によって発光管が囲繞され、透光性筒の
両端開口を金属プレートで閉塞し、発光管の両端から導
出したリード線が金属プレートを貫通し、このリード線
がそれぞれのステム線に接続されることによって発光管
を透光性筒内に保持した構造のランプがあった（特開平
２−２３０６５５号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一般に、発光管が高ワ
ットとなるとともに、発光管の重量も大きくなるため、
高ワットのランプでは輸送時や落下時等に発光管に加わ
る衝撃力が大きくなる。したがって、このような従来の
メタルハライドランプを高ワットのランプに用いた場
合、発光管は、その衝撃力に十分に耐えることができ
ず、封止部折れ等を発生することがある。発光管の封止
部の一部を金属プレートに貫通させて、透光性筒の外側
に導出し、その導出した封止部に、一端部がステム線に
接続された支持板の他端部を取り付けることによって、
輸送時や落下時等の衝撃力に耐え得るようにできるが、
これでは発光管封止部の一部を透光性筒の外側に出すこ
とになるために、発光管の温度が低下して十分なランプ
特性を得ることができなくなるという問題があった。
ットとなるとともに、発光管の重量も大きくなるため、
高ワットのランプでは輸送時や落下時等に発光管に加わ
る衝撃力が大きくなる。したがって、このような従来の
メタルハライドランプを高ワットのランプに用いた場
合、発光管は、その衝撃力に十分に耐えることができ
ず、封止部折れ等を発生することがある。発光管の封止
部の一部を金属プレートに貫通させて、透光性筒の外側
に導出し、その導出した封止部に、一端部がステム線に
接続された支持板の他端部を取り付けることによって、
輸送時や落下時等の衝撃力に耐え得るようにできるが、
これでは発光管封止部の一部を透光性筒の外側に出すこ
とになるために、発光管の温度が低下して十分なランプ
特性を得ることができなくなるという問題があった。
【０００５】本発明は、ランプの特性を低下させること
なく輸送時や落下時等に生じる衝撃に対して強い構造を
有し、かつランプ自体に外管破損防止構造を有するコン
パクトなメタルハライドランプを提供することを目的と
するものである。
なく輸送時や落下時等に生じる衝撃に対して強い構造を
有し、かつランプ自体に外管破損防止構造を有するコン
パクトなメタルハライドランプを提供することを目的と
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のメタルハライド
ランプは、内部に一対の電極を有し、かつ水銀、始動用
希ガスとともに金属ハロゲン化物が封入された発光部、
および、この発光部の両端部に設けられた封止部を有す
る発光管と、前記発光管を囲繞する透光性筒と、前記透
光性筒を保持し、かつ前記透光性筒の両端開口を閉塞し
たプレートと、前記発光管、前記透光性筒および前記プ
レートを内蔵する外管とを備え、前記プレートは、前記
発光管の軸方向に沿って相対向して設けられた弾性板を
有し、前記弾性板によって前記封止部を狭持した構成を
有する。
ランプは、内部に一対の電極を有し、かつ水銀、始動用
希ガスとともに金属ハロゲン化物が封入された発光部、
および、この発光部の両端部に設けられた封止部を有す
る発光管と、前記発光管を囲繞する透光性筒と、前記透
光性筒を保持し、かつ前記透光性筒の両端開口を閉塞し
たプレートと、前記発光管、前記透光性筒および前記プ
レートを内蔵する外管とを備え、前記プレートは、前記
発光管の軸方向に沿って相対向して設けられた弾性板を
有し、前記弾性板によって前記封止部を狭持した構成を
有する。
【０００７】
【作用】この構造により、弾性板はその弾性力によって
落下時等に発光管に加わる衝撃から発光管を保護する。
また、封止部を含む発光管全体は透光性筒に囲繞されて
いるため、発光管温度は低下せず良好なランプ特性を得
ることができる。
落下時等に発光管に加わる衝撃から発光管を保護する。
また、封止部を含む発光管全体は透光性筒に囲繞されて
いるため、発光管温度は低下せず良好なランプ特性を得
ることができる。
【０００８】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【０００９】本発明の一実施例の２５０Ｗメタルハライ
ドランプを図１に示す。内径１９ｍｍの石英ガラス製の
発光管１は、発光部１ａと封止部１ｂからなり、発光部
１ａの内部には、一対の電極（図示せず）と、始動用希
ガスとして１００００パスカルのアルゴンと２５ｍｇの
水銀の他に、ＴｌＩ１．７ｍｇ，ＤｙＩ 3６．２ｍｇ，
ＣｓＩ２．１ｍｇの金属ハロゲン化物が封入されてい
る。発光部１ａの両端部には、電極が封止された封止部
１ｂが設けられている。発光管１は、２重の透光性筒２
によって囲繞され直管形状の外管１５内に内蔵されてい
る。透光性筒２の両端開口は例えばステンレス製の金属
プレート３，４によって閉塞され、かつ透光性筒２は金
属プレート３，４の発光管１の軸方向に沿って設けられ
た舌片５，６により両端部をそれぞれ狭持されている。
金属プレート３，４の端縁には金属プレート３，４の外
方に向かって突出した舌片１３，１４が設けられてお
り、この舌片１３，１４が外管１５の内面に接触して外
管１５内で固定されている。発光管１のリード線は絶縁
体７，８を貫通して透光性筒２の外部でステム線９，１
０にそれぞれ溶接されて接続されている。金属プレート
３，４には、発光管の軸方向に沿って相対向した弾性板
１１，１２がそれぞれ設けられており、この弾性板１
１，１２によって発光管１の封止部１ｂがそれぞれ狭持
されている。なお、１６は口金である。また、弾性板１
１，１２と舌片５，６は切り起こされて金属プレート
３，４に一体成形されている。さらに、弾性板１１，１
２の先端部はくの字形に成形されているため、組立時に
おいて、発光管１の封止部１ｂを弾性板間に挿入しやす
い。
ドランプを図１に示す。内径１９ｍｍの石英ガラス製の
発光管１は、発光部１ａと封止部１ｂからなり、発光部
１ａの内部には、一対の電極（図示せず）と、始動用希
ガスとして１００００パスカルのアルゴンと２５ｍｇの
水銀の他に、ＴｌＩ１．７ｍｇ，ＤｙＩ 3６．２ｍｇ，
ＣｓＩ２．１ｍｇの金属ハロゲン化物が封入されてい
る。発光部１ａの両端部には、電極が封止された封止部
１ｂが設けられている。発光管１は、２重の透光性筒２
によって囲繞され直管形状の外管１５内に内蔵されてい
る。透光性筒２の両端開口は例えばステンレス製の金属
プレート３，４によって閉塞され、かつ透光性筒２は金
属プレート３，４の発光管１の軸方向に沿って設けられ
た舌片５，６により両端部をそれぞれ狭持されている。
金属プレート３，４の端縁には金属プレート３，４の外
方に向かって突出した舌片１３，１４が設けられてお
り、この舌片１３，１４が外管１５の内面に接触して外
管１５内で固定されている。発光管１のリード線は絶縁
体７，８を貫通して透光性筒２の外部でステム線９，１
０にそれぞれ溶接されて接続されている。金属プレート
３，４には、発光管の軸方向に沿って相対向した弾性板
１１，１２がそれぞれ設けられており、この弾性板１
１，１２によって発光管１の封止部１ｂがそれぞれ狭持
されている。なお、１６は口金である。また、弾性板１
１，１２と舌片５，６は切り起こされて金属プレート
３，４に一体成形されている。さらに、弾性板１１，１
２の先端部はくの字形に成形されているため、組立時に
おいて、発光管１の封止部１ｂを弾性板間に挿入しやす
い。
【００１０】落下時に発光管に加わる衝撃力は、重量の
大きな高ワットランプほど大きい。２３０Ｇの衝撃テス
トにおいて、１５０Ｗ以下の小形のメタルハライドラン
プの場合には金属プレートに弾性板のない構造であって
も発光管が損傷することはなかったが、金属プレートに
弾性板のない構造の２５０Ｗのメタルハライドランプの
場合、衝撃テストにおいて発光管の封止部に折れが発生
した。
大きな高ワットランプほど大きい。２３０Ｇの衝撃テス
トにおいて、１５０Ｗ以下の小形のメタルハライドラン
プの場合には金属プレートに弾性板のない構造であって
も発光管が損傷することはなかったが、金属プレートに
弾性板のない構造の２５０Ｗのメタルハライドランプの
場合、衝撃テストにおいて発光管の封止部に折れが発生
した。
【００１１】本実施例の２５０Ｗのメタルハライドラン
プを１０本製作し、同様な衝撃テストを行なったとこ
ろ、発光管の封止部折れが生じたものは１本も確認され
ず、発光管の封止部折れを防止することができた。
プを１０本製作し、同様な衝撃テストを行なったとこ
ろ、発光管の封止部折れが生じたものは１本も確認され
ず、発光管の封止部折れを防止することができた。
【００１２】以上のように、本実施例のメタルハライド
ランプは、ランプの特性を低下させることなく輸送時や
落下時等の衝撃に対して強い構造を有するため、衝撃が
加わっても封止部折れ等の不具合が生じることがなく、
また、ランプ自体に外管破損防止構造を有するので、発
光管が破損しても外管が飛散することを防止できる。
ランプは、ランプの特性を低下させることなく輸送時や
落下時等の衝撃に対して強い構造を有するため、衝撃が
加わっても封止部折れ等の不具合が生じることがなく、
また、ランプ自体に外管破損防止構造を有するので、発
光管が破損しても外管が飛散することを防止できる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ランプの特性を低下させることなく輸送時や落下時等の
衝撃に対して強い構造を有し、また、ランプ自体に外管
破損防止構造を有するメタルハライドランプを得ること
ができる。
ランプの特性を低下させることなく輸送時や落下時等の
衝撃に対して強い構造を有し、また、ランプ自体に外管
破損防止構造を有するメタルハライドランプを得ること
ができる。
【図１】本発明の一実施例である２５０Ｗのメタルハラ
イドランプの正面図
イドランプの正面図
１ 発光管 １ａ 発光部 １ｂ 封止部 ２ 透光性筒 ３，４ 金属プレート １１，１２ 弾性板
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に一対の電極を有し、かつ水銀、始
動用希ガスとともに金属ハロゲン化物が封入された発光
部、および、この発光部の両端部に設けられた封止部を
有する発光管と、前記発光管全体を囲繞する透光性筒
と、前記透光性筒を保持し、かつ前記透光性筒の両端開
口を閉塞したプレートと、前記発光管、前記透光性筒お
よび前記プレートを内蔵する外管とを備え、前記プレー
トは、前記発光管の軸方向に沿って相対向して設けられ
た弾性板を有し、前記弾性板によって前記封止部を狭持
していることを特徴とするメタルハライドランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05332582A JP3135440B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | メタルハライドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05332582A JP3135440B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | メタルハライドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07192699A true JPH07192699A (ja) | 1995-07-28 |
| JP3135440B2 JP3135440B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=18256546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05332582A Expired - Fee Related JP3135440B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | メタルハライドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3135440B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6492764B2 (en) | 2000-08-29 | 2002-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Metal halide lamp |
| JP2007103377A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Osram Sylvania Inc | 発光管及びシュラウドホルダ |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP05332582A patent/JP3135440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6492764B2 (en) | 2000-08-29 | 2002-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Metal halide lamp |
| JP2007103377A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Osram Sylvania Inc | 発光管及びシュラウドホルダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3135440B2 (ja) | 2001-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071201 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201 |
|
| FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |