JP2542098Y2 - 流し台用ごみ処理器 - Google Patents

流し台用ごみ処理器

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JP2542098Y2
JP2542098Y2 JP1503591U JP1503591U JP2542098Y2 JP 2542098 Y2 JP2542098 Y2 JP 2542098Y2 JP 1503591 U JP1503591 U JP 1503591U JP 1503591 U JP1503591 U JP 1503591U JP 2542098 Y2 JP2542098 Y2 JP 2542098Y2
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忠男 戸塚
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忠男 戸塚
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流し台の排水口に嵌挿さ
れて使用される流し台用ごみ処理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台の排水口には残飯、野菜、
果物の皮、種等(以下これらを総称してごみと呼ぶ)が
下水に流れないようにするため、ごみ処理器を設けてい
る。従来のごみ処理器を図5によって説明する。図5は
従来の流し台用ごみ処理器を示す斜視図である。同図に
おいて、1は流し台、2は流し台1の流し槽、3は流し
槽2の内底面4に設けられた排水口、5は排水口3に嵌
挿される流し台用ごみ処理器で、このごみ処理器5は適
宜板厚を有する鋼板等によって上方に解放する筒状体に
形成され周面および底面に多数の小さな(直径1mm程
度)水切り孔7を有する処理器本体6と、処理器本体6
の取手8と、処理器本体6の上面開口部を覆うゴム製の
カバー9とで構成されている。カバー9の中央にはごみ
が処理器本体6内に収納されるよう複数の切り込み10
が放射状に形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のごみ処理器5においては、処理器本体6内に
流れ込んだ水の水切りを水切り孔7によって行っている
だけで、ごみの水切りを強制的に行うものではなく、そ
のため、ごみ処理器5を排水口3から抜き出した際、水
が処理器本体6から滴り落ち、流し台1や食器さらには
床を汚し、非衛生的であるという問題があった。そこ
で、人によってはごみ処理器5を排水口3から抜き出す
際、カバー9を取り外して処理器本体6内のごみを手で
押し付け、ごみの水切りを行っているが、このような水
切り作業は本来的に気持ちが悪く、また手を汚すため、
ごみの水切りを手を汚すことなく確実に行うことができ
るごみ処理器が要望されている。
【0004】したがって、本考案は上記したような従来
の問題点および要望に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、処理器本体内のごみの水切りを手を汚
すことなく強制的にしかも確実に行い得るようにした流
し台用ごみ処理器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る流し台用ご
み処理器は、流し台の排水口に嵌挿される流し台用ゴミ
処理器の周壁を、屈伸自在に連結された上側リンク,下
側リンクを備えたリンク部材を周方向に多数並べること
によって形成し、前記上側リンクの上端をごみ処理器上
部の支持リングに、下側リンクの下端を底板にそれぞれ
揺動自在に連結してなり、前記上側リンクを下方へ向か
うにしたがって次第に内方へ延びるよう傾斜させ、上下
リンクを連結する部分を上側リンクの上端支持部より内
方に位置づけたものである。
【0006】
【作用】水切り時にごみ処理器を上方から押圧すると、
リンク部材は上下リンクの連結部がごみ処理器の内方へ
向かうように「く」の字状に折れ曲がり、ごみ処理器に
おける前記連結部より下方のごみ収納部を小径化させ、
ごみを絞る。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図4に
よって詳細に説明する。図1は本考案に係る流し台用ご
み処理器の斜視図、図2は本考案に係る流し台用ごみ処
理器の動作を示す断面図、図3は本考案に係るごみ処理
器のリンク部材を拡大して示す正面図で、同図はごみ処
理器内から見た状態を示す。図4は図3におけるIV−IV
線断面図である。これらの図において、11は本考案に
係る流し台用ごみ処理器で、このごみ処理器11は、上
方に解放する筒状を呈する処理器本体12を備えてい
る。この処理器本体12は、処理器本体12の開口縁を
構成する支持リング13と、この支持リング13に両端
を枢支された取手14と、処理器本体12の周壁を形成
するリンク部材15,15・・・と、処理器本体12の
底を形成する平面視円形の底板16等とから構成されて
いる。
【0008】前記周壁形成用のリンク部材15は、細長
い棒状に形成された上側リンク21と下側リンク22と
を水平な連結軸23によって屈伸自在に連結して構成さ
れ、支持リング13および底板16の周方向に沿って多
数並設されている。なお、上側リンク21は下側リンク
22より短く形成され、上側リンク21と下側リンク2
2とは、連結軸23が両リンクを貫通するように、連結
側端部どうしを支持リング13の周方向に沿って並べて
重ねるようにして連結されている。また、各リンク部材
15における上側リンク21の自由端部(上端部)は、
略円環状に形成された軸部材24に貫通されて枢支され
ており、この軸部材24を介して前記支持リング13に
揺動自在に取付けられている。すなわち、全てのリンク
部材15の上側リンク21は支持リング13に支持され
ることになる。ここで、支持リング13における上側リ
ンク支持部を図3および図4によって詳述する。支持リ
ング13は、本実施例では筒部と、この筒部の上縁に設
けられた内フランジとによって断面L字状に形成され、
筒部の内周側に上側リンク21の上端部が位置づけられ
ている。そして、前記筒部の内周面における隣り合う上
側リンク21どうしの間となる部位に、径方向内側へ突
出する係止片13aが設けられており、この係止片13
aに前記軸部材24が係止されている。筒部の内周面1
3bは、下側へ向かうにしたがって次第に径方向内側へ
突出するように傾斜して形成され、その面で上側リンク
21を支承するように構成されている。すなわち、この
支持リング13に上側リンク21を取付けると、上側リ
ンク21は下方へ向かうにしたがって次第に径方向内側
へ延びるように傾斜する。このため、下側リンク22と
の連結部が上側リンク21の上端支持部より内方に位置
づけられることになる。
【0009】また、前記下側リンク22の自由端部(下
端部)も、上側リンク21の上端支持部と同等の支持構
造によって支持されている。すなわち、下側リンク22
の下端部は、略円環状に形成された軸部材25に貫通さ
れて枢支されており、この軸部材25を介して底板16
に揺動自在に取付けられている。底板16における下側
リンク支持部は、図3および図4に示すように構成され
ている。すなわち、底板16の周縁部に上方へ突出する
爪片16aを切り起こしによって形成し、この爪片16
aの先端部を折曲げることによって軸部材25を係止す
るように構成されている。
【0010】上述したように構成されたリンク部材15
は、隣り合うものどうしが屈伸動作を干渉しない程度に
接近されて多数並べられる。このようにすると、隣り合
う上側リンク21どうし、下側リンクどうしの間にそれ
ぞれ水切り用の隙間26が設けられることになる。
【0011】前記底板16は鋼板等のプレス加工によっ
て形成され、多数の小さな水切り孔27を有している。
なお、28は処理器本体12内に溜まったごみを示す。
【0012】このように構成されたごみ処理器11によ
れば、処理器本体12の内部に溜まっているごみ28の
水切りを強制的に行うことができる。すなわち、処理器
本体12内に溜まったごみ28を排出する際に取手14
を持って支持リング13を押し下げると、図2に示すよ
うに各リンク部材15は、上下リンクの連結部がごみ処
理器11の内方へ向かうように「く」の字状に折れ曲が
る。そして、ごみ処理器11における前記連結部より下
方のごみ収納部を小径化させて内部のごみ28を圧縮
し、水分を絞り出す。絞り出された水は隣り合うリンク
部材15どうしの間の隙間26および底板16の水切り
孔27から処理器本体12の外部へ排出される。したが
って、手でわざわざごみ28を押し付けたりすることな
くごみ28の水切りを確実に行うことができ、水切り効
果大である。
【0013】なお、本実施例ではリンク部材15の上側
リンク21および下側リンク22を揺動自在に処理器本
体12に連結するために環状の軸部材24,25を使用
したが、上下各リンク21,22の支持構造は適宜変更
することができる。また、軸部材を処理器本体12に固
定する構造としては、係止片13aや爪片16aを使用
しない構造とすることもできる。すなわち、軸部材に支
持体を貫通支持させ、この支持体を支持リング13や底
板16に接着する構造とすることもできる。また、本実
施例では手で支持リング13を押し下げてごみ28を絞
るようにした場合について説明したが、本発明はこれに
何等特定されるものではなく、レバー式、電動式、水圧
式等適宜な手段によって圧力を掛けてリンク部材15の
中央部を内側に屈曲させるように構成してもよいことは
勿論である。さらに、本実施例ではリンク部材15を上
側リンク21と下側リンク22の2本のリンクで構成し
た例を示したが、上側リンク21と下側リンク22の間
に中間リンクを介装させることもできる。なお、この中
間リンクの本数も任意に設定することができる。このよ
うにする場合には、中間リンクが水切り時にごみ処理器
の中心側へ移動するように、中間リンクを上下両リンク
に対して一定方向へのみ回動させるような回り止め部材
を設けることが望ましい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る流し台
用ごみ処理器は、流し台の排水口に嵌挿される流し台用
ゴミ処理器の周壁を、屈伸自在に連結された上側リン
ク,下側リンクを備えたリンク部材を周方向に多数並べ
ることによって形成し、前記上側リンクの上端をごみ処
理器上部の支持リングに、下側リンクの下端を底板にそ
れぞれ揺動自在に連結してなり、前記上側リンクを下方
へ向かうにしたがって次第に内方へ延びるよう傾斜さ
せ、上下リンクを連結する部分を上側リンクの上端支持
部より内方に位置づけたため、水切り時にごみ処理器を
上方から押圧すると、リンク部材は上下リンクの連結部
がごみ処理器の内方へ向かうように「く」の字状に折れ
曲がる。このため、ごみ処理器における前記連結部より
下方のごみ収納部を小径化させ、内部のごみを圧縮して
ごみの水切りを強制的に行うことができる。したがっ
て、手を汚したりすることなくごみの水切りを確実に行
うことができ、水切り効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る流し台用ごみ処理器の斜視図であ
る。
【図2】本考案に係る流し台用ごみ処理器の動作を示す
断面図である。
【図3】本考案に係るごみ処理器のリンク部材を拡大し
て示す正面図で、同図はごみ処理器内から見た状態を示
す。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】従来の流し台用ごみ処理器を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 流し台 3 排水口 11 流し台用ごみ処理器 12 処理器本体 13 支持リング 15 リンク部材 16 底板 21 上側リンク 22 下側リンク 23 連結軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台の排水口に嵌挿される流し台用ゴ
    ミ処理器の周壁を、屈伸自在に連結された上側リンク,
    下側リンクを備えたリンク部材を周方向に多数並べるこ
    とによって形成し、前記上側リンクの上端をごみ処理器
    上部の支持リングに、下側リンクの下端を底板にそれぞ
    れ揺動自在に連結してなり、前記上側リンクを下方へ向
    かうにしたがって次第に内方へ延びるよう傾斜させ、上
    下リンクを連結する部分を上側リンクの上端支持部より
    内方に位置づけたことを特徴とする流し台用ごみ処理
    器。
JP1503591U 1991-02-25 1991-02-25 流し台用ごみ処理器 Expired - Lifetime JP2542098Y2 (ja)

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